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9055 story

SF作家/翻訳家 矢野徹氏 死去 61

ストーリー by koyhoge
重鎮がまたひとり… 部門より

Anonymous Coward曰く、"東京新聞によると、「カムイの剣」「442連隊戦闘団」などの作品でも知られ、また「宇宙の戦士」「デューン砂の惑星」などの世界のSF作品の名作の数々の翻訳にも手がけられた矢野徹氏が、この13日に死去されたそうだ。謹んでご冥福をお祈りしたい。そういえばタレコミ人も「ウィザードリィ日記」読んだっけなぁ(遠い目)"

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  • WX (スコア:2, 参考になる)

    by junnohta (10945) on 2004年10月13日 22時26分 (#636206)
    矢野さんはDOSのころからWXシリーズのファンでいらしたんですよね。
    エー・アイ・ソフトの十周年記念パーティーでお会いして、ちょっと
    お話させていただきましたが、大人(たいじん)の風格漂う人でした。
    ああ、もう矢野さんの翻訳は読めないのか...。
    • by cudjo (2713) on 2004年10月14日 11時47分 (#636461)
      コンプティークネット(雑誌コンプティークが主宰していたBBS)に狂乱酒場という
      ボードがあって、WXIIの開発者とかVzエディタの開発者とかが出入りしていたんです。
      コンプティークネット閉鎖後、狂乱酒場は Nifty のパティオに移転し、つい数日前まで
      毎日全員の書き込みに丁寧な返事を返しておられました。コンプティーク版狂乱酒場は
      1988年開設ですから、ざっと16年になります。日本人作家のネットワークへの参加では、
      かなり古い方になると思います。
      親コメント
    • by koduckin (15749) on 2004年10月14日 13時40分 (#636528)
      DOSの頃、開発に携わっていたSW製品の電話サポートをした思い出があります。

      厳しい事も言われましたが、頭の回転がとても速い人だなあ、という印象がありました。(遠い目)
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  • 必ずしもよい読者だったというわけではありませんし、仕事を追いかけているわけですらなかったのですが。

    例えば。

    「Wizardry 日記」での、PC なりゲームなりに対する興味のありようとか。

    「月は無慈悲な夜の女王」のラストの問いかけで。
    ハインラインの文章と矢野徹自身の文章が重なって感じられる瞬間とか。

    自らを天皇の赤子と形容すると同時に、日本陸軍は最低の軍隊であったとも言い切る感覚とか。

    いろいろな文章が思い出されます。
    安らかに。
    •  矢野氏のお名前を知ったのは、文庫版の海外SFにハマりはじめた中学
      生の頃。「大人の読み物を読んでいるんだ」という、誇らしさと嬉しさ
      と、そして未知なる世界との邂逅に胸をときめかせながら、古本屋で購
      入したハヤカワ文庫のページをめくった思い出とともに、氏のお名前が
      思い浮かびます。
       「矢野徹 訳」…何度お名前を目にしたことでしょう。氏の訳にいざ
      なわれ、何度見知らぬ宇宙を旅したことでしょう。氏の訳された本は、
      私にとって、未知の世界に向かって開く、不思議な扉でありました。

       「そのころ」が、完全に「とりかえしのつかない過去のことがら」と
      なってしまった…氏の訃報を目にして、まるで、恩師を亡くしたような
      喪失感に、ただ呆然としています。

       ありがとうございました。ご冥福をお祈りしております。
      --
      @大阪なヒト
      親コメント
  • なんと・・・ (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2004年10月13日 21時56分 (#636184)
    翻訳や小説で大いに楽しませてもらいました。

    なかでも「宇宙の戦士」の巻末の熱い論戦がとくに印象に残っています。

    ご冥福をお祈りします・・・
  • 初めてウィザードリィ(FC版)を遊んだのは、
    今から十数年前の中学生の時でした。
    「隣り合わせの灰と青春」とか、
    いろいろWizのノベルものは読んだけど、
    地元の図書館で借りた「ウィザードリィ日記」が
    一番おもしろかったなぁ。

    (まだ中学生だったもんで、
    ちょっとアダルティな表現にドキドキしたものです)

    彼の「ウィザードリィ日記」で、想像力を働かせる楽しみを
    学ばせてもらった気がします。
    (続編が全然「続」じゃなかったのが残念ですが)

