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6050 story

「1画面2表示」の新表示方式を提案 52

ストーリー by GetSet
あの特許の回避を狙う 部門より

alvein 曰く、 "ZDNETの記事によると、以前話題になったエイディシーテクノロジーの2画面携帯電話の特許に抵触しないであろう携帯電話の試作機が、東北パイオニア/半導体エネルギー研究所/エルディスの3社より、フラットパネルディスプレイ製造技術展に展示された。
この携帯電話は「デュアルエミッション型有機ELパネル」と呼ばれる有機ELを使用し、1枚のパネルで表と裏の2表示を行えるようになっている。表の画像が裏側へ鏡像として透けるような構造になっているとのことだ。 2画面携帯電話の特許に抵触しない形として「リボルバースタイル」も登場していますが、特許がきっかけとなったであろう新しいスタイルは今後どう普及していくのか? 展開が気になるところです。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • たとえば、 (スコア:2, 参考になる)

    by ababincho (14851) on 2003年07月05日 21時00分 (#352789)
    外側の画面で電波の受信状態とか電池の残存容量を表示しなければ良いってことは、

    • 第2のディスプレイから待ち受け表示や、電源容量、電界強度などの表示を排し、LEDの色か何かで表示をする。

    • 第2のディスプレイには、それ以外のものは何でも表示できる。

    とすれば回避できるのかな。

    この会社EPG [epoint.co.jp]の特許もとっているんですね。
    これもなかなかすごい。まだ出願中ですが、こんなのもあります。

    正式に特許されると、次の仕組みが全て特許権侵害となります。
      ・携帯電話の画面に当日の番組表を表示する。
      ・BSデジタル放送のテレビ画面に当日の番組表を表示する。
      ・パソコンの画面にインターネットを通じて当日の番組表を送る。
    なんだかなあ。
    • by Anonymous Coward
      > この会社EPG [epoint.co.jp]の特許もとっているんですね。

      オフトピだが、ジェム○ターといいこの会社といい、やってられない。
      別に多少のお金を払えば使えるなら、問題無いんだけどねぇ。
      後から法外な金額を要求したり、画面1/3くらいの広告を強制したり
      するような人たちだから…

      # これもどうせ、後から追加したネタじゃないの?
  • 実物は見ていないのですが。

    透明TFTの研究開発もされているけれどまだまだなので
    (しばらく前のScienceに載っていましたが、
    今のシリコンプロセスが置き換わるのは何十年後かなあ)
    これはパッシブ型でしょうね。
    アクティブでTFTが丸出しになると外部光で誤動作してしまう。
    なのでTFTへはクロム膜などで外部光を遮断しないといけない。
    これがアクティブディスプレイの開口率(≒透過率)が下がる原因です。
    今回のコレはかなり透明らしいのでアクティブではなさそうです。
    しかしパッシブだと今の携帯電話用途にはキャパがきついかな。
    まあ有機ELだという時点で消費電力が液晶にかなわないので
    モバイル用途では不向きだと思うのですが。

    # 特許の不毛な議論より技術論を語りたい。
    • 技術論を語りたいのなら参考文献をきちんと理解することが先決だろう?
      元ネタ記事の図には薄膜トランジスタの絵が書かれてあるからこれはパッシブではなくアクティブマトリックス駆動をしていると思われるが?
      それから今回のは透明TFTは関係が無いだろう。有機ELにはトップエミッションとボトムエミッションがあり、これを重ね合わせるように組み合わせてTFTと重なっていない開口部分の発光構造が特徴だろう。TFTの光に対する対策は現状の液晶と同じと思えばそう難しいものだとは思われんのだが。
      さらに有機ELと液晶での電力比較は自己発光素子と遮光
      • # どちらに付けるか困ったのですが。

        元記事を最後まで読んでいませんでした。すみませんです。アクティブですね。
        トップエミッションのボトムエミッションに対するメリットは
        開口率が広いので同じ輝度を得るときにピクセル単位での駆動電圧を下げることが出来る、と理解しています。
        有機ELの素子特性で駆動電圧が上がると効率が下がってしまうので。
        まあトップエミッション化することでボトムエミッションより駆動電圧が上がることはありますが。
        今回の形式でも結局はパネル輝度を得るためにある程度の高電圧低効率での駆動が必要なのではないでしょうか。

