秋の夜長に電子書籍はいかが 124
ストーリー by Oliver
めくれるものを 部門より
めくれるものを 部門より
MIYU曰く、"今日は、電子書籍に関連して、ニュースが2つありました。松下電器「書店でのみ」販売するΣBOOK(シグマブック)と米Barnes&Nobleが電子書籍の販売をうち切りです。
最初のはアメリカの大手書店チェーンが電子書籍の販売をうち切った話題です。マイクロソフト、自社のReader用電子書籍を無料で提供などという、電子書籍普及のための努力もなされているようですが、どうもうまくいっていない模様です。
そんな報道のあるなかで発売されるシグマブック(4万円弱)。いささか前途多難かな。でもこれ、イメージ表示って事は、言語による制約がないわけで・・・・マンガを読むのに最適かもしれない。
冗談はさておいて、中国での普及が計画に入っているようです。本体の値段が下がれば、中国に限らず書籍の電子化のメリットは非常に大きいかもしれません。
電子データの販売が一般化すれば、「ダウンロードした書籍は誰の物」という話になってくるのでしょうか?書き込みでぼろぼろになっている「K&R」をながめながらの夜長です。"
Σブックは無理すぎ。 (スコア:5, すばらしい洞察)
書店で売るなら一般消費者向けを意図しているのだと思いますが、誰が買うか、そんなもん。
ヘビーユーザー向けとか言っているが、、、要らんって、そんな明日にも滅ぶ規格。蓄積された資産があるワケでもないし。
そんな意識でやっている限り電子書籍の普及なんて無理無理、
トトがあったら失敗する方に全部賭けます。はらたいらより堅い。
このいかにも松下な殿様ちっくで蜜漬けなプラン、Σブックのネーミングはやっぱり全て解った上で皮肉で付けた内部犯の仕業に思えてしまいます。
Σブックを本気で普及させたいなら新刊を数冊詰めた状態で無償貸与、もしくはレンタルでビジネスモデルを構築する、なんてタレコミを読みながら思ったりして、、
一方で電子書籍関連で使えそうなアイデアや試みは色々聞いていてこちらは楽しみだったりします。
復刊.com も電子書籍復刊とかPDFを利用した個人/ニッチな発刊、著作権切れの小説を集めた青空図書館とか、デバイスでは e-Ink とか、凸版とか、ひょっとしたら Sony とか。他にネット関連のビジネスに携わっている人たちの着想も進化してきて流通に関しては素晴らしいアイデアを聞いています。携帯やPDAのコンテンツ販売から使えるかも。
とにかくもうちょっと仕掛けが必要。
少しづつ進めてまずはソフト、ハードをやってる人たちの意識を電子書籍の方で高めていかないと、、
能力のある人、会社ほど理想を一気呵成に実現しようとしますが、(そして資金を集めてはコケて行きますが)
今はある長大な目標を達成するには全体を誰もがのっかれる自由な状態に保って熱狂的状態に仕立てて行く、そこにみんながよってたかって小さなイノベーションを積み重ねるっつーのが一番の方法な気がしています。
なんつーか、Σブックは甘いです。失敗の経験が無く自分たちの事業についてちょっと油断しているような気がします。既にプロジェクトチーム内で崩壊の陰が見えていませんか?とか呟いてみる。
ああ、復刊.comといえば、、これ [g-labo.to]。いや、ストーリーとは全く関係無いんですけど。
Re:Σブックは無理すぎ。 (スコア:1)
ヘビーユーザなら最初から持ってる機器で読めないと誰も見向きもしないと思います(^^;
電子書籍自体は、95年度には、既にLXで読んでたせいか、テキスト形式以外は興味があまり無いし、流行りもしないでしょうね。
ハードどころか、ソフトの方でも規格の大半が出る度に廃れて消滅の憂き目にあってますし、テキスト形式以外は失敗が待っている気がしなくもない(他はPDFぐらいなものかも、生き残ってるのは、もちろん、PDFでは読めない機種の方が多いですが)
売れないよ。 (スコア:3, 興味深い)
小説や詩ならばそれでも良いだろうが、実用書や技術書には検索機能は不可欠だ。
個人的には老眼が進んでいるので、文字の大きさやバックライトの明るさを
どれだけ変えることが興味あるのだが、それに関する情報がない。
こんな半端なものは売れないのではないか。
Re:売れないよ。 (スコア:1, 興味深い)
Re:売れないよ。 (スコア:3, 興味深い)
かけないで液晶ディスプレイでテキストを読む方が、はるかに楽なんですよ。
ディスプレイの方が明るさや眼からの距離を調整しやすいからなのです。
Re:売れないよ。 (スコア:1, 興味深い)
数百ページもある専門書などのことですよ。こういうものは、いつも頭から最後まで読み通すというもの
ではなく、あとから分からないところだけ開いて調べるというのも良くある使い方です。
Σはこういった検索が必須な本は扱わないという方針なんでしょうね。
気軽に流し読みできる類の本のみを扱うようですが、
気軽に買えない高価で重くて硬くてかさばってデリケートな装置。はたして対象としている本を
買う層が食指をのばすでしょうか?
