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8146 story

PrescottのNX機能とAMD64対応は夏から有効化 61

ストーリー by Oliver
少しでも売り文句が欲しい 部門より

voodoo 曰く、 "Intel は5/13 に、Grantsdaleチップセットの登場と同時にPrescott コアにもともと備えられていたセキュリティ機能と64bit 拡張を使えるようにする、と発表した。(IT Media の記事)
No eXecute(NX) と名付けられたセキュリティ機能についてはPC Watch の後藤氏のコラムIntelの2つの新技術 「LaGrande」と「Vanderpool」の関係 に解説がある。Windows での対応は、XP に対してService Pack 2 で年内に行うようだ。また、64bit拡張が有効になった製品が7月には登場する。一般向けには同じ後藤氏のコラムでIA-32eのイネーブルはLonghorn世代で と予想されていたが、NetBurstアーキテクチャ、デスクトップ市場から退場?Longhornのデビューは2007年に?などの記事にある状況なのでより早い登場となる可能性もある。"

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  • 何か幻想があるのだろう。
    x86互換プロセッサーとPowerPCプロセッサーで
    数値演算性能ではうんうんの話があったと思う。
    確かに数値演算レベルの計算を行えば正しいが、
    一般のプログラムでクロックが速い方が速く動く

    64ビットにすると性能が上がると思っている方がいるが
    64ビットとしての部分を使わないと32ビットと変わらないか、
    全体として劣ってしまう気がしますけど。

    G5が異様に高速なのは64ビットの問題より
    レジスター数が多く、並列演算により見かけのクロックより多く処理する事であって
    64ビットそのものではない。
    同様に x86互換プロセッサーも64ビット化するより複数のコアを入れて
    クロック当たりの処理するを増やした方が速くなると思いますけど。

    #互換機の64ビットプロセッサって特殊用途向けだと思いますよ
    #やはりサーバー用途よりスパコン向けが正しい使い方だと思う。
    #SETIやタンパク質の分析等なら確実に効果あり。
    • 64ビットのメリットについて、何かカンチガイしているような気がします。

      64ビットプロセサの一番のメリットは、仮想メモリ空間のサイズが64ビットになることです。ということは、PCで扱える程度のサイズのファイルは、仮想空間に収まってしまうのです。今時の普通のOS (含Windows 2003/XP) では、仮想メモリ空間にファイルを直接マップする機能を持っています。それを使えば、ファイルへのアクセスにOSのAPIを使わなくても、普通のメモリアクセスとしてコードが書けるんです。これによる高速化のメリットはかなりなもんでして。

      2GBを超えるようなファイルなんて、今時は普通にありますね。特殊な計算アプリでなくても十分に64ビットの効果は出るんですよ。

      親コメント
      • うまくやらないと、かえって遅くなる。

        ファイルアクセスを人間が意識してチューンしたほうが、往々にして速いですし、使用メモリ量も節約できます。

        メモリマップしてしまうと、もうメモリになくてもいいデータまでメモリに持ち続けてしまうので、ページングが発生しやすくなります。
        • by Anonymous Coward on 2004年05月16日 22時31分 (#549508)
          >ファイルアクセスを人間が意識してチューンしたほうが、往々にして速いです
          そんな面倒なこと、人間ではなくハード&OSで対処させるべき。
          親コメント
        • >使用メモリ量も節約できます。

          使用メモリを気にしないでプログラムを書けることがメリットの一つなんですけど?
          それにメモリマップにしたところで、必要にならない限り一部の領域しか物理メモリに持ってきたりしませんよ。
        • ファイルアクセスを人間が意識してチューンしたほうが、往々にして速いですし、使用メモリ量も節約できます。

          mmapしようがread/writeアクセスしようが、ファイルのどこをアクセスするかは一緒です。ファイルアクセスが発生する以上ページサイズより小さい単位での読み込み