        そして、今のディスプレイに慣れた人のほとんどが白背景に黒文字を使っているでしょう。
        紙のメタファーに近いものがあって逃れられないのです。
        このため有機ELパネルを使っても全面白表示に近くなってしまう、
        全発光させる必要がある、すなわち電力を食うのではないでしょうか。
        黒背景に文字を出すような使い方に変えることができるでしょうか。
        さらに、今の携帯電話では背面パネルの待ち受け画面で時計を表示させていたりしますが、
        このときにはバックライトを切っています。
        しかし有機ELでは待ち受け画面であっても電流を流し続ける必要がありますよね。
        待ち受け画面に慣れてしまった人はディスプレイを切りっぱなしにできないでしょう。
        結果として、電圧駆動の液晶に比して電流駆動の有機ELの方が
        電力を食うことになると思うのです。

        もっと言うと、今のパワーユーザは通常時バックライトオフにしています。
        携帯電話の液晶パネルは透過型ではなく、半透過型もしくは反射型なのです。
        パネルのみでの消費電力比較では有機ELは液晶に敵わないのではないでしょうか。
        電力を気にしなければならないモバイル用途よりも、
        それほどには気にしなくても良い車載や家電などのほうが現実的だと思うのです。
        とは言っても、まだろくに製品化されていないのは家電などで必要とされる
        長寿命化が達成し得ていない、焼き付きが出てしまうという致命的な欠陥が残っています。
        「輝度半減時間」で数万時間ではテレビや家電の表示画面などにはとても使えないですよね。
        携帯電話のライフサイクルが短いからと言ってもそこにターゲット設定するのは方向性が間違っていると思うのです。
        親コメント
        • > このため有機ELパネルを使っても全面白表示に近くなってしまう、
          > 全発光させる必要がある、すなわち電力を食うのではないでしょうか。

          白と言っても最大輝度の白を出す必要は無い。
          字が黒く見える程度の明るさの白であれば目的は果たせる。対して液晶の場合は最大の白に備えて常に最大の輝度を全面に対して用意していなくてはならないのでバックライト込みでの省電力の観点では辛いだろう。

          > さらに、今の携帯電話では背面パネルの待ち受け画面で時計を表示させていたりしますが、
          > このときにはバックライトを切っています。
          >しかし有
      • もう少し書こう。
        そもそも液晶はその動作原理から偏光を使う。これはとりもなおさずバックライトの光の半分を捨てて(捨てる分を回収しようというフィルムとかあるが)いる。さらにバックライトの光はRGBの3原色に分けるためのカラーフィルターで余分な光は捨てられているから原理的に光は3分の1になる。つまり液晶はどんなにがんばっても元のバックライトの6分の1しか光を有効に利用できないのだ。
        かたや有機ELに代表される自己発光型の場合は自身が発する光が直接
        • 貴方は本当にディスプレイ屋さんですか?少々ロジックが変です。

          おそらく貴方はモバイル用途での半透過型や反射型+フロントライトではなく、
          デスクトップ、モバイルPCなどでの透過型LCDを想定していますね。

          > バックライトに使用されている蛍光灯の発光効率はいいところ30%だと思われる。

          違います。
          PC用途で考えたときでも冷陰極管の効率はとてつもなく高いです。
          蛍光灯ではほぼ100%近いですし、LCDバックライトに用いられる三波長ピーク型でもかなりのものです。
          ご存知だとは思いますが、有機ELでは内部量子効率が最高でも25%です。
          最近の燐光系では100%近くにはなりますが、やはりまだ寿命の問題があります。
          さらに有機ELでは取り出し効率の問題があります。
          発光した光が外部に出るのは発光した光の20%くらいです。
          結果として、有機ELは外部量子収率で冷陰極管に当面敵わないのです。

          > 元のバックライトの6分の1しか光を有効に利用できないのだ。
          > 液晶に対して6倍のアドバンテージがある。

          極論してしまえば、ありません。
          バックライトの光の半分を捨てる必要もありません。
          コレステリック液晶、ダイクロイックミラーなどを使うことで再帰できます。
          ピクセルで使用されなかった異なるRGB光源を再帰利用することも出来ます。
          今のところは消費電力よりパネル作製コストが優先ですので
          それらを実基板に適用しているものは市販されていないかと思いますが、
          実験レベル、試作レベルでは既に事例があります。
          ついでに言うと、有機ELでは「黒を黒にする」ために円偏光板を使うので
          パネルとしての取り出し効率はさらに半分になります。
          最高に高く見積もっても三倍どまりですね。