わたしも思いっきりコケると思っています。
Re:売れないよ。 (スコア:1)
小説などは紙がいいとよく言われますが(自分も以前はそうだったが)、まともな電子小説を読んだことがないからそう思っているだけの食わず嫌いなのではないか、という可能性を最近は考えています。
本当にすばらしい小説は紙の上に収まらないのではないかという疑問、言い換えれば媒体を超越する小説にめぐり合っていない不幸でしょうか。
あるいは電子媒体でこそはばたく小説。えてして新しい可能性はメジャーになってからでないと認められないものです。
#こんなことをいいながらなも、いい物を探す努力をしていないけどID。
Re:電子媒体に合った小説? (スコア:1)
どっかの誰かの小説を(webつまりhtmlで)公開してるサイトが面白かった。
複数のインデックスが有る、みたいな感じだった。
小説の内容は、同時進行的に複数の場所で複数の場面が展開してて
かつそれらが互いに少しづつ影響しあうんだけども、
各場面(もちろん各場所)ごとに短く区切られたHTMLで本文が構成されていて
(というかばらばらのままであり、つまり構成「されていなくて」)、
それを時間軸順に読むインデックスと、場所ごとにまとめたインデックスとが有って、
それぞれがそれぞれの順序で本文断片にリンクされていた。
同じことを紙ベースでやろうとしたら、不可能とは言わないけど、うざいよね。
「構成Bで読んでいるかたは、次はXXページに飛んでください」なんて記述が頻出したら
読んでられないっしょ。
順序を変えられるようにルーズリーフにする手もあるが、取り扱いが煩雑だし。
いっそ本を構成ごとに別冊にしたほうが楽だが、それじゃコストが馬鹿馬鹿しいだけで誰もやるまい。
つまり、紙(羊皮紙含む)ベースだと、筋を1本に限定されてしまいがち。
それをメリットとして活かす方向で、さぞかし従来の無数の小説は書かれていたであろうけど、
もし媒体がその制約を持たないなら、別の進化の形態だって採って良いはずだ。
Re:電子媒体に合った小説? (スコア:1)
叙述トリックが得意な作家さんなら色々考えているかも。
--- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
Re:電子媒体に合った小説? (スコア:1)
あとは、タイムリープ [takelogue.net]を通常の時間軸というか若松視点で読むというのも面白そうです。
Re:電子媒体に合った小説? (スコア:1)
つまり、他の作品(作者)でも取りえる作品形態だということ。#ああよかった。
Re:電子媒体に合った小説? (スコア:1)
>どちらかといえば小説というジャンルではなくて。
いや、ゲームを「させることを意図」していなければ、それをゲーム(RPGのGの部分ね)と呼ぶのは変でしょう。
#もちろん、ゲームでないものをゲームだと見なして遊ぶ(バーコードバトルみたいに?)ことも可能だが、
#それは別問題なんで。
技術的には同じ技術(?)を使っていると言えるとは思います。
ただ、もしそういう「小説」に特定のジャンルとしての名を与えるならば、
その名が「RPG」であることは無いだろう、とは思います。
両者の類似性は、ジャンルの問題じゃなく、使ってる技術の問題なのでしょうね。
「小説」の中に、そういう技術を使うようなサブジャンルが出現した(いつ出来たのかは俺は知りませんが)
と捉えても、別に何もおかしくないと思います。少なくとも「ゲーム」じゃないとは思う。
一直線に進まないならば即なんでもゲーム、というわけではないですよね?