    謹んでご冥福を申し上げます。
    • よいしょ、よいしょ、ってヤツですね:-) > Wiz日記

      小学館のPOPCOMで「WizardryでキャラをLv400以上にまで育てた作家がいる」ってんで、当時の円丈師匠だったかが対談記事を組んでいて、それでお名前とお仕事を知りました>矢野先生
      時代の移り変わりとはいえ、寂しさを禁じ得ませんね。

      親コメント
    • 往年の翻訳書の数々を読みました。
      氏の翻訳があったからこそここまでSF好きの
      おっちゃんが出来上がったわけで。

      ご冥福をお祈りするとともに、感謝します。
      #10年以上前にSF大会で見かけたっけ
      --
      やなぎ
      字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
      親コメント
    • ウィザードリー日記とかから入って
      翻訳された本を数冊読んだだけでした。

      最近は名前を見掛ける機会も少なくなったとは
      思っていたのですが、残念です。

      老人にパソコンが使えないなんてことは無い。
      そういう意識を持ったのは氏の連載記事からでした。
      親コメント
  • by harupunte (10435) on 2004年10月13日 23時10分 (#636237) 日記
    ハインラインの小説が好きで読んでたので、
    この人の翻訳本には沢山お世話になりました。

    最近、幼い頃に劇場で見たカムイの剣の
    DVDを買ったので、原作にも手を出そうかと
    考えていた矢先だったのだが……完結して
    るのかなぁ。
    • by Anonymous Coward
      カムイの剣、小説で読んだのは随分昔だけど、
      角川だったか、アニメ映画化されて見に行きました。
      小説紛失してしまい、また読み返したいと思いつつ、
      古本屋いくと必ず探すのですが、みつからなくて。

      原作は完結せずに、長く執筆されていな
  • by voidyui (7411) on 2004年10月13日 23時21分 (#636245)
    翻訳作品を通じても楽しませていただきましたが、
    なによりSF大会常連、というより日本SF大会の歴史そのものと
    思えるような存在感のある方でした。

    ひとつだけ、2年後の日本ワールドコンまで
    ご存命であったらとおもうと残念でなりません。
    • by cudjo (2713) on 2004年10月14日 11時15分 (#636443)
      「ワールドコン 矢野徹」でググったワールドコンの歴史 [nippon2007.org]
      というページによると、1953年の第11回ワールドコンに出席されているようです。
      アメリカのSF雑誌の投書欄に投稿したのがきっかけで、アッカーマン氏その他が
      渡航費用を出して招待してくれたはず。
      そのあたりの日本SF黎明期の思い出話とか、もっと書き残してほしかったです。
      親コメント
    • 2007年に日本で開催されるワールドコンにおいでいただきたかった
      「宇宙の戦士」をはじめとする数々の名訳をありがとうございました
      これからは、あの世でハインライン氏とおおいに語り合ってください
      親コメント
    • かつてSFMに載ったハインラインの追悼式の矢野さんのスピーチが
      忘れられません。
      15年以上前に、SF大会でお会いしたときに「フレデリック・ポールを全部訳したい。」とおっしゃっていたのを覚えています。
      同郷であられたのもきっかけとなって、翻訳書だけでなく、「カムイの剣」などの創作作品もたくさん読ませていただきました。
      日本ワールドコンでお会いしたかった。残念です。
      ご冥福をお祈りします。

      日本SF作家クラブ会員名簿
      http://www.sfwj.or.jp/member/INDEX.html
      親コメント
  • 復刊ドットコムの矢野徹特集ページ [fukkan.com]。
    コンプティーク華やかなりし頃(ロードスやってたり、RPG千夜一夜やってたり、トップをねらえ!と深くコミットしてたり…)の読者としては、コンプティークからまず酒場の店主を知り、そしてエッセイ本を買ったり、もちろんSF者としては同時にハインラインなんかを読んでいき…あとは、面白いところでは、親父が買ってたゴルゴ13のペーパーバックに良く掲載されてた短編SF群だ。これが面白かった。そのうちの一部はWiz日記に形を変えて収録されてたりするんだが。どっちが先かは自信が無いけどね。

    なんにしろ、だ。私が好きなのは「連邦宇宙軍シリーズ」だ。これがもしかすると、ある意味では一番スラド的なんじゃないか。ただし、この作品のスラド的な部分は、おそらくは(推測でしかないが)共著者であるところの高橋敏也(PCコマンドボブ&キースの原作者と同一人物だろう)によるところも多いとは思う。
    いずれにしても、あの世でハインラインといろいろ語り合ってもらいたいものです。
    • by Anonymous Coward
      えっち>ex