          > さらに高電圧が必要なので

          駆動屋の目で見ると、低電圧高電流な有機ELよりも高電圧低電流の冷陰極管のほうがはるかに扱いやすいのです。
          駆動電圧が高いからと言ってもW/Wでの効率が下がることは大してありません。

          > 液晶は完全に電力効率の面で有機ELに負けることになるだろう。

          当面は無いでしょう。
          まず考えなければならないことはそのコストなのです。
          いくら高品質なものであっても高価では売れないので商売になりません。

          # 申し訳無いですが、事情があって今後はこの件についてコメントできません。
          親コメント
          • >> バックライトに使用されている蛍光灯の発光効率はいいところ30%だと思われる。

            >違います。
            >PC用途で考えたときでも冷陰極管の効率はとてつもなく高いです。
            >蛍光灯ではほぼ100%近いですし、LCDバックライトに用いられる三波長ピーク型でもかなりのものです。

            100%というのはいくらなんでも違うだろう。冷陰極管の場合陰極近傍での電圧降下でかなりの発熱が起きるし、発光に至るまでに放電→(水銀)→紫外線→(蛍光体)→可視光 と効率が下がる要因が多く存在する。100lm/Wを100%と勘違いしているのではないかな?

            >バックライトの光の半分
            • > とあったので突っ込んでみたのだけども突っ込みすぎたのかな?

              詳細例を挙げるためには内部機密情報をリークせざるを得ないくらい
              話題が深くなってきているのです。
              素子としての一般論ならともかく、パネルの話になると…。
              ということでそろそろヤバいのです。
              すみませんです。
              ただ、有益な議論でした。
              親コメント
            • 一般論に限って捕捉しておきます。
              それとROMっている人のために少々くどく書きますがご容赦ください。

              > 100lm/Wを100%と勘違いしているのではないかな?

              lmは「物理量」ではなく「心理的物理量 [dion.ne.jp]」なのです。
              SI単位系でcdは「540×10^12Hzの単色光での1/683W」と定義されています。
              なのでどんなにがんばっても最高効率は683lm/Wになります。
              なお単位換算は lm = cd / sr です。
              # とある先生(自分自身がトップエミッションしている『輝度』の高い方)が
              # 「800lm/Wくらいまで目指す」と言ったのを聞いて「コイツはダメだ」と思ったことがあります。

              視感度(肉眼の波長による感度)は波長依存で大きな差があります。
              波長550nmの緑色光での感度と比較して、480nmの青では約1/6、650nmの赤では約1/2になります。
              ディスプレイではRGB各色を混合して白色に等色していますが、
              白を出す時に俗にB:G:R比で1:6:3が必要と言われるのはこのためです。
              なおこのときRGBでフォトン数ではほぼ同等になっています。
              視感度の低い480nmの青色光でW/W効率100%で発光しても110cdにしかならないのです。
              紫外線や赤外線で煌々と光っていても、人間の目に見えないので0lm/Wになります。
              lm/Wのみで効率を考えると誤りを犯すことになります。

              白色蛍光灯光での肉眼で見える範囲の放射束Wを全て積算して
              「W/W効率で積算すれば」90%くらいにはなるはずです。
              かなり面倒なので自分自身で計算したことはありませんが。
              親コメント
  • by Qs (1185) on 2003年07月05日 11時44分 (#352547) 日記
    よく知らんのだが、ふつーの携帯の液晶パネルの裏には何も入っていないものなんですかね。

    もしパネル裏に部品がぎっしりなら、このパネルはまず採用されないでしょうね。技術的には面白いですが。

    リボルバーを最初に見たとき、すぐに「二画面特許の回避」が頭に浮かびました。

    • Re:パネルの裏 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by virtual (15806) on 2003年07月05日 13時21分 (#352579)
      >もしパネル裏に部品がぎっしりなら、このパネルはまず採用されない

      その考え方は間違いです。話が逆です。
      今のパネルの裏に臓物が詰まっていても(現に詰まっています)このパネルで行こうと決めたら裏は何とかして空けるのです。

