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燃料で動く高性能の人工筋肉 12

ストーリー by yosuke
応用範囲の広さに期待感 部門より

oddmake曰く、"EurekAlert経由、テキサス大学ダラス校プレスリリースによると、最大で人間の筋肉の100倍の強さを発揮し、パワーを落した状態でなら人間の筋肉より大きく収縮させることのできる、メタノールあるいは水素で稼働する人工筋肉を同大学のNanotech Instituteが開発した。電気で駆動するロボットにはない、エネルギー源(食糧)を持参して活動できる人間なみに行動範囲の広いロボットを実現させるために開発されたそうだ。
この人工筋肉は、燃料電池と筋肉の機能を同時に行うことで作動する。すなわち、触媒を含んだカーボンナノチューブが数種あり、そのうちの燃料電池チューブが化学エネルギーを電気エネルギーに変換し、蓄電チューブが電気エネルギーを貯蔵し、筋チューブが電気エネルギーを運動に変換することで駆動する。 より強力なタイプの人工筋肉では、発生する熱を形状記憶合金によって運動エネルギーに変換することでも筋力を生み出しているそうだ。
なお、この研究成果は3月17日付けのScience誌に掲載された。"

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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