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米国が専門職ビザの発行を1/3に削減 55

ストーリー by Oliver
職を求めて三千里 部門より

asmodeus_mt 曰く、 "CNNの記事によると米移民帰化局当局はかねてからの失業率上昇・IT業界の不況に対する打開策として早ければ今年度の10月1日から専門職対象の就労査証(H1Bビザ)の発行割り当て数を、これまでの年間19万5000から6万5000の3分の1に削減するとのするらしい。事実、アメリカでのIT関連企業では海外へのアウトソーシング[参照]が今年に入ってから加速し、IT系での失業率は他の業界に比べると高い数字がでている。また大学のIT・コンピューター科学系の学部では半数以上がインド人や東洋人で占められてる所も多い。私の回りでもCISCO認定書を持つネットワーク・エンジニアの友人が「IT業界はもう駄目だ」といって生物・医学系の学部へ再入学した。インテルの人事部門担当弁護士などは「価値ある才能をわざわざライバル企業に手渡す行為であり、社の将来にとって衰退を招く行為」と非難している。日本でもここ数年、海外への人材流出が懸念されてるが、これによっていくらか歯止めが掛かるのであろうか?それともカナダなどの比較的移住しやすい国へと流れていくのであろうか?"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 元に戻っただけでは? (スコア:4, すばらしい洞察)

    by k2n (9818) on 2003年09月24日 5時34分 (#402818) 日記
    2000年に、INSが3年の時限付きで、H1のキャップ数を増やしたので、削減というよりは、元に戻っただけという気がします。INSは10月が年度始まりなのですが、私がL1からH1にスイッチした2000年は、5月にはすでに枠が埋まっていました。今年はそのようなことが起こっていないので、枠の削減数がそのまま外国人の雇用削減数には直結しないのではないでしょうか?

    あと、このCNNの記事では、H1Bは1年更新で3年までとなっていますが、私がH1Bと永住権をとるときに使った移民専門の弁護事務所のホームページでは、1回の許可が上限3年までで、最長6年ということになっていますし、私自身3年の許可をもらいましたが?もしかしたら、ごく最近変わったのかもしれませんが、ちょっと不思議です。

    さらにインテルのコメントについてですが、もし本当に有能な技術者を長期的に確保したいと思うのなら、一時的なH1Bではなくて、永住権をサポートすれば済む話でしょう。安く(というのは、給料が、という意味ではなく、申請、弁護料などを払わないで、ということ)有能な労働者を確保しているという側面を無視したコメントだと思います。

    • by k2n (9818) on 2003年09月24日 5時48分 (#402822) 日記
      気になったので、CNNの元記事 [cnn.com]を探しました。読んでいただければわかるように、日本語版の「1年ごとに更新」は、誤訳ではないかと思われます。正しくは、「この変更によって、年度毎に発行されるH1Bビザ数が影響を受ける。このビザは主にアジア、特にインドから、ハイテク業界のエキスパートを呼び寄せるために使われており、最長3年まで米国内で働くことができる。」です。

      読み比べてみると、日本語版の記事は本文の要約のようになっています。字数制限などがあるのかもしれませんが、できれば全訳してもらいたいところです。

      親コメント
    • by mizna (8774) on 2003年09月24日 8時45分 (#402846) 日記
      参考までに勝手に補足させて頂きますと、
      2000年10月17日に、クリントン前大統領がサインした
      "American Competitiveness in the 21st Century Act"(AC21) [usavisanow.com]
      によって、H-1Bビザの発給が増加(115,000→195,000)されてきていました。
      その増加の期限が切れるのが今年10月1日(9月30日?)ということのようです。

      # 私は日米二重国籍者@San Diego,CA在住
      --
      "Stupid risks are what make life worth living!" -- Homer Simpson
      親コメント
    • でも永住権取っちゃうと条件の良い会社に移られちゃったりするんですよねぇ。 弱者が手厚くもてなされていて、「解雇=訴訟」となりがちな米国においては、3年ないしは6年という期限付きで人を雇用できるというのは企業にとっては都合の良い話なのだと思います。
      親コメント
  • 身軽さ (スコア:2, すばらしい洞察)

    by YOUsuke (6796) on 2003年09月24日 3時13分 (#402785) ホームページ 日記
    タレ込み文中にある
    私の回りでもCISCO認定書を持つネットワーク・エンジニアの友人が「IT業界はもう駄目だ」といって生物・医学系の学部へ再入学した。

