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P2Pで地震情報を共有するソフト 105

ストーリー by Oliver
グラっときたら 部門より

Anonymous Coward曰く、"このところ新潟や北海道南部などで地震が多発しているようだが、こうしたときに決まって起きる気象サイトや掲示板へのアクセス集中を分散させる試みとして、地震情報の共有ソフトが公開されている。単に気象サイトの情報を共有するだけでなく、インストールしたユーザーのコメントも逐一配信されるので、掲示板へ行かなくても地震に遭った人の生の声に触れることができるようになっている。共有方法にはP2Pを採用しているのだが、ややネガティブなイメージが多い同技術の利用例としてはなかなか興味深いのではないだろうか?いまのところWindows版のみのようだが、他のプラットフォームへの移植も期待したいところだ。"

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  • by apj (8158) on 2004年12月08日 17時23分 (#663456) 日記
     途中で情報を改変されちゃったりはしないのだろうか。
    内容の信頼性が確保できるなら、非常時の連絡一般に応用できるかもしれないけど。
    • by halo (12510) on 2004年12月08日 17時56分 (#663472) 日記
      改変以前に流言飛語が発生するのが怖いですね。発信者の身元を
      特定しやすくすれば、抑止力にはなるのでしょうが、そうすると
      この前のNHKの安否情報がオレオレ詐欺に利用されるようなこと
      になりかねない。

      官公庁の災害時の連絡手段は専用線(無線等も含む)を前提に
      しているようで、でも電池の準備が無くて使えなかったなんて
      ことも起きているので、P2P網というのは補完するものとしては
      有用なアイディアだと思います。いい落としどころはないもん
      ですかね。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2004年12月08日 19時07分 (#663522)
        発信者の身元を 特定しやすくすれば、抑止力にはなるのでしょうが、そうすると この前のNHKの安否情報がオレオレ詐欺に利用されるようなこと になりかねない。
        情報の信頼性を、発信者の個人情報にもとづくのではなくネット上IDの同一性にもとづくようにできればいいのではないかと思います。
        P2Pシステムに求められるのは、発信者IDの同一性と転送ノードによる改変がないことの保証であり、そのIDを持つ発信者の信頼性はネット上での実績による、とか。

        #信頼を築くのは並大抵ではないが,失うのは一瞬
        親コメント
        • by halo (12510) on 2004年12月08日 20時18分 (#663555) 日記
          多分、技術的な解としてはその辺りなんだろうなとは思います。

          問題は、対象が災害ですので、突然起きて比較的短期間に必要
          とされ、収束するということで、その信頼性を獲得するまでの
          実績を積んでいる暇が無いというところかと。

          熱心な人は災害時ではなくてもそのP2P網を維持して、平時に
          実績を積むことで、いざという時に備えて下さるかもしれません
          が、災害というのは局所的なものですから、そういう人が近く
          にいない場所で災害が起きた場合、一次情報源から遠いために
          信頼性を担保できないということも考えられます。

          ボランティア組織みたいなものを薄くてもいいから、広く配置
          して、その組織としての信頼性を用意しておくといった、どち
          らかというと社会的な落としどころになっちゃうのかな。

          なんとなく、RC5-64とかSETI@Homeとかが頭に浮かぶのですが、
          展開しきれません。
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      • 第一次の情報発信者が、S/MIMEで暗号化・署名したらどうでしょうか。

        例えば、気象庁が一次情報をS/MIMEで暗号化して情報を掲示、
        それをP2Pで...という仕組みができると思うのです。

        #あんまりS/MIMEが分かってないので、誤解してるかも知れません。ご容赦!
        親コメント
        • 気象庁みたいに一次情報源の信頼性が確かなところは、S/MIMEとか
          PGPとか(私もよく分かってませんが)電子的な署名で充分だと思い
          ます。

          問題は、そういう信頼性を持っていない情報源からの情報をどう識別
          するかということで、これは署名だけではなかなか解決できない
          かなと。

          開発者の方は数が揃うのを待つ旨のコメントをされていますね。 [srad.jp]
          これも結構有効な戦略だとは思います。
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          • > 問題は、そういう信頼性を持っていない情報源からの情報をどう識別
            > するかということ

            PGPの場合は措くとして、S/MIMEの場合(というか、X.509 PKIの場合)ならば、証明書発行ポリシの問題になるのではないでしょうか。つまり、ウソの情報を発信しないという約束(と、約束を破った場合のペナルティ、例えば契約違反で訴えるなど)を結ぶことを前提に証明書を発行します。
            また、ウソの情報を流したエンドエンティティに対しては、即座に証明書を破棄(revoke)して、CRLなりOCSPなりで公告します。
            親コメント
    • 意外と身近なP2P (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2004年12月09日 4時37分 (#663729)
      あなたのコンピュータには入っていないかもしれないが、スラドを見るときにも多分使っているDNSサーバなんかもP2P方式を採用してるので、間接的には普段から使ってるはずですよ。

