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ビデオは非テープが急速に主流になりつつあるらしい 102

ストーリー by mhatta
栄枯盛衰 部門より

kisslegg曰く、"日経新聞の記事によると,「国内ビデオカメラ市場で、記録にDVDやハードディスク駆動装置(HDD)などを使う「非テープ式」が主役になっている。テープ式の販売シェア(台数ベース)は3月まで3カ月連続で50%を割り、編集などがしやすい非テープ式へのシフトが加速するのは確実。」とのこと。
確かに,先日ヨドバシカメラアキバにminiDVテープを買いに行ったら,売り場が余りに小さいので驚いた。中上級者なら,テープで撮ってパソコンに取り込めばいいので長時間撮れるテープの方が使い勝手がいいのだろうが,大多数には敷居が高すぎるということだろう。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 意外 (スコア:5, 興味深い)

    by chu-chu (7456) on 2006年04月14日 10時33分 (#921356)
    > テープ式の販売シェア(台数ベース)は3月まで3カ月連続で50%を割り

    むしろ、まだそんなに売れていることに驚いた。
    • by TarZ (28055) on 2006年04月14日 10時51分 (#921377) 日記
      同じく。

      あと、テープは長時間録れるかなあ。容量単価ではテープは有利ですが、密度でいえば
      HDDの圧勝のような。
      比較対象を記録型DVDメディアに限るなら、確かにminiDVの方が大きいですね。
      親コメント
      • Re:意外 (スコア:3, 興味深い)

        by taka2 (14791) on 2006年04月14日 11時32分 (#921414) ホームページ 日記
        ちょうど昨日、近所の中型家電量販店(CaDen)にテープを買いに行ったのですが、売り場面積は

        VHS系 = DVD12cm > DVD8cm = miniDV

        って感じになってました。一ヶ月ほど前に行ったときはまだ

        VHS系 >> miniDV > DVD12cm >> DVD8cm >> Hi8

        って感じだったんですけどねぇ…
        ていうか、D-VHSテープが無くなってて私は途方に暮れました。

        > あと、テープは長時間録れるかなあ

        実はそれほどでも無いような。
        miniDV だと普通は60分テープでLP90分、高くて使う気がしない80分テープでLPならやっと120分録れますが、
        8cmDVD でも LP(3Mbps) なら120分録れます。

        miniDVの場合、LPでも画質(ビットレート)は変わらないのですが、
        DVDの場合 3Mbps なんて画質は耐えられないだろ、と私は考えます。
        でも、普通の人は画質はそんなに気にしないでしょうね…

        まあ、高画質を狙うなら、miniDV にハイビジョン記録する HDV には、DVD では到底勝てないと思います。
        親コメント
        • Re:意外 (スコア:4, 参考になる)

          by TarZ (28055) on 2006年04月14日 11時56分 (#921439) 日記
          10年ほど前に、miniDVビデオムービーを購入しましたが、やはり画質はよいです。ただ、テープだと
          管理が面倒で、徐々に使わなくなってしまいました。

          >高画質を狙うなら、miniDV にハイビジョン記録する HDV には、DVD では到底勝てないと思います。

          これはそうですね。

          仮にDVDの規格を拡張してHDV同等画質で録画できるようにしても、録画時間が短くなりすぎるし。
          (8cmDVD(1.4GB)にH.246 10Mbpsだとしても20分未満 [google.co.jp]。HDVと同等条件で25Mbps
          なら半分以下)
          BD/HD DVDもまだまだだし、この分野でHDVに対抗しうる非テープ媒体は当面HDDだけでしょう。
          親コメント
      • Re:意外 (スコア:3, 参考になる)

        by nojiri (27623) on 2006年04月14日 11時56分 (#921440)
        >あと、テープは長時間録れるかなあ。

        長時間撮影なら、HDDがダントツです。
        30GBモデルの場合、約 9Mbps(VBR)の最高画質で撮影しても、7時間以上撮影できます。
        http://www.jvc-victor.co.jp/dvmain/gz-mg77/spec.html

