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8646 story

SpaceShipOneのX PRIZE挑戦日が確定 14

ストーリー by Oliver
第三コーナー 部門より

yosuke 曰く、 "X PRIZEは7/27にプレス・カンファレンスを行い、参加チームのうちSpaceShipOneのScaled CompositesがX PRIZEへの挑戦のための飛行を行うことを発表した。X PRIZEは飛行の60日以上前に報告を行うことを義務づけており、今回の発表はそれに従ったものとなる。実際の飛行の日程は、1回目が9/29となっている。
しかもScaled Compositesは、ルールに決められた2週間以内に2回ではなく、3回の飛行を行うことを明言している。なお、過去のニュースによると、各々の飛行はWebcastで見られるはずである。歴史的瞬間を見逃したくない方はX PRIZEのサイトのチェックを忘れずに。またda Vinci Projectが8/5に宇宙船を公開することも同時に発表となっている。
参考:X PRIZEに関する/.Jの記事"

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  • by Anonymous Coward on 2004年07月28日 18時15分 (#597276)
    今現在 X Prize で一番解決困難な条件て何なんでしょう?「2週間」かな?
    やるとなれば大変なのは分かりますが、それでも素人考えでは、
    国がやればオービタル飛行ができてしまう今日、
    宇宙航空産業のノウハウのある民間企業とそれなりの
    スポンサーがつけば、とうに達成できてしまいそうに思えるのですが。
    • by Anonymous Coward on 2004年07月28日 19時18分 (#597291)
      「国がやれば」といっても有人宇宙飛行を行なうことができるのは3か国だけだし、3人乗りになると2か国だけ。まがりなりにも再利用機なのはスペースシャトルだけだし、それでも再利用率は足りないし、打ち上げ間隔はまず無理。
      まあ、軌道飛行と弾道飛行を比較しても始まらないけど。とにかく全く別の難しさがある。
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      • スペースシャトルよりスペースプレーンの構想に近くなるんでしょうかねぇ
        少なくともシャトルのように巨大な外部燃料タンクをつけなくても
        まともに飛んでいくようにしないとだめですよね

        ってこいつは別の飛行機にぶら下がっていくんでしたっけ
        --
        LAN内LAN稼働中
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        • by Anonymous Coward on 2004年07月28日 21時53分 (#597330)
          何をおっしゃる兎さん。
          スペースシャトルは十分に効率的です。
          重量のある貨物とそれを運ぶだけの燃料を積んだまま
          離陸できる航空機は在りませんし、
          巨大化すると滑走路の面と車輪などに掛かる荷重などを
          考えると事故の発生する確率が多くなる気がします。

          第一、宇宙に行ってから加速減速、姿勢制御が行えないと
          仕事になりませんし、地球に戻ることも出来ないでしょう。

          EVA専用大型輸送機なら飛ばせるかもしれない。

          #SpaceShipOneは荷物を運ばずに最小限で行くには最適かも。
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          • それはSpaceShipOneのような航空機を母艦にするタイプとシャトルを比較した場合の話。この2つはそもそも目的が違うんだから比較しちゃダメでしょ。

            シャトルが2週間で同じ機体を再打ち上げできるなら比較対象にしてもいいけどね。

        • > ってこいつは別の飛行機にぶら下がっていくんでしたっけ

          da Vinci ProjectのWild Fireなんて、気球からの打ち上げですよ。
      • >「国がやれば」といっても有人宇宙飛行を行なうことができるのは3か国だけだし

        それは、サブオービタル飛行でも、ということですか?(どこから宇宙なんだろう)
        でも、そう考えると大変なこと感が増しました。

        三苛酷^h^h^h三か国って、露米中…そうか、それだけなんだ…。
    • X-Prize獲っても、あくまでもそれは取っ掛かりにしか過ぎないわけで、
      今後観光弾道飛行がビジネスとしてペイしていくものになるかどうかは別問題でしょう。

      ですから、開発に掛けられる資金ってのは、X-Prize達成で得られる賞金程度に限られるでしょうし、
      そこが、有ればあるだけ開発費を掛けられる、既存の航空宇宙産業にとっては難しいところなのではないかと思います。

      アメリカの場合、冒険心を尊ぶ文化が存在するとしても、
      それはあくまでも株主利益を損なわない範囲内での話ですし、
      特に大手の場合は、事故によるブランドイメージへの影響、
      株主からの訴訟などのリスクに二の足を踏んでしまうんではないんでしょうか?
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      • by Artane. (1042) on 2004年07月29日 6時52分 (#597518) ホームページ 日記
        X-PRIZE(の発展型)の用途は、弾道観光飛行に限らないですよ。
        客席を潰して実験機材を置けば、数時間単位で無重力状態などの宇宙環境下での実験を比較的安価に行うことができる。

        今までは一回の実験に億単位の費用が必要だった小型衛星やシャトルの借用でないと出来なかった実験でも、数百万円~数千万円で繰り返し行えるとなれば投資する会社がかなり出てくるのではないでしょうか?

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        • どうも、観光飛行にばかり目が向いていたようで、
          微小重力実験の需要というものをすっかり忘れておりました。

          それこそ、こちらのほうを主にして、毎日飛ばすようにすれば結構面白いかもしれませんね。

          それこそ、今までだとごく一部の研究機関でしか行えなかったような実験が何処の大学でも可能になるでしょうし、
          場合によっては、小中学生を対象とした体験教室なんかで使用することも出来るかもしれませんね。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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