    • > 同様に x86互換プロセッサーも64ビット化するより複数のコアを入れて
      > クロック当たりの処理するを増やした方が速くなると思いますけど。

          そのアプローチで設計したのがPentium4のハイパースレッディング
      だと思いますが、これもアプリにそれなりの対応を必要としています。

          64bit化の際の高速化のとっかかりとして、x86で致命的に少なかった
      汎用レジスタが追加されたり等の手直しが入っているので、そのあたりを
      ソフトがうまく使ってやる必要があるのですが、これはコンパイラの対応のみ
      で可能なレベルですよね。
       そういう意味では、より敷居の低い方法を選んだ様に思えるのですが。
      親コメント
      • そのアプローチで設計したのがPentium4のハイパースレッディングだと思いますが、これもアプリにそれなりの対応を必要としています。

        ハイパースレッディングは、「複数のコアを入れ」たというよりも、スーバースカラープロセサで余った実行ユニットの活用ですから、ちょっと違うでしょう。

        スーパースカラで、実行ユニットを3組用意したとしても、3組全てを使えることはほとんどなくて、だいたい遊んでるユニットがあります。その遊んでいるユニットで別のスレッドを実行できるように、インストラクションポインタ等足りないレジスタを追加して、あたかもプロセッサが2つあるかのように見せかけたのがハイパースレッディングです。

        ですから、Pentium4にがちがちに最適化されたプログラムでは、実行ユニットは余らないわけですから、ハイパースレッディングによってかえって性能が劣化してしまうわけです

        親コメント

        • > スーパースカラで、実行ユニットを3組用意したとしても、
          > 3組全てを使えることはほとんどなくて、

           といいながら、

          > ですから、Pentium4にがちがちに最適化されたプログラムでは、
          > 実行ユニットは余らないわけですから、ハイパースレッディング
          > によってかえって性能が劣化してしまうわけです

              って矛盾していません?
          非常に特別なケースで、そういう「究極のプログラム」も
          作れるのでしょうが、コンスタントには難しいから、他の
          スレッドで有効利用しようというのがPentium4のHT技術の
          考え方のはずです。

           マルチコアにしても、スレッド1個で構成される様な
          プログラムでは性能がでないのは同じなので、結局HTと
          マルチコアとの違いはどのくらいのコストをかけるのか、
          の違いでしかないですよね。
          親コメント
          • って矛盾していません?

            矛盾していません。

            両者は別のケースの話をしているのですから。実際、意外とありますよ、ハイパースレッディングをBIOSで有効にするとかえって遅くなるソフト。MS SQL Serverも、アプリの作り方によってはそうなりますし。

             マルチコアにしても、スレッド1個で構成される様な プログラムでは性能がでないのは同じなので、結局HTと マルチコアとの違いはどのくらいのコストをかけるのか、 の違いでしかないですよね。

            最初意味がわからなかったんですが、しばらく考えてわかりました ^^;)。

            #549390 [srad.jp]を、ワタシは「特殊な(分野の)アプリしか速くならない」と解釈したのに対して、wlintさんは「アプリが対応しないと速くならない」と解釈したんですね。あと、私はia-32/ia-32eの関係とハイパースレッディング/マルチコアの関係について、何にも関係ない別の話として論じてました。

            単一アプリだけで論じるなら、それなりに対応しないと速くならないってのはia-32eだろうが、ハイパースレッディングだろうが、マルチコアであろうが、そりゃ同じですね。でも、ハイパースレッディングやマルチコアは、複数のプロセスを同時に起動している時のスループット向上が期待できますんで、その点では勝っています。デスクトップでは普通たくさんのプログラムが動いていますから、体感的な快適さは向上するでしょう。

            まぁ、並列度の向上という話と64bit化ということは別に排他じゃないので、「両方やればいい」わけですよ。それぞれ別の問題の解決策としてそれなりに意味があるわけでして。

            親コメント
    • Opteronでは実際に性能はあがっているよーですが……。
      でも理由は、
      > G5が異様に高速なのは64ビットの問題より レジスター数が多く、
      > 並列演算により見かけのクロックより多く処理する事であって
      > 64ビットそのものではない。
      と同じで、64bitモードでレジスタが増えているせいではないかと思い
      ますけど。
      親コメント
    • 速度的な話を言えば
      ほかの方も言っているよう
      に汎用レジスタが8個から
      16個に拡張されたのは一般的アプリの
      高速化につながると思います。

