月面は天文台建設の適地か? 8
ストーリー by Oliver
それでも夢がある 部門より
それでも夢がある 部門より
astro-m 曰く、 "空気のない月面に望遠鏡を作れば、地球上の望遠鏡より断然シャープな像が得られるに違いない。ブッシュ大統領が宣言した「新宇宙計画」にあるような宇宙基地に、天文台を建設しようという案は昔からいろいろなところで提唱されている(CNN、JAXA、NASA)。この件について、詳細に議論する論文が astro-ph に掲載された。
この論文では、「空気がないのは軌道上も同じであり、月面に建設するメリットはあるのか」という点を論じている。まとめると、地球低軌道よりも月面が適している点としては、磁場がない、残留大気がない、スペースデブリがない、熱環境が安定している、の4点であるそうだ。ただしこれらの点はラグランジュ点と比べるとそれほどメリットはないらしい。一方、すでに軌道上の観測衛星で姿勢制御技術は確立しており、今後の技術革新によって編隊飛行が実現すればLISAのような宇宙干渉計も可能になることから、望遠鏡を固定できる地面がある、という点はメリットにはならないという。もちろん、月面に資材を送る手間やお金の問題もある。
高山の上へ、軌道上へ、月へ、とよりよい観測サイトを探す天文学者たち。次世代の望遠鏡は我々にどんな宇宙を見せてくれるだろうか。"
リソースとしてのラグランジュ点 (スコア:2, 興味深い)
#参考:ラグランジュ点問題の直観的方法 [motion.ne.jp]
Re:リソースとしてのラグランジュ点 (スコア:2, 参考になる)
特にL2 [nasa.gov]は、WMAP [nasa.gov]、JWST [stsci.edu]、SPICA [isas.jaxa.jp]などの宇宙望遠鏡サイトとなっています。
反太陽方向を向いていて観測に都合がいいそうです。
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Save our starry skies; Jump into the Universe.
人間のことも考えれば (スコア:1)
たしか人間の身体って、重力がないと骨からカルシウムが溶け出したりとかしなかったっけ?
無人の天文台であるとか、職員の長期滞在は無いとかであれば、軌道上でも問題ないけど、
そうでないなら、月面のほうが人間にやさしいかも。
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重力があると (スコア:1)
♯記憶が怪しいけどID
補足 (スコア:1)
・重力
巨大建造物を歪みなく作るには、重力はないほうがよい。
人間が現地で作業するには、重力はあったほうがよい。
重力があると、水銀を回転する巨大なお椀に入れて鏡面を作れる。(天頂付近観測用)
・大気
LEOよりは月面のほうが大気が少ない。(ナトリウム大気 [tohoku.ac.jp]はある。)
軌道上では大気分子が高速でぶつかり、光学系のコーティングを劣化させたり、
構造物にぶつかって余計な放射を出したりする。
・磁場
軌道上には地球磁場があるが、月には磁場はほとんどない。月面では
○磁場に伴う荷電粒子の影響がない。
×地球磁場が守ってくれていた宇宙線の影響を受ける。検出器は地下に埋めましょう。
当然ですが、それぞれにメリットとデメリットがあって、結局お金の問題あたりで
決着がつくような気がします。もちろん、「月面じゃなきゃできん!」という
天文学があれば月面に作るんでしょうけど。
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重力があるんだったら (スコア:0)
実際どうなんでしょ?>行った人
#まぁ、巨大な望遠鏡を安定した状態で作れることは確実なんでしょうが。
資材について (スコア:0)
門外漢なので間違っているかもしれませんが、
月の資源が結構使えるような話を良く聞くのですがどんなもんでしょう。
どっかのゼネコンが月で作るコンクリートの研究とかやっていたはずですけど。
表裏 (スコア:0)
観測したデータをどうやって地球に発信するか、という大問題がありますけれども。