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7726 story

米下院がチーズバーガー法案を可決 195

ストーリー by wakatono
太るのも自己責任 部門より

YellowTurtle 曰く、 "Mainichi INTERACTIVEの記事によると、「チーズバーガー法案」(正式名称は「食品消費個人責任法」)なるものを、10日に米下院が賛成多数で可決した模様。
同国は成人の3分の2が肥満という状態だが、「不健康な食品で太った」などの理由で、大手ファーストフードチェーンに損害賠償を求める訴訟が起きているが、いわゆる乱訴の多発も懸念されているようだ。
同法案はこれに対する解決策として機能することが期待されている。全米レストラン協会はこの法案について、「常識が勝利した日」という声明を発表しているが、反対派の市民団体などからは、「国民の健康を犠牲に企業利益を守る法案」などと非難されている。 なお、同法案の成立には上院を通過する必要がある。
個人的には、毎食スーパーサイズでも食べない限り、健康を害することは通常ありえないと思うのだが、./j諸兄はどのように思うだろうか?"

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  • by jmk (11245) on 2004年03月12日 14時08分 (#513000)
    こんな話 [spearnet.net]読むと「さもありなんと思ったりもします。
    • >いつもスーパーのレジに並んでいる時、ほかの人がどんなものを買っているかチェックしているが、食生活のひどさを裏付けるような買い物をしている人ばかりで、「この材料で一体何を作るんだろう」と感心するような人を見たのは、在米7年間で4回くらいだ。

      国民自身がこんな状態なんだから、そりゃあしかたないか…
      --
      @ytnobody
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  • 常識? (スコア:3, すばらしい洞察)

    by NAZZ (13040) on 2004年03月12日 13時20分 (#512932) 日記
    >「常識が勝利した日」

    この法案が必要な時点で、すでに常識は崩壊していると思うんだけど・・・
    • Re:常識? (スコア:2, すばらしい洞察)

      by rizel (19817) on 2004年03月12日 13時26分 (#512944)
      >この法案が必要な時点で、すでに常識は崩壊していると思うんだけど・・・

      常識が常に勝利するとは限らないのが世の常。
      親コメント
    • Re:常識? (スコア:2, 興味深い)

      by Coo-Neruasobu (17846) on 2004年03月12日 13時30分 (#512954)
      同意。
      解決すべきレイヤーを間違えてますな。そして無駄に複雑化しどこかに歪みが残る。まぁ非常識から企業利益を守るロビー活動の成果、とか妄想してみる。

      ところで食べ物ではなく喰い方が悪いというのは妥当な指摘なのだけどチーズバーガーの方にも問題があって、ファーストフードや加工食品は如何に売れるか等の経済面に従って成長しており (旨い、安い 等) 食べ物としては退化している面も。WHO が言うところの疫病としての肥満は、ファーストフードや加工食品といった奇形食品中心の食生活に根ざす所も多いので、この辺は企業意識が変わる必要もあると思ったり。どうせならこの辺りを踏まえてもう少し意味のある喧嘩をして欲しいな。

      それでも消費者であるオマエが選択したんだろう?という指摘は正しいのですが、国家レベルで見ると医療コストを引き上げ寿命を縮める肥満は敵なんで。

      # 日本はまだしも、中国の発展区域、アメリカ、ヨーロッパでは肥満が大問題になりつつあるらしい、、
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    • by shiromal (19358) on 2004年03月12日 13時25分 (#512941) ホームページ
      レストラン協会側には常識が最初からあり、
      反対派市民団体には常識が無かったのでは…。
      …そういうのはコモンセンスとは言わないか。
      --
      Shiromal@ぼんやりさん
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  • 食品だけなの? (スコア:3, すばらしい洞察)

    by yasudas (5610) on 2004年03月12日 13時26分 (#512943) 日記
    「食品消費個人責任法」って、なんで食品に限るのだろう?

    むしろ、「個人責任喪失者非救済法」みたいに全般的に
    しちゃうってのは、駄目なのかな?とはいえ、

    >同法案はこれに対する解決策として

    って、根本的原因は、「自己責任であっても他者に責任
    なすりつけが明白な訴訟」であって、さらにそういった
    訴訟を煽る弁護士の存在ではないかな?