        とはいえ、HDDはメディア交換が不可能ですけどね。長期間の撮影旅行をするなら、大容量HDDを搭載したノートPCを携帯せねばならないかもしれません。
        親コメント
  • 時間が惜しいから (スコア:5, すばらしい洞察)

    by nojiri (27623) on 2006年04月14日 11時49分 (#921433)
    >テープで撮ってパソコンに取り込めばいい

    これが大変なのでしょう。
    テープの場合、1時間撮影したら、パソコンに取り込むにも1時間かかります。編集のまえにそれだけの時間を費やすのは、面倒です。HDD方式やDVD方式などの場合、USBマスストレージ接続なので短時間で取り込みが終了します。特にHDD方式は高速です。

    DVD作成をゴールとする場合は、さらに違いがでます。最近のPCは速くなりましたが、それでもMPEG2エンコードには時間を要します。HDD方式もDVD方式もMPEG2ファイルですので、DVD作成時にエンコードを必要としません。パソコンで編集しないのであれば、DVD方式なら撮影時にDVD作成まで終了します。

    テープ方式(miniDV)のビデオカメラを長く使ってきた人ほど、時間を節約できる非テープ方式に魅力を感じるのではないでしょうか。
    • by Technobose (6861) on 2006年04月14日 20時40分 (#921766) 日記
      DVDやHDD方式、さらにはHDVにしても記録方式はMPEG2ですね。
      規格の異なるHDVを別にして、DVDやHDDなどのMPEG2では情報の圧縮が大きくて記録としては、そこはかとなく不安を感じますね。
      デジタル方式が主流になってから、AVの方向性が「Hi-Fi(高い忠実度)」から「綺麗に見える」へとシフトしたように思います。
      それまでのアナログ方式のシステムが情報量の拡大と、低ノイズ化を目指して行ったのに、CD以降のデジタル方式のシステムは「人間が識別できないレベルは切り捨てる(人間の感覚を上手にごまかす)」という考え方で微少な信号を切り捨てるようになってます。この切り捨てられた部分が案外、リアリティに響いてくると思うんです。
      アニメのようにべた塗りな画像ならMPEG2でも十分だと思いますが、現実の世界ではたとえば満開の桜並木をロングで撮ったりすることも多い、というか、そういう映像のほうが多くなります。撮影時に現在の家庭用レベルのMPEG2の情報量で撮るのは不安があります。
      MPEG2方式のカメラをもってないので、DV方式とそれ以前のアナログ方式との比較になりますが、Beta、VHS、ED-Beta、Hi8、DVとカメラを使ってみて、ED-Betaが最もリアルな映像を記録できました。DVは確か1/5圧縮されるはずですが、同じものを撮ったときに映像の安定度でED-Betaに劣ります。具体的にはロングに弱いです。風になびく木々の葉など細かい映像がざわざわとつぶれる感じがします。近距離の映像では差は出ないです。
      これはED-Betaのカメラ(EDC-50)が2/3インチのCCDで、DV(GY-DV500)が1/2インチのCCDというのも影響しているのかもしれませんが、かたや1980年代後半の家庭用2CCDカメラ、DV500は1990年代末期の3CCDの業務用カメラなのでCCDの差よりデッキの差だと思いました。
      個人的には現行テレビ用の記録を撮るカメラとしては、DVあたりの規格が限界なのではと思っています。ソニーのXDCAMあたりが家庭用に降りてくれば使ってみたいですが・・・。


      現行方式のテレビでも、カメラ(映像のソース)が良ければ驚くほど綺麗ですよ。またイメージセンサーの大きさもリアリティに響いてきますね。3CCD方式のカメラといっても、家庭用のは細かい部分はつぶれてしまいます。業務用カメラで撮った映像を再生すると、遠くの山並みとか飛んでる虫なども鮮明に写るのですごくリアルです。ソニーのDRC-MFのような画像処理付きのテレビならより違いが出ます。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年04月14日 12時16分 (#921449)
      仕事と子育てで時間を撮られていたころ、撮り溜めたVHS/Hi8テープの半数以上をカビにやられてしまいました orz
      DVDやHDDではそういう失敗はないだけましかも。
      親コメント
      • by mola (29791) on 2006年04月14日 12時54分 (#921484)
         DVD-Rなどの光学メディアもカビにやられることはありますよ。
         それよりも、キズなどによりある日突然メディアが全く読めなくなる方が怖いですが。

        http://allabout.co.jp/computer/av/closeup/CU20040523A/index.htm?FM=cukj&GS=av
        http://arena.nikkeibp.co.jp/qa/parts/20031006/106168/
        http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20040514305.html
        親コメント
    • by skyfang (17208) on 2006年04月14日 15時02分 (#921588)
      >>テープで撮ってパソコンに取り込めばいい
      >これが大変なのでしょう。

