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11654 story

アメリカ産牛肉、輸入再開から一ヵ月で禁輸 288

ストーリー by kazekiri
税関お手柄 部門より

KAMUI曰く、"昨年12月,約 2年振りに輸入が再開されたアメリカ産牛肉だが,成田空港で行われた検疫で「特定危険部位」の脊柱が混入している事が確認され,即日アメリカ産牛肉の全面禁輸を決定した (参考:農林水産省のプレスリリース )。今回,「特定危険部位」の混入が確認されたのは日本の商社が見本として空輸した牛肉で,Atlantic Veal & Lamb, Inc. で処理されたもの。目視検査を行った際に,41箱・約 390kg の内,3箱・約 55kg に混入が確認された。 「特定危険部位」は「脳」「眼球」「脊髄」「扁桃」「回腸遠位部」そして今回混入が見つかった「脊柱」で,BSE の原因物質とされる異常プリオンが蓄積しやすいとされ,日本への輸入再開に際してはこれらの部位を除去した 20ヵ月以下の若い牛の牛肉に限定する事を条件としている。輸入再開に当たって農水省と厚労省は係官をアメリカに派遣し,日本向けの牛肉処理場(の一部)などを調査して「問題無い」としていた。Atlantic Veal & Lamb Inc. で処理した牛肉が日本に輸出されたのは今回が初めてだそうだが,再開から僅か一ヵ月で再禁輸という事で牛丼再開も遠退く事になりそうだ。"

locate曰く、"以前「輸入再開される米国産牛肉,食べる?」で盛り上がった米国産牛肉問題ですが、やはり危険部位は取り除かれていなかったことがあきらかになりました。しかも、牛肉の中に脊柱がそのまま入っていたというなんともお粗末な結果となりました。結論としては、米国産牛肉は食べない方が正解だったわけですが、皆さんはどうされましたか。米国の対応も問題ではありますが、科学的な根拠に基づかずに政治的な判断で輸入再開を決定してしまった食品安全委員会プリオン委員会の責任も追及されるべきではないでしょうか。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 出来レース (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年01月21日 3時47分 (#868137)
    ブッシュ 「とりあえず輸入再開してくれ」

    小泉 「安全性が確保されないことには世論が・・」

    ブッシュ 「議会が強硬なんだよ。1ヶ月後に背骨入れとく 。」

    小泉 「では1ヵ月後に再び輸入禁止ということで」

  • 政府もGJ (スコア:4, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2006年01月20日 23時33分 (#867921)
    今回のような件をかくさずありのまま(?)公表した 政府も、昔と替わってよくなってきたことがうかがえると 思うのですがいかがでしょうか?
    • Re:政府もGJ (スコア:3, 参考になる)

      by nakasee (15908) on 2006年01月20日 23時54分 (#867953)
      推測ですが、民間からの報告でもあり隠すに隠せなかったのではないでしょうか。あるいは、輸入反対派の人がプレスリリースに関わっているとか…。何にせよ消費者としては危険についての情報は詳しく欲しいものです。

      以前にネット上の情報を漁っていた時に、
      (1)米国ではアルツハイマーにかかる人が増えており、アルツハイマーと狂牛病の関係が疑われている。
      (2)遺伝子に特定の因子を持っているとアルツハイマーになりやすい。
      (3)その因子は欧米人なら4~5割の人が保持しているが、日本人は9割くらいの人が保持している。

      とのことで、当面米国産牛は食えんな~という感想を持ちました。

      情報ソースはこのあたり [naoru.com]とかこのあたり [livedoor.jp]。

      #他にもあったように思いますが、調べる気力が尽きてきたのでこのくらいで :-P
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      • 霞ヶ関のお役人連中は事実の発表と禁止措置を躊躇っていたけど、
        農水相と厚労相が総理に働きかけて異例のスピード発表&措置となったらしいです。

        特に農水相の中川氏は地盤が牧畜家と酪農家の多い北海道ですから、アメリカ産牛肉の輸入再開とそれに至る経緯については非常に忸怩たる物があったと思いますので
        …ここぞとばかりに反転攻勢に出たということでしょうね。

