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「カッシーニ」の観測で土星の衛星を新たに2個発見 45

ストーリー by Oliver
かわいい名前つけたくなる 部門より

DoubleFire曰く、"スラドでも以前話題になった土星探査機「カッシーニ」ですが、MSN Mainichi INTERACTIVEの記事によれば、NASAは8月16日、「カッシーニ」の観測によって土星の衛星が新たに2個発見され、それぞれ「S/2004S1」と「S/2004S2」と仮命名したそうです。土星の衛星はこれまでに31個見つかっており、これで計33個になりました。
今回発見された衛星の直径はS1が約3km、S2が約4kmで、S1は土星の衛星では最小、土星の中心からの距離はS1が19万4000km、S2が21万1000kmで、2個とも土星からの距離が7番目と8番目に当たる衛星「ミマス」と「エンケラドゥス」の間に位置しているとのことです。
土星の衛星で最大のものはタイタンで、直径5150km、土星からの平均距離は122万7000km。地球の衛星・でも直径3467km、地球からの平均距離は38万4400kmありますから、今回見つかった衛星の大きさはかなり小さく、土星に近いところを回っていることがわかります。ちなみに、asahi.comの記事によれば、これまでに確認されていた衛星は、直径約20kmのものが最小だったそうです。
また、NHKニュースによれば、日本の国立天文台では「土星の輪の成り立ちなどを考える手がかりとなる発見だ」と話しているとのことです。土星の輪は衛星の残りかすという説もあるので、今後の土星の輪を巡る謎の解明にも期待したいところです。"

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  • 天文学者の休日 (スコア:3, 参考になる)

    by MIYU (17727) on 2004年08月18日 1時02分 (#606879)
    発見者はパリ大学の惑星学者のSebastien・Charnoz氏だそうです。

    映像データそのものはカッシーニ探査船が土星からまだ1650万キロメートル 離れていた時点、6月1日に得られた物で、Charnoz氏が解析作業中に収得したたった一日の休日に、自宅で生(raw)データをラップトップに入っている自分が書いたプログラムで解析していて発見したそうです。
    大学の研究室で何週間も解析をしていた時には見つからなかった…… もっと休みを取れという示唆に違いない、とCharnoz氏は語っています。

    以前太陽系第10惑星? [srad.jp]で、発見された 「Sedna」が果たして惑星なのか?、惑星と小惑星の大きさの線引きはどの辺りか?、という話が出ていましたが、今回はどの位から「月」なのかという質問をNatureの記者がグリニッジ天文台のRobin・Catchpole氏にぶつけて、笑われています。名称が何であるかよりも、それがどのような大きさでどのように分布しているかという事の方が、太陽系の成り立ちを理解する上で重要だそうです。

    ネタ元は、いつものごとくNature Web News
    New moons for Saturn [nature.com]、 土星の新しい月 [mypress.jp]

       # これはNatureの記事なので情報としては大丈夫だと……(汗
    • by u1p (2709) on 2004年08月18日 10時06分 (#606934) 日記
      Natureの記者が笑われている、ってのがある意味新鮮。
      日経の記者が笑われている場所はそこかしこで散見されますが。
      親コメント
      • by MIYU (17727) on 2004年08月18日 14時31分 (#607113)
        > Natureの記者が笑われている、ってのがある意味新鮮。 ですよね。

        こういう素人が気にしそうな「素朴な」質問を、専門家、それも偉い方々に対してきちんとしてくれるのが、Web Newsの有り難いところです。(おかげで私のような素人でも科学記事が面白く読めます)

        Web Newsは、論文ではなく科学記者の方々が執筆した文章ですが、当事者へのインタビューと同時に、反対の立場を取る権威のコメントも付いている事が多く、記者の方々のレベルの高さがうかがわれます。
        そして、それでもごく素朴な「なぜ」を敢えて切り口にして、そこから科学者達の「事の本質」に向き合う真摯な姿勢を取り出してみせてくれたりするのが凄いところだな、と感じてもいます。多分、新鮮さ(興味)を持つという事は年々難しくなると思うので。