      大した編集をしないのならHDDレコーダの外部入力にビデオカメラ繋いで録画すれば簡単ですよ。
      余計な部分をカットした再生リスト作っておいて高速ダビングすれば編集完了ですし。

      その上でPCに転送したけりゃVirtualRD使って転送(w

      #RD使いなのでID。作者様に感謝!
      親コメント
      • by wccf2006 (30137) on 2006年04月14日 15時30分 (#921605)
        簡単というよりも、時間がかかるのが問題かと。
        60分のムービーを取り込むのにDVテープだと60分かかるわけで、HDDやDVDレコーダなら、データの転送なので数分で完了するわけです。

        miniDVデッキ+HDD+DVDレコーダというビクターのSR-DVM70を使ってますが、DVから取り込むのに実時間かかるのが難点で、大量にダビングしなくてはいけないときなど、DVテープのオートチャンジャーが欲しくなります。8本取り込んだら8時間かかるので1日仕事です(ま、ダビング中は別の作業をしていればいいんですけど)。
        親コメント
  • by astro (17245) on 2006年04月14日 10時50分 (#921376) 日記
    そりゃ一回使えば、ランダムアクセスがいかに便利かは、PCで言えば
    データレコーダ(テープ)とFD、HDD、民生家電でもCDやMDをはじめとして、
    DVD/HDDレコーダなど、歴史が示している通りです。

    HDDをメディアが交換できない、と考えるか、メディアが交換しなくても
    長時間録れると考えるかの違いですね。
    DVD式は、記録したメディアのデータをDVDレコーダやPCで簡単に扱える
    利便性が売りでしょう。

    上司のところについ最近ご令嬢が誕生したのですが、早速SONYのHDVカメラを
    ご購入していました。上司いわく「自分の趣味のものは買わせてもらえないけど
    こういうものは簡単に大蔵省(奥様)の稟議が通るんだよなぁ・・・」と
    述べておられました。
  • 編集するかなぁ (スコア:3, おもしろおかしい)

    by tiatia (22244) on 2006年04月14日 13時57分 (#921541) 日記
    テープで取った人の多くは編集なんてしないんじゃないかな。
    そのまま残しておくだけ。

    編集というより、複製のほうが重要だったりしないかな?
    子供や孫の映像を撮って、それを複製してみんなに配る。
    可愛い子供の記録だし、カットするなんてもったいない。
    全部そのまま複製ですよ。
    そして、迷惑がられる。
  • 両者は衝撃に弱いので取り回しが品雑になりそな
    ハンディタイプのビデオカメラの記憶媒体として信用して使う
    のには不安があります。
    ドライブの重量や消費電力も結構かさみそうですしね。
    かといって今更テープ形式に戻れる訳もない。

    過渡期にはブルーレイディスクやHD-DVDーR
    ドライブ搭載とかもでるかもですが
    最終的にはまず間違いなくフラッシュメモリが取って変わる
    でしょう。
    数十ギガのフラッシュメモリが登場し価格がこなれてきたり、
    もっと圧縮率の高いコーデックの録画後の編集が容易になる
    ような技術が確立されるようになった暁には
    一気に移行するのではないでしょか。

    #きっとその頃にはハードウェアエンコードでH264形式録画
    #するようになってるのでしょうねポワワ
  • 何の中上級者? (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2006年04月14日 10時44分 (#921371)
    >中上級者なら,テープで撮ってパソコンに取り込めばいいので長時間撮れるテープの方が使い勝手がいいのだろうが