      またFPUで使用してたレジスタがスタック型
      だったのに対してSSE用のXMMレジスタが
      使えるようになった
      のも大きいところではないでしょうか。
      (まだまだマイクロアーキテクチャレベルでの
      最適化が進んでいない感はありますが未来があります)

      アドレス空間の拡大に伴い
      メモリアクセスの遅延増加もありそうですが
      それでもレジスタ増加がデメリットを
      相殺して余りあると思います。

      マルチコア化には賛同しますが、レジスタが増加は必ず
      しもCPUのトータルの向上には寄与するとは思いません。
      レジスタを多くしてしまうとクリティカルパスが増えて
      クロックの上昇を阻害する原因になりかねないので、
      やはりクロックとクロックあたりの
      性能のバランスが大事かと思います。
      (現にクロックあたりの性能がかなり高い
      と思われるItaniumなどは熱、パイプライン段数
      などもあるでしょうが、x86アーキテクチャと比べると
      マイクロアーキテクチャ単純なのにもかかわらずクロック上昇し
      あぐねてライバルに差をつけられていません
      [CPUのスレット化と考えると遅れをとっている])

      話が脱線してしまいましたが
      結局何が言いたかったかというと
      レジスタ数などAlphaって本当によく
      考えられてたなってことです。
      ↑これこそまったく関係ない
      親コメント
  • by bsdworld (10030) on 2004年05月16日 10時42分 (#549202)
    デスクトップの64ビット環境が有効利用されるのは、グリッドコンピューティングだったりしてw
    (アプリまで64ビット対応するの時間かかりそうだし)
    # 仮想PCの環境もありかな?
    • by Mc.N (3705) on 2004年05月16日 11時37分 (#549227) 日記
      # 仮想PCの環境もありかな?
      少し話がずれますが VMware が 64bit拡張をサポートするという発表がありました。Host OS は従来通りの安定した 32bit base OS で動作させ、Guest OS で 64bit アプリケーションサービスをサポートするという状況も悪くないな、と妄想してみたり。
      -----
      [VMware、64ビット対応へ]
      http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/04/21/002.html
      -----
      --
      Mc.N
      親コメント
    • by chiba-f (6867) on 2004年05月16日 12時53分 (#549245)
      アプリまで64ビット対応するの時間かかりそうだし
      MS-Windowsが64bit対応になったら,あっと言う間かも.(開発は既に始まっているだろうし.)
      とりあえず,32bitアプリをたくさんメモリーに常駐させるのが流行ったりして….^^;

      Gridなら,エンド・ユーザーにとってアドレス空間がどうのこうのと言う話は意味がなさそう.
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      やっぱり、ワームやウイルスでしょ?>有効活用
      高速なCPUと大量のメモリが無かったら、ここまで
      ウイルスたちが繁栄することも無かっただろうし(w

      64bit化で広大なメモリー空間を活かしたウイルスが
      流行ったらヤだなぁ
  • by Anonymous Coward on 2004年05月16日 9時05分 (#549184)
    GT-Rに乗ってるんだけど、車庫入れどころか車線変更さえマトモにできない
    おばさんの運転をイメージしてしまいますが...。

    64bit化でWindowsと結び付けるのではなく、Linuxによるサーバー
    用途を議論するのが自然なのでは?
    Word/Excelで64ビット化したところで、アプリとして重くなるのと
    さらにさらに要らない余計なものがくっつけられるだけでしょ?
    • by Mc.N (3705) on 2004年05月16日 10時36分 (#549199) 日記
      64bit 化と NX bit 対応は分けて考えた方が吉かと。

      NX bit は 32bit base でも使用出来るし、対応しなければならないのは OS だけなのでアプリケーションへの影響は考えなくて良さそう。NX bit をサポートするとバッファオーバーフロー攻撃に対してハードウェア的に防御する術が一つ増えて、かつパフォーマンスへの影響も少ないことより実装することには賛成です。

