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マイケル・ムーアの新作映画、北米で配給禁止へ 208

ストーリー by Acanthopanax
自由の国 部門より

nzm曰く、"朝日新聞の記事によると、ボウリング・フォー・コロンバインの監督でアホでマヌケなアメリカ白人の著者、マイケル・ムーアの新作映画「華氏9・11」が配給元の親会社のディズニーからの圧力で配給禁止になったことが明らかになった。映画の内容が強烈なブッシュ批判であったり、ブッシュ大統領の弟が州知事を務めるフロリダで、ディズニーが税金優遇措置を受けていることから、政治的圧力がささやかれている。
なお北米以外の国での配給に制限はない。今年もカンヌ映画祭に出品され、この配給禁止措置によってむしろ世界中で話題となることが予想される。配給禁止はむしろ逆効果ではないだろうか。"

この件については、「自作自演」との指摘もあるが、さらにそれは誤解であるという指摘もなされている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by NAT33 (17123) on 2004年05月10日 22時02分 (#544628)
    マイケル・ムーアにしてみれば、配給禁止はダメージなのかもしれないが、ネタ的にはむしろOKかもしれず。

    次は映画業界の裏も暴いてほしいね。
  • by Stahl (7211) on 2004年05月10日 22時18分 (#544644)
    ですよね?政府からのじゃなくて。
    ならばそう騒ぐようなことでもないのでは。
    もとから明確に保守寄り、ブッシュ寄り、共和党寄りの企業がそれらに対する明確な批判内容の作品を配給停止しても何の違和感も感じません…
    もちろん「俺はブッシュなんぞ支持しない、配給してやるぞ!」という企業に対して政府が圧力をかけたとなると大問題ですが。
    日本と違って企業や団体が支持政党や政策を明確に打ち出してる(ことが多い)国ですからねー。
    配給停止食らいたくなければ配給停止しなさそうな会社と組んで映画を作ればいいわけで、最初からヤバゲな企業の出資受けて案の定停止食らって逆ギレ、という意地悪な見方もしてしまいたくなる。
    • by cica (16417) on 2004年05月11日 4時30分 (#544891)
      > ですよね?政府からのじゃなくて。
      > ならばそう騒ぐようなことでもないのでは。

      ディズニーが「この映画はわが社のイメージに反するから配給したくない」というなら、別に構わないわけですよ。

      でも、「フロリダ州のテーマパークが受けている税制上の優遇措置を失いたくない」という理由で配給拒否するのであれば、フロリダ州には政治的な腐敗が存在すると言っているのと同じですから、問題です。 もちろんそれはディズニーの問題ではなくて(褒められた事ではないですが、企業として優遇措置を失いたくないというのは当然)、ブッシュ知事の問題なんですが。

      # もう、フロリダ州は邪魔だからキューバにでも売り払って欲しいところ。
      # というか、キューバにお金払ってでも引き取って欲しいが。

      > 最初からヤバゲな企業の出資受けて案の定停止食らって逆ギレ、という意地悪な見方もしてしまいたくなる。

      いや、ミラマックスという会社は、ディズニーグループの中で「ディズニーらしくない映画」(例えばキル・ビルやパルプ・フィクション)を出す事がウリなわけですから、最初からそれが狙いという事はないでしょう。

      そもそも、ミラマックスは過去にもムーアの映画(The Big One)を配給してますし、同じくディズニー系列のABCで彼がテレビ番組を持っていた事もあります。
      親コメント
  • 誤解を招く表現 (スコア:2, 参考になる)

    by nidak (2008) on 2004年05月11日 13時08分 (#545171) ホームページ 日記
    ボウリングフォーコロンバインは、それ自体ユーモアに溢れて見ている人に
    とっては楽しい映画だったけれど、内容については誤解を招く場所が多い。