    そういった「自己責任をないがしろにした人」の訴訟を
    受けた弁護士にお灸をすえないと、直らないのでは?と
    も思いますよ。
    • >「食品消費個人責任法」って、なんで食品に限るのだろう?

      • 我々が太ったのは、歩かなくてもいいようにと車を売り
        つづけた自動車会社のせいだ!
      • 我々が太ったのは、歩かなくてもいいように鉄道を走ら
        せた鉄道会社のせいだ!
      • 我々が太ったのは、歩かないで移動できるようにタクシー
        を走らせたタクシー会社のせいだ!
      • ……
      という訴訟が起こせる余地を残しておくため。
      --

      ----------------------------------------
      You can't always get what you want...
      親コメント
      • by yasudas (5610) on 2004年03月12日 14時40分 (#513031) 日記
        >という訴訟が起こせる余地を残しておくため。

        ふと我に返ったアメリカ人が、「我々が訴訟付けに
        なり、他者に責任をなすりつける低劣な輩に成りさ
        がってしまったのは、訴訟制度を維持している国の
        責任だ」と訴訟を起こす日が来そうだな。
        親コメント
  • by Futaro (2025) on 2004年03月13日 9時51分 (#513617) ホームページ 日記
    養老先生の本なんか見ると面白いことが書いてある。

    「都市化」によって「意識化」されたものこそが実存、という信仰があるのが都市生活者だから、都市生活者は「意識的に自分をコントロールできなければならないと思っている」のですと。

    ということは、今回の話では「自己管理できないようなヤツは生きている資格がない」ということになるから、競争に脱落する。チーズバーガー法案の根底には「人間は自己をコントロールできなければならない」のであって、それができていないのは人間として生きている資格がない、ということが、暗黙の了解としてある。すべてが意識下でコントロールされるべき、と思いこんでいるのが都市生活者なんだな。

    この養老先生のお話によれば、理由もなくわき上がる食欲、むしろ抑えなければならない、とわかっている食欲=自然、が抑えられないのは、既に人間ではない、と、思われているわけだ。

    マックは、自然ではなくて意識的に制御された「ハンバーガー販売マシン」なんだな。で、そのマシンの設計をする上で、その設計者は、都市生活者の人間にわずかに残った「自然」に訴えかけて、自己管理ができないようなセキュリティホールをぐいぐい突いて、販売量を増やそうとする。

    つまり、「自己管理」というキーワードそのものを肯定するのではなく、むしろうまく否定して「売って」いるのはマックのほうだから、マックこそ、「自己管理」して、そういう不健康なものを売ることをやめることのほうが、実は自然なんだな。

    ところが、資本主義では売り物が食べ物であろうがなんだろうが「儲かる」ことがすべてだから、特に米国では、米国民の健康よりも米国民から搾り取れるお金のほうが大切、ということになっている。だから、企業に媚びを売って政治資金を得ようとする議員が「チーズバーガー」法案みたいなものを出して、ことの本質を多くの人に見せないようにしている。

    「自己管理は大切ですよ」とか表では言っておいて、その実、自己管理ができないように目隠しをする法律がこの法案なんだな。本人個人の自己管理もさることながら、米国民の健康を守る立場にあるFDAなんかも、もっと原則に立ち返って、調査に入っていいと思うけどね。米国民の健康が大切であれば、一企業の利益は減ってもOK、という価値観は、かつてのFDAにはあったと思うけど。
  • 見た目もありますが (スコア:2, すばらしい洞察)

    by shiromal (19358) on 2004年03月12日 13時22分 (#512937) ホームページ
    むしろ身体への悪影響のほうを心配したほうが
    いいんじゃあないでしょうか。ある程度太ってても
    さまざまな検査の値が正常の範囲内であれば、
    それはそれでよいような気もします。

    しかし彼の国では「おまえそこまで行くまえに
    なんか気づくことないんかー」と突っ込みたくなる
    人三化七な恰幅の方もいらっしゃいますしね。
    動けなくなるまでデブるってのはちょっと。
    --
    Shiromal@ぼんやりさん
  • by QwertyZZZ (8195) on 2004年03月12日 13時36分 (#512962) ホームページ 日記
    「ホットコーヒーで火傷した」

    なんて、その食品自体の性格として内包されるリスクについてもカバーしてくれると良いと思うのだが。

  • ごくごく素朴な疑問 (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2004年03月12日 21時07分 (#513357)
    なぜ「ハンバーガー法案」「フライドポテト法案」ではなく「チーズバーガー法案」なのか?

