四角い水晶 6
ストーリー by yosuke
プレッシャーに耐えて生まれ変わる 部門より
プレッシャーに耐えて生まれ変わる 部門より
teltel曰く、"東京工業大学のプレス・リリースやSPring-8のプレス・リリース、読売新聞の記事等によると、東工大の広瀬助教授をはじめとする研究チームは、二酸化硅素が高温高圧中で立方体の結晶構造のパイライト(二硫化鉄)型になることを実際に確かめた。結果は8/5号のScienceに発表された。
二酸化硅素は、地球上では水晶/石英として普通に見られるが結晶は六角柱状になる。今回はレーザー加熱式ダイヤモンドアンビル高圧発生装置を用いて高圧高温を作った。結果二酸化硅素は、286GPa, 1800K(280万気圧、摂氏1500度)以上の領域でパイライト型の結晶が安定して存在することを確かめた。またこの相転移で密度が5%上昇することも解った。
このような二酸化硅素は、天王星と海王星の中心に存在する可能性が高いと考えられてきたが、理論的に予想されていただけだった。今回初めて存在が確かめられたことで惑星の構造に関する理解がさらに深まると思われる。"
色からすると (スコア:1)
#温度特性の良い水晶発信子とかで工業価値がでないかな?(コスト高そうだけど)
Re:色からすると (スコア:1)
圧力戻したら結晶構造も戻っちゃうんじゃないですか?
Re:色からすると (スコア:1, 参考になる)
#常温・常圧では不安定なものでもダイアモンドみたいに相転移の速度が遅ければ存在できるんだし。
Re:色からすると (スコア:1)
Re:色からすると (スコア:0)
四角ができたなら (スコア:1)
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