    例えば映画の中で、コロンバイン高校での事件の10日後、NRAの会長
    HestonがDenverにやってきて"Cold Dead Hand"スピーチを行ったかの
    ように見えるけれど、実際にそのスピーチが行われたのは事件から1年後
    のNorth Carolina州にあるCharlotteという場所でのこと。
    また、Hestonのスピーチ自体の内容も、ムーアの編集によって実際に
    彼自身が言った内容とは違うものになっており、観客は間違った認識を
    したまま映画を観終えることになる。また、この他にも誤解を与える
    場所は映画の中に数多く存在する。

    ムーアの主張する内容がどうであれ、ドキュメンタリー形式でありながら
    事実を誤解させてしまう表現方法には気分の良いものを感じない。
    彼の映画自体、事実をもとにしたコメディー程度に楽しんでおかないと
    下手な間違いに繋がりそうで怖い。アメリカ政府を批判する内容なら尚更。
    --

    There is no spoon.
  • アメリカという国は昔から「反合衆国」(反国家)には容赦なかったが、
    (イラク捕虜虐待事件が大統領選挙に殆ど影響を与えていないことは糾弾すると「合衆国」を糾弾することになるから、と考えられる)
    「反体制」には寛容である、と思っていましたが・・・

    この映画は反ブッシュ、つまり「反体制」映画です。
    その映画に対して圧力がかかる、ということは、米の首脳も某議員と同じような「反体制」=「反国家」という短絡脳になってしまったんでしょうか?

    (まあここまで書いたけど正直お金の問題が一番だろうけど。)
    --
    --Красная Армия Ура !--
    • 自己レスですが、自作自演でないと指摘しているサイトはどうも偏ってるし、
      調べてみると過去にも「徴兵制復活」とかデマ飛ばしてたサイトだから割り引いて考えた方が良かったかなあ・・・orz

      _
      --
      --Красная Армия Ура !--
      親コメント
      • by dorifer (514) on 2004年05月11日 0時11分 (#544761) 日記
        blogって、同類ばかり集まる傾向があるから、
        blogが主要な情報のやりとりの場であるような人は、
        じりじりと極端な方向へ、自分に都合の良い情報は重視し
        都合の悪い情報は疑う方向へと遷移していくんですよね。

        そして充分な時間が経過すると、狂人がひとり(以上)誕生して
        いるという事態に至ったり。
        --
        IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
        親コメント
        • その"blog"は (スコア:1, フレームのもと)

          by Anonymous Coward on 2004年05月11日 0時55分 (#544796)
          様々な言葉に置換できそうですね。
          「お役所」とか。「会社」や「学会」や「/.」とか。
          親コメント
          • by igi (3293) on 2004年05月11日 7時14分 (#544910) 日記
            単に、片寄った見方とならないよう、いろいろな意見を見て聞いて
            おきなさないってことでしょう。
            置換できるかできないか、ってことにそれほどの意味があるとは
            思えないのですが...
            親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年05月10日 23時45分 (#544733)
    こんな話題が出てるだけ、アメリカの方がまだ民主的なのかもしれない。日本では『右翼=ヤクザ』を暴く映画を作った監督は(自殺っていうことになっているけど)殺されちゃうし、戦争でうまい汁を吸った政治家の子孫がまたうまい汁を吸おうとマスコミを動員して憲法改正を煽ってるし。

    そんなところを痛快に映像化してくれるマイケルムーア氏のような人は出てこないのだろうか。

    #出る前にみんな殺されてるらしいので怖くてAC
    • 日本では『右翼=ヤクザ』を暴く映画を作った監督は(自殺っていうことになっているけど)殺されちゃうし、
      アレ?「右翼の多くがヤクザ兼業」と言うのは常識だと思っていました.伊丹十三監督が暴いたのは,こういうひとたちが「法律に引っかからないように,ハッタリでひとを脅している」ことだと理解しています.それとも別の監督の話ですか?
      親コメント
    • もし、日本にマイケル・ムーアのような人がいないとしたら、日本では、マイケル・ムーア型ビジネスモデルが成立しないと言うだけだよ。つまり、そう言う映画を支持する映画ファンが少ない、ということ。つまりつまり、政治について考えることが嫌い(あるいは無関心)なんだよ、大部分の日本人は。
      少なくとも、自分の立場を明らかにして政治的発言をするのが嫌いなやつが多いんだよ。ちょうど#544733のACのように。