          # 自分が「何を知らないのか」を知っている人は知的です
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      > Charnoz氏が解析作業中に収得したたった一日の休日に、
      > 自宅で生(raw)データをラップトップに入っている
      > 自分が書いたプログラムで解析していて発見したそうです。

      それを休日と呼ぶのか。

      #なんか研究者ってONとOFFのメリハリない人大杉
      • by weakness (22246) on 2004年08月19日 9時32分 (#607400)
        自分のやりたいがままにやってるときが休日
        他の人の意見も取り入れているときは仕事

        こういう感じではないですか?
        --
        --------------------------
        そろそろ時間です。
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        >それを休日と呼ぶのか。
        >#なんか研究者ってONとOFFのメリハリない人大杉

        趣味≒仕事なんですよ
        でも自分の好きなことの解析と、仕事の解析は別だと思う
        端から見たら一緒かもしれませんけどね(苦笑
  • 輪を持つ惑星は (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2004年08月18日 0時44分 (#606870)
    輪を構成する岩片一つ一つが衛星と言えなくもないから
    衛星の数「無数」とか。
    • by kumicho (9678) on 2004年08月18日 12時13分 (#607030) 日記
      どのあたりの大きさから「衛星」と呼べるんでしょうね?
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      公転していなければ、その岩片は衛星と言えないのでは?
      • by Anonymous Coward
        輪の構成要素も公転してますよ
      • by Anonymous Coward
        公転してなかったら、土星の公転につれて輪だけ取り残されると思うのだが。

        土星と輪はそれぞれ太陽を公転しているのであって、輪が土星を公転しているのではないのかもしれないが。:-p
        • > 土星と輪はそれぞれ太陽を公転しているのであって、輪が土星を公転しているのではないのかもしれないが。:-p

          仮にそうであったとして、それが実現できる土星と、輪との距離と位置関係を考えて欲しい。
          ちょっと考えてみると、まず、土星と輪は同一の公転周期であって、輪は太陽と土星とを結ぶ直線に対して垂直であって、輪は公転による遠心力と土星の引力とがバランスするだけ、土星よりも外側を回っていて、輪自身が「輪の中心」を中心として公転(自転)してないとだめだよね、多分。
          親コメント
        • by tamago915 (19926) on 2004年08月18日 20時13分 (#607240) 日記
          >公転してなかったら、
          輪の構成要素が土星に落下すると思いますが。
          親コメント
    • by Anonymous Coward
      輪を構成する岩石のうち、最大のものはどれくらいの大きさなんだろう。

      やっぱり、3km くらいあるのかなあ。

    • by Anonymous Coward
      野鳥の会にカウントしてもらおう
  • by takac (13264) on 2004年08月18日 2時15分 (#606890)
    NASAは「S/2004 S1」は「S/1981 S14」である可能性が高い [cnn.co.jp]と言っているようです。
    続報待ちですね。
  • 土星の輪の成り立ちはもちろん、
    木星の大赤斑ができた理由だって、
    小惑星群の由来だって、
    どれもこれも小学生の頃からしってるべさ。

    # 小説のサイモン教授は何故電脳・義体化しないのかと
    # 最近思い始めたのでID。
  • by Anonymous Coward on 2004年08月17日 22時16分 (#606828)
    > 土星の衛星で最大のものはタイタンで、直径 5150km、

    5が余計だと思うのココロ。
  • by Anonymous Coward on 2004年08月17日 22時24分 (#606832)
    懐かしいねカッシーニ。

    今となっては誰も話題にしなくなったノストラダムスの大予言で
    一番ありそうだな、と思ったのがカッシーニの打ち上げ失敗で
    プルトニウムがバラまかれる説だった。

