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9726 story

いにしえのCPUで朝食を 69

ストーリー by GetSet
焼き鳥なら作った覚えが… 部門より

GPH 曰く、 "皆さんは古くなったCPUをどうしているだろうか? 気にせず捨てるという人も多いだろうし、前衛芸術と称してレジンで封入してキーホルダーにするような人もいるかもしれない。
環境配慮の点で京都議定書の話もある中で、掲載日付からすると旧聞かもしれないが、「CyrixのCPU七個分の排熱を使ってホットプレートを作ろうか」という企画を発見した。
写真では朝食のスクランブルエッグとおぼしきものがあるが、本当なのかどうなのか? 果たして面白おかしいジョークネタなのかそれとも本気なのか?
実際にこういうことが可能なのかどうか投稿者は分からないが、可能ならある種のリサイクル手段として有効かもしれない。"

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  • 卵焼くにも (スコア:4, 興味深い)

    by Sakura Avalon (12557) on 2005年02月25日 19時36分 (#699636)
    たしか「EYE-COM [ascii24.com]」だったかと思うのですが(違ったらゴメンナサイ!)パソコンの評価記事の一部でCPUの熱ではたして卵が焼けるかというのを実際にやっていて、いくつかのCPUで試したものの焼けなかったり生焼けが多い中でPowerPCはコンガリ焼けて「卵焼くにもPowerPC」となっていたように思います。さすがに雑誌は残っておらず記憶だけなのでいつの世代のCPUだったかも分からないですが。
    なおその記事のすごかったのは、ちゃんとパソコンの中で動いているCPU上でやってた事です。廃品利用どころか現役活用、なるほど常に調理を続けていれば熱を奪われてクーリングもいらない☆…って、ンなわけないですが(笑)
  • 【えっ】プレスコの使い道【マジッ】
    http://pc7.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1104992333/
    --
    まぐろたべたい
  • by virtual (15806) on 2005年02月25日 21時12分 (#699682)
    この回路図 [rabidhardware.net]を見ると、熱を一番発生するのはCPUではなく3端子レギュレータです。
    Cylixのチップ一つで何ワット食うのかよく分かりませんが、例えば一つ当たり10W食うとして+5Vで2A、7個で70W,14Aです。
    ところが、3端子レギュレータは+12Vから+5Vへ7Vの電位降下を受け持つのでこれ一個で98W(=7V*14A)も熱が発生します。なのでホットプレートで一番熱くなるのはCPUではなく3端子レギュレータということになります。
    どうせやるなら3端子レギュレータ無しに+5V電源を直にCPUにつなぐ方がいいでしょうね。
    • Re:マジレスしてみる (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2005年02月25日 21時42分 (#699688)
      単にCPUを熱源として使いたいなら、
      3端子レギュレーターなんか使わないで、
      CPUのVDDに電源のGND、CPUのGNDに電源の+をつないで、
      焼き切れない程度に、たっぷり電流を流せば、
      逆接防止回路なんかあっというまに壊れて、ガンガン発熱するのに。

      もちろん電源逆接して電流をガンガン流せば、
      CPUは壊れてCPUとしては正常では無くなってしまうが、
      熱源として使うだけならそれでも問題はあるまい。
      親コメント
      • by virtual (15806) on 2005年02月25日 22時16分 (#699700)
        #「余計なもの」モデされてるけど何でだろう?

        ともあれ、逆接続で直列つなぎにしてCPUの個数で電位降下を調節してやれば3端子レギュレータは不要ですね。

        ところで、CPUって逆接防止回路って入っているんですか?
        普通のICなんかは入力保護ダイオードが電源とグランドにつながっているので逆接するとダイオード二個分程度の電位差で導通するんですがそれじゃなくって?
        親コメント
        • >ダイオード二個分程度の電位差で導通するんですが
          >それじゃなくって?
           
          それです。搭載されているICも多いので、
          CPUにも入っているものだと思いこんでいました。
          • by virtual (15806) on 2005年02月25日 23時17分 (#699718)
            ああ、だとするとそれはCPUにも恐らく入ってますよ。(違ってたら訂正希望>知っている人)

            で、シリコン素子だと信頼性云々関係なしに考えるとジャンクション温度150度とかでもまあ壊れずに動く(=電力を食わせられる)のですが、この温度だとお湯は沸かせても炒め物は難しそうかな。160度から200度まで上げられればホットプレートの守備範囲ですけど、その場合はジャンクションはかなり高温になるだろうし。
            となると内部素子を焼ききってオーミック・ショート状態で発熱させた方がきちんと温度を上げられるのかな。
            親コメント
            • > となると内部素子を焼ききってオーミック・ショート状態で発熱させた方がきちんと温度を上げられるのかな。