      # えっちでないのもあったけど、えっちなのが印象に残ってるのは
      # 何でだ? 特にカップラーメンのやつ。
  • by cudjo (2713) on 2004年10月14日 11時04分 (#636437)
    パーネルの「混沌の館にて」の日本版が書けるとしたら、矢野先生ではないかと
    思っていた時期があります。実際には60の手習いだか70の手習いだかで
    使い始めた方なので基礎知識に欠けるところはありましたが、それこそ
    連邦宇宙軍シリーズの共著者でテクニカルライターでもある高橋敏也さんあたりを
    ブレーンにすれば実現できたはず。残念です。
  • by kaokun (2474) on 2004年10月15日 5時34分 (#636849)
    矢野徹というと、真っ先にこれを思い出します。
    単に最近のを読んでいないだけかも。

    子供の頃、鶴書房のシリーズで読みました、
    # あのシリーズ、もう一度読みたいなぁ・・・
    --
    kaokun
  • by Anonymous Coward on 2004年10月13日 23時16分 (#636240)
    入るのは50年後か。長いな。
    • by chuukai (18189) on 2004年10月14日 6時04分 (#636355) 日記
      著作権保護期間が70年になる可能性があります。

      文化庁の文化審議会著作権分科会法制問題小委員会が
      関係すると思われる団体に対し著作権法に係る改正に
      ついての要望を募集した結果が公表されています。
      「関係団体からの著作権法改正要望について(概要)」 [mext.go.jp]
      の中の
      「5.保護期間 (106)~(108)」 [mext.go.jp]
      では、関連団体から期間延長の求めが寄せられている
      のがわかります。

      さらに蛇足ですが、パブリックコメント(「著作権法
      改正要望事項に対する意見募集について」
      [mext.go.jp])の期限は
      平成16年10月21日です。もう1週間しかない…
      親コメント
      • by simon (1336) on 2004年10月14日 10時12分 (#636414)
        松本零士先生は「死後120年に延ばして欲しい」そうであります。
        権利期間のさらなる延長を求める芸団協・漫画家協会 [impress.co.jp]

        いやね、松本先生。
        あなたがご創作になったものについての権利強化を主張するのは至極まっとうなことですけど、

        また松本氏は、「自分が描いたマンガの中で自分が苦労して編み出した言葉、いわば『創作造語』とでも言うべきものが簡単に盗用されてしまう」「というより、現在はそれの盗用を著作権法上防止する規制がないの江、盗用という意識すらない」と語った上で「このような『創作造語』についても早急に著作権で保護するような制度を整備して欲しい」とも主張していた。

        ここまで言っちゃうのはどうかと。
        先生ご自身が『銀河鉄道』の語の使用権を宮沢賢治先生にお支払いになっておられたり、
        『ワープ』の使用権を誰かに払っていたりするのなら別ですが。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2004年10月14日 17時49分 (#636625)
          松本氏は、「裁判は双方がうつ病的症状を呈するケースが多い上、
          そもそも作家や漫画家を志望するような人はデリケートな人が多い」
          と語り、そのようなデリケートな人の感性を守るためにも著作権を
          保護することは重要であるとの見解を示した。

          なんか、心情面ではわからないでもないけど、著作権保護の目的を
          激しく逸脱しているような。言ってはいけないことを口にして
          しまっているような。

          「ヤマト」にはまっていた自分としては作品に対しての敬意は
          持ち合わせているつもりだが、本人も1度裁判で負けてるよねぇ。

          正直なとこ、著作権者なのをいいことに松本氏が奔放すぎる続編を
          濫造してくれるおかげで、想い出の作品を蹂躙されているとすら
          感じるのだが。
          親コメント
        • こわいなぁ、それ、、、

          なんか「どうして若い奴らはオレの所に挨拶にこんのか!」ってしょっちゅう
          むくれてるみたいに見えるなぁ。
        • そーゆー事を言う作家は生きているうちに焚書して、
          存在自体を無視しましょう。

          権利期間延長って言うけど、本人が死んだ後は隣接権の話でしょ?
          「苦労して編み出した」本人が不在の状況では、
          権利を尊重すべきとさえ思わないのだが...、
        • > 松本零士先生は「死後120年に延ばして欲しい」そうであります。