#俺なまじゲームやらないものだから、ゲームじゃないものをゲームに分類されたとき、違和感を強く感じます。
それとも、単に読み順を1つに確定しないというだけで、ゲームにジャンル分けされるべきものなのでしょうか?
Re:電子媒体に合った小説? (スコア:1)
いや、これは単純に俺の主観の話ですので、
お気に召さない(意見の合わない)人は聞き流せばいいことなんですが、
俺はまずあの煩雑さに閉口して、3分(?)で撤退したクチだったものでして…
#ごめんなさいごめんなさい…
で、ページをめくるという手順が簡素化されるなら、もっとイケルんじゃないかと思ったわけです。
Re:電子媒体に合った小説? (スコア:1)
ごめんなさいごめんなさい…
#乱数の種として日時を使うってのは、星占いと似たようなもんだと思うので、G7
Re:売れないよ。 (スコア:1)
そもそも、「あの本どこだっけ?」レベルの
検索も重要です。
というか、私個人としては非常に重要です(爆
全文検索ツールも個人用のが出てますし、
あの「ザナドゥ」まで、後一歩なんですけどねぇ。
紙がいいものと、電子ブックでいいものと (スコア:2, 興味深い)
が良いですが、小説は紙が良いです。あと、専門書と呼ばれる部類
も紙が良いです。環境には良くないのでしょうが、1024*768ぐらい
では、印刷した紙に劣ると思うんですよ。72dpiとか96dpiぐらいだ
し。
iPAQで古い小説を読んだり、電子辞書を入れて使っていたりすると、
うん、これは便利だなあと思う場面もあるので、電子ブックにも
う
まい棲み分けができるのではないかと思うのに。
本より、PDAやPCの方が値段が高いからかな。重さはPDAとどっこい
どっこいですものね。うーん、ともかくちょっと残念です。
Re:紙がいいものと、電子ブックでいいものと (スコア:4, 興味深い)
タレコミ文に中国での販売が云々とありますが、古典文学分野では書籍のデータ化がかなり進んでいるようです。5年くらい前に、ほとんどの文献がCD-ROMになっていて、研究が格段に容易になったという話を聞きました。
ちょっと検索したら、整備されたリンク集のページ [keio.ac.jp]などもあるようで、オンラインでもかなりの情報が入手できるようです。
ところで、本を読むときに(人によって)書き込みを入れることがありますが、あれを公開(というか共有というか)できるような仕組みがあったら面白いだろうなぁと思います。Web文書で言えばWikiなんかがそれに近い仕組みになっていると思いますが、論文の注の作成などに応用できれば便利そうです(元の文書のライセンスの問題をクリアする必要がありますが)。
yp
Re:紙がいいものと、電子ブックでいいものと (スコア:1)
(中略)
>(元の文書のライセンスの問題をクリアする必要がありますが)。
うーん。ライセンスの問題はそもそも有るんでしょうか?
これはwebのリンクと(ある意味で)同じなんじゃないかな。つまり、
「これって問題あるの?ないの?」という点で、世間の見解が色々分かれるようなもの
になるんじゃないかと、想像しています。
俺としては自由だということになって欲しいです。
書き込みが本文に対して持っている情報ってのは、
「書籍HogehogeのXページY行目Z文字目」に突っ込み、とかいう感じの
単なる場所を表すリンク(Nameタグのお化けみたいな感じか)っぽい情報でしかないはずなので、
そこをとっかかりにして、「引用ですらない」と捉えてもらえるのが俺が期待する形ではあります。
#作者がNameタグを置かなかった行にも「直リンク」が出来るようになってたら
#web(html)はもっと楽しかったろうにな、と思っているのでG7
そういや、(ソフトのソースの)パッチって、原作の権利には依存せず扱えるんでしたよね?
ならば、書き込みは、パッチか、それ以上に原作と疎遠なもの、として見なしてもらえないかなあ?