    # やっぱり「チーズバーガー」のほうが、なんか違う方面のものを連想させて「男」に受けがいいからかな?
  • 自己責任というか (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2004年03月12日 13時16分 (#512925)
    かの国では“デブは自己管理能力がない”とみなされてるんじゃなかったのか?
    • Re:自己責任というか (スコア:3, すばらしい洞察)

      by YellowTurtle (16315) on 2004年03月12日 13時37分 (#512963) ホームページ 日記
      つまり、全米成人の3分の2は自己管理能力がないというだけのことでしょう。
      --
      @ytnobody
      親コメント
    • by black-hole (9124) on 2004年03月12日 13時39分 (#512968) ホームページ 日記
      > かの国では“デブは自己管理能力がない”とみなされてるんじゃなかったのか?

      それは、ダイエット産業によるプロパガンダです。
      --
      -------- tear straight across --------
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2004年03月12日 15時14分 (#513069)
      日本マクドナルドは,子供をターゲットにした,プロモーション [famitsu.com]を行っているが,
      アメリカでこんなプロモーションを展開したなら

      「うちの子が肥満になったのは,おまけのアイテム欲しさにセットメニューを毎日食べたからだ.
      自己管理能力が未発達の子供に対して,こんなキャンペーンを行うマクドナルドが悪い」

      と訴えられそうな気がする.

      今調べたら,アメリカでもHappy Meal [mcdonalds.com]なんてのが存在していました.
      「チーズバーガー法案」を可決するならば,このようなプロモーションも禁止されるべきだと思います.
      親コメント
    • by ncube2 (2864) on 2004年03月12日 13時52分 (#512980)
      かの国では低所得者層の方が肥満の危険が高いってのもありますな。
      親コメント
      • ってことはもしかして、自炊のほうがお金かかるのかな?
        だとすると、おいらは絶対にかの国には住めないな。
        --
        @ytnobody
        親コメント
        • Re:んー、ただ (スコア:2, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2004年03月12日 14時52分 (#513046)
          低所得者層の家族は夫婦共働きせざるを得ない状況が少なくないでしょうし、
          そうなると自炊する時間が無いということにもなります。
          (高所得者層と違ってダイエットに金はかけられないし)
          さらに、金銭でなく食事券の形で生活保護を行う自治体も多く、そのほとんどは
          限られた店でしか使えません。一部のアメリカ先住民部族をはじめ、民族によって
          はこうした(西欧型)高カロリー食を食べ続けることで、肥満リスクが非常に高まる
          例もあります。
          以上の事情を考慮せずに「肥満は自己責任」と言うのはそれこそ無責任な話ですが、
          件の法案はその辺しっかり押さえているのでしょうか?
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  • by ncube2 (2864) on 2004年03月12日 13時46分 (#512975)
    特大サイズ注文するならともかく、かの国の飯屋で普通に注文しても「食えるかこんなに」が出てくるってことはないの?
    (ワシ胃弱で、国内の飯屋で「ご飯は半分にして」とお願いしても全然半分じゃなくて哀しい思いをすること度々)
    • かの国ではもともとの量が多いから、たとえ
      >「食えるかこんなに」
      といった量であっても、かの国の方々にとってはいたって普通ということかと。

      なんというか、かの国のそういう異常な感覚の根底には、
      「大きいことはいいことだ!」
      という考え方があるような気がしてならないヨ…
      --
      @ytnobody
      親コメント
      • Re:ところで (スコア:2, 興味深い)

        by Ryo.F (3896) on 2004年03月12日 14時47分 (#513043) 日記
        > 「大きいことはいいことだ!」
        > という考え方があるような気がしてならないヨ…

