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世界初のレーザー駆動飛行機 48

ストーリー by Oliver
光に衝き動かされ 部門より

oddmake 曰く、 "NASAは、世界ではじめてレーザーで外部からエネルギーを受けとることでエンジンを駆動する飛行機を試作、試験飛行に成功したと発表した。 飛行機はマーシャル宇宙飛行センタドライデンフライト研究センタおよびアラバマ大学の研究者らの共同作業により製作された。 翼幅5フィート(1m50cm)の飛行機は重さは11オンス(約310グラム)しかなく、ラジコン操縦で操作されるという。"

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  • 何に使うのかな? (スコア:2, すばらしい洞察)

    by kei100 (5854) on 2003年10月13日 0時02分 (#413616)
    純粋に気になるのは、コイツの使い道です。
    模型飛行機として遊ぶには、レーザーは厄介でしょうし・・・
    狙うのは模型飛行機の滞空時間のギネス記録か!?

    冗談は置いといて、
    実用化に問題になりそうなのは、
    ・雲がレーザー送信の障害になるかも
    ・うまくレーザーを光電池に照射するための制御
    そういうのはあるだろうけど、
    一番気になるのは
    ・レーザーの照射元をどうするかなのか
    ですね。
    まさか飛ばす飛行機の分だけ照射元を作るわけにも行くまい。

    そこら辺は充電池を搭載して定時で充電とかするのかも。
    残量がヤバくなったらセンターを呼び出して充電してもらうとかっ
    # 気分は<s>サティライトシステム</s>

    英文の記事は斜め読みしか出来ないので間違ってるかも。
    • by halo (12510) on 2003年10月13日 0時39分 (#413626) 日記
      NASAの発表の一番下に書いてありますね。以下、意訳。

      >このコンセプトは、リモートセンシングと通信事業への商業的価値を秘めている。
      >通信会社は中継機を積んだ飛行機を都市の上に飛ばすことができる。
      >その飛行機は、携帯電話の中継から、ケーブルTVやインターネット接続
      >まで、何にでも使えるだろう。

      理想的には無補給で飛びつづけられるというのが、ミソなんでしょうね。
      親コメント
      • by GSone (8994) on 2003年10月13日 1時01分 (#413631) 日記
        >理想的には無補給で飛びつづけられる
         
        メンテナンスはどうすんのかな… 壊れた飛行機がやたら降ってくる世の中になったらイヤン。
        親コメント
        • by onyonyo (15599) on 2003年10月13日 1時23分 (#413635)
          メンテナンスするときは着陸させればいいような。

          というお約束はおいといて。

          レーザーの発信元と飛行機の間を鳥が通過したらどうなるのかな?
          やっぱり焼き鳥ができるんですかねぇ?
          親コメント
          • by GSone (8994) on 2003年10月13日 2時21分 (#413647) 日記
            >やっぱり焼き鳥ができるんですかねぇ?
             
            焼き鳥が降ってくる世の中になるんですか… 
             
            http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/8871/triviakako/go/131.htm
            両国国技館の地下の会社が潰れますね。
            親コメント
          • by EUV (15336) on 2003年10月13日 16時50分 (#413867)
            照射強度にもよりますが、そんなに大きくないでしょうから、焼き鳥にはならないでしょうね。
            親コメント
          • とあるX線施設は、天井に対しては防護の規定がないために、空に向かってX線がだだもれになっています。そこでは、上を飛んだ鳥が落ちてくるとか聞いたことがあります。上を飛ぶ飛行機は…。 /* 伝聞なのでAC */
            • by uxi (5376) on 2003年10月14日 0時19分 (#414093)
              それって、放射線を使う研究室の隣は良いけど、
              上下は駄目って事とか、、、(- -;;;)
              # 昔、某所に安全対策のため放射線測定機を設置しようとしたところ
              # 警報が鳴りっぱなしになったため見なかった事に、、、
              # とかいう伝説を聞いた覚えがあるのだが、、、ま、まさか、、、
              --
              uxi
              親コメント
    • by hirata (3986) on 2003年10月13日 0時09分 (#413618)
      ・雲がレーザー送信の障害になるかも
      ・うまくレーザーを光電池に照射するための制御
      そういうのはあるだろうけど、
      一番気になるのは
      ・レーザーの照射元をどうするかなのか

      人工衛星で発電して、レーザーを地球に向けて照射するってのはどうでしょ? 長距離を飛ぶ飛行機って大抵の時間は雲の無いくらいの高度を飛んでいるので、 雲による障害は無くなりそう。