        --
        --暮らしの中に修行あり。
        新しいblogはじめました。 [hateblo.jp]
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    • 防カビ剤 (スコア:2, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2006年01月21日 0時17分 (#867978)
      まだ、アメリカ産の柑橘類(オレンジ、レモン、グレープフルーツ等)に使われてる防カビ剤(OPP, TBZ, イマザリル)の危険性について公表してないけどなぁ。
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  • 科学的根拠(確率が国産とアメリカ産で変わらんという)もおかしいとは思うけど、
    米国内での特定危険部位の除去作業をめぐっては、昨年8月、米国政府が自ら1000件を超える手続き違反を公表していたこともあり、以前からずさんさが指摘されていた。(読売 [goo.ne.jp])
    という件が、確率計算とやらの不確かさの象徴のように思える。
    --
    #説明責任はないです
  • by Anonymous Coward on 2006年01月20日 23時44分 (#867933)
    仕組まれていたんじゃないでしょうか...

    とりあえずアメリカの言うことを聞いておく.

    アラを見つける.

    アメリカは文句を言えなくなる.
  • しかし (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年01月20日 23時52分 (#867948)
    そんなアメリカ「製」牛肉を今まで沢山食べてきたので、もうあきらめています、私は。
  • by Anonymous Coward on 2006年01月21日 0時20分 (#867982)
    >食品安全委員会プリオン委員会の責任

    安全が確保されるための条件を出したのに、米国が破ったというだけの事なので、その委員会の責任云々とはちょっと違うような気がします。むしろちゃんと検査して禁輸に踏み切ったお役所は珍しくGJなわけで。
  • by aquila2664 (26677) on 2006年01月21日 0時22分 (#867986)
    >>科学的な根拠に基づかずに政治的な判断で輸入再開を決定してしまった食品安全委員会プリオン委員会の責任も追及されるべきではないでしょうか。

     これは的外れな批判だと思うよ。
    一定の条件が守られれば、日本産牛と比べ、リスクの差は非常に小さい。
    としていたリスク評価自体は妥当だった。「一定の条件」が守られなかったこと自体に問題があるわけで、批判を向ける対象を見誤っている。
  • by LightSpeed-J (4514) on 2006年01月20日 23時37分 (#867924) ホームページ
    アメリカってのは不思議な国だとしみじみ思った。

    #彼奴ら、やる気あるのか?

    まずは、こういうことじゃないのか...
    --
    -- LightSpeed-J
    • by targz (14071) on 2006年01月20日 23時44分 (#867932) 日記
      >#彼奴ら、やる気あるのか?

      牛肉の輸出はめちゃめちゃやる気はあるんでしょうが、日本の言い分を聞く気はないと思います;-) しょせん、日本はアメリカにバカにされているということで。
      日本側は、輸入再開の話はふりだしに戻ったと思いますが、アメリカは「検査体制を整えれば OK」と思っているに違いない。
      親コメント
    • by GPH (8223) on 2006年01月20日 23時54分 (#867952) 日記
      一時期業者が独自に日本と契約して輸出しようとしたら、なんだかの業界だかに阻まれて独自検査出来なくて契約出来なかったとか噂を聞いた事が。(詳細ご存知の方教えを乞う)

      まあ、アメリカの場合肉そのものの需要がベラボーに多いでしょうから、あんまり日本向けに騒いでしまうと国内での対応まで求められてしまってコストが合わなくなるのを恐れているんでしょうかね。
      親コメント
      • by ei (19798) on 2006年01月21日 1時17分 (#868053) 日記
        | …アメリカの場合肉そのものの需要がベラボーに多い…

        彼(女)等(一般的な欧州からの移住者。)の主食ですから、当然でしょう。

        | …日本向けに騒いでしまうと国内での対応まで求められ…

        というより、肉やオレンジ等の農産物即ち産業製品だけではなく法体系や制度等の思想即ち文化の輸出こそ、米の目指す所と感じています。方々からの移住者達が何とか社会を構築して来た結果の文化なので、良いものだと思い込み「米の法体系・制度は世界標準」と押し付けようと一人よがっていますが、他国の受けは周知の如く芳しくありません。(本当の)国際標準に合致している他国の標準を堂々と無視して米標準を持ち込むようなこともしているので、顰蹙買うのは仕方無いでせう。(小さな例は、レターサイズのカタログや説明書を日本に持ち込んで来る米系企業です。JISのA4サイズはISO合致です。)
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        • by targz (14071) on 2006年01月21日 2時01分 (#868086) 日記
          >(小さな例は、レターサイズのカタログや説明書を日本に持ち込んで来る米系企業です。JISのA4サイズはISO合致です。)