Re:紙がいいものと、電子ブックでいいものと (スコア:1, 参考になる)
あの大きさの液晶で、XGA液晶だと72-96dpiって事はありませんよ。もっと解像度高いです。
Re:紙がいいものと、電子ブックでいいものと (スコア:1, すばらしい洞察)
この解像度だと新聞や漫画週刊誌と同程度です
文字がメインのものはいいけど、
絵や写真を入れるには少し辛いかなと
値段と重さがネックだと思うんだよね
価格設定と普及度の関係を考えたわけでもなく、
規格として5年10年使おうということでもなく
1年2年で陳腐化しそうな
「今できる技術とそれに合わせたフォーマット」
を積み上げて値段を決めたやっつけ仕事に見える
電子ブックなら書籍も分け売り可能? (スコア:2, 興味深い)
短編集から1つの作品だけ抜き出して買えるとか、読みたい論文が1本あるだけでわざわざ雑誌を1冊買う必要がなくなるとか、消費者にとっては利益が大きそうです。
マンガ雑誌とか、人気コンテンツにおんぶする形の、ある種の抱合せ販売で利益を出している分野もあるでしょうし、著作権の関係で制限もあるでしょうから、そう簡単にことが運ぶとは思えませんが。
/* 詩集の「配列」には著作権が認められるので、勝手に順番を変えたり一部だけ切り取るのはまずいという話は聞いたことがありますが、短編集なんかの場合はどうなんだろう?CDの曲順については、文句を言っている人がいるという話は聞いたことがないけれど。 */
岩波茂雄さんも分売を認めないのはけしからんと言ってますし、検討してみてはいただけませんでしょうか<出版社のえらい人。
yp
「日がわり星新一」 (スコア:2, 興味深い)
新潮社とNECインターチャネルは、新潮社発刊の小説などが読め
るiモードサイト「新潮ケータイ文庫」を21日より提供する。開始当初
に提供されるコンテンツは、短編SF作品が日替りで更新される「日が
わり星新一」、幅広いジャンルの作品を提供している作家による時代
小説「宮部みゆき時代小説傑作選」のほか、赤川次郎による週刊
連載や、コナン・ドイルの“ホームズ”シリーズなど。作品を途中まで
読んでいた場合に「しおり」を記録できる機能や本文がメールで配信さ
れる機能なども用意される。このほか、同サイト経由で作家にファンレ
ターを送ることもできるという。同サイトの利用料は月額200円。アク
セスは公式メニューの「TV/ラジオ/雑誌」→「雑誌」から。
以上、ケータイウォッチ [impress.co.jp]から。
これ結構ヒットしているらしいです。通勤時間に毎日一本。
#私は自転車通勤なので無縁ですが;
小説ではこれに勝ちそうにないから、図の多い…ってモノクロか。
じゃあ漫画ぐらい…ってXGA程度じゃトーン潰れまくり。見開きもダメ。(> <)
個人ユースの見えない商品だなぁ。
ちなみに公式サイトはここ [sigmabook.jp]ね。
曲順を舐めちゃ駄目です(オフトピ:-1) (スコア:1)
既に同様の内容の投稿もありますが、敢えて並べます。
> CDの曲順については、文句を言っている人がいるという話は
> 聞いたことがないけれど。
ご自身は文句を聞いたことがないかもしれませんが、アルバムの曲順については音楽ファンやアーチスト自身にも、かなり煩い方がいらっしゃると思います。認識を改めていただければと。
だいたい、CDの普及始めの頃でさえ、レコードと比べて収録可能時間が長くなるとバランスが悪いだの、A面B面の入れ替えを意識して構成された曲順の妙味が狂うだのという、人によっては重箱の隅をつついているとしか思えないような意見さえあったものです。
#確かにStairway to Heavenの後、少しの間隔で
#Misty Mountain Hopに入られるとちょっと興醒め。
シングルの寄せ集めがアルバム、という場合ならまだしも、まずアルバムありきでそこからシングルカット、というアプローチのアーチストの場合は、曲順にも意味があると考えるのは穿ち過ぎではないでしょう。
#Operation:mindcrimeはあの順番で全部聞いてこそ
#意味があるんだぁ、とあまりにも極端な例を挙げてID
Re:曲順を舐めちゃ駄目です(オフトピ:-1) (スコア:1)
「文句を言う」というのは語弊のある書き方でした。これは単に「不満を述べる」ということではなく、「曲データをばら売りすることで、CDの曲順が無視されてしまう(著作物の同一性が保持されない=著作権の侵害である)と主張する」ことを意図したものです。
