UNIX MAGAZINEが季刊誌に移行 80
ストーリー by yoosee
色々と御世話になった雑誌なんですが… 部門より
色々と御世話になった雑誌なんですが… 部門より
あるAnonymous Coward曰く、"IT雑誌関連の情報サイト「f/x ITメディアタンク」の2月7日付けの記事によると、株式会社アスキーの月刊誌「UNIX MAGAZINE」が、Webメディア+季刊発行誌に移行するようです。3月売りの4月号が月刊誌としての最後の号になります。
UNIX MAGAZINEといえば、最初にして最後のUNIXの名を冠した月刊誌です。私も学生時代には愛読しており、坂本文さんの記事などでUNIXの基本を勉強させていただきました。UNIX REVIEWの翻訳記事を読むのも好きでした。しばらく前に紙質が変わったあたりから元気がないなと思っていましたが、季刊誌になってしまうとは残念です。
季刊誌になったらこれまでのような連載記事はなかなか難しいのではないかという気もしますが、今後もがんばっていただきたいと思います。"
季刊は難しいです (スコア:5, 興味深い)
元々広告が少なかった雑誌でしたが、季刊になって全面停止。配本数も減らさざるを得ないですし、価格もアップせざるを得ない状況でした。返本率(発売されてから暫く経たないと判らない数値なのですが)も多少悪化(多少で済んだのも、これまでの読者の方々のおかげと感謝していました)。
結局、季刊は1年間担当していましたが、その後のことは、廃刊になったこと意外、知りません。
出版社としては(取次の都合により)廃刊は避けたいのは解りますが、読者を引き止められるだけの内容があるのか、広告主に魅力がある媒体であり続けられるのか、そのあたりを明確にできなければ、1年以内に廃刊というのも十分ありうると思います。
Re:季刊は難しいです (スコア:1)
季刊誌ってのは四半期にいっぺんしか発行されないかわりに、内容は他の追随を許さないもので、だからこそ値段もぐっと高めに設定できるってもんだろ。
Re:季刊は難しいです (スコア:0)
なんとなくそんな気がしたので。
Re:季刊は難しいです (スコア:0)
Re:もしかして!!! (スコア:1)
ああ・・ BOOMTOWNまで道連れにしたのが恨めしい。
#復活希望。
座右の銘をよく度忘れします。
Re:もしかして!!! (スコア:1)
らじゃったのだ
Re:もしかして!!! (スコア:1)
らじゃったのだ
インターフェースの街角 (スコア:5, 参考になる)
諸般の事情で読みたい記事だけ人に借りて読むということをしていました。
中でも、増井さん [pitecan.com]の、インターフェースの街角をいつも楽しみにしていました。
技術者として増井さんのような柔軟な発想に憧れています。
季刊になっても連載続けてくれることを切に願います。
Re:rootから/へのメッセージ (スコア:1)
UNIX MAGAZINEが創刊されて、なんてすばらしい
雑誌だ。と思ったのは、、もう20年前なんだ。。
Re:インターフェースの街角 (スコア:1)
「諸般の事情」がなんなのか存知ませんが……
結局、雑誌や連載の存続は売れ行き次第ですから、「願う」ことには全く意味はないでしょう。本気で連載継続を希望するならば、雑誌を買うこととアンケートに答えることで連載の支持を伝えるしかないのでは。冷たいようですが。
売れ行きと連載継続とはあまり関係がないように感じるかも知れませんが、売れ行き不振が続くと、連載が大幅に入れ替えられることもよくあります。
虎は死して名を残す (スコア:4, 興味深い)
86年の創刊当時から、最終号までのPDFデータを
希望。上中下でそれぞれ・・・安ければその方が
いいけど・・・2万円ずつくらいなら、買う。
上中下なら分割して買うこともできるし。
Cマガの5万円のは高すぎる。予算のやりくりがつかん!