      折り畳んだ筐体の間にこのパネルが1枚はさまった構造でもいいんだし。(はい、これでこのアイディアは「公知」ね)
      親コメント
      • by parsley (5772) on 2003年07月05日 14時30分 (#352600) 日記
        でも、バックライトは入れられないんですね。この方式ですと。
        --
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        親コメント
        • Re:パネルの裏 (スコア:1, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2003年07月05日 14時50分 (#352606)
          ELは自ら光るのでバックライトは要らないと思います
          親コメント
        • by Anonymous Coward
          > それでも液晶の場合、バックライトやら、導光板やらで
          >結構分厚くなってしまうのだけど、自発光のEL式ならほんとに
          >薄板一枚みたいな厚さにできるようになるってことかな。
          と。
    • Re:パネルの裏 (スコア:2, 参考になる)

      by kg (16576) on 2003年07月06日 6時12分 (#352972)

      リボルバーの携帯 [zdnet.co.jp]が発表されたのは2003年4月22日。

      2画面を有する携帯電話に関する特許 [epoint.co.jp]を発表したのは2003年3月4日ですから、リボルバー携帯の開発当初の目的は二画面特許の回避というよりも液晶が回らなくてはいけなかった理由 [zdnet.co.jp]で書かれている
      端末メーカーの本音も忘れてはいけない。各社はっきりとは言わないが、折りたたみ型にはNECの特許が多数絡んでおり、できるならば独自のスタイルを確立したいのだ。
      というのがあるのではないかと考えます。Googleで引っかかった2001/07/31のコラム [iforum.jp]にはこんなことも書かれていますしね。
       NEC。実はとんでもない特許が各社を悩ませている。ICの配置である。NECは2つ折りに携帯を設計する場合、ここに、こういう機能のICを配置するんですよという特許を抑えている。
      親コメント
      • by Qs (1185) on 2003年07月06日 12時08分 (#353041) 日記
        2画面特許に関しては、各社固く口を閉ざしています。場合によっては、知っているかどうかすらコメントしていません。ですので、ZDnetの記事はうそじゃないけどそれが全てではないと思っています。

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2003年07月05日 12時26分 (#352559)
       FOMAなどの集積化があまり進んでない技術をつかっている
      どでかい高機能端末では液晶の裏にもいろいろ仕込んでる
      でしょう。でも、長年の技術開発で洗練されて、部品も少なく
      小型化されているいるPDCなどでは、上蓋の液晶の位置に
      はほとんど表示に関わる部品しか入ってないでしょうな。

       それでも液晶の場合、バックライトやら、導光板やらで
      結構分厚くなってしまうのだけど、自発光のEL式ならほんとに
      薄板一枚みたいな厚さにできるようになるってことかな。
      でも最近の端末の上蓋にはカメラが載るからなぁ。
       これ、表示してないときは、向こうがどれくらい透けて
      見えるんでしょう?実物見た方、感触を教えてくだされ。
      親コメント
    • by ken-w3m (14150) on 2003年07月05日 12時56分 (#352565) 日記
      まあ部品びっしりと考えてよいでしょうね。
      アンテナ側なら高周波とかDSP関係が、違うならCPUとかが入っているのではないかと推測します。時間が経てば1チップ化の方向へ進みますが、メーカがスペースを空けたままにしておくのは考えられませんので、空気以外の物体が占めていると思います。

      液晶ディスプレイのコントローラはもちろん入っているでしょうけど、こないだ日経の記事にコントローラも可視光を通すものを液晶板に作りこめる技術が実用化したか実験段階だかの記事が載っていましたので、その辺は近いうちに空くかも。

      #ZDNNの記事の下の方の写真では、画面の部分だけへこませているよう。
      #すぐ壊れそうで気になるのですが、薄さが魅力の有機ELを強度のために厚くするのも :-x
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        > ほんに抵触しないのかなぁ? ほっとくと、いつのまにかまた特許が書き直されて、抵触するようになってたりして。
  • by tanji (6368) on 2003年07月05日 14時52分 (#352608) ホームページ
    メール書いてる人の向こう側からメールが覗けたりする液晶ですかかか?