      ところで、

      > 戦争でうまい汁を吸った政治家の子孫がまたうまい汁を吸おうと
      > マスコミを動員して憲法改正を煽ってるし。

      誰のこと言ってるの?
      憲法改正は絶対に必要だろうに。大体、五十年前の法律が現代にそのまま通用するって考えるのが間違ってる。五十年も前のものはいい加減にメンテナンスしなきゃ。

      しかし、憲法をメンテナンスする、即ち「保守」することは、憲法を「革新」することだけど、それを主張しているのは「革新」政党ではなくて、「保守」政党だ、と。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2004年05月11日 1時10分 (#544809)
        憲法ってのはさ、現状にあわせてつくるというよりは、
        この先目指す社会モデルにあわせてつくっているという
        ところもあるんだよね。だから、「五十年前の法律が現代
        にそのまま通用」しないのは、そのモデルの実現をさぼって
        きたからというところもあるわけ。
        単に時代遅れとか、現状にあわないから憲法改正だっていう
        議論には、そういうサボリを無視している部分もあることは
        忘れないほうがいいかもね。
        親コメント
        • > だから、「五十年前の法律が現代にそのまま通用」しないのは、
          > そのモデルの実現をさぼってきたからというところもあるわけ

          そうですね。そう言う部分もあることは認めます。
          ただし、その「この先目指す社会モデル」が間違っていたらどうするんです?あるいは、そもそも実現性が低い「社会モデル」だったりするとどうなるんです?「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」いれば「安全と生存を保持」できる、なんて夢物語が実現しなかったからと言って、それが「モデルの実現をさぼってきたから」と言うのはあまりにも乱暴と言うものでしょう。
          親コメント
          • > 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」いれば「安全と生存を保持」できる、なんて夢物語
            こういう壮大な理想は50 年ぽっちで浅薄に測ってはいけないです。数千年の歴史上で達成されたことがないなんて事は、作った人々も判っていたと思いますよ。それでもあえて入っているところに意志があるんですが。

            古い法律はメンテナンスされるべきだとは思いますが、憲法は変わらなければ生活には直結しないのだから後回しにして民法とかネットワーク関連の法整備を望みます。
            親コメント
            • > こういう壮大な理想は50 年ぽっちで浅薄に測ってはいけないです。

              そんなつもりはありません。私は、そういった「数千年の歴史上で達成されたことがない」理想がこの五十年程度で実現していないことをとらえて、「(理想)モデルの実現をさぼってきたから」と結論付けるのは乱暴だ、と言っているだけです。よく読んでみてください。

              理想の高さ・美しさは認めます。しかし、高い理想・美しい理想だけでは、どうしようもありません。
              #理想が不要だとも言いませんけど。

              > 憲法は変わらなければ生活には直結しないのだから

              生活に直結した影響に気付いていないだけでしょう。あるいは、将来、生活に直結する可能性に気付いていないのかも。
              親コメント
              • やっぱり違うんだな (スコア:2, すばらしい洞察)

                by Anonymous Coward on 2004年05月11日 6時46分 (#544905)
                > 高い理想・美しい理想だけでは、どうしようもありません。

                それでも高い理想を掲げて努力するからこそ、意味がある。
                その指針としての憲法の条文はなくさないほうがいい。

                昔から、同じような「現実論が理想論に勝る」ことをなんども繰りかえしてきた人たちこそ、理想を忘れて現実におもねり、結果、理想そのものを破棄してしまう人たちだったことが思い出されるよ。

                人間としてより高いものを求める確固とした気持ちと、その表現である憲法そのものを変えてしまうことは、戦争で為す術もなく死んでいったたくさんの人たちに、あるいは、いま、日本以外のところで起こっている戦争で、今日命をなくしている人たちに、残された家族や親族、友人に、あるいはこれから死んでいくだろう人たち(あなたも含む可能性がある)に、どう言うつもりか。