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
広告の方が楽しい (スコア:2, 興味深い)
SONY NEWS 800シリーズでウサギが歯を剥き出しにしてたり、用途が思いつかないSHARPのSystem Vワークステーション(グリーンディスプレイ付)、AT&T 3B2 System III端末(裏表紙)があったと記憶している。新製品コーナーは、SunOS3.2でSystem V系コマンドも取り入れとかなんとか、そんなだったような。
UNIX雑誌ということで、今となっては謎なSymbolics 3600やTektronics4014、ApolloDOMAINのような非UNIXでアレゲなマシンの広告がないのは残念至極。
Re:虎は死して名を残す (スコア:1, 興味深い)
うーん、ASCIIのどこにニーズを上げればよいのやら...。
Re:虎は死して名を残す (スコア:1, 参考になる)
EWB [ascii.co.jp]じゃないでしょうか?
f/x発のネタつながりでASAHIパソコン休刊 (スコア:3, 興味深い)
予言的中な人 [srad.jp]がいる
休刊への第一歩? (スコア:3, 参考になる)
大概の記事/tipsはネットで入手出来る様になったとはいえ,雑誌の方が断然読みやすいですし....
#うちの学校,ASAHIパソコン,UNIXマガジン,Cマガジンって,アレな雑誌ばっか入ってるんですが....orz
Re:休刊への第一歩? (スコア:3, すばらしい洞察)
アレな雑誌なんかじゃないよ。
コンピュータ系の一流雑誌が次々に潰れてんの。
Re:休刊への第一歩? (スコア:1)
# Cマガは執筆者のレベルにばらつきがありすぎた。
定期購読はまだ出来る? (スコア:3, おもしろおかしい)
定期購読はまだ扱っているようですね。
セブンアンドワイ:
http://www.7andy.jp/magazine/detail?accd=M0000915 [7andy.jp]
ライブドアブックス:
http://books.livedoor.com/item_detail&isbn=7019089011.html [livedoor.com]
今、申し込むと6ヶ月の料金で年間購読になるのでしょうか:-)。
Re:定期購読はまだ出来る? (スコア:1)
いつもの本屋に並ぶ量が減って目にしなくなる可能性もあるしなぁ。
Re:定期購読はまだ出来る? (スコア:1)
定期購読を継続しませんでしたよ、UnixMagazine。
ここで (スコア:3, 興味深い)
(既に書籍化:「プログラミング・テクニック」 [amazon.co.jp] 「Linuxのブートプロセスをみる」 [amazon.co.jp],etc)
感慨 (スコア:2, 興味深い)
あの当時は UNIX は高くって VMS なんて時代で SONY の NEWS の広告なんかもあこがれを持ってみてたなぁ。。。(- -)←遠い目
いまや SONY もそういうとこからはきっぱり撤退し、、、
(確か当時は東大の助手だった)吉村伸さんが WIDE → IIJ → netcat → MEX → ライブドア騒動
なんて風に今につながってるところを思い返したりすると、、、いろんな意味で遠いとこまで来たものだと感慨を深くしますねぇ。
#あの頃は X のコンパイルは帰る頃に make World して昼頃学校出てエラーで止まってる!ーなんてのどかな時代でしたねぇ。
#今は昼寝もできないしー:)
本とウェブの情報源 (スコア:2, 興味深い)
ウェブは情報が間違っていたり、古かったり、レイアウトがひどかったり、配色などが見づらかったり、ナビゲートしにくかったり、一目で見える量も少ないし、無くなったり、移動したり、とりあえず、内容は良くても、出版術としては、ほとんどが素人さん作りなので、本は内容のまとまり具合やレイアウトが見やすいので、とても好きです。
最近また、本を見直してきて、基本的な知識は本でかき集めて、とどかない細かいディテールだけはウェブかなと思いました。
