着陸機Beagle2、火星に向かって発進 8
ストーリー by Oliver
ラストスパート 部門より
ラストスパート 部門より
Anonymous Coward曰く、"本家記事より。火星に向かっている欧州宇宙機関(ESA)のMarsExpressは、12/19に火星着陸機Beagle2の切り離しに成功した。Beagle2の火星着陸は12/25のクリスマスとなる。
MarsExpressは2003/06に打ち上げられたESA初の火星探査機であり、火星大気の調査を主目的としている。また、その着陸機Beagle2は生命の痕跡の調査までもターゲットとなっている。
いよいよマーズ・ラッシュの始まりである。折りしも火星の温暖化説まで出てきており、火星探査の意味は増して来ている。科学好きなら要注目である。
(cf. /.Jの過去記事)"
火星からのクリスマスプレゼント (スコア:4, 参考になる)
ESA [esa.int]が提供している 写真・イラスト [esa.int]です。
ロケットが運ばれている時の 写真 [esa.int]、 2003年6月2日に、カザフスタンのバイコヌールから“Mars Express” が打ち上げられた時の 写真 [esa.int]、 宇宙空間での“Mars Express ”の写真 [esa.int]、ビーグル2分離時の想像イラスト [esa.int]などです。
今回無事に分離されたビーグル2の火星到着予定は、クリスマス午前。
搭載されている機器(ガス分析パッケージ等)と予定されている調査の詳細は、ビーグル2情報 [esa.int]にまとまっています。ご参照下さい。ビーグル2( 実物写真 [esa.int]) は、自転車のタイヤくらいの大きさ(28インチ?)で、推進機関を持たないため、 火星の大気との摩擦によって減速し、パラシュートを展開し、 大きなガスバッグを膨らませることで 着地の衝撃を緩和するそうです。
無事に着地すると、畳み込まれていた 太陽電池板を展開してバッテリーを充電する ( イラスト [esa.int])のですが、 時間的な余裕があまり無いそうなので、 ビーグル2からの信号を受信するまで、無事かどうか少しはらはらさせられそうです。
# 良いクリスマスになりますように
Re:火星からのクリスマスプレゼント (スコア:2, おもしろおかしい)
ビーグル2の実物写真を見ましたが、ピリンジャー教授のファンになってしまいそうです。写真だととっても危ない人に見えて仕方ありません。
日本語の記事を探すとビーグル2の旅 [jst.go.jp]というのが日本科学未来館 [jst.go.jp]の火星研究最前線 [jst.go.jp]にありました。カメラの口径測定チャートに現代美術を使うというのも面白いかも。
Fingers crossed for Beagle 2 (スコア:1)
写真は、衝撃を和らげるためのガスバッグが膨らんだ様子です。
読んでいたら、「のぞみ」が火星の汚染を避けるためにコース変更をした事が書いてありました。やっぱり悲しいです。
# あとちょっと ・・・・ おまじないしようかな
Re:Fingers crossed for Beagle 2 (スコア:1)
Beagle2、ビーコンが聞こえず [nikkei.co.jp]、行方不明とのこと。
Re:Fingers crossed for Beagle 2 (スコア:0)
マーズ・エクスプレス トピックス [moon.jaxa.jp]によれば、次の交信時刻は日本時間26日午前7時45分頃とか。
テセラックでもいるんだろうかという冗談はともかく、明朝に何か起こることを期待しています。
日本はラッシュを避けたみたいですね (スコア:2, おもしろおかしい)
火星着陸機Beagle2 (スコア:1)
ちょっとガッカリ。
#無人探査機ならクァールが見つかっても安心ですね。
Re:火星着陸機Beagle2 (スコア:2, おもしろおかしい)
でも,そのクァールの近くに彼女たち [sunrise-inc.co.jp]がいたら,安心できません.