        私の少ない観察実績からしかいえませんが、米国現地の人も、よく観てるとかなり残してるみたいですよ。よくわからないけど、「大きいことはいいことだ」というより、「食べきれないほどたくさん載っているのが御馳走」という感覚なんじゃないですかね。
        日本の料理みたいに、たくさんの種類をちょっとづつ、ってのは理解されにくいのかも。あれって、ナイフとフォークの文化と、箸の文化の差じゃないかと思ったり思わなかったり。
        親コメント
        • Re:ところで (スコア:2, 参考になる)

          by zeissmania (3689) on 2004年03月12日 15時11分 (#513066)
          >米国現地の人も、よく観てるとかなり残してるみたいですよ
          かなり以前ですが、ラジオだったかTVだったかで、ダイエットのために食事を控えているときに、レストランでは
          ・日本人は頼む量を減らす
          ・アメリカ人は一杯頼んで、一杯残す
          とか言ってました。残さないと、ダイエットした気分になれないそうで。
          親コメント
  • これってアメリカの弁護士連中が訴訟の開始費用がやすいので、とりあえず訴えとけって暴走するからその歯止めのひとつだと。
    前の大統領とそのカミさんはこの業界の人だったからこんな法案、通すわけない。
    かの国の連中はBSE騒ぎをみても解るように国民の健康よりは経済活動に重点をおく。
    • by cica (16417) on 2004年03月12日 15時32分 (#513078)
      その前大統領は偽証の司法取引で弁護士資格停止中なんじゃなかったかと思いますが、それはともかくコトは大統領個人の問題じゃありません。 あんまり有名じゃないですが、アメリカ有数の圧力団体に American Trial Lawyers' Association(アメリカ法廷弁護士協会)というのがあって、これが消費者保護を口実に政治資金委員会を通して民主党系の議員を多く支援しています。

      この団体の実力がどれくらいあるかというと、連邦選挙委員会による2000年の連邦選挙(前回の大統領選挙を含む)における献金額を元にした政治資金委員会トップ50 [fec.gov]を見てください。 ATLA系の政治資金委員会は、なんと不動産業界に続いて全体で2位、合計266万ドルもの献金を出しています。 民主党系の代表的な圧力団体としては労組がありますが、どの労組よりも献金規模は大きいです。 かの有名なNRAは19位、軍事産業最大手のロッキードマーティンが36位という中で、突出しています。

      ちなみに消費者運動と言えば前回の大統領選挙でブッシュを当選させた最大の戦犯と言われているラルフ・ネーダー「緑の党」候補が有名ですが(フロリダで彼に投じられた票の1%でもゴアに流れていればゴアが当選していた)、彼はもともとATLAの元会長です。 緑の党に担ぎ上げられる前のネーダーは、消費者運動の指導者の振りをしつつ、実は法廷弁護士の利益を代弁するロビイストとして民主党議員に大きな影響を与えていたという話。
      親コメント
  • 我慢できないやつが悪いってのはまぁおおむね同意なんですが
    目の前に食い物があったときにそれを誰もが我慢できるか
    というとちょっと疑問ですね。人間は弱い生き物ですし。

    こういう個人的な嗜好によって左右される問題だと
    「俺が出来ることをなんで他人が出来ないんだ?出来ないやつが悪い」
    みたいな意見がわりと多く聞かれることがあるのですが
    その人のおかれている現状によってかかってくるストレスも違うでしょうし
    その発散の仕方もにっちもさっちもいかなくてこうなってるみたいなところはあるんじゃないでしょうか
    過食にしてもそれが全部ではないにせよストレスのはけ口にっていう人が多いってのは
    たぶん間違ってないんじゃないかと思います。目の前にゴロゴロしてて一番手軽な方法ですしね。

    何にせよいまの社会の仕組みのまんまだと
    肥満やら何やらで不健康になっちゃう人が
    ばんばん出ちゃうって現状はどうにも動かしがたい事実なので
    外食産業に対するなんらかの規制(っていうといいイメージがわかないけど)
    も含めて根本的に方向を変えていく必要があるのは間違いないと思います。

    ちょっと論点がずれてそうな訴訟の乱発はおかしい、ってのは確かにそうかもしれないとも思いますが
    かの国ではそれが(願わくば良い方向へ)社会を動かす契機にもなるのでしょうし
    それをあたまっから封じ込めるのはかの国の体質からすると末期症状なのかなとも思います。
    まぁこれが社会が動いた結果ということなのかもしれませんが
    現状の問題が改善されるとは思えないので良い方向には向かってないのは悲しいことですねぇ

    つっこみどころ満載かとは思いますが
    自己顕示欲の突発的な発露ということで・・・
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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