でも、雑誌が休刊してくんだよね。。。
Re:本とウェブの情報源 (スコア:2, 興味深い)
#そんな物書きのプロではない人々がもつ知識・経験に直に触れることができるようになったことが、Webの素晴らしい点の一つではありますが。
紙と現行の表示装置の解像度の差による、文字の密度の圧倒的な差とかによる読みやすさの違いは、今のところ埋めがたいですね。B5の本1ページ分の文章を読むのに、Webページでは3回はスクロールさせる羽目になります…。
#300dpiぐらいの表示装置とそれを操るのに十分な能力を持った機器・ソフトが欲しいです。
今のところWebの情報は断片的な物が多くてまとまった知識を得るには向かないと思うのですが、雑誌も断片的な情報を扱う場合が多いのでWebとの差を付けにくくて競合しているのではないかと思います。
思うに、連載記事中心の雑誌はWebとの競争に敗れてしまうのではないでしょうか? 現状のWebと差別化するなら、まとまった内容の特集記事を中心にしてそれに連載記事を添えるべきでしょう。
そういえば、パソコン雑誌ではありませんが、トランジスタ技術 [cqpub.co.jp]、Design Wave Magazine [cqpub.co.jp]、Interface [cqpub.co.jp]がそういう作りだな、とこれを書いていて気づきました。
例えばC MAGAZINE [cmagazine.jp]は特集がそれだけで大いに役立つほどの情報量が無い一方連載記事が多いのが敗因だったのでは、と思います。
間隔を伸ばせば良いと言うものではない (スコア:1, すばらしい洞察)
スパッと廃刊するのも勇気です。
Re:間隔を伸ばせば良いと言うものではない (スコア:1)
というケースもあるので,間隔が短くなっても良くないです.
UNIXの名を冠した月刊誌 (スコア:1, すばらしい洞察)
ソフトバンクから出ていたUNIX USER(現オープンソースマガジン [unixuser.jp])
は月刊誌じゃありませんでしたっけ?
Re:UNIXの名を冠した月刊誌 (スコア:1, 参考になる)
:
1992 | UNIX USER 創刊
:
2005 | UNIX USER → オープンソースマガジン 誌名変更
たしかに最初で最後だけど、世間一般でいう「最初で最後」とはちょっと違うかも。
Re:UNIXの名を冠した月刊誌 (スコア:1, 参考になる)
Re:UNIXの名を冠した月刊誌 (スコア:0)
たまたまFreeBSDをPC98に入れようとして雑誌を見つけただけなのに
Re:UNIXの名を冠した月刊誌 (スコア:1, すばらしい洞察)
一般の意味での「最初で最後」だと思ってしまった。 こういう意味で言うなら、
個人的には "始まりにして終わり" とかのほうがしっくりくるかな。
Re:UNIXの名を冠した月刊誌 (スコア:5, 参考になる)
UNIX MAGAZINEという雑誌は創刊以来一貫して編集長を務めてきたO氏の雑誌と言っても過言ではありません。それは編集長以外は副編もデスクも置かない編集部の形態にも現れています(これは目次のページを見れば分かります)。
ある意味ワンマン型ですが、O氏の編集感覚が読者の要望と合致しているときは良い結果をもたらしたと思います。しかし、どんなに優秀な編集者でも、20年近く読者の要望に沿い続けるのは難しいことです。この20年のあいだにUNIXの周囲に漂っていたアカデミックな空気は薄れ、現在では仕事の道具、あるいはマニアの嗜好品になるなど大きな変化もありました。
UNIX MAGAZINEの誌面を追いかけてみると、時とともにその時代の読者の要望を満たす記事が少なくなってきたようにも感じます。あえて嫌な言い方をすれば、O氏の感覚が老いた時、雑誌もまた老いたということでしょうか。
ただ、単純についていけなかったのではなく、意図的に今の読者には合わせなかったのかもしれませんね。そのあたりは想像でしかありませんが。
つまりは、なんだ (スコア:2, すばらしい洞察)
オープンソースマガジンって (スコア:-1,チラシの裏) (スコア:1)
名物に旨いものなし!
