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9371 story

船の燃費をちっちゃい泡でおっきく改善 78

ストーリー by Oliver
泡風呂で肌すべすべ 部門より

Francis 曰く、 " 海上技術安全研究所のプレスリリース(pdf)によれば、東海運のセメント運搬船「パシフィック・シーガル」(写真)にマイクロバブル装置を搭載する実験を行い、そのまま実用化することになった。装置の搭載は2005年2月中旬の予定。マイクロバブルとは直径が50μm以下の超微細な気泡のこと。帯電作用や自己加圧効果など、通常の泡と異なった様々な特徴を持つ。以前NHKのサイエンスZEROでもとりあげられている。
生体への親和性が買われて安全で美味なカキの商品化に使われたりもするマイクロバブルだが、今回注目されたのはその摩擦低減効果だ。青雲丸での実船実験では3パーセントの燃費改善、泡発生の動力を差し引いて2%の改善だったが、今回のパシフィック・シーガルでは平らで広い船底を持っているため、最大で12パーセントの抵抗低減と8.5パーセントの燃費節減効果が得られると期待されている。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by maia (16220) on 2004年12月21日 18時52分 (#668926) 日記
    ・それらの船はゆっくり走るため船体の全流体抵抗のうち摩擦抵抗が約80%を占め,摩擦抵抗の低減が船の性能向上に直結する
    ・その直径は0.5mm~1mm程度であり,大きさから"ミリバブル"と呼ぶべきであるが,慣例上マイクロバブルと呼ばれている
    ・気泡が船尾で作動するプロペラに流入した場合に推力が低下することが分かり,実用化のための問題点も明らかに
    ・毎秒数mの流速では,壁近傍の乱流スケールから言うと,数10ミクロン以下の気泡を生成する必要がある

    以上、リンクで紹介されている「船舶の摩擦抵抗低減デバイスとしてのマイクロバブルの可能性 [jsme.or.jp]」からの引用。本当は、数10ミクロン以下にしたいみたいだ。
    #船の高速化とはあまり関係しないのが残念。
  • by SteppingWind (2654) on 2004年12月22日 0時36分 (#669025)

    摩擦抵抗ならフジツボやらカメノテやらの数の方が現実的には大きく効いてきそうな気がするんですがいかがでしょう? なにしろサイズ的には小さくてもmmレベルですから, 泡のサイズより大きいですし .

    船もいつまでも新品じゃないし, 大型船ともなれば簡単に殻かきできるわけじゃないですし, さらに最近じゃ有機スズ塗料もつかえないですから.

  • by sillywalk (15002) on 2004年12月21日 16時17分 (#668850) ホームページ 日記
    「沈黙の艦隊」で潜水艦の表面を細かい気泡で覆ってソナー音の反響を低減する技術が出てましたが、あれって実用化されてるんでしょうか。それとも空想の技術?
    --
    And now for something completely different...
    • by BlackCrane (24297) on 2004年12月21日 16時52分 (#668869) ホームページ
      マスカーという名前で、気泡を艦艇から噴出す装置が、水上戦闘艦や潜水艦に装備されていますよ。
      親コメント
      • Re:潜水艦 (スコア:1, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2004年12月21日 18時56分 (#668928)
        これはむしろ、バブルスライダーの民生利用ってことでしょう。 バブルスライダーはロシア製の高速(ロケット)魚雷「シクヴァル」 に使われてます。「水中を泡に包まれて飛ぶ」魚雷だそうで。 http://www.h3.dion.ne.jp/~okumoto/page010.html 公称200ノットは、話半分としても大した速度。
        親コメント
    • Re:潜水艦 (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2004年12月21日 17時28分 (#668887)
      プレイリー/マスカー [fas.org]ともいうらしいです。こっちで覚えてたのはクランシーの小説の影響だっけか
      親コメント
    • by Pen2 (18210) on 2004年12月21日 18時08分 (#668909)
      超音波に対するステルスは泡ではなく、反射低減のタイル(事務所のPタイルくらいの大きさ)を貼ります。写真ではレンガ模様とかに見えます
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      むしろ逆かも
      http://www.jsme.or.jp/fed/newsletters/2003_1/1-1.html#11
      によると
      「超音波を強く反射する特性」があるそうなので
      • by Anonymous Coward
        事故(自己)フォロー。

