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UNIX MAGAZINEが季刊誌に移行 80

ストーリー by yoosee
色々と御世話になった雑誌なんですが… 部門より

あるAnonymous Coward曰く、"IT雑誌関連の情報サイト「f/x ITメディアタンク」の2月7日付けの記事によると、株式会社アスキーの月刊誌「UNIX MAGAZINE」が、Webメディア+季刊発行誌に移行するようです。3月売りの4月号が月刊誌としての最後の号になります。

UNIX MAGAZINEといえば、最初にして最後のUNIXの名を冠した月刊誌です。私も学生時代には愛読しており、坂本文さんの記事などでUNIXの基本を勉強させていただきました。UNIX REVIEWの翻訳記事を読むのも好きでした。しばらく前に紙質が変わったあたりから元気がないなと思っていましたが、季刊誌になってしまうとは残念です。

季刊誌になったらこれまでのような連載記事はなかなか難しいのではないかという気もしますが、今後もがんばっていただきたいと思います。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2006年02月08日 12時41分 (#879668)
    ある雑誌の編集をしていました。部数的には並程度には売れていたのですが、社内の事情により季刊になり、編集長と担当(自分)で細々とやっていました。
    元々広告が少なかった雑誌でしたが、季刊になって全面停止。配本数も減らさざるを得ないですし、価格もアップせざるを得ない状況でした。返本率(発売されてから暫く経たないと判らない数値なのですが)も多少悪化(多少で済んだのも、これまでの読者の方々のおかげと感謝していました)。
    結局、季刊は1年間担当していましたが、その後のことは、廃刊になったこと意外、知りません。

    出版社としては(取次の都合により)廃刊は避けたいのは解りますが、読者を引き止められるだけの内容があるのか、広告主に魅力がある媒体であり続けられるのか、そのあたりを明確にできなければ、1年以内に廃刊というのも十分ありうると思います。
  • by mty (26483) on 2006年02月08日 12時46分 (#879676) ホームページ 日記
    一昨年までは毎月購読していたのですが、
    諸般の事情で読みたい記事だけ人に借りて読むということをしていました。
    中でも、増井さん [pitecan.com]の、インターフェースの街角をいつも楽しみにしていました。
    技術者として増井さんのような柔軟な発想に憧れています。
    季刊になっても連載続けてくれることを切に願います。
    • VAXをがったんごっとんとみんなで使ってたころに
      UNIX MAGAZINEが創刊されて、なんてすばらしい
      雑誌だ。と思ったのは、、もう20年前なんだ。。
      親コメント
    • 「諸般の事情」がなんなのか存知ませんが……

      結局、雑誌や連載の存続は売れ行き次第ですから、「願う」ことには全く意味はないでしょう。本気で連載継続を希望するならば、雑誌を買うこととアンケートに答えることで連載の支持を伝えるしかないのでは。冷たいようですが。

      売れ行きと連載継続とはあまり関係がないように感じるかも知れませんが、売れ行き不振が続くと、連載が大幅に入れ替えられることもよくあります。

      親コメント
  • by gonta (11642) on 2006年02月08日 14時05分 (#879744) 日記
    (月刊)ユニマガは死して、PDFを残してほしい。

    86年の創刊当時から、最終号までのPDFデータを
    希望。上中下でそれぞれ・・・安ければその方が
    いいけど・・・2万円ずつくらいなら、買う。
    上中下なら分割して買うこともできるし。

    Cマガの5万円のは高すぎる。予算のやりくりがつかん!
    --
    -- gonta --
    "May Macintosh be with you"
    • by Diseree (7781) on 2006年02月08日 15時58分 (#879827)
      創刊号あたりの広告を見ると、今とは隔世の感があって楽しい。PDF化にあたり、広告を削らないで残すべきかと。

      SONY NEWS 800シリーズでウサギが歯を剥き出しにしてたり、用途が思いつかないSHARPのSystem Vワークステーション(グリーンディスプレイ付)、AT&T 3B2 System III端末(裏表紙)があったと記憶している。新製品コーナーは、SunOS3.2でSystem V系コマンドも取り入れとかなんとか、そんなだったような。

      UNIX雑誌ということで、今となっては謎なSymbolics 3600やTektronics4014、ApolloDOMAINのような非UNIXでアレゲなマシンの広告がないのは残念至極。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年02月08日 16時15分 (#879837)
      同じくPDF化して欲しいです。昔、編集部のwebとかあったなーと思って、そこに要望あげようと思ったんですけど、今は無いみたい。

      うーん、ASCIIのどこにニーズを上げればよいのやら...。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年02月08日 11時50分 (#879612)
    このときのコメントで
    予言的中な人 [srad.jp]がいる
  • by hogeyui (29762) on 2006年02月08日 12時42分 (#879673) 日記
    季刊誌→休刊ってケースも結構ありますよね。
    大概の記事/tipsはネットで入手出来る様になったとはいえ,雑誌の方が断然読みやすいですし....