Re:オープンソースマガジンって (スコア:-1,チラシの裏) (スコア:3, すばらしい洞察)
オープンソースプロダクトを産み出すための道具と考えれば、別におかしなことではないのではないでしょうか。
折角、敷居を下げた使いやすい(?)開発環境ですし、これでプログラミングを始めて、そこからオープンソースの世界を知ってもらうという考え方もあるかと思います。
まぁ、MFCとATLが含まれていないのが玉に瑕ですが...。
Re:UNIXの名を冠した月刊誌 (スコア:1)
謝々々々 台湾宮廷料理海味館 名●屋市熊の前二丁目 ( MiniStop 対面 )
Re:UNIXの名を冠した月刊誌 (スコア:0)
Unix Magazine創刊の時点で他にUnixの名を冠した雑誌がなければUnix Magazineが最初。
Unix Userの名前が変わった時点で他にUnixの名を冠した雑誌がなければUnix Magazineが最後。
Re:UNIXの名を冠した月刊誌 (スコア:1, すばらしい洞察)
最古のPC雑誌は (スコア:1, 興味深い)
Re:最古のPC雑誌は (スコア:1)
最古と呼べるのはコンピュートピア [computer-age.ne.jp]とかBit [kyoritsu-pub.co.jp]ではないでしょうか?
残念ながら両誌とも休刊してしまいましたが・・・
#大学の恩師がコンピュートピアの編集長だったらしい。
見たような聞いたような・・・
itinoe
Re:最古のPC雑誌は (スコア:1)
僕が買ってた頃はPC-8001とMZ-80関係の記事がほとんどだったなあ。
そういえばMZ-80Kはキットだったっけ
Re:最古のPC雑誌は (スコア:1)
版が代わったらゲームラボを更に劣化させたような雑誌になり果てていて、いっそ休刊してくれと思いました。
#バックアップ活用テクニックの劣化版なら、まだ救いがあったのですけど。
とはいえ、まだ生き残っているということは、売れているんでしょうね。
書籍情報―I/O 2006年 2月号 [kohgakusha.co.jp]を見る限りでは、やはり、BASICのプログラムリストやらダンプリストやら回路図やらが紙面に踊っていたかつてのI/Oとはほど遠い内容のようです。
今では、そういう浅い内容の雑誌しか生き残れないのでしょうか…。
創刊当時の予想が当った? (スコア:0)
Re:創刊当時の予想が当った? (スコア:2, 参考になる)
ほとんど
「あなたは(いつか)死にます」
という予言と変わらないとおもいますが。> 参考になるモデ付けた人。
書いた本人は「おもしろおかしい」を狙ったのか、素で勘違いしているのかどっちなんだろ。
# 無粋なのでID
次は月刊ASCIIかな (スコア:0)
Re:次は月刊ASCIIかな (スコア:0)
Re:次は月刊ASCIIかな (スコア:2, おもしろおかしい)
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:次は月刊ASCIIかな (スコア:1)
けど、インターネット時代には雑誌広告なんて見なくてもなんら問題ないわけで。。。
Re:もう何年も買ってなかった (スコア:2, おもしろおかしい)
> Webの時代になってかなりたっても、ユニマガに先月のjunetとかのコーナーがあったのも寒かった。
もしかして、NetNews(fj.* とか japan.*)のことでしょうか?
だとしたら、UNIX MAGAZINE の「NetNews便り」のコーナーは今もありますよ。
ちょっと前にfjで「fjの終わりって定義できる?」「NetNews便りが終わったとき」 [google.co.jp]
なんて会話がありましたが、この調子だと、fjより先にユニマガが終わりそうです…
#昔は自分の記事がNetNews便りに載ったらすごくうれしかったものですが、
#こないだ、全部で2記事しかないスレッドがNetNews便りで紹介されてしまい、
#これはもう終わったかも、と思ってしまいました…