    結局何もなかったけど。
  • by Anonymous Coward on 2004年08月17日 22時29分 (#606833)
    土星の内部で出来、遠心力で放出され衛星になるって
    聞いたことあるのですが。
    天文学に詳しい人 真なのか嘘なのか教えてティー茶~
    • ネタとして非常につまらん。帰れ。
      #ちなみに、かの有名なトンデモ、「衝突する宇宙」なら木星だぞ。
    • 恒星, 惑星のまわりを回る軌道は中心星重力以外の力が働かなければ一回転して元の位置に戻る。
      つまり、中心星から放出されたものは、そのまま無限遠に飛んで行くか外力が働かないかぎり元の位置に戻ってしまうから、周回衛星にはなら
      • by U-Chan (6901) on 2004年08月19日 16時40分 (#607551)
        人工衛星でも宇宙空間まで出た後、そこで再加速して周回軌道に 乗せないと衛星にならないので、地上から一度のロケット噴射だ けでは衛星打ち上げはできない。

        ロケットが多段になっているのは、単に最初から最後まで1つのロケットだけで燃料を吹かし続けるのが難しいからでしょう。打ち上げてからずっと加速し続けられるだけの技術があれば、再加速なしで太陽系だって飛び出せます。

        あ、ひょっとして、“再加速して周回軌道に乗せないと衛星にならない”は、衛星じゃなくて惑星の書き間違いだったのかな。それなら確かに、地球周回軌道から、火星や木星への軌道に乗せるなら再加速が必要ですね。

        もちろん、大砲で衛星打ち上げもできない。

        第2宇宙速度を突破できるくらいの大砲があれば上がるでしょう。第3宇宙速度を突破できるなら、惑星探査機だって上がる。

        打ち上げの衝撃に耐えられるものがあるとは思わないですけどね。

        親コメント
      • つまり土星の衛星は土星人が打ち上げた人工衛星の可能性があるわけですね。
        • 土星の周辺をうろうろふらついていた奴らが
          彼女から呼び止められて、
          「ちょうどいい大きさですね、私の周囲を回ってみませんか?」
          と甘い言葉で囁かれて、スカウトされたんです。

          木星・火星・水星・金星も同様です。

          木星の周りに一番たくさんいるのは、
          彼女自身の大きさもさることながら、
          家庭的で母性あふれる彼女の優しさに
          癒されたいと望んでいる野郎が多いからでしょう。

          個人的には水星が一番ですが、火星も捨てがたいし、
          木星もいいなと思うけど、金星だって悪くないかな、
          ということで、あちこち回って歩ける彗星になりたいです。

          ただし地球の周囲だけは勘弁して下さい。

          # 元は一つだったというし、
          # 他人の邪魔をするほど無粋じゃないし
          # そもそも、そっちの趣味はない。
          親コメント
          • > 木星の周りに一番たくさんいるのは、
            > 彼女自身の大きさもさることながら、
            > 家庭的で母性あふれる彼女の優しさに
            > 癒されたいと望んでいる野郎が多いからでしょう。
            # 以下、伝聞で無駄なツッコミ

            ご存知の方も多いですが、
            木星(Jupiter:ジュピター、ラテン語でユピテル)はローマ神話の主神のことで、ギリシャ神話のゼウスに対応します。

            んで、木星の衛星には当初色々なギリシャ神話の女神(とか美女)の名前が付けられていましたが、
            その基準は
              ゼウスに手籠めにされた人(神)
            だったりしました。(らしい)
            # なのに最初に発見されたガリレオ衛星の一つは男神なのだが(爆

            ただ、さすがにウン十個もの衛星に名前を付けることができなかったそうで、
            その女神の親族とかが付けられていき、現在は名前もつかずに記号な星もあります(w

            # ソースが不確かですがID
            --
            M-FalconSky (暑いか寒い)
            親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年08月19日 12時02分 (#607461)
    タレコミ文の
    >土星の輪は衛星の残りかす
    は、リンク先によると
    >衛星の残りのガスが輪になったとの説が強まる
    とのことで、ちょっとニュアンスが違いますね。
    まあ別にこのままでもいいですが、報告まで。

    #衛星のなりそこない、って説(言い方)が好みなのでAC
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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