        その超音波反射性を利用して、「自分の音」が外に漏れないように「泡の鎧」にするんですね。なるなる。

        だもんで、内燃機関(主にディーゼル)な潜水艦には多く装備されていたそうですが、最近の静かなヤツ(原潜?)には装備されてないことが多いそうな。
        • ディーゼル潜水艦のメリットのひとつとして、原潜より静寂性に勝るという点があります。
          --
          Masafumi Otsune [otsune.com]
          親コメント
        • by Anonymous Coward
          >内燃機関(主にディーゼル)な潜水艦には多く装備されていたそうですが、最近の静かなヤツ(原潜?)には装備されてないことが多いそうな。

          一番静かなのは通常動力の潜航中=バッテリー駆動だったような。
          原子炉は簡単には止められないし、ポンプやらタービンやらの騒音で比較的うるさいはず。
          うろ覚えだけど。
          • by Minap (9371) on 2004年12月22日 9時37分 (#669094) ホームページ 日記
             現在は全ての駆動部をアブソーバーに乗せて遮音壁で包み、振動が船殻に伝わらないように厳重に管理されているので問題ありませんよ。
             宇宙空間の例からも分かるように、振動の伝わりさえカットできれば騒音はカットできますので。
            --
            --- どちらなりとご自由に --- --
            親コメント
  • 装置の故障で泡を出しすぎて沈んじゃうって事はないんですかね?

    http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ebisan/hune.htm
  • 泡発生の動力を人力に頼ればルール的にはありなんでしょうか。
  • by NOBAX (21937) on 2004年12月21日 17時22分 (#668882)
    オナラを使って推力を得るという研究が
    テレビで紹介されていたような気もしますが、
    1.飛び込み前に、腸内に空気を溜め込む
    2.泳いでいる間に空気を放出する
    3.空気をスイムスーツに空けた微細孔から
    マイクロバブルとして噴出する
    4.抵抗が減って記録向上

    なんか、金メダル取れそうな予感がしてきました。
  • by uzume (19228) on 2004年12月21日 17時52分 (#668901)
    青雲丸の写真を見ましたが、痛々しい感じがします。

    出入港と描泊の時以外御荷物扱いのバウスラスタ [google.com]部に付けたら見栄えがいいかも。

    泡を発生させる為の空気の供給源として、
    ディーゼル船だとエンジン始動空気 [zaidan.info]とか、
    航海中は遊んでいる設備を転用できそうですね。
    • by tada (5086) on 2004年12月22日 0時34分 (#669024)
      エンジンの排気ガスを船底から出すことで、
      抵抗に加えて、大気に放出されるCO2も低減できる(海水に溶かす)
      という研究を以前見たことがあるのですが、今回のと同じなのかな。
      親コメント
  • 敵と戦闘中、敵の強力な兵器、ニュートリノビームがヤマトを襲う!
    ビームを避けようとするヤマト。
    しかし、波動エンジンが暴走?し、波動エネルギーが漏れて推力が上がらない。

    といったシチュエイションだったと思います。

    その漏れた波動エネルギーが、ニュートリノ対策となりうることを真田さんが見抜く!
    真田さんの機点で波動砲(なぜか一発変換)発射口から微量の波動エネルギーを噴出させ、艦を反転、ニュートリノビームをつっ切って敵に突っ込んで行く!