    #うちの学校,ASAHIパソコン,UNIXマガジン,Cマガジンって,アレな雑誌ばっか入ってるんですが....orz
  • 定期購読はまだ出来る? (スコア:3, おもしろおかしい)

    by ITOK (29099) on 2006年02月08日 13時00分 (#879691)

    定期購読はまだ扱っているようですね。

    セブンアンドワイ:
    http://www.7andy.jp/magazine/detail?accd=M0000915 [7andy.jp]

    ライブドアブックス:
    http://books.livedoor.com/item_detail&isbn=7019089011.html [livedoor.com]

    今、申し込むと6ヶ月の料金で年間購読になるのでしょうか:-)。

  • ここで (スコア:3, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2006年02月08日 17時54分 (#879892)
    最近過去記事の単行本化が多いようですので、気に入った連載を列挙しませう。
    (既に書籍化:「プログラミング・テクニック」 [amazon.co.jp] 「Linuxのブートプロセスをみる」 [amazon.co.jp],etc)

  • 感慨 (スコア:2, 興味深い)

    by lunatic_sparc (15416) on 2006年02月08日 22時22分 (#880009)
    ユニマガに初めて触れたのは '87年ぐらいだったか。。。

    あの当時は UNIX は高くって VMS なんて時代で SONY の NEWS の広告なんかもあこがれを持ってみてたなぁ。。。(- -)←遠い目

    いまや SONY もそういうとこからはきっぱり撤退し、、、
    (確か当時は東大の助手だった)吉村伸さんが WIDE → IIJ → netcat → MEX → ライブドア騒動

    なんて風に今につながってるところを思い返したりすると、、、いろんな意味で遠いとこまで来たものだと感慨を深くしますねぇ。

    #あの頃は X のコンパイルは帰る頃に make World して昼頃学校出てエラーで止まってる!ーなんてのどかな時代でしたねぇ。
    #今は昼寝もできないしー:)
  • by Sithgunner (6190) on 2006年02月09日 0時05分 (#880113)
    本は情報源として、とても好きなので、残念です。(この雑誌を読んでいたわけではないですけど)

    ウェブは情報が間違っていたり、古かったり、レイアウトがひどかったり、配色などが見づらかったり、ナビゲートしにくかったり、一目で見える量も少ないし、無くなったり、移動したり、とりあえず、内容は良くても、出版術としては、ほとんどが素人さん作りなので、本は内容のまとまり具合やレイアウトが見やすいので、とても好きです。

    最近また、本を見直してきて、基本的な知識は本でかき集めて、とどかない細かいディテールだけはウェブかなと思いました。

    でも、雑誌が休刊してくんだよね。。。
    •  Webにある役立つ情報は、多くのがそれで飯を食っているわけではないアマチュアによるものですから、プロが書いてプロがレイアウトした紙の本に比べて読みにくいのはしかたがないんじゃないかなぁと思います。
      #そんな物書きのプロではない人々がもつ知識・経験に直に触れることができるようになったことが、Webの素晴らしい点の一つではありますが。

       紙と現行の表示装置の解像度の差による、文字の密度の圧倒的な差とかによる読みやすさの違いは、今のところ埋めがたいですね。B5の本1ページ分の文章を読むのに、Webページでは3回はスクロールさせる羽目になります…。
      #300dpiぐらいの表示装置とそれを操るのに十分な能力を持った機器・ソフトが欲しいです。

       今のところWebの情報は断片的な物が多くてまとまった知識を得るには向かないと思うのですが、雑誌も断片的な情報を扱う場合が多いのでWebとの差を付けにくくて競合しているのではないかと思います。
       思うに、連載記事中心の雑誌はWebとの競争に敗れてしまうのではないでしょうか? 現状のWebと差別化するなら、まとまった内容の特集記事を中心にしてそれに連載記事を添えるべきでしょう。
       そういえば、パソコン雑誌ではありませんが、トランジスタ技術 [cqpub.co.jp]、Design Wave Magazine [cqpub.co.jp]、Interface [cqpub.co.jp]がそういう作りだな、とこれを書いていて気づきました。
       例えばC MAGAZINE [cmagazine.jp]は特集がそれだけで大いに役立つほどの情報量が無い一方連載記事が多いのが敗因だったのでは、と思います。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年02月08日 12時15分 (#879635)
    季刊にすることで更に存在価値が無くなったりして。
    スパッと廃刊するのも勇気です。
  • UNIXの名を冠した月刊誌 (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2006年02月08日 13時01分 (#879693)
    >UNIX MAGAZINEといえば、最初にして最後のUNIXの名を冠した月刊誌です。
    ソフトバンクから出ていたUNIX USER(現オープンソースマガジン [unixuser.jp])
    は月刊誌じゃありませんでしたっけ?
    • by Anonymous Coward on 2006年02月08日 13時12分 (#879707)
      1986 | UNIX MAGAZINE 創刊
        :
      1992 | UNIX USER 創刊
        :
      2005 | UNIX USER → オープンソースマガジン 誌名変更