    業界に見切りを付けて大学を入り直しちゃう身軽さとバイタリティにちょっと感心。
    そもそも長くやった業界に見切りを付けて足を洗えること自体にも感心してしまうが。
    会社を変えても足を洗えない人とか、家族と一緒にペンション経営始めてもアレげな業界に戻りたがる人とかが周りにちらほら。

    そんな自分も能力は無いのに足が洗えない一人・・・。
    --
    妖精哲学の三信
    「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
    • by Anonymous Coward on 2003年09月24日 3時57分 (#402797)
      よく,アメリカの大学と日本の大学とを比較し,
      アメリカの大学は入るのは簡単で出るのは難しく,
      日本の大学は入るのは難しいが出るのは遊んでいても出られる
      といわれますけど,向こうの大学にいた人の話を聞くと

      アメリカの大学は別に出るのが難しいわけではなく,
      大学に入ってみて,これは自分の学びたいことではないと感じると
      すぐに辞めて他の学部大学に入りなおすことは日常茶飯事なため
      数字上大学を出るのが難しいように現れているだけだ.

      ってな事を言ってたんでアメリカでは大学を入りなおすハードルが低いのもあるかもしれませんね.
      まぁ,そのバイタリティは確かにすごいですが.

      名前さえ書けば入れるといわれるような大学が乱立され
      "大学で学ぶ"ということの権威というか社会的な価値がさがり
      "大学は誰でも金払えばいける遊ぶ所"というような風潮になってしまっていることもあり
      社会に出てから別分野の大学に再入学ってのは日本では難しいでしょうねぇ
      親コメント
      • Re:身軽さ (スコア:2, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2003年09月24日 4時10分 (#402801)
        「出るのが難しい」というか、「勉強が大変」ということだと
        思います。

        アメリカ大学院にいるのでAC
        親コメント
        • Re:身軽さ (スコア:1, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2003年09月24日 5時16分 (#402816)
          同じくアメリカの大学院(tier 1の州立)にいるけど、そうは思わないね。
          日本の国立大の院生のほうが真面目に勉強してると思うよ。
          「勉強」は日本の講義のほうがよほど高度なことやってた。
          アメリカの大学で面白いのはむしろ「研究」のほうだな。
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            そんなのそれこそ大学や専攻によりけり。自分のわずかな経験だけをもとにいきなり「アメリカでは…」て語り出しちゃうところが、いかにも島国日本的。
            • by Anonymous Coward

              自分のわずかな経験だけをもとにいきなり「アメリカでは…」て語り出しちゃうところが、いかにも島国日本的。

              なるほどね。

              「出るのが難しい」というか、「勉強が大変」ということだと
              思います。

              たしかにその通り、島国的だね。
              • Re:身軽さ (スコア:1, 興味深い)

                by Anonymous Coward on 2003年09月24日 14時05分 (#402963)
                #402801 のAnonymousです。

                一応日本でランキング1位とされる大学の学部と今こちらでアメリカでのその方面のランキング1位とされる大学の大学院にいるものとしては、両者を比較した場合後者の方が「勉強が大変」なのです。もちろんこちらで学部生をしているわけではなくTAをしているだけですから、立場は違いますが、両大学の「だいたい同じレベルの同じ科目」を比べた場合に、リーディングの量、宿題の量、の「大変さ」は桁違いです。

                もちろん
                >>そんなのそれこそ大学や専攻によりけり。自分のわずかな
                >>経験だけをもとにいきなり「アメリカでは…」て
                というのも分かります。専攻、それから大学のレベルにもよりけりでしょう。

                自慢しているつもりではないですが結果として自慢として受け止められても仕方ないと思っていますが、上記のような2校に在籍する立場からのコメントして、アメリカの大学の方が「勉強が大変」です。
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                ほとんどの分野で、アメリカは、日本とは比較にならないほど
                ピンとキリの差があります。平均などに意味がないことも多いです。

                ですので、アメリカのピンを比較して「アメリカは」と言ってしまうのも、
                その逆にキリを比較して「アメリカは」と言ってしまうのも、
                非常に危険というか、浅はかな議論になりがちです。
                アメリカのことを言う場
              • Re:身軽さ (スコア:1, 余計なもの)

                by imo (5135) on 2003年09月24日 14時55分 (#402978)
                >アメリカの最高の大学は、日本の最高の大学より、勉強は大変です。

                定量的な話ならともかく、大学の勉強が大変かどうかというのは、
                主観的な問題がけっこうな部分を占めていて客観性に乏しいのではないでしょうか。
                  #なぜか私的なことを一般的にしたがる輩が多い