そもそもCDの曲順には著作権が認められるのかどうか、曲データのばら売りは著作物(CD)の同一性を損なうものであるかどうか、同一性の保持権を根拠にばら売りを拒否することは可能なのか(もしくは今までにそのような事例があったのか)どうかなど、寡聞にして具体的な情報を知りませんが、音楽業界ではよく問題になる話題なのでしょうか(知ってる方がいらっしゃったらポインタお願いします)。
/* ご指摘にもありますが「シングルの寄せ集めがアルバム、という場合」と「まずアルバムありきでそこからシングルカット」という場合では扱いが変わりそうな気もします(楽曲の著作者とCDの編者が違う場合もあるでしょうし)。 */
また、CDとレコードの話が引かれていますが、データに非可逆圧縮をかけて配布する場合、当然音質の劣化が起こるわけで、この部分について「自分の意図した音質ではない=同一性の保持権を侵害している」という主張も、あり得そうな気がします(そんなことを言い出したらラジオなんて放送できませんが)。
参考までに、電子透かしを入れる場合は同一性の保持権を侵害する可能性がある [ascii24.com]そうです。
著作物の同一性に関しては、マルチメディア・ソフトの著作権に関する法政策的考察 [niigata-u.ac.jp]という非常に有用な論文がWebに公開されていますが、多くの厄介な問題を含んでいるようです。
yp
Re:曲順を舐めちゃ面椶任 (スコア:1)
これはおもしおかったです。
C面とD面を続けて聴くのには抵抗あったなぁ。
ΣBook (スコア:2, 参考になる)
Re:ΣBook (スコア:1)
・全体の分量
・どの程度読み進んだか
を把握していて、これが結構重要な情報源だったりしますね。
たまにCSSでスクロールバーを見えなくしているサイトがあったり
するのですが、そーゆーときはCCSを切ってます。
書店のみ? (スコア:2, 興味深い)
ナショナルのお店では買えないのかな?
>書籍コンテンツは、書店もしくはパソコンからダウンロードして購入する。
>書店の場合、専用端末が店頭に置かれ、SDカードにダウンロードする。
これだと書店でも売る気が起きないような。せめて普及するまでは
書店が儲かるしくみを入れておかないと。
>ただし販売目標台数については、「週に4冊も本を
>買うような顧客は日本に1000万人いるかいないかだろう。
これはコミック、雑誌、文芸書、専門書、その他全部
あわせた数字でしょうか?
>そのうちほとんどの人は紙で読むだろうから、
>1割が電子書籍を利用すると考えても、
>最大100万台といったところではないか」(早川氏)
コミックや雑誌のユーザがこの値段で買うとは思えない。
絵が命のコンテンツにはそもそも向いてない。
i-mode や ゲームのビジネスを知らないのでしょうか?
>と簡単な市場予測を述べるにとどめた。
激しく不安な結びだ。
書店売り… (スコア:1, すばらしい洞察)
しまったのですが…
…古すぎ?(;´Д`)
へぇー子 (スコア:1, 興味深い)
米AMAZON.COMで普通の書籍とPDF版のダウンロード版があります。 [amazon.com]
ただあまり安くなかったのが直接の理由ですが、
両面印刷する事を考えると買う気が失せてしまった。
#半額くらいなら買ってもよさそうなんですね. [dfnt.net]
Re:へぇー子 (スコア:1)
>#なにがいいって?そりゃ検索できるからですよ
これって広告も検索出来るんですかねぇ。
それだったらすごいかも。
#広告のためにしか買ったことないけどID
コンテンツの価格と保存性 (スコア:1, すばらしい洞察)
一度買ったものならず~っと持っていたいものだけど、
某音楽コンテンツの様にHDDぽしゃったら「買いなおせ」みたいな
消費者の利便性をちーとも考えていない代物じゃあ流行らないに一票。
がちがちに固い著作権保護でもいいが、安価に保存できなきゃ
買う気は失せるというものです。そこのとこ、分かっているのかなぁ?メーカーさんは。
(一度買ったらダウンロードは永久に無料でも可。
それならメーカーのサイトを自分の書棚にできる)
Re:コンテンツの価格と保存性 (スコア:1)