          いまだに、ポンド・ヤード法とか、華氏温度がまかり通ってますしね;-) メートル法は、人間の寸法を基準にしてないので日常では使いにくい単位系だとしても、世界標準ですから使ってほしいところ。

          ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの工事のときも、メートル法じゃなくてポンド・ヤード法の図面を米国から押し付けられて現場は苦労したらしいです。来場者にも見えるところでは、アトラクションの身長制限が 92cm とか中途半端な数字になっているぐらいですが。

          Apple Retail Store も似たような話があるのかも……。
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      • by Anonymous Coward on 2006年01月21日 0時30分 (#867994)
        アメリカでは国産牛肉の危険性は有名で、お金がある人は高級スーパーで売ってるオーガニックの肉しか買わないそうです。
        ブッシュ大統領自身、国産の牛肉は危険だから豚肉や鶏肉を食べるようにしている、と言ってますし。
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      • by MTS (26659) on 2006年01月21日 0時42分 (#868009) 日記
        アメリカの某業者さんが、独自に全頭検査して輸出しますって、打診してきたんだけど、
        アメリカ政府が、(全頭検査したくないので)それは駄目だって言って、検査に必要な薬品を
        その業者に渡さなかったって話ならある。
        (結構前の話なので、ソースは勘弁)
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      • アメリカ人が好む肉(赤身)と日本人が好む肉(霜降り)が違うため
        日本向けに肥育した牛(アメリカ産和牛)はアメリカ市場では高く売れないのです。

        だから日本向けとして育てた牛肉は日本へおしつけないと牧場が赤字になってしまうので
        無理にでも輸入再開する必要があるのです。

        バーターで再開した日本→アメリカの牛肉輸出はどうなるんだろう?
        やはりアメリカらしく報復措置でまた輸入停止するのかな?
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        • by yellow tadpole (7084) on 2006年01月21日 1時39分 (#868061) 日記
          そういう話はよく聞くんだけど、外国人を高級和牛の焼肉屋に連れて行くとみんな「日本の焼肉は最高に美味い」って言うんだよね。「こんなに美味い肉は食べたことない」って。国籍で言うとアメリカ、フランス、中国の方々です。本国に帰って何年も経ってるのに「もう一度日本の焼肉を食べたい」って言いますよ。
          --
          〜◍
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          • by Anonymous Coward on 2006年01月21日 2時15分 (#868092)

            欧米では「自分で焼く」とか「薄切りの牛肉を食べる」という習慣があまりない気がします。だから売れないんじゃないかな。当然焼肉のタレもアジア食材店に行かないと買えなくて、けっこう高価ですし。

            スーパーに行っても薄切り肉は売ってませんし、肉屋に行って店のオヤジに「スライスして」って言っても、カルパッチョ用の肉を使われて、焼肉用の肉ではなかったりします。あと既出のように、脂肪分の無い肉ばかりなので、固くて焼肉に向かないものも多いです。
            (一部の高級肉は除く)

            #フランス在住のAC

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          • by Anonymous Coward on 2006年01月21日 8時47分 (#868185)
            昨年アメリカに短期滞在したんだけれど、ステーキ頼んだら、中華料理の三味肉(豚角煮)に味がそっくりのバサバサしたのが出てきて驚いた。「この店だけか?」と思ったら、別の店でもそうだったので更に驚き。ひょっとして米では肉に対する味覚が違うのか?と思ってたが、どうもそうじゃなかった様ですな。
            欧米やオーストラリアでは肉に油が無い「ヘルシー」なのが(美味さより優先順位高で)好まれる傾向があって、資本主義に忠実なお国柄とて、「一般向けしないもんは出さない」のが浸透しすぎてんではないかと。