    # それはないと願いたい
  • by Anonymous Coward on 2003年07月05日 10時33分 (#352525)
    特許って開発にまったく関わってない会社でも取れるんだろう・・・?
    • さらに (スコア:2, 参考になる)

      by sham (4555) on 2003年07月05日 11時24分 (#352537)
      簡単に思いつくものにも取れてしまうんだろう?
      これは思いつかんって物ならわかるが、ちょっと理詰めで考えれば出てくるような物まで特許が取れるって・・・
      たとえば状態表示を何でするか考えたとき、LEDで表示しようとすると常時点灯で消費電力ばかになりませんよねぇ。なら、必要な時だけ点灯(ふたの開閉をトリガーにするだとこの場合無意味、確認ボタンなんて面倒な物つける)か、常時点灯しても省電力なデバイス(省電力で普通おもいつくのは液晶。これより低消費電力の物が発明されれば、それに代わるけど。DLPはどうなんだろ?)を使うもんでしょ。

      知的所有権っていうより、登録した物勝ちの知的独占権っていった方があってる気がします。

      昔からノートパソコンで閉じてても表の小型液晶でバッテリー残量やHDアクセスの状態でてるのあったけど、あれもひっかかるのかな?
      無線LANやH゛を内蔵したらひっかかりそうだなぁ。
      親コメント
      • Re:さらに (スコア:3, 興味深い)

        by coco-natade (13903) on 2003年07月05日 14時23分 (#352595)
         参考になるかもしれないレポートを発見。
        「特許軍縮のススメ」といった感じの内容です。
        (http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0091.html)
        親コメント
      • Re:さらに (スコア:2, 参考になる)

        by chanbaba (13080) on 2003年07月05日 15時17分 (#352621) ホームページ
        特許庁の審査は甘い場合もある。
        だから、特許を持っているとかはあまり気にすることは無いと思う。

        変なのでも取れる例で有名なのは
        婚礼引き出物の贈呈方法特許
        http://www.geocities.co.jp/WallStreet/7506/present.html
        の話だな。
        こんなのでも取れてしまうんだよな。取り消されたけど。

        取れてしまう背景があるから、ライバルに取られるよりとりあえず取るんじゃないの。
        行使して金の請求をするとか、差し止めを請求するとかの行動に出るかは別の話だと思う。
        そこに発展しなければそれで良いんじゃないの?
        親コメント
      • by Anonymous Cowboy (6205) on 2003年07月05日 12時01分 (#352551)
        二画面特許で問題なのはそういう(思いつくものが独占できる)ことじゃなくて
        インチキ同然の方法でむりやり捻じ込まれた条項をふりかざしてるところにあるのです

        特許無効審判マダー?
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          > 特許無効審判マダー?

          これについて詳しいページは?
      • by Anonymous Coward
        知的不法占拠ですよね
    • by Anonymous Coward
      アイデアに制限が無いからでは?
      発明も事業もそうでしょ。きっかけはどこから掴んでもいい。

      現行制度が世の創造的活動を促すものではなく既に世の中にあるものを権益化したり布石のように思いついたものを配置する事で罠のように働き寧ろ創造性を削り取る一面を持つってのは確かだ。

      批判した
      • Re:なんで (スコア:2, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2003年07月05日 12時02分 (#352553)
        一般論としてはその通りなのだけど、
        この件の場合は順序が逆らしい。前ストーリー(#273047) によると、
        オリジナルの特開平10-341290の方は1998年12月22日に出されているわけですが、ペンコンピュータですね。
        で、手続補正書の方で2画面携帯が突然出てくるわけですが、これって2001年11月29日提出ですね。
        この時期って2画面携帯なんてバリバリ世の中に出回ってる時期ですよね。
        気づかなかったのかっていわれてもって感じじゃないですか?
        既に開発されていたものを手続補正によって
        自分が持っていた(あまり関係の無い)特許に組み込んでしまった、
        という事なのだそうだ。
        親コメント
        • Re:なんで (スコア:2, おもしろおかしい)

          by virtual (15806) on 2003年07月05日 13時24分 (#352580)
          締め切りの日に表紙だけ出しといて後で本文を足したレポートみたいなものですね。
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            しかも足した本文が他人のものを丸写しだった。

            こんなのに単位やるほうが問題だよな。
            • by Anonymous Coward
              丸写しではなくて、微妙に違うのですが。
              丸写しにしないと単位もらえないんじゃないの?
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ソースを見ろ -- ある4桁UID

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