    みたいのを思い出しました。
    # 激しくうろ覚えなので、正確な所は識者に任せます。

    がんばれ、世界の真田さん ヽ(;´д`)ノ
    --
    masashi
    • 波動エンジンが暴走というより、波動砲発射のせいで波動エンジンが不調になったためかと。

      で、
      「漏れた波動エネルギーがニュートリノビームを防いでくれている」
      ことを分析したのは真田さんですが、
      波動砲発射口から波動エネルギーをリークさせるのは沖田艦長の指示ですし、
      この時、真田さんは「こんなこともあろうかと」的な行動は特にやってないかと思います。
      親コメント
  • by mamacarry (18130) on 2004年12月21日 20時43分 (#668953)
    こいつ [jamstec.go.jp]は船底が平らで推進装置が船体の割に貧弱だから、マイクロバブルが役に立つんじゃないでしょうか?
  • by pinch (22469) on 2004年12月22日 10時53分 (#669118)
    マイクロバブルがつぶれるときに強い衝撃波が出るらしい。
    サイエンスZEROでも、マイクロバブルを結石を壊すために使用していた。

    船体の寿命等は大丈夫なのかな。
    バブル崩壊で沈没せぬよう。
  • by WindKnight (1253) on 2004年12月23日 7時13分 (#669385) 日記
    船底を平らにすると、船体が揺れ易くなりそうなんだけど、大丈夫かな。

    客船で、これを使うとえらいことになりそう・・・・・・。
  • by namacha (22621) on 2004年12月24日 11時40分 (#669834)
    沈んでしまうと思うのは素人考えですか?
  • by Anonymous Coward on 2004年12月21日 16時26分 (#668856)
    の実用化?
    • by iwamoto (679) on 2004年12月21日 16時59分 (#668872) 日記
      ではなくて、バブルスライダーでしょう。
      ロシアのシクヴァルで実用化されているという噂です。
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      • by Anonymous Coward
        それはどちらかというとスーパーキャピテーションだと思われ。

        泡をいっぱい出して摩擦を減らす→バブルスライダー
        巨大な一個の泡を作ってその中を飛ぶ→スーパーキャピテーション

        魚雷というより水中ミサイルという感じだそうです。ロシアの超高速魚雷
  • by Anonymous Coward on 2004年12月21日 16時36分 (#668863)
    よく似ていますが、海上技術安全研究所です。
    もと、運輸省船舶技術研究所だったです。プールがたくさんあります。
  • by Anonymous Coward on 2004年12月21日 18時11分 (#668912)
    船って、いろんな面白そうな技術を見聞きするんだけど、
    大々的に「どんな船にもこれが使われている」新技術って聞かない気がする。(知らないだけだろうけどさ)
    例えば、タンカーに帆(板のような)をかけて、外洋は風で進むとか、
    電磁推進船(「やまと」だっけ)とか、
    このマイクロバブルも、現役の船乗りやエンジニアはどう感じているんだろう?
    筋が良いんだろうか?それとも無理筋?

    #あ、このマイクロバブル船って、緊急時の方向転換や停止の能力は低くなるよねぇ。
    泡を止めれば良いんだろうけど、、いや、片側だけ泡を出して、逆側は止めれば、かえって旋回性能は高くなるのか、な?。

    • 「どんな船にもこれが使われている」ものはすでに新技術じゃないと思います
      船は寿命が長いので
      親コメント
    • とりあえず70年代以降の船で「CADによる流体力学的に洗練された船体形状」という「新技術」の恩恵を受けていないものは少数派なんじゃないかな。

      あとは「どんな辺鄙な海域でもたちどころに自位置がわかる奇跡の位置表示装置」とかも今では一人乗りのフィッシングボートにすら積んでることが多い。

      結局は「消えていったあの技術」のうちいくつかは「いまさら語るまでもない枯れた技術」としてしっかり根付いてるものもそれなりにある、ということじゃないかな。
      調べてみると楽しそうなネタかも。
      親コメント
    • 球状船首(バルバス バウ)なんかは、もう50年ぐらいの歴史があるけど
      (大型の)どんな船にもこれが使われている新技術と言えるんでは。
      船の歴史から比べると50年はごく最近かと。
      親コメント
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