            #オフトピ
            中国の牛肉は大して美味くないですが、豚肉は、大抵の日本の牛肉が足元にも及ばないくらい美味いです(料理法に依る所多々かもしれんが)。
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    • ジョハンズ米農務長官によれば、担当の検査官らが「(特定危険部位を)除去する必要があることを認識していなかった」そうです。(日経報道 [nikkei.co.jp])

      #とっても愉快な人達です。
      --
      #説明責任はないです
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    • by simurgh (8142) on 2006年01月21日 12時24分 (#868271)
      IT系だと

      その内、良くなるんだから、最初のうち
      1.仕様に合わないものがある
      2.日本人には合わない仕様
      3.違うものが送られてくる
      4.最初から壊れてる

      ものがあるのは しょうがないじゃん?

      ってのがアメリカ企業の基本姿勢ですがヽ(´д`)ノ

      それぞれ
      1.仕様に合わないだけで、製品の不具合ではないって言う
      2.これは仕様だ、バグじゃないって言う
      3.間違えちゃったテヘ>w< 送りなおすから問題ないよねって言う
      4.送ってる途中に壊れたと言う

      しょうもない言い訳をします。

      今回は1と3ですか、食べ物でそれは勘弁ヽ(´д`)ノ
      親コメント
  • 気にしない (スコア:2, すばらしい洞察)

    by zero-d (8715) on 2006年01月20日 23時48分 (#867940)
    アメリカ産牛肉がヤバイとか騒がれ始めた時期にも我が家では普通に食ってました。
    母曰く、「今更騒いだって、もう食った後だよ。あと2,30年もすりゃ人類滅亡かもね。」とのこと。

    #そりゃアンタらはいいだろうけど、こっちはまだ働いてる年齢なんですけど…
    #ええい、IDだ!
  • by Anonymous Coward on 2006年01月21日 0時13分 (#867972)
    輸入が再開されたとはいえ、見本として輸入された少ない量の荷から
    検疫で発見したようですね。
    これが本格的な消費を前提とした大量の肉だったら見つかったでしょうか。

    既に焼肉屋やスーパーなどで米国産牛肉を出した店があるようですが、
    それらの肉は大丈夫だったのでしょうか。
    到底安全になったとはいえない米国産輸入再開に対し、消費者への
    安全を考えてくれる店ならば米国産牛肉は使わない、売らないのが
    普通だと思います。
    少なくとも再開後、しばらくは様子をみて決定するくらいでしょう。

    そうすると、再開後間もなく客に出した店の客に対する考えは
    安全なんて二の次。売れればいいと考えているということになります。
    そんな店が大量に仕入れた米国産牛肉に危険部位が混ざっていたとして
    それを公にして回収なんてするでしょうか。

    検疫での発見率が100%ならばいいのですが、実際は走ではなく、
    今回たまたま検疫で見つかっただけで、実は危険部位を含む牛肉は
    もっと大量に流通してしまったのではないかと心配されます。
  • by kazuhix (21600) on 2006年01月21日 2時11分 (#868090) 日記
    Atlantic Veal & Lamb Inc. で処理した牛肉が日本に輸出されたのは今回が初めてだそうだが,
    それはおかしい。ソース希望。
    国内に流通する米国産牛肉等に係る調査結果について(最終報告) [mhlw.go.jp]にて、禁輸前に当該食肉業者より輸入・在庫あり、と(平成16年)。
    今回危険部位混入してるのは、ロースとヒレを脊柱ごとカットしたTボーンステーキの切り分け前の塊のようだ。日本人はコレ食べないのか?うまいよじゅる。
    昨年10月の報告、EU、Tボーンステーキ解禁に向け前進
    脊柱の除去月齢を12カ月齢超から24カ月齢超へ引き上げることに合意 [lin.go.jp]
    当該食肉業者は肉トータル扱い量としては中堅だが、Veal(幼牛)屋さんの大手なこととかを知っておいてもいいかなと思った。
    BSEと無関係な理由で、牛食えないので平気なのごめん。
    --
    ヽ( )`ω´( )ノ
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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