                あなたがもし戦争で死んだときでも、犬死にはしたくないだろう。

                だからこそ、目の前にある現実をどうにかしよう、という理想が必要になる。それがなければ、この憲法を抱いて社会に生きている人間の資格はない。

                理想の実現が困難であるから、その理想をなくそう、という現実主義は、押し流される人の言い訳だ。理想そのものの否定と同じこういった行為の行き着くところは、あなただけではない、多くの家族を、隣人をさらに死の淵に追いやる行為でしかない。

                歴史をよく勉強しておこう。
                たくさん本を読もう。
                親コメント
              • by Ryo.F (3896) on 2004年05月11日 9時03分 (#544947) 日記
                > それでも高い理想を掲げて努力するからこそ、意味がある。

                他人の意見をよく読もうよ。私は理想が不要だとは言ってないよ。

                > 理想を忘れて現実におもねり、結果、理想そのものを破棄してしまう人たちだったことが思い出されるよ。

                理想と言うなら、前世紀の共産主義は日本国憲法に勝る美しさ・高さを持っていましたよ。しかし、理想だけではどうしようもありませんでした。

                > それがなければ、この憲法を抱いて社会に生きている人間の資格はない。

                「生きている人間の資格」を否定するような低い理想は、日本国憲法にはありません。あなたは日本国憲法を読んだことがないのでは?

                > 理想の実現が困難であるから、その理想をなくそう、という現実主義は、押し流される人の言い訳だ。

                繰り返しますが、理想をなくそう、などとは言っていません。理想は必要です。ただ、その理想すらも社会の変化と無関係ではありません。例えば共産主義だって、マルクスが予言したように、高度に資本主義が発達した社会状況の元でなら、現実的な理想だったのかもしれません。

                また、日本国憲法の持つ基本理念を変えないとしても、現実に即した権利を明示的に付け加えたり、現実に合わない条文を修正したり、という作業は必要です。あなたはそのことから目を背けようとしていますね。

                > 理想そのものの否定と同じこういった行為の行き着くところは、あなただけではない、
                > 多くの家族を、隣人をさらに死の淵に追いやる行為でしかない。

                日本国憲法に勝る、美しく気高い理想であった共産主義を掲げた前世紀の実験は、たくさんの家族・隣人を死の淵に追いやりましたね。
                要はバランスなんですよ。理想も必要。現実も重要。どちらを無視するわけにも行きません。違いますか?
                親コメント
              • by Anonymous Coward on 2004年05月11日 9時27分 (#544963)
                なぜあんなバカな戦争を日本はしたのか、とあるおじいさんに聞いたことがある。

                「戦争ってのはな、みんながみんな、それをするのは悪だ、と言うものさ。そりゃそうだろう?。でも、本当に戦争になだれ込むときの言い訳はだって戦争をしなけりゃ食えないなんだ。だから、みんな反対を言わなくなるもんさ。で、結果はみんな、そうやって死んでいくんだよ。人間ってバカなものだからね」

                # 合掌。
                親コメント
              • by Ryo.F (3896) on 2004年05月11日 12時59分 (#545162) 日記
                > 要するに9条ですか?

                それだけではありません。別のコメントにも書いてますので、読んでみてください。

                > まったく無意味だったと捕らえられているかのようなご意見ですが、

                いいえ、そんな捕らえ方はしていません。共産主義は死んだけど、民主主義は残ったではありませんか。民主主義の理想を突き詰めたものが共産主義。共産主義を現実に合うよう枉げたものが民主主義。民主主義にとって、共産主義の実験は無意味ではありませんでした。

                > 資本主義思想・社会にもその問題意識などは受け継がれたとはお考えでないのですか?