                つまり、アメリカの大学と日本の大学の勉強の大変さの比較は、
                まったくもって意味のないことだったと。
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                元コメントから「経験上」を省いておきながら「客観性に乏しい」ってのはひどいと思うなぁ。
              • by imo (5135) on 2003年09月24日 20時49分 (#403116)
                せんせぇ、「経験上」はあってもなくてもほとんどいっしょだから省いたんですが。

                っていうと、ちょっと語弊があるか。
                卒業に必要な単位数とか講義時間とかならともかく、どちらがより大変かというような、
                定量ではなく定性的な話をしている場合の「経験上」が持つ客観性はいくつでしょうか?
                その経験は私やあなたや他のACに敷衍できますか?
                  #「元のAC、誰やねん」からはじめなくっちゃ ^^;
                親コメント
        • 日本の大学については、「大学は自分で勉強するところ。強制されて勉強するところではない」という意識が教員に強いと思います。質問に来たりとか、学生が求めてくれば応えるつもりは充分あるが、基本的には学生の自主性に任せきっている、という印象があります。

          対して、これは全くの推測ですが、アメリカでは授業料を取っている以上、卒業時点(あるいは講義終了時点)であるレベル以上のスキルを学生に必ず身につけさせる、という考え方でやっているのだと思います。そのために必要ならば「宿題」だっていくらでも出すのでしょう。

          また、日本では講義

          • by Anonymous Coward on 2003年09月24日 16時29分 (#403005)
            > アメリカでは授業料を取っている以上、卒業時点であるレベル以上のスキルを学生に必ず身につけさせる、という考え方でやっているのだと思います。

            日本でもその方式への移行のプレッシャーがかかっています。 アクレディテーションというやつです。

            > また、日本では講義を充実させることが、必ずしもその教員の評価につながらない、という状況もあります。

            日本では全ての大学が「ミニ東大」であり、(少なくとも建前は)研究指向だとよく言われます。教員採用のときにものを言うのは 論文数(と査読つき国際会議での発表回数)著書の冊数です。 文部省も大学当局も口ではいろいろ言ってますが、実態としては教育に打ち込んでも見返りはない。 講義の手を抜いてでも論文を沢山書いた者が、出世する、
            聞くところによるとアメリカの大学は研究大学と教育大学に明確に分かれており、教育大学の教師は論文を全く書かなくとも首にならないが、そのかわり教育をしっかりやらないといけない。 研究大学では、ばりばり研究して補助金を沢山稼ぐ教官は 講義のノルマを軽減するような制度があったりするらしい。

            我が身が可愛いので今回はAC

            親コメント
            • 日本では全ての大学が「ミニ東大」であり、(少なくとも建前は)研究指向だとよく言われます。

              たとえ建前の話だとしても、現状のレベル程度で「研究指向」とか言われちゃうと、あごがはずれそうになるよね。いくつか例外に

              • そお?
                日本も常に東大がトップな訳じゃないけど。

                私のいた分野は北大、東大、京大の三国鼎立だったし。
                今いる分野は東大より東北大が強いけど。
                どれも七帝大ってのがアレだけどね。
                アメリカの方がその傾向が顕著、ってんなら同意。
          • > 日本の大学については、「大学は自分で勉強するところ。強制されて勉強
            > するところではない」という意識が教員に強いと思います。質問に来たり
            > とか、学生が求めてくれば応えるつもりは充分あるが、基本的には学生の
            > 自主性に任せきっている、という印象があります。

            私のいた大学では、学校に来なくなった学生を呼び出して指導す
      • 退職金を貯めたまま退職・大学復帰・再就職できる、というのはいい制度ですよね。日本も401Kみたいなのが始まったと聞いたけど、このへんはどうなっているんだろう?

        うちの嫁さんは現役大学生(Californiaの某州立大)ですが、見ている限りは宿題(主にレポート)の量が日本とは桁違いな気がしますです。自分とは畑違いの専攻なので、卒業が簡単か困難かどうかはノーコメント。

        masayang
        --
        ---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
        親コメント
        • Re:身軽さ (スコア:1, 興味深い)

          by Anonymous Coward on 2003年09月24日 9時50分 (#402870)
          素朴な疑問なのですが、課題の量など日本の理系学生と比較しても
          アメリカの方がやはり多いのでしょうか?