>ことです。CDならそのCDさえ維持していればCDプレイヤーを
>買い換えてもOKですけど。
ところで。
つまり今主流の形態のPCって、
「テープの交換が不可能(かかなり困難)なテープレコーダー」
みたいなものなんですよね。
テープがカセット(やリール)みたいな着脱容易な仕組みになってないみたいなもの。
やっぱり、データカートリッジみたいな形のHDDが
「自分のデータ」の置き場としては主流な形になって欲しいな。
そうすれば、HDDの内容(へのアクセス性)を保全するためだけに
計算機環境全体を保全せなあかん、という阿呆な状況は解消されるはず。
移行したけりゃ、あっちからこっちに挿し直せば済む、というのが、あるべき姿かと。
まあ、十分パフォーマンス(性能と値段)が良いなら、
どんなリムーバブル媒体でも構わないんですけどね。
#モバイルなCD-R系ドライブをぼちぼち買おうかと思ってるのでG7
ただ、そういう媒体が、えてして「プロテクト」という方向に向かわされがちなんで、
そういう縛りが無くて安心して使える媒体となると、今のところHDDが一番安心できる、
という構図になっていますね。なまじ環境から切り離せないという不便が有るからこそ、
オカミ(?)も手が出せないという皮肉な状況。
2ch.netの (スコア:1, 興味深い)
松下の戦略(思惑?) (スコア:1)
シグマブック続報
松下の早川佳宏グループマネージャーという方が
「イーブックの未来像」を語っています [zdnet.co.jp]。
興味深かったのが、新聞の電子配信の下りです。
NYタイムズなども電子新聞の配信を試みています [mainichi.co.jp]が、パソコン上で読むことを前提としているためでしょうか、主流になっている様子は見られません。
見出しの大きさでニュースの重大度を判断する事が出来ない不便さはありますが、通勤時の記事のチェックがメインならば携帯電話の方が便利ではないのかと感じました。
青空文庫 [aozora.gr.jp]工作員としては、PC上だけでなく電子書籍が読める環境が広がって欲しいと望んでいるのですが、この端末では無理なんでしょうね、やっぱり。
Oliver様、いつもわかりやすく添削していただいて感謝しております。
でも今回に関しては、この形にすると第2段落の「最初のは」という部分が「松下の方のリンク」を指してしまう形になっているのが多少難点です。直しておいて下さいね。
新潮文庫の100冊CD-ROM (スコア:1)
いかんせん、専用winアプリで読む形式になっていたため、テキスト化 [miyazakisan.com]して、Clieで読んでいます。
# 早川文庫の絶版100冊とか出ないかしら?
ΣBookはハードがらみといえ、高いですね。コンテンツはどこと組むのか判りませんが、イメージ表示機能を生かせる、
イラスト・挿絵に魅力のある書籍に特化しないと売れないでしょうね。
ゲーム機と同じで、コンテンツで買うものでしょう?
Re:新潮文庫の100冊CD-ROM (スコア:1)
>新潮文庫の 100 冊より何故か早川の方がそそられます。
ペリーローダンやグインサーガだとそれだけで100いきそうですな。
Re:新潮文庫の100冊CD-ROM (スコア:1)
このへん入れると早川文庫の1000冊とかで出ると
さすがに買う自信が無いですが
早川が何か考えてくれると良いのですが。
買いたかったけどちょっと高すぎ。 (スコア:1, 興味深い)
実験的価値と初物買いというファクターを除くと、2万円超えたら売れませんよねぇ。1万円でも厳しいか。なにせ、読者が欲しいのは機械ではなく、中身ですから。
このへん、松下さんは、手段と目的をはき違えてる気がしますね。
※だから、手段を目的としている実験目的の人しか買わない。
また、XGAというのは、漫画の表現には不足です。漫画をスキャンしてPCで読めばわかりますが、小さな書き文字とか潰れてしまいます。
少年誌の青インクと同等の品質、と考えれば許容できないことも無いですが、単行本の品質には到底及ばないですね。
検索機能が無いのは、まぁビュワーという意味ではしかたないかもしれませんが、今後も搭載するつもりがないと言い切っているのはちょっと不味いですね。ビットマップ表示と割り切ってる所が良いところではあるのですけど、電子媒体で検索不能ってのは一般消費者にどれだけ受け入れられるか?