                もちろん、そのようにも考えてますよ。その程度のことは知っていると思って話してもらって構いません。
                親コメント
              • by vn (10720) on 2004年05月11日 19時10分 (#545404) 日記
                ま、私は民主主義者というわけではありませんから、
                こういうことを主張する奴って、例外なく troll だと思う。
                親コメント
            • >こういう壮大な理想は50 年ぽっちで浅薄に測ってはいけないです。

              マルクス主義の理想も実に崇高で壮大で浅薄には図ってはいけない
              理想ですね。
              でも、それを掲げていた国家がどうなったのか、どうなっているの
              かはご存知の通り。
              崇高な理想がいかなる場合にも正しい理想とは限らんのですよ。
              親コメント
      • >> 戦争でうまい汁を吸った政治家の子孫がまたうまい汁を吸おうと
        >> マスコミを動員して憲法改正を煽ってるし。
        >誰のこと言ってるの?

        戦前に与党してた政党が名前を変えただけでそのまま与党やってるとかね。
        #「偉い人」的感覚が消えるのを待つしかないんだろうか。

        現状が理想にほど遠いから理想の方を変更するというのは無理がありません?
        現在の憲法が理想として相応しくないというのなら理解できますが。
        # 理想は目標とは違うのよ。
        親コメント
        • > 戦前に与党してた政党が名前を変えただけでそのまま与党やってるとかね。

          それを選んだのは、日本国の国民です。そういう与党があったとしても、その与党を否定することは、民主主義を否定することになります。あなたに民主主義を否定する覚悟はおありですか?

          > 現状が理想にほど遠いから理想の方を変更するというのは無理がありません?

          理想を変更しないとしても、憲法を改正する必要はあるでしょう。憲法に実現不可能な理想ばかり書いていたのでは、世の中が立ち行かなくなりますね。現実世界のルールを規定している文章でもあるのだから。

          > 現在の憲法が理想として相応しくないというのなら理解できますが。

          もちろん、その意味も含んでいます。例えば、環境権とかプライバシー権といった「理想」は、日本国憲法には明示されていません。憲法解釈で逃げる手もありますが、それは解釈の濫用を引き起こしかねず、危険です。
          環境権やプライバシー権が日本国憲法に規定されていないのは、日本国憲法ができた当時、環境権やプライバシー権が理想に含まれていなかったからです。理想ですら、世の中の変化と無関係ではないのです。
          親コメント
      • 憲法改正? 9 条変更でしょ? 煽られてるのは。

        その 9 条変更すらすっ飛ばして、イラク法突き通しちゃったわけだけんども。

        # 本当に憲法全体についてメンテナンスしようという話なら、有意義なんだけどね。

        --
        むらちより/あい/をこめて。
        親コメント
      • 憲法改正は絶対に必要だろうに。大体、五十年前の法律が現代にそのまま通用するって考えるのが間違ってる。五十年も前のものはいい加減にメンテナンスしなきゃ。

        具体的に,どの条文 [houko.com]が「要メンテナンス」の状態になっています?

        個人的な感想では,「第4章国会」と「第5章内閣」には変更したほうがBetterだとおもう条文もありますが(68条の過半数規定とか),変更がMustだと思えるほどの条文はありません。

        ほかは,変えない方がいい,と思える条文ばかりです。
        親コメント
        • まずは前文でしょう。夢想が過ぎます。世の中はまだその夢を見る段階には来ていません。
          今まで解釈改憲で逃げてきた部分はすべて改正すべきです。当然、九条は変える必要があります。最低でも「自衛のための戦力に限り保持する」とするべきでしょう。集団的自衛権を認めるとすれば、そのことも書くべきだし、認めないのなら、認めないと書くべきです。自衛隊なり専門の部隊なりを平和維持活動に使うのなら、そのための戦力を保持することも明示すべきです。シビリアン・コントロールと統帥権も明示すべきでしょう。
          私学助成金を認めるとするならば、八十九条も変えるべきでしょう。今後、教育関係のNPOに助成金を出す可能性もありますし。
          あと、字句上の修正を必要とする箇所も何箇所かありますね。
          親コメント
  • by Futaro (2025) on 2004年05月11日 8時22分 (#544934) ホームページ 日記
    GAGAが配給するそうだから、まずは見てみようじゃないの。あれこれ言う前にね。