          友人の話を聞いていてレポートの追いまくられたようなイメージが
          あったので。
          親コメント
          • Re:身軽さ (スコア:1, 興味深い)

            by Anonymous Coward on 2003年09月24日 13時46分 (#402953)
            2年間アメリカの大学(工学部機械系)に在籍しましたが、
            個人的な経験からの比較だと日本の工学部の卒論ぐらいの
            ボリュームと感じられるものが月単位であるような感じですね。
            (さらに英語で書くのでもっと苦痛に感じる)
            化学系の人の話では、毎週末寝ないでレポートかいて月曜提出
            火・水遊んで、またなんていう循環を1年間過ごしたそうです。

            まぁ、要領の差っていうか、人それぞれだと思いますけど。
            特に留学生は、通常授業+アルファが多くて大変です。
            親コメント
          • by Anonymous Coward
            多いです。
            理系の場合でもアメリカのそれと比べると日本の課題の量など朝飯前みたいなものです。鍛え方が違いますよ。

            むしろ日本の大学生特に文系の学生の課題の量があまりにも少なすぎるんですけどね。まるで遊べと言わんばかりです
            • by Anonymous Coward
              アメリカ=グローバル ってことですか?
            • by Anonymous Coward
              >理系の場合でもアメリカのそれと比べると日本の課題の量など朝飯前みたいなものです。鍛え方が違いますよ。

              じゃあ、アメリカの理系の学生の方が優秀で、例えば、その人達が入社した自動車メーカーは日本の自動車メーカーよりも優れた車ばかり作っているかというと、・・・そうでもない。
      • by Anonymous Coward on 2003年09月24日 5時29分 (#402817)
        >大学に入ってみて,これは自分の学びたいことではないと感じると
        すぐに辞めて他の学部大学に入りなおすことは日常茶飯事なため

        辞めるっていうか、選択するクラス(専攻)を変える程度だと思いますよ。
        中には、よその学校に転校(編入)する人もいるでしょけど。
        親コメント
      • コミュニティーカレッジの存在も含めて、ハードルが低いのは事実だと思います。

        州立の4年制の大学、もしくはコミュニティーカレッジ(2年制)の学費は、アメリカ国籍かグリーンカードを持っていれば、留学生のそれの1/3から1/4ぐらいです。日本の国立大学の学費よりは高いかも知れませんが、私立よりはずっと安いはず(もちろん州によって違うでしょうが)。もちろん、高額の入学金はありません。

        一般的にコミュニティーカレッジは4年制の大学に比べて学費がさらに安いので、前期過程(一般教養?)をそこで取得する事もよくある手です。

        さらにさらに、条件さえ満たせば奨学金を得られる機会もかなりあるし、Fiancial aidという仕組みもあります。Financial aidはローンみたいなものだったかな。もらえるわけではなく、返済義務があるのだと思います。場合によっては、大学がローンでの支払いを認めてくれるケースもあります。

        社会人をオヤスミして学生に戻るための初期投資は日本よりもずっと少なく済むと思います。周りの目も含めて。
        --
        ------ a life is a sequence of misunderstandings
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  • H1ビザ (スコア:2, 参考になる)

    by watanabe_aki (10227) on 2003年09月24日 10時05分 (#402875)
    この種のビザはまず就職先(米国内)を見つけて、その後ビザを最初の給料日までに取るという流れです。しかし米国内ではH1を発行する仕事の数が絶対的に減っています(最近はグリーンカード不可の所も多く、つまり米国々籍者のみの可)。

    これはH1の申し込みが少なくなった上での対応だと思います。原因はIT不況とテロ対策でしょうけど。あと、プログラミングの仕事は最近中国やインドに委託する場面も多いので、米国内の仕事数は減少の一途・・・。コードも発展途上国で作る製品の一つになってきてますしねぇ。

  • 体のいい反移民法みたい。行き当たりばったりの保護貿易をやって急場をしのごうとしたって、いずれ結果は見えてるのに。よっぽど選挙に危機感を覚えているのかな。

    むしろこういう反グローバリゼーションを米国が率先してやり始めることの方が面白いかも。
    • by Anonymous Coward on 2003年09月24日 5時42分 (#402821)

      記事の論調からすると「削減」が強調されているけれど、もともとH1Bの発行枠は年間65000だったのよ。90年代後半のITバブルの時に「人が足りない!」ってんでそれがプラス50000, プラス100000と追加発行されていただけ。当時も米国民労働者からは労働市場に対する影響を懸念する声があがっていた(IEEE Computer誌の1998年8月号あたりにも記事があるよ)。ただ、当時の登り調子な経済状況では問題にならなかっただけ。

      景気が減速して、失業率が上がってくれば、本来臨時措置であったH1Bの追加発行分を戻すのは自然。だけれど、一部IT企業にとっては、ITバブルの頃の給与水準を要求する米国民労働者より、給料安くても文句言わず働いてくれるH1Bワーカーの方がいい(だってクビになったらこの御時世、次の職が見付からず国外退去の憂き目になりかねないんだから、多少の文句は飲み込むわな)ってわけで、そういう企業が追加枠の削減に反対していた。ただ選挙が近付いて、増加する失業率を放っとけなくなったってことでしょう。