個人的には、電子プリントアウトデバイスとして利用できないか、と考えていました。資料を印刷する感覚で突っ込んでおいて、出先で利用するという。
でも、どうもフォーマットがはっきりしないのと、解像度の低さ、ページめくりに2秒かかるなどの遅さから、ちょっと躊躇してます。価格が安ければ人柱したのですが。
解像度がもっと高くて、両面見開きではなく1画面で、プリンタードライバとして利用できるようなソフトが付属なら、即買いかもです。
電子書籍よりも、オフィスの電子ペーパーとしての方が芽があるように思えます。
#だいたい、落としたり雨に濡れた程度で壊れる時点で本失格。
Re:買いたかったけどちょっと高すぎ。 (スコア:1)
ツールが文句をつけてくる [atmarkit.co.jp]わけですね?(^^;;;
#IIOSS [iioss.org]にもこの文句つけ機能はありますね。自分の図がモデレーション(藁)されるわけで、結構面食らいます。
#もっとも「そこまで厳格に言うなら、UML自体の機能不足およびソフトの不備をどうにかしてくれ」とメタモデ(^^;したくなるのも事実ですが。
#いっぽう世の中にはフリーハンドつーかジェスチャでUMLを描けるツール [ideogramic.com]なんてのも有る模様。
#ただしこいつは、描いたら自動的に綺麗に補正してくれる系のようですが…
最初のは…? (スコア:1)
価格についてはもっとよく考えてほしい (スコア:1, 興味深い)
誰かがどこかで指摘していたような気がするが、今の電子書籍(CD-ROM版の辞書など)の価格は、もっと安くしてもらいたい。紙の書籍ならば事故などが起きない限りは自分が死ぬまで利用できるが、電子書籍にその保証はないのだから。
たとえば今後20年とか30年にわたって、CD-ROMからデータを読み込んだり、データの閲覧ソフトが利用できることを出版社は保障してくれるのだろうか? 娯楽のための本ならば我慢できるが、辞書などのレファレンス用の書籍についてはそうもいかない。仕事に使う、ということもあるし、あえて昔の版を使うという可能性もあるからだ。
# たとえば、さすがに今はどうか知らないが、アメリカの文筆家などには
# Webster の第3版が出てからも第2版(1913年発行、現在はフリーで利用できる)を
# 使い続ける人が多かったという。
# まあこれは第3版の評価があまり高くなかったことも
# 影響していたらしいが…
現在店頭に並んでいる電子辞書に添付された検索ソフトが最新のOSに対応していない、なんてことは珍しくないが、つい最近初めてパソコンを買ったような人間はお呼びでないということだろうか。仮に検索ソフトの新バージョンが出ていたとして、その旨を店頭で、あるいは自社のwebページで目立つように告知していたりするだろうか? ソフトの開発元が消滅したり開発を止めた場合に、出版社は責任を持って購入者がその電子辞書を使い続けられるようにしてくれるのだろうか?
もちろん出版社にはこうしたことに配慮する義務があるわけではない。しかしこういう点がクリアにならない限り、少なくとも今の価格では、書籍を購入するにあたって紙版より電子版を優先する気にはとてもなれない。
ここからは邪推になるが、おそらく現在の出版界の人々の大部分にとっては、電子書籍は真剣に取り組む対象ではないのだ。「(将来において)時代に取り残されないように」やっているだけで、電子書籍ならではの利点を追求したり、購入者の利便性に配慮することは全く頭にないらしい。もっとも、出版社のそういう姿勢が見られるのは電子書籍に限らないのかもしれないが…
PSP (スコア:1)
でもゲーム機程度のインストールベースがないと、コンテンツを物理媒体に入れて販売するのは難しい気がする。
成功例に学ばないのはなぜ? (スコア:1)
インプレスによると [impress.co.jp],電子書籍の市場規模は10億円程度らしいんだけど,なぜかこの手の話で電子辞書は除外されることが多いのが不思議。IC電子辞書の市場規模は今や450億円ぐらいで,すでに紙の辞書の売り上げを上回っているのだから,狙うべき市場は明らかだと思うんだけど,わざわざ違うところを向くというのはおもしろいね。
Re:成功例に学ばないのはなぜ? (スコア:1)
うーん,その土俵の設定の仕方がおかしいんじゃないか,といいたいわけです。まさにご指摘の通り,IC電子辞書は機能を特化しているからこそ成功しているわけで,そこからどの機能が受け入れられているかを評価すべきでしょう。松下はそれをちゃんとやってないと思う。ほかでも議論になっているけど,検索ができない電子データなんかほとんど価値がないと思いますし。
