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8010 story

竹内均先生、逝去 43

ストーリー by yoosee
科学への入口を用意してくれた人 部門より

Anonymous Powered曰く、"ニュートンの編集長、竹内均先生が、4月20日未明、心不全のため世を去りました。83歳。 ニュートンの創刊は1981年。その間、多くの科学雑誌が生まれては消えていきました。 幾多の困難の中、あまり儲かる分野でもない雑誌の出版を維持することに対して大変なご苦労があったと聞きます。 私も理系の道に走ったのは、DNAの不思議さを精細なイラストで紹介してくれたニュートンの存在があったからかもしれません。 科学出版会の巨人の逝去に、謹んで黙祷。"

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  • 志は…… (スコア:3, 興味深い)

    by seeds (20964) on 2004年04月22日 20時17分 (#536642)
    もう十数年以上前になりますが、
    家族で教育テレビを見ているときに(竹内先生の地学だったと思われます)
    私の兄が『この先生は「難しい事を、簡単に説明できなければいけない」といって、ニュートンとかを編集しているらしいぞ』というような事を言って、私に衝撃を与えました。
    『難しい事を難しいまま説明する』ことと、『難しい事を簡単にして説明する』ことの大きな違いをわかっていながら、自分ではひとに難しいまま説明をするなどのことをしていたので、大きく反省しました。
    それ以来、ひとになにかを聞かれた場合にはできるだけ簡単に説明しようとこころがけています。

    が、いまだに、ほんとうに、難しい事を簡単に説明することができているかはわかりませんが、その努力はしているつもりです。
    竹内先生の努力の数億分の1だとは思いますが、(勝手に)こころざしを受け継いだ者として精進していこうと思います。
    ご冥福をお祈りします。

    --
    /* Seeds */
  • by Anonymous Coward on 2004年04月22日 12時01分 (#536298)
    竹内先生のご冥福をお祈りします。

    ところで、タレコミ子は科学誌のようですが、/.Jerの皆様は科学、技術方面へ何から誘われたのでしょう?

    #ACですが、小生は俳優、平田昭彦さんが原因です(「地球防衛軍」の科学者とか、「ゴジラ」の芹沢さん役)
    #単純だけど、ああいう映画って子供に大きく影響あたえるんですな。
  • by Anonymous Coward on 2004年04月22日 12時01分 (#536299)
    1981 年2月「COSMO」
    1981 年7月「Newton」
    1982 年4月「OMNI」
    1982 年6月「UTAN」
    1982 年7月「QUARK」
    消えていった雑誌多数..
  • 恩師。 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2004年04月22日 12時29分 (#536327)
    もう20年位前のことだが、当時できて間もない
    代々木ゼミ札幌校の校長が(名目だけではあったかもしれないが)
    竹内先生だったんですよ。
    季節ごとに講演で地球の話(主にプレートテクトニクス)を
    聞かせてもらいましたが、
    「そうか、大学での研究分野というのは俺が思っている以上に
    いろいろあるんだなぁ」
    と、当時田舎の浪人であった自分は感激していたのでした。

    というわけで、非常に変な形ではあるが、「恩師」、さようなら。
    • by Anonymous Coward on 2004年04月22日 15時37分 (#536486)
       私は高校生の頃、竹内均著『基礎からよくわかる物理』 [dnamicroarray.org]から とても大きな影響を受けました(リンク先のサイトは私のものではありません)。

       教科書レベルの参考書ですが、物理の本質を捉えた鮮やかな説明に、目から何度もうろこが落ちました。  入門向けのわかりやすい本で、そのような話ができる著者の力量は、素晴らしいものだったと思います。
       普通ならもっと難度の高い参考書にステップアップしていくところでしょうが、この本はとうとう受験本番まで 私を導き、京都大学の理学部に受からせてくれました。

       後になって知ったことですが、竹内先生は一切、ゴーストライターを使わない方だったそうです。口述筆記ですが、 。や、の位置、本文に載せるイラストの内容まで全て、ご自身で詳細に指示なさっていたのだそうです。

       カリキュラムの改定と共に、この本は絶版になり、別の著者による同名の書物に取って代わられたのですが、 単なる凡庸な参考書になってしまい、がっかりした記憶があります。入門的な本こそ、本当に力のある著者によって 書かれなければならない、という信念を私に植え付けた出来事でした。

       竹内氏には、「知名度に比べて研究の業績が少ない」という批判が絶えず付きまとっています。 しかし、彼の教育者としての力量とその成果は、まさに傑出していたと言えるでしょう。 何度も言われてきたことですが、このような業績を、アカデミシャンはもっと高く評価すべきと 思います。

       私は接したことはありませんが、山本義隆氏 [cruel.org]に ついても、同じようなことが言えるのかもしれません。

       最後に、お世話になった者の一人として、竹内先生の冥福を祈らせていただきます。

      親コメント
    • by asasaoi (17097) on 2004年04月22日 14時57分 (#536463) 日記
      たしか、代ゼミ全体の校長だったと思います(15年前は)。
      通っていた、代ゼミ名古屋校にも来ました。

      映画「日本沈没」に出演され、プレートテクトニクスを蒟蒻を使って説明したことを、静かに、しかし熱く話しておられました。

      当時、世の中の偉い研究者(つまり教授)とかは、こういった物腰の人なんだろうなぁ、と思っていました。(現実は・・・)

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      ----------------------------------------
      とゅー びー おあ のっと とぅー びー ゲノム読めても理解できない
      親コメント
  • by ILH (11814) on 2004年04月22日 16時11分 (#536509) 日記
    一体何パーセントの視聴者が、本人を知っていたのだろうか。
  • 自助論 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2004年04月22日 18時52分 (#536608)
    根が文系なので、スマイルズの「自助論」 [amazon.co.jp]の翻訳で知りました。
    「天は自ら助くる者を助く」「人事を尽くして天命を待つ」逆に考えると
    他人を制するために努力するのではなく、自分を幸せにする努力が周囲も幸せにすると…
    まあ大雑把にまとめるとそういう内容の本な訳ですが、エセ文化人に翻訳されて言われると
    なにか癪に障るそういう言葉も、テレビ講座で竹内先生の人柄を拝見してみると、
    そういう言葉が嫌味なく感じられて、自分の中では名翻訳あっての名書籍となりました。
    ご冥福をお祈りします。

    ありがとうございました。
  • by shiraga (14233) on 2004年04月23日 1時19分 (#536807)
    ガキの頃なら、家にあった百科事典だったり、昆虫図鑑だったり、親戚からもらったレゴだったり、押し入れで見つけた古いラジオだったり。
    あるいは夏になると朝からセミやキリギリスの鳴き声に起こされる環境とか。

    自分で選ぶようになってからは、ブルーバックスだったり、畑正憲だったり。

    コンピュータ系は、飽きっぽい親父のお下がりのPC-8001mkIIとか。
  • by Anonymous Coward on 2004年04月23日 14時14分 (#537036)
    Newtonの巻末に人物伝や紀行文を書いていた
    もりいずみさんってのは竹内均氏のペンネーム。
    ただ、編集担当なんかが、結構協力して書いてたのと、
    だいぶ書きためてあるらしいんで、しばらくは連載が
    続くかもしれません。

    インサイダー情報なのでAC。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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