      ただ、減衰率が凄そうだ……

      親コメント
      • 的(?)を外すとレーザー兵器(謎)になりそうな予感
      • その計画はないと思うが代わりにマイクロ波の案なら合ったね
        マイクロ波は大気の透過性がいい。宇宙空間で発電した電力を
        地上に向けて送信し、地上広範囲のアンテナ施設で受ける。

        静止軌道上にしないと健康被害で訴える奴が出てきそうだし
        ターゲットの追尾が面倒だろうなー
        • 宇宙で太陽光発電をして、マイクロ波送信っていうのは
          サンシャイン計画の頃(昔々)から話があったんだけど
          今やってる 研究 [usef.or.jp]をみても、あんまり変わってないみたいですね。

          でも、経済効果についての三菱総研のレポート [mri.co.jp]を見ると、
          発電コストが約10円/kWh程度に見積もられていて、
          ずいぶんコストが下がっていたのでちょっとびっくり。(パネルの分?)
          いまや、本当に実現するのかも・・・・の世界になっていたりするのですね。
          ジェネシス計画なんかは、どこまで進んだんだろう。

          # 送電衛星の制御の話に興味を示したばかりに
            アレげな道に引き込まれた おばかな MIYU

          親コメント
    • by GSone (8994) on 2003年10月13日 0時21分 (#413621) 日記
      >充電池を搭載して定時で充電
       
      いや、戦闘機の空中給油みたいなのを
      無接触でできたらけっこう有用なのかな。
       
      つっても電気で戦闘機を飛ばすなんて無理そうだけど。
      親コメント
    • >・レーザーの照射元をどうするかなのか
      ># 気分はサティライトシステム

      ミラー衛星もよろしく。by ガミラス
      親コメント
      • あのときにレーザー供給システムが開発されなければ、コロニー落しは出来なかった...

        #と回想するのだろうか
    • 探査機です。 (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2003年10月13日 1時38分 (#413641)
      光の当る場所から光の当らない場所にいる探査機(自走式)に
      レーザー光(光り)を当てて動かすのは日本でも行てますね。
      基礎実験レベルですが..こちらは赤外線で行ってます。

      月面の調査で光の当らない部分に電力を伝送するのに役立つとかです。

      今回と同じく飛行機型の実験ではマイクロ波を利用したものが成功していますよ。
      親コメント
    • SFものに出てくる「トラクタービーム」だと思ってしまいました。
      離着陸を地上でコントロールするのは、まだまだ先?(笑)
      親コメント
    • by Stahl (7211) on 2003年10月13日 9時22分 (#413742)
      いつまででも飛び続けるウルトラライトプレーンを希望したい…
      受信?システムと動力を極限まで軽く(要求される出力は屁みたいなものだし)して搭載、室内の発振器からの出力をうけてスイッチを切るまでいつまでもいつまでもいつまでもフワフワ。

      って名前これであってましたっけ、カゲロウのような薄い翼で優雅に室内を舞うゴム動力ヒコーキ。
      親コメント
      • by uxi (5376) on 2003年10月14日 0時21分 (#414095)
        > って名前これであってましたっけ、カゲロウのような薄い翼で優雅に室内を舞うゴム動力ヒコーキ。

        ドラえもんではフェザープレーンと呼ばれていたような記憶。
        # 確かスネ夫が自慢してたような、、、
        --
        uxi
        親コメント
    • 純粋に気になるのは、コイツの使い道です。

      むしろ利用方法の本命としては模型ないし実用飛行機よりもライトセール [woodmansee.com]かな、と夢想してみる

    • > 狙うのは模型飛行機の滞空時間のギネス記録か!?

      飛行機自体はそんな感じですね。
      でも、突風で飛ばされてどこかに行ってしまいそうですが。
      (そよ風ならともかく、普通の風にはかないそうもない)

      # 「ソーラーパネルを翼の上に載せないでぶら下げてみました、地上から
      # レーザーを当てても発電して飛ぶことが出来ます」と何か違うの?
    • バンシーⅣ [www.faf.jp]とか...
  • 京大とかの (スコア:2, 興味深い)

    by yu-na (10754) on 2003年10月13日 0時11分 (#413619) 日記
    マイクロ波を使ったもの [216.239.57.104] と何が違うのだろう?
    • by onyonyo (15599) on 2003年10月13日 1時28分 (#413638)
      マイクロ波の次がレーザーですから、そのうち可視光で燃料が供給できるようなシステムを作るのでしょう。
      もしくは赤外線で燃料補給かもしれません。

      すると、世界中太陽光さえあれば燃料供給の心配がなくなるので、通信アンテナをそこら中に浮かべることができるようになり、通信インフラの整備が簡単になるわけです。

      #うそなのでID。

      夜になったらどうするんだ?
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        夜になっても飛べるように地上からレーザー照射するんでしょう。
        レーザーなのは狙いを絞れるからかな?