      P2Pってのはこんな感じ [janelanaweb.com]の通信方法を指すのであって、ファイル交換ソフトとイコールではない、という指摘をする人を、最近あまり見ない気がする。spamとSPAMは違うという指摘はお約束のように出てくるのに。

      開発者が「P2P技術そのものに違法性はありません」なんて宣言しなきゃならないなんて、難儀な世の中だなぁ。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2004年12月09日 6時52分 (#663735)
      地震のような災害においては、直後の速報性、流言飛語の抑止、被害発生時の物資・ボランティア人員の投入のための「適時適切な情報提供」が肝要だと思われますが、p2pと言う手法でこのような点が適切にカバーされているのでしょうか。

      今回の中越地震では、blogにおいて新鮮でない(腐った、適時でない)情報のチェイン化が見られています。ここでは善意がネット上で仇になっているという現象があります。

      p2pに限らず、災害情報という大局的観点から見れば

      「信頼性のある情報を集積しつつ、一定期間の経過と共に情報を捨て新鮮さを保つ」事、またその技術

      が求められているのではないでしょうか。(p2pが合致しているかは不明ですが)

      #######

      #以下、blogにおける腐った情報のチェイン化の経過。

      1)地震発生後、現地入りした沖縄在住のボランティア氏が新潟から電話で、留守番役の人物に伝言。

      2)留守番役の人物が「発生直後に必要な、生理用品や大人用の紙おむつ等の必要性と、製造メーカーへ物資を送るようにmail等で訴求してほしいと言う要求」「マスコミ批判」「政治家批判」の3つに分けて、記事をボランティア名義のblogにup。コピー&ペースト(情報の拡散)を推奨。

      3)その後、3つの記事が1つにまとめられて他のblog、掲示板などへ流通。

      4)そして、純粋に支援本来の意図として、また本来の意図とは離れて(マスコミ批判の材料として)、有名人かつ普段からのアクセスが多く影響力がある、いわゆる「power blog」で紹介され反響を巻き起こす。

      4)そこで、古い情報の流通を懸念し「チェインメールは悪である」とするネットワーカー有志が、情報の発信元たる留守番役そして情報転載先に古い記事の削除を申し入れる。

      5)しかし

        a)発信元の留守番役の人物は、転載相手側に削除を強要する事はできないとして、「削除のお願い」をblogに掲載するにとどまり、積極的に削除請求をせず
        b)転載先では、マスコミ批判等の真実が含まれているとして削除を拒否する者があり

      古い情報の削除がスムースにいかない。

      6)ここで、(他人のblogコメントで)発信元たる留守番役の人物が

      「自分のblogサービスはアクセス1位になると賞金が出る。ぶっちゃけ、ボランティアには金が必要で、欲しい」

      と、「チェイン化をこれ幸い」としたいかのような発言をし、「積極削除に出ないのはアクセス集中を利用したいからではないか」という疑惑が浮上。

      7)結局、ボランティア名義のblogは閉鎖、留守番氏が個人で立ち上げていたblogも閉鎖し、後には無責任に拡大再生産された「元記事のコピペ」が残る、と言う状況。ただ記事投稿現在ではgoogleのhit数は沈静傾向にあるようだ。

      参照
      地震発生後比較的初期に流れた情報が、チェーンメール化して現場を混乱させている [intlcafe.info]
      google検索での推移 [intlcafe.info]

      インターネットにおける草の根的な災害情報を提供する人についてのアドバイス~その1~ [goo.ne.jp]
      インターネットにおける草の根的な災害情報を提供する人についてのアドバイス~その2~ [goo.ne.jp]

      そのガイドラインの思想 [goo.ne.jp]
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    • 世の中悪いことを企む人はいると思うけど
      世の中の役に立ちたいと思ってる人の方が
      多いと思う。
      ユーザ数が増えると場合、
      偽情報は真情報に駆逐されるはず。

      世の中全部がいい人だとは思わないけど
      だいたいの人はなにかしら何かの役に立つことを
      いいことだと思っている…
      そんなすてきな世界だと思う.
      --
      やなぎ
      字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
      親コメント
  • いや,意外と発展の方向いかんでは使えるのでは?
    P2Pの利点というわけではないけど,
    PCの位置情報とpingなんかを利用して,
    大規模災害のときに停電/通信途絶範囲の確認をするとか。
    全国にあまねく存在する情報発信器としては,
    なかなかこれほど高機能なものは無いと思うし。

    現時点ではPCでセンシングできるものはほとんど無いのが残念だけど。
    全 PC に加速度計が載ってたらすごいことになるのになー
  • by iwashi (5960) on 2004年12月08日 18時48分 (#663502)
    ネトゲのワールドチャットだ。
    と言ってみる。
    • by y3p3 (25208) on 2004年12月08日 20時18分 (#663553)
      記事を読んでおもわずPSPと勘違いしてました。

      # PSPとかニンテンドDSって通信機能でどのくらいリンクリンクできるんだろ
      # いくらなんでも情報共有するには地域狭すぎるか
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年12月08日 22時27分 (#663606)
    日ごろから付けずに地震が発生して初めてこのソフトを立ち上げる人もいるのではないだろうか?サーバーの方はそのアクセス集中に対応できるのかな?