          「銀河鉄道(or 宇宙戦艦)が実現するまでは待ってくれ」というジョークだと思ったら
          本気なんですか……
        • > 松本零士先生は「死後120年に延ばして欲しい」そうであります。

          機械の体を手に入れてから言え。
      • それってかなり重要なことだと思うので、ぜひともタレコんでいただけないでしょうか?
        他にもいろいろと詳しいことも知っていらっしゃいそうですし・・・。
        よろしくおねがいします。
  • by Anonymous Coward on 2004年10月14日 4時51分 (#636351)
    電脳酒場は面白かったなぁ。
    コンピュータを爺様っぽく駆使する様子が。
  • by tux (14291) on 2004年10月14日 9時23分 (#636390)

    浄土真宗では故人の冥福を祈りません
    [big.or.jp]
     
    というのをどっかの住職から聞いたのでググってみた。
    というわけで故人の宗派がわからない場合は、
    安易に使わない方がよい言葉みたいですね。

    #気をつけよう…。

    • なるほど一理ありますね > 真宗では「冥福」を祈らない

       ただ、故人の宗派を気にして言葉を選ぶのも結構ですが、
      仏門に仕える身にあらざる者としては自分の言葉で素直に
      気持ちを表すことのほうがもっと大切と思いますが如何?

      #そういえば「他力本願」をネガティブな意味で使わないで
       ほしい、と本願寺がマスコミに要請したことがあったっけ
      親コメント
      • by ishit (5783) on 2004年10月15日 11時12分 (#636939)
        ネガティブな意味、じゃなくて、正しい意味で、だったと思います。

        有名な事例としてはこれ:http://www2s.biglobe.ne.jp/~posteios/PROJ_B134.htm
        西本願寺の説明もどうぞ:http://www.hongwanji.or.jp/dendou/leaflet/tarikihongwan.htm
        --
        もうそういう時代でしょ。オール電波。
        親コメント
    • >浄土真宗では故人の冥福を祈りません [big.or.jp]

      故人とその遺族の宗教が何であろうと、故人を想う気持ちがあればどのような表現を用いてもよいと思います。

      #表面上の言葉に拘り、寛容さを失う事が信心に繋がるのか疑問です。
      親コメント
      • それでは言う側の押しつけにならないでしょうか?
        知らずに使ってしまうのは仕方がないと思いますが、
        知っていてNGワードを連呼するのは、
        さすがにいかがなものかと思います。

        悪気がなくても、インド人に向かって
        • >それでは言う側の押しつけにならないでしょうか?
          >知らずに使ってしまうのは仕方がないと思いますが、
          >知っていてNGワードを連呼するのは、
          >さすがにいかがなものかと思います。

          NGワードなんかをわざわざ作って息苦しい思いをしたり、させたりする事自体が無益だと思いませんか?
          無益だとは言え、相手が気にしていると知ればそれを避けるのもまた思い遣りですし、無用な争いを避ける手段としても言葉を選ぶのは賛成です。

          >相手を理解してこそ寛容が生まれるのでは。

          必ずしも相手を理解する必要はないですし、理解し切れないのが普通です。
          むしろ理解し合えない事を理解する事が必要でしょう。
          親コメント
          • ここでは、相手を理解してるという勘違いのもとに不用意に放たれる言葉が問題なんじゃないかなぁ。
      • > 故人を想う気持ちがあればどのような表現を用いてもよい

        大筋では同意だが、やはり個々に
        受け入れられる「程度」があるのではないか。

        例えば、個人的には新興カルト宗教のスタイルで表現されたら嫌。
        嫌だの何だのと言っても本人は死んでいるのでどうしようもないが、
    • 自分、先日クリストファー・リーブの冥福を祈ってしまった門徒です。
      ダメダメですね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      外国の人間は、自分たちの国・宗教の言葉では哀悼の意を
      説明するな・表すなという事になってしまいますが、
      故人の葬式で、「浄土真宗でやってるので追悼文の冥福を祈る
      はNGワードです」とお達しが出ていて書いてるならともかく、
      冥福(死後の幸福)を祈るという慣用句に込めている気持ちは
      別に本人の属する宗
  • by Anonymous Coward on 2004年10月14日 12時57分 (#636506)
    小学生か中学生くらいの頃読んだ。
    ものすごくドキドキしながら読んだ想い出が。
    アニメ化もされましたね。
typodupeerror

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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