      親コメント
    • 日本語版には書かれてませんが、英語版 [cnn.com]では「2000年に就労査証発行数の増加を支持していた議員の多くも現在の状況下では6万5000が妥当な数字であろうとの見解を示している」と書かれていますから本当に行き当たりばったりな政策です。そのくせキューバからの亡命者は米国の陸地に一歩でも足を踏み入れるとアメリカ市民になれるという法律があります。旧冷戦時代の遺物ですが誰も法改正を叫ばないのはフロリダなどのキューバ系移民の票を失うのが怖いからです。
      --

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      「早くアレゲになりた〜い」by エセあれげ人間
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    • by amaterasu (4340) on 2003年09月24日 5時03分 (#402812)
      H1Bは最長6年間有効の就労ビザなので非移民ビザ(Non-Immigrant Visa)扱いです。ITバブルのころ大量に発給されましたが、景気が低迷する今、発給数を減らすのは必ずしも悪いことではないと思います。

      でも今回の削減は大統領選挙を意識したものでしょう。ハッチ議員も共和党員だし。

      親コメント
      • by mizna (8774) on 2003年09月24日 8時29分 (#402841) 日記
        ちょっとオフトピ気味ですが。
        そのH-1B(専門職臨時労働者)ビザ、2001年度までの移民法では運動家・芸能人には比較的簡単に発行されていました。
        大統領選、というか明らかにテロ対策(名目)に繋がっているものと思われます。

        行き当たりばったり、というよりアメリカ入国の扉を、閉められるところから閉めていく、
        といった感じでしょうか。今更…ですが。
        --
        "Stupid risks are what make life worth living!" -- Homer Simpson
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        • by amaterasu (4340) on 2003年09月24日 12時38分 (#402926)
          テロ対策ならまずは学生ビザを何とかせねば。
          Given the weakness of our current economy, and the rising unemployment we have experienced under President Bush's stewardship, many who supported the increase in 2000 now believe that 65,000 visas are sufficient.
          ということなので、少なくとも今回は雇用対策が名目でしょう。

          #H1Bはそもそも行き当たりばったりなビザだし

          親コメント
    • いえ、露骨な雇用対策です。
      親コメント
  • Becky!開発者の乗松知博氏はカナダ在住ですね。

    乗松氏がそうかは知らないですが。
    例えば、プログラマーと言う職種を生かして、企業に勤めると言う目的では無く、快適な住環境を求めて海外へ移住すると言う在り方もあるのでは。シェアウェアで生計が立てられる人だけでなくSOHOやフリーの開発者でも出来ないでしょうか。フリーの開発者と言う雇用形態が一般化され、認知されていない現状では障害も多いですね。

    実際顔をつき合わせる事の重要性もある(言われている)ので、これが一般的になるのは難しいかも知れませんが。少なくとも、方法や法制度、業界的ルール確立はされないと。

    • by Anonymous Coward on 2003年09月24日 5時53分 (#402824)
      外国に住んで合法的に生計を立てるにはビザが要るんよ。国によって差はあれど、フリーで働けるようなビザは概して難しい。単に稼げるだけじゃだめ。これはフリーの開発者という雇用形態が一般的でないためではなく、その国にしてみれば外国人が好き勝手に入って来て労働市場を荒されちゃ困るから。
      親コメント
  • 企業が外に出て行けば?

    IT業界がこぞって海外に本社移転とかしたら、どうなるんだろう。

    • IT業界がこぞって海外に本社移転とかしたら、どうなるんだろう。

      対テロ戦争の一環として出てった先を叩くんじゃねーの?
  • by Anonymous Coward on 2003年09月24日 4時29分 (#402808)
    そのうちに知的労働のオフショア調達にも関税かけるようになったりして。

    米国の強みは、世界中から優秀な人間が集まってくるところだと思うのだけど。
    間口を狭くしたら自分の首を締めるだけのように思える。
    うまく「優秀な3分の1」だけ濾し採ろうというのだろうか。
  • by Anonymous Coward on 2003年09月24日 4時35分 (#402809)
    文中「削減するとのするらしい」
    「削減するらしい」でしょ?
  • by Anonymous Coward on 2003年09月24日 12時17分 (#402919)
    日本はアメリカの同盟国であり、同じ問題を抱えています。
    いつもの調子でアメリカを追従しましょう
typodupeerror

弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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