              かの有名な焼き鳥動画(ThunderbirdコアのAthlonXP)では
              コア温度が400℃に達していた記憶があります。
      • by redbrick (4865) on 2005年02月26日 2時35分 (#699776) 日記
        >CPUのVDDに電源のGND、CPUのGNDに電源の+をつないで、
        >焼き切れない程度に、たっぷり電流を流せば、
        >逆接防止回路なんかあっというまに壊れて、ガンガン発熱するのに。

        古い世代のCPUなら、その前にワイヤボンディングが電流による加熱で
        すっ飛んで無導通になるんでないかな?
        #逆接防止という用語は知らないけど、普通は過電流防止や
        #静電破壊防止の素子が半導体回路の入り口と出口の全て、
        #電源の入り口にすらついていると思いますよ。
        #ああ、あと電源GND間にもあるかも。
        --
        ---- redbrick
        親コメント
    • 78シリーズって1Aしか持たない・・・
      レギュレータの保護回路で止まる希ガス。
      • by virtual (15806) on 2005年02月25日 21時33分 (#699685)
        そういえば記事に5V1Aと書いてありますね。
        レギュレータで7W、各CPUで0.7wづつの分配ってことでCPUは全然熱くならない、と。
        78H05 [xs4all.nl]だと5Aまでいけるんですけどねぇ。78P05ってのもあったっけか。確か10Aの。
        親コメント
    • この実験ですっげー気になるのは、クロックを供給していないこと。
      となると、6x86って、周波数が0でもそんだけ電流が流れる?

      消費電力の半分がリークだと言われる現在のCPUと違うのだから、
      クロックを入れなかったら料理なんか無理だと思うんだけど。
  • 使い古されたネタである上に、CPUが一つ20W程度とか、
    電源が250Wであるとか、結果がある程度読める記述に
    気がつかないふりをするのが大人というものでしょうか。
    • by Anonymous Coward on 2005年02月25日 20時18分 (#699664)
      熱伝導などの問題もありますから、
      電力だけで全てを読み取ることはできないと思いますよ。

      極端な話、コンスタントに20Wの熱量を発し続ける熱源と、
      それを全て吸収して逃さない素材があれば、理論上は温度はいくらでも上がるわけで。

      要するに、コアだけの問題ではなく、
      ヒートシンク代わりのホットプレートの素材と形状も重要な要素だと思うのですが。
      親コメント
      • by shiraga (14233) on 2005年02月25日 23時45分 (#699730)
        >それを全て吸収して逃さない素材があれば
        いくら温度が上がっても料理には使えませんね。(^^;)
        親コメント
      • by azazaz (24181) on 2005年02月26日 10時29分 (#699836)
        プレートに多くの熱が移動すればいいわけだから、
        一時期有名になったペルチェ素子を使えばいい感じのホットプレートになりそうな気がします。
        親コメント
      • >極端な話、コンスタントに20Wの熱量を発し続ける熱源と、 それを全て吸収して逃さない素材があれば、理論上は温度はいくらでも上がるわけで。

        きっとその素材の方が期待は高いな。
        親コメント
      • えっ。
        じゃあ5000kcalのガスコンロからの熱を全部閉じこめ続けたら、
        理論上は太陽よりも高温にすることができるってこと?
        んな馬鹿な。
        • 出きるよ。

          理論上と言えばそうなるかと
          普通、赤外線として放射されるのでできないと思うが

          >ガスコンロからの熱を全部閉じこめ続けたら

          全部だろ、全部なら可能だ。全部閉じ込める方法がわからないが

          >んな馬鹿な。
          これは地球上つーか一般的な空間で
          • あの。
            わかんないんですけど。

            たとえばさ、0℃の物質を冷やそうと思ったら、0℃未満の物質が
            必要になるでしょ?
            100℃のお湯に、100℃のお湯を足しても100℃を越える温度には
            ならんよね。
            熱ってのはつまり分子の運動量のことじゃない。
            100km/hで動くモノ
            • あなたは熱と温度を混同なさっているようです。
            • わかりやすくもなにも。

              > 100℃のお湯に、100℃のお湯を足しても100℃を越える温度には
              > ならんよね。
              > 熱ってのはつまり分子の運動量のことじゃない。

              エネルギーがどこにも逃げないしどこからも入り込まないとして、1リットルの100度のお湯に1リットルの100度のお湯を足せば2リットルの100度のお湯になる。分子の運動エネルギーも分子の数も足す前とあとでは変わっていない。だから温度も変わらない。これは当り前の話ですね。
              • 熱力学の第2法則に反してるような気がするが。
                親コメント
              • すいません、まだわからない。