        でも、まじめに雨降ったらどうすんでしょうね?
        「今日は悪天候のため中継局が飛べないので携帯電話は使えません」とかなるのかなぁ(^^;
        • Re:京大とかの (スコア:2, おもしろおかしい)

          by Anonymous Coward on 2003年10月13日 6時47分 (#413687)
          携帯電話は狭い範囲で複数の電波を使う事で成り立っているのでちょと違う気がします。
          インタネットの帯域増強用の補助回線として使われると思います。

          >「今日は悪天候のため中継局が飛べないので携帯電話は使えません」
          インタネット天気予報~
          えー○○地域の方はごめなんさい。
          悪天候のため回線中継機お休みで非常ぉーに混んでます。
          ○○地域の方ブロックノイズが多いかも知れませんけど
          明日は天候がいいから綺麗に番組がみれるよぉ
          インタネット天気予報み・て・ねーハート
          インタネット天気予報でした。
          親コメント
    • マイクロ波は要は電波だから、アンテナなりコイルなりで受けて
      電気起こすわけで効率悪そうだし、指向性もあるとはいえ結構ブロード。
      で、レーザーの場合はレンズでピンポイントで狙えるから無駄がないんじゃないかと
      考えたんではなかろうか.

      しかし、写真で見る限り太陽電池にレーザー当てて発電してるだけの
      夏休みの工作の次元だし、レーザー素子の出力頼みの力仕事じゃん結局
      火星軌道上の衛星から地表の探査車両に電力供給とかには向いてるかもしれんが

      #素直に太陽電池の高効率化・蓄電池の軽量大容量化を目指せというのはおせっかいか・・
      親コメント
      • でも、小さな飛行機に精々直径1m以下にしか発散しないレーザ光を当て続けるには非常に高度な制御技術がいりますよ。

        これが実用化出来れば、数万キロの宇宙空間下でのエネルギー供給や超長距離・超高ビットレートのレーザ通信に応用できそうで楽しみです。

        エネルギー減衰とか周囲への影響を考えると、軌道上から物体上の探査ローバや探査プレーンにエネルギーを供給するよりも大気での減衰がない星や別の軌道上からレーザを別の軌道上にある小型の探査プローブに送ったり逆に情報を貰ったりなどの応用に使えそうですね。

        親コメント
    • by Anonymous Coward
      違うんではないか?
  • これ [google.co.jp] かと思ったんですが
    違うんですね、外燃機関じゃなくて
    外部からエネルギー供給を受けるんですね
    ちょっとがっかり
    --
    ____
    #風邪をひきました、脳が故障しています
    #残念ながら仕様です。
  • 太陽電池でプロペラ回して前に進むおもちゃを
    NASAの技術力をもって、とてつもなく軽量化、高効率化、
    高出力化しただけなんじゃ・・・
    ぜんぜん使い道が見えてこない。
    レーザーの出力にも限度があるだろうし、
    受信部にも限界があるだろう。
    そんな大きなエネルギーを輸送できるとはおもえない。
    軽くしたから何とか飛んだって感じじゃないのかなぁ。

    ちなみに、レーザーを使った外部エネルギー供給をおこなう
    飛行物体というなら、ちょっと前にUFOの円盤みたいなのに
    下からレーザーあてて、プラズマ発生させて浮かばせるなんて
    装置が開発されてたような記憶があるが、あれはいったい
    どうなったのだろうか。
    ご存知の方、いらっしゃいませんか?
  • by Anonymous Coward on 2003年10月13日 0時05分 (#413617)
    夏場に甲子園に行けなかったのでAC(ぢゃなくて)

    「彗星狩り~星のパイロット~」笹本祐一

    で、ラグランジュポイントの太陽発電衛星から、彗星へ向かって航行中のイオンジェット推進の宇宙船(ゼロゼロマシン)へレーザービームで電力を供給、という描写がありましたな。

    実験とはいえ現実的になったのはすばらしいです。
  • by Anonymous Coward on 2003年10月13日 1時29分 (#413639)
    実験では飛行機ですが、目的を考えると飛行にこだわる意味はなく
    飛行船にして姿勢制御やデータの中継用に電力を割り当てれば
    実用性は十分あると思います。

    飛行機を採用したのはレーザでの追尾実験と電力伝送効率の兼ね合いではと推測
  • by Anonymous Coward on 2003年10月13日 16時14分 (#413855)
    素人です。 これは、すなわち無線でエネルギーが供給できるって事ですよね?応用してコンセント代わりにならないものかなぁ。やっぱいろいろ問題あるのかな。うちのパソコン周りの配線死んでます(笑)
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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