    #うう、国民投票に誤爆してしまった・・・。
  • by Anonymous Coward on 2004年12月08日 17時46分 (#663465)
    fj.misc.earthquake [news] といったものがすでにあるわけですが、別のプロトコルを使うメリットは何でしょうか。
  • by Anonymous Coward on 2004年12月08日 18時03分 (#663475)
    地震情報がネットで流れるまでの時間をテレビと比較すると
    テレビの方が圧倒的に速い。
    いくらネット化したところでメリットはない。
    テレビは数秒。震度などの詳細が5分程度。
    ネット場合は公表されるまでが15分。

    >ユーザーによる「揺れた」という情報の発信・共有(どこよりも速い地震速報)
    手動なんですかね。ダンプが通っただけでも揺れる地域や嘘を書き込む輩がいるだろうし。

    現実的な所でいうと、テレビ局が各地の放送局側で速報を出せるシステムを構築すればアクセスは分散され正確な情報が届く。

    #わけの分からん相手をつかってP2Pしたところで意味なし。
    • by boo (899) on 2004年12月08日 18時12分 (#663483) 日記
      > テレビの方が圧倒的に速い。
      阪神淡路大震災の時、ネットニュースはマスコミでは報道できないようなきめ細かな(×町○丁目単位で)被害状況が報告されていました。このシステムでも同じことが期待できそうです。

      > 嘘を書き込む輩がいるだろうし。
      一人や二人が嘘をついたって大多数の人が送る正しい情報や気象庁の発表に照らし合わせればすぐバレるでしょう。
      --
      あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
      親コメント
    • by kei100 (5854) on 2004年12月08日 18時16分 (#663486)
      今の場合はそうでもないですよ。
      この間の新潟県の地震情報も揺れてからすぐ確認したところ
      テレビより気象庁 [jma.go.jp]の地震情報 [jma.go.jp]のほうが速かったです。

      今まで何度も有感地震があったときアクセスしますが、
      テレビのテロップよりも先かほぼ同時に更新されてる事が多いです。
      しかも得られる情報はテロップという注視し続ければならないものではなく、
      図式化されており直ぐに求めている情報が解ります。

      テレビにするメリットはプッシュ式なので、
      テレビに電源が入っていれば強制的に知らせる事が可能という点だと思います。
      --
      私を信じないで、貴方を裏切ってしまうから。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2004年12月08日 19時25分 (#663531)
      > 手動なんですかね。ダンプが通っただけでも揺れる地域や嘘を書き込む輩がいるだろうし。

      そういった嘘や勘違いや操作ミスを吸収出来るように、
      ユーザーによる地震速報は一定数が集まってから表示するようにしています。

      #開発者ですがACで。
      親コメント
    • by halo (12510) on 2004年12月08日 20時49分 (#663571) 日記
      例えば、官公庁・消防・警察・病院・マスコミといった「わけのわかる」
      相手だけでP2P網を作るというのはどうですか?あくまで補助的なもの
      として。
      こうした所の横断的な連絡手段というのは、意外に整備されてないん
      じゃないかと思うのですが。

      広報手段としてテレビ・ラジオが依然として強力だということは
      特に異論が無いんですが、他の需要もあるということで。
      親コメント
    • /.-j の日記ユーザー達による地震速報は、もんの凄く早いです(w。

      --
      むらちより/あい/をこめて。
      親コメント
    • IRCなんかのチャットシステム繋いでると自分の所が揺れるより速く「揺れている」と言う一報を受けることがあります。
      震源、震度などは分からないけど「地震が来る」と言う情報だけならばネットのほうが速いです。
      IRCだと見知った顔がいたり複数人が同時に揺れを訴えるので精度もまずまず。
      親コメント
      • > IRCなんかのチャットシステム繋いでると自分の所が揺れるより速く「揺れている」と言う一報を受けることがあります。

        だいたいの住所を把握している知り合いが多いとその人達の発言の時差でだいたいどのへんが震源か見当つくこともありますね。
        #で、そういう時に震源に近そうな人が突然IRCから抜けたりするとすごく心配される
        親コメント
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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