                100℃のお湯が100g、そこへ100℃のお湯をさらに100g足す。
                そりゃエネルギーの総量は増えるでしょう。
                それはわかります。でも温度は上がらない。

                元コメントでは、たとえば室温20℃の金属板に300℃の半田ごてを
                当て続けたとき、熱がまるっき
              • by Anonymous Coward on 2005年02月26日 14時00分 (#699903)
                そこで、「300℃」といっている半田ごては、「20℃の空気にふれた状態で、300℃から先には温度が上がらない半田ごて」なわけです。

                  空気中に熱が逃げなければ、電力で与えられたエネルギーは全部、
                半田ごてを暖めるのに使われて、コテの温度はどんどん上がっていきます。

                そういう、現実とかけ離れた、理論上のお話。

                100℃の水の場合は、その中には、限られた熱量しかないわけで、
                ここではなしている、外からエネルギーが流入してくる場合とは、話が違います。
                親コメント
              • うーん。なんかわかったようなわかんないような。

                では、魔法瓶の中にニクロム線を通して、例え0.001Aでも電流を
                流し続けるとすると、理論的にはいくらでも温度があがるの?

                なんかわかんないな。
              • > 100℃のお湯が100g、そこへ100℃のお湯をさらに100g足す。
                > そりゃエネルギーの総量は増えるでしょう。
                > それはわかります。でも温度は上がらない。

                ええ。この行為は熱を加えているのではなく、熱を持った物質を加えているだけです。エネルギーを与えているのではありません。そもそも的外れ。

                > もしそうなら、金属板が300℃を超えた時点で、半田ごては冷やす側に
                > 回ることになると思うんだけど。違う?

                違います。半田ごては冷やす側に回る=半田ごてに熱が逃げている、ですから、「熱が逃げない」という仮定が崩れています。
                親コメント
              • by Anonymous Coward on 2005年02月27日 2時11分 (#700244)
                > > 100km/hで動くモノになにかぶつけて加速しようと思ったら、
                > > 100km/h以上で動くモノが必要だと思うんだけど、そうじゃない
                > > ってこと?
                >
                > これまでのコメントでは、これの疑問は解消されない。

                あるものの温度を上げるためには、その物よりも熱い「物」を
                用意しなければならない訳ではない。

                要はエネルギーを供給してやればいいわけだから、外からレーザーを
                当てるとかしてやればいい。

                もっと簡単な例を挙げると、電子レンジ。
                電子レンジ内に100℃以上のものがあるわけでもないのに水分を
                100℃以上に熱っすることが出来る。

                > > たとえばさ、0℃の物質を冷やそうと思ったら、0℃未満の物質が
                > > 必要になるでしょ?
                >
                > これは間違ってないよね。

                文章自体は間違っていないが、なぜ冷えたかという理由のところが
                全く分かっていないような気がする。

                # ブルーバックスの「マックスウェルの悪魔」でも読んで半年くらい
                # 悩んだ方がいいと思う。
                親コメント
        • > じゃあ5000kcalのガスコンロからの熱を全部閉じこめ続けたら、
          > 理論上は太陽よりも高温にすることができるってこと?

          理論上は出来るからやってみそ。

          ちなみに、ガスの燃焼で生じたCO2なんかに廃熱を持っていかせては
          ダメだよ。
          きちんと燃焼熱をとじ込めて、排気はガスの燃焼用に供給した空気と
          同じ温度にするんだよ。
  • by Y.. (7829) on 2005年02月25日 20時35分 (#699668) 日記
    一般的になったら
    ホットプレートとかこたつとかドライヤーとか
    熱を出すやつがこっそりグリッドコンピューティングに
    参加してたりするようになるんかなぁ
  • by Anonymous Coward on 2005年02月25日 19時23分 (#699628)
    いにしえのGPUで髪の毛にドライヤーを。
    • by Anonymous Coward
      Geforceですね?
    • by Anonymous Coward
      いにしえのGPUは、そんなに排熱しません。
      ファンがついたのなんて、ついこないだじゃないですか。
  • by Anonymous Coward on 2005年02月25日 19時24分 (#699629)
    これ [xe.bz]を思い出したのは私だけじゃないですよね?
  • by Anonymous Coward on 2005年02月26日 10時34分 (#699840)
    セラミック製の半導体を墨の中で高温で燃焼させて
    熱くなったCPUを鍋に注げばCPU鍋の調理が出来ますが

    秋の馬鹿企画としてどこかでやってくれませんかね。
typodupeerror

未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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