      たしかに最初で最後だけど、世間一般でいう「最初で最後」とはちょっと違うかも。
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    • by Anonymous Coward on 2006年02月08日 13時13分 (#879709)
      「現オープンソースマガジン」などとリンクをわざわざ貼ってくれる若輩者にじじいが良い事を教えてやるとな、その現オープンソースマガジンとやらは、1992年 1 月号 [unixuser.jp]が創刊なのじゃよ。それに対して UNIX Magazine は1986年 1月が創刊号で (→参照 [ascii.co.jp]) な、UNIX USER が UNIX の名を冠していた期間は UNIX Magazine が月刊誌であった間に期間に内包されるのであるからして「最初 (1986/1)」にして「最後 (2006/4)」なのじゃよ。
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      • 私がUNIX USER誌を読み始めたのは創刊直後だったんだなあ
        たまたまFreeBSDをPC98に入れようとして雑誌を見つけただけなのに
    • by Anonymous Coward on 2006年02月08日 13時33分 (#879730)
      すごい勢いでつっこまれてますが、そういうことだったんですね。
      一般の意味での「最初で最後」だと思ってしまった。 こういう意味で言うなら、
      個人的には "始まりにして終わり" とかのほうがしっくりくるかな。
      親コメント
    • 「オープンソース」マガジンと言うわりに最新号 [unixuser.jp]の付録がVisual C++ 2005 Express Editionってそれどうよ。
      --
      名物に旨いものなし!
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      • オープンソースのプロダクトは、必ずオープンソースの開発環境を使って作られなければいけない...わけではないと思います。
        オープンソースプロダクトを産み出すための道具と考えれば、別におかしなことではないのではないでしょうか。

        折角、敷居を下げた使いやすい(?)開発環境ですし、これでプログラミングを始めて、そこからオープンソースの世界を知ってもらうという考え方もあるかと思います。
        まぁ、MFCとATLが含まれていないのが玉に瑕ですが...。
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    • Unix observer なんて雑誌も \( ry .
      --
      謝々々々 台湾宮廷料理海味館 名●屋市熊の前二丁目 ( MiniStop 対面 )
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    • Unix Userが最初でなかったのであれば問題ないのでは。
      Unix Magazine創刊の時点で他にUnixの名を冠した雑誌がなければUnix Magazineが最初。
      Unix Userの名前が変わった時点で他にUnixの名を冠した雑誌がなければUnix Magazineが最後。
  • by Anonymous Coward on 2006年02月09日 1時00分 (#880142)
    まだ生きてる [kohgakusha.co.jp]模様。
    • by itinoe (972) on 2006年02月09日 4時14分 (#880214) 日記
      それくらい古いとPC雑誌とコンピュータ雑誌は区別があまりついて無いと思うのですが、
      最古と呼べるのはコンピュートピア [computer-age.ne.jp]とかBit [kyoritsu-pub.co.jp]ではないでしょうか?
      残念ながら両誌とも休刊してしまいましたが・・・

      #大学の恩師がコンピュートピアの編集長だったらしい。
      --
      見たような聞いたような・・・
      itinoe
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    • 「自作派のためのパソコン情報誌」なのか。
      僕が買ってた頃はPC-8001とMZ-80関係の記事がほとんどだったなあ。
      そういえばMZ-80Kはキットだったっけ
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    •  I/Oは名前だけは残っているけど、生きているって言えるのかな…? とっくに死んでいて、いまのは名前だけ引き継いでいる別人じゃないかと思ってしまいます。
       版が代わったらゲームラボを更に劣化させたような雑誌になり果てていて、いっそ休刊してくれと思いました。
      #バックアップ活用テクニックの劣化版なら、まだ救いがあったのですけど。

       とはいえ、まだ生き残っているということは、売れているんでしょうね。
       書籍情報―I/O 2006年 2月号 [kohgakusha.co.jp]を見る限りでは、やはり、BASICのプログラムリストやらダンプリストやら回路図やらが紙面に踊っていたかつてのI/Oとはほど遠い内容のようです。

       今では、そういう浅い内容の雑誌しか生き残れないのでしょうか…。
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  • 創刊当時は,「月刊で出す(UNIXの)ネタがあるのか?そのうちネタが続かなくて隔月とか季刊とかになるんじゃないか?」と心配していたんですが...
    • by sen (197) on 2006年02月08日 15時23分 (#879802)
      1986年創刊の雑誌ですよね?
      ほとんど
      「あなたは(いつか)死にます」
      という予言と変わらないとおもいますが。> 参考になるモデ付けた人。

      書いた本人は「おもしろおかしい」を狙ったのか、素で勘違いしているのかどっちなんだろ。

      # 無粋なのでID
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年02月08日 12時47分 (#879677)
    厨房の頃はそりゃぁわくわくして読んだもんだったが...
typodupeerror

UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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