      NX bit 対応は Windows では Windows XP SP2 よりサポート予定とのこと。発表時期から考えて SP2 の出荷の牽制(?)じゃないかと邪推したり。Linux 系でもサポートする(している)という話も聞くのですが詳細を知りません。知っていたら誰か教えてください。
      -----
      [CPUが用意してOSが使う不正コードの実行を禁止する「NX」ビット]
      http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/NBY/ITARTICLE/20040409/1/
      [x86でもプロセッサによるバッファオーバーフロー対策]
      http://srad.jp/articles/04/01/09/1615252.shtml [srad.jp]
      -----
      --
      Mc.N
      親コメント
    • Intelは元々サーバー用途の64bitアーキテクチャとしてIA64を進めてきたのに対し、
      AMDが x86-64 をクライアント用途の方を前面に出してきていて、
      マイクロソフトからの圧力に負けた Intel はそれをIA32eという名前でPrescotに搭載することになった

      という流れですから、IA32eをまずWindowsに結びつけるのは当然じゃないですか。
      親コメント
    • by Mc.N (3705) on 2004年05月16日 10時53分 (#549204) 日記
      Windows XP 64-bit Edition(Preview版) での Benchmark 記事を紹介しておきます。

      Benchmark は残念なことに全て 32bit アプリケーションで行っているらしく、殆どパフォーマンスへの差が無い状態です。Windows で 64bit 化の恩恵を授かるには、アプリケーション自体が 64bit 化しなければならず、足並みが揃うにはしばらく時間が掛かりそう。

      その点、オープンソースのアプリケーションが多い UNIX 系の OS では make し直すだけで対応出来ることが多いですね。利点の一つかも。
      -----
      [Windows XP 64-bit Editionを使ってみよう]
      http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/03/10/64bitwindows/002.html
      -----
      --
      Mc.N
      親コメント
    • たれこみ文で、きちんと別けてませんでした。解りにくい文章になってしまってすみません。64bit 拡張の議論ではWindows に結びつけるつもりはありませんでした。Windows はまだ64bit 拡張には対応しません。他のコメントにもありますがSP2 で対応するのはNX だけです。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
       Windowsもサーバとして運用されているので、わざわざLinuxだけに限定して結びつけるのが自然とは思えませんが?
       /.なのでLinuxの論議をしる!と言うのであれば分かりますが(プッ

       LaGrandeの仕様策定に関して、IntelはMicrosoftと共同で作業を行って
    • by Anonymous Coward
      文化は、過剰を放蕩する過程から生まれるんですよ。
      パソコンの過剰性能そのものは歓迎すべきことです。

      それによって生活環境が悪くなるのは歓迎できませんが。
      マジレスなので、AC
    • by Anonymous Coward
      なんというか峠攻略本あたりを読んでGT-Rを乗りこなせる気でいる、その実車線変更さえまともにできない学生の運転をイメージしてしまう。
      • by Anonymous Coward
        オフトピだが、それでも高性能オンロード四駆車は、誰が乗っても速いぞ、それなりには。
  • by hjkl (17091) on 2004年05月16日 14時10分 (#549273)
    今ある5~10万円位のサーバにはうってつけかもしれない。
  • by Anonymous Coward on 2004年05月16日 16時58分 (#549343)
    ユーザ間で中が悪いんだ?

    どうでもよさそうな気がするんだけど
    どうしてそこまで必死になれるのか不思議なんです
    他の人に分かるように書ける人いますか?

    #IntelもAMDも元になった半導体メーカは同じ系列なんだけどな(遠い目)
    • by Anonymous Coward
      感情、あるいは心証。(後者の方が相応しいかな。)

      でも今回のストーリーに対するコメントでは「Intel対AMD」という意味で必死なコメントはないと思いますが。どのコメントが「必死」なんですか?
  • by Anonymous Coward on 2004年05月17日 0時30分 (#549566)
    新VAIOなんですが
    CPU・チップセット・グラフックアクセラレーターが未公表
    FSB800MHzだけど240ピンDDR2メモリ対応

    http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGC-RA70P/spec.html
typodupeerror

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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