また,IC電子辞書で犠牲にしていた汎用性こそ,これからの技術革新で克服していくべき課題だと思います。かつてソニーが出していた電子ブックプレーヤーはCDを入れ替えれば使えて,一定の汎用性は確保されていましたが,いかんせん使い勝手が悪かった。そういうところを改良していけばいいのに,新しいデバイスができたからといって,すぐに紙を電子と液晶で置き換えようなんて方向にいっちゃうというのは無駄が大きすぎると思う。
あと,
これ意味わかんなかったんで解説希望。
Re:成功例に学ばないのはなぜ? (スコア:1)
元コメントからは「複数のコンテンツを同時再生させるのは技術的には容易でも現実的には難しい」ということを読み取れなかったんだけど,別のアプリケーションから辞書を引いたり,複数の書籍をまたがって検索するという機能自体は,電子辞書でもPDAでもすでに実現しているよね。
電子辞書なら,たとえば英和で引いた単語を英英で引き直すということがボタン一発でできるし,PDAの辞書もテキストを読むアプリケーションからすぐに呼び出せる。
だから,そんな機能さえ提供しない「電子書籍」っていったい何?と思ってしまう。
もちろん,コピーが問題だという心配もわかるけど,そのせいで商売が成り立たなくなるほどではないんじゃないかな。
(これについては根拠ないので,数字を挙げての反論は歓迎)
いずれにしても,電子辞書の成功は,通読の必要がなく,紙だとかさばる(したがって電子化することで検索が容易になり使い勝手が大幅に向上する)書籍は,紙よりも電子化されたものの方が需要が大きかったことを示しており,その点を認識する必要があるということです。 新潮文庫のCD-ROMを挙げていた人もいたけど,それもまったく同じ。
Re:成功例に学ばないのはなぜ? (スコア:1)
なんか議論がかみ合わないなあ。「検索もできない,ただ紙を電子ペーパーに置き換えただけのプラットフォームを作ること自体に意味があんまりないんじゃないの?」ということを最初の書き込みから言ってるわけですが。 電子書籍というとすぐ紙からの置き換えがいつ実現するかというような議論になりがちだけど,実際には電子辞書という形で普及してきているから,これを出発点として改良が進めばいいと言ってるんだけど,それについての反応はほとんどなくて,今度出てきた規格にとって辞書は適合的じゃないという話しか出てこないのでフラストレーションがたまります。
もう1つ,コンテンツ提供についてですが,今IC電子辞書にコンテンツを提供している出版社にとって,電子辞書自体が海賊版のようなもの,と言うと極端すぎるけど,紙の辞書と電子辞書では利益率が全然違うわけ。でもあえて提供し続けているのは,電子辞書の分野での存在感を高めれば,少しでも紙の辞書の売り上げにつながるから。
という状況を考えても,電子書籍に適合的な分野というのは,実はコピーをそんなに恐れなくてもいい分野なのかもしれない,と推測しています。少なくとも,辞書の出版社はレコード会社ほどコピーを恐れていないのは確か。
で,出版サイドとして期待してるのは,電子書籍としてある程度汎用的なフォーマットができて,ハードウェアから独立したソフトウェアを出版社が供給する形になれば,利益率も改善されて,より望ましい循環ができるんじゃないか,ということなんだけど,少なくともΣBookにはそういった変化の牽引力になることは期待できないでしょう。
強度が不安(激しくオフトピ) (スコア:1, おもしろおかしい)
#文庫本なら貫通しないかというと、そうでもない気がするのでAC
Re:予想 (スコア:1)
OSというかGUI環境が、その寸法を想定してるか?という問題は、
残念ながら今主流のOSとかには、しばしば有るそうですね。
Winは今のところ駄目である、というニュース記事を読んだのが、
昨年だったか一昨年だったかは、ちょっと思い出せません。
で、我らがFree Desktop環境たちは、備えは十分なのでしょうか?
「大きいアイコン(これ以上大きい選択肢は無し)」を数年後のマシンで見たら
小さすぎて話にならなかった(たとえばClickするのすら厄介なほど小さいとか)、
なんていう寂しいことになってない事を祈っています。
Re:FAQ (スコア:1)
Σブックは画像ベースですから、表現出来ない文字が出てくるなんて心配だけは無いです。