    でも、Sep.11以来、米国人は本国にいても、外国にいても「テロでやられるかもしれない」という恐怖心がかなり強い。ブッシュを支持している人でも、そうでない人でも。

    それくらいSep.11はかの国の人にとって巨大なダメージだったんだなぁ、とあらためて思うのですよ。だからこそ、いま、日本で我々がここでこうやって考えていること、感じていることと、あの国の中で感じて考えるのとは、やはり相当、温度差があるんだよね。

    日本人にとって見れば、Sep.11のアレはかなり豪華で楽しめたTVショーでしょ。あれだけ言っているのに、いまだに日本でのテロはないし(あったとしても未遂で終わっているか、あるいは報道されないだけかも知れないけど - 誰か知ってたらおしえて!)。正直、あれだけ警戒厳重なところが増えてみても、あまり差し迫ったものに感じない。日本の米国大使館とその周りの人に、手紙爆弾が来るかもしれない、という警告が昨日回ったばかりだけど、それでも、一般の日本人はテロというものに対してはけっこうのんびりしている。

    あと、ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」も見たけど、ユーモアの精神にあふれる、面白いドキュメンタリーだったよ。それもけっこう気軽に見ることができるし。特に最後の全米ライフル協会の会長さん宅でのサシでのお話の場面は、いろいろなことを考えさせてくれた。一箇所、歴史の説明のところでアニメを使っている。あのサウスパークの作者によるものなんだけど、これもスピード感があってかなりわかりやすかった。ムーアと彼とは同郷だそうな。

    太っていてメガネかけて汚いジーンズに着古したチェックの柄のネルのシャツみたいなので出てくるムーアは、そのままバックパックを提げて秋葉原歩いていても違和感がない(秋葉原だから、という意見もあるが)。なんか親近感を感じるキャラクタだし、ユーモアと風刺は、その訴えたい内容がなんであれ、非常に面白いし参考になる。映像を仕事にしている人は一度は見ておくといいと思うが。
    • 追加情報として (スコア:2, 参考になる)

      by Futaro (2025) on 2004年05月11日 9時13分 (#544950) ホームページ 日記
      いま、米国は「非常時」という感じがします。

      テレビのニュースではその2/3くらいがイラク関連。
      それも、どこのなんとか言う俳優が従軍していて死亡した、というニュースも多い。日本のほうがはるかにのんびりしている。

      もともと、オリンピックとかサッカーとかの報道でも、米国が負けるとわかっている試合なんかは経過も結果も一切放送しない、という「大本営発表」を絵に描いたようなテレビニュースが米国では普通なんですけどね。

      ここまで管理されている米国のマスコミで「捕虜虐待」の報道がされる、というのは、むしろ米国の産軍複合体などの「裏」の人たちは、ブッシュが再選されようがされまいがどうでもいい、ということを考えているようですね、とウォッチャーの人(複数)は言うんだけれども。

      むしろ米軍が外国に出なくても良い、という平和な世の中が来たら、そのほうが米国の利益にならない、とか考えてるみたい、と言う人も多いです。
      親コメント
    • by tarobo (16662) on 2004年05月11日 9時57分 (#544983)
      ネタ元が思い出せない上に、多分に独自解釈が入っていますが、
      日本人は、特撮とかアニメで国内破壊しまくってるから、
      わけわからないもの(ゴジラとか異性人とかテロとか)に
      そこらへんのもの(ようちえんバスとか東京タワーとか)を
      ぶち壊されてぶち壊されっぱなしの状況に対する
      抵抗が少ないとか何とか。
      #建造物は再建すれば何とかなるって言うのもありますが。
      普段の下積みがないから、アメリカ人にとっては
      よけいに9.11がダメージになっているんじゃないですかね。
      親コメント
typodupeerror

「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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