    中上級者というのがなんに関する級なのか不明ですが、ほとんどの人にとって長時間撮れてもテープは使い勝手悪いですよね。

    パソコン利用者にとっては(あらゆる初級~上級者全体)、IEEE1934などを使って長時間掛けてパソコンに取り込むのも手間で不便ですし、巻き戻しや空き領域に合わせる早送り作業も面倒。
    テープよりはDVD-RAM/RWに記録したものを直接PCのドライブで読み込んだほうが早いですし、テープのように巻き戻し・早送りで記録位置を合わせる必要もありません。
    間違ってテープの後半に写っていた大切な映像を上書きしちゃうという事故も、DVDなら起こりません。
    HDDカムは好きじゃないので語りませんが、DVD方式なら録画済のメディアをPCに取り込みつつ、カメラのほうは別のディスクで録画を続けることが可能です。
    テープだとそういうわけにはいきません。

    おそらく、長時間録画できて使い勝手が良い中上級者というのは、途中でテープ交換することができない「スキューバダイビング」の人たちですよね。
    • by Anonymous Coward on 2006年04月14日 11時22分 (#921399)
      テープの使い勝手に関しては悪い認識ですけど
      DVコーデックで無いと気に入らないんですよね
      DVDレコなんかだと、MPEG2コーデックになっちゃってて
      エンコードパラメータも触れないし、それなら出来るだけ
      無圧縮に近いエンコード方式で撮っておいて後から
      自分の好きなようにエンコードパラメータ触れる方が
      (今の所)都合がいいわけです。

      撮りミスなんかも防止するのに何台も同じ映像を録画したりしてますし。

      #無圧縮に近い再加工が用意なデータがDVDなんかに保存できるなら
      #マニアさんにも需要はあると思う。
      親コメント
      • by tetsuya (11853) on 2006年04月14日 12時39分 (#921470) 日記
        画質ではminiDV機の方が良いですね、やはり。ただし、画質優先の高級機はハイビジョンに移行しつつあるので仮にmini DV機が廃れていってもハイアマチュアにも逃げ道はありますね。

        ただし、小型の3CCD mini DV機なんかを使っていたユーザーにはいくら画質が良いからってハイビジョン機にはおいそれと移りにくいですね(汗)

        うちはTRV900とDVRaptorという古い組み合わせなのですが、画質的には不満はないんですよね。ただ、カメラが重くてでかいので小型機をそろそろと思っていたらそっちはテープが廃れつつあって、DVD/HDD機は画質がいまいち(圧縮記録がイヤ)なのでちょっと困っています。
        親コメント
        • by wccf2006 (30137) on 2006年04月14日 13時38分 (#921525)
          ハイビジョン対応機が小型化してますから、そちらに逃げるのは可能でしょう。(DVモードで撮影もできますし)。

          3CCDで小型のモデルに拘ると選択肢が狭くなってしまいますけど。

          TRV900で重くてデカイと言われてしまうと、それより小型で高画質のモデルは限られますね。頑張って腕を鍛えるとかするとかじゃダメ? いつもはPD150を使っているので、かなり鍛えられましたよ。
          親コメント
    • by mola (29791) on 2006年04月14日 12時32分 (#921464)
       とりあえず、フレーム単位でちゃんと編集したい場合DVコーデック以外だと難が多いですね。
       エンコード/デコードが入ることを考えるとMPEGはどう工夫しても画質面で不利ですし、求められるPCスペックにも雲泥の差があります。
       実際DVコーデックであれば5~6年前のPCでも快適に編集できますし。(※映像効果にかかる負荷は別。単なるカット編集に要する負荷)

       それに何より、DVD/HDD/メモリカード形式のカメラで(ソニーVX2100クラスの)中級者以上の使用に耐えうる機種が出ていません。
       1/3インチ34万画素3CCDで最低被写体照度が3ルクス程度のカメラがあれば検討対象にも入るでしょうが。
      親コメント
      • by SteppingWind (2654) on 2006年04月14日 14時48分 (#921576)

        カット編集だけなら, MPEGでも最近の編集用ソフトだと編集した前後のパケット(と言うのかな?)だけをレンダリングし直して, 他の部分はコピーのみというタイプが有ります.(例えば普及価格帯ならPowerDirector [transdigital.co.jp]等)

        これだと再レンダリング部分の時間幅は数秒未満に限られるので, 画質劣化や要求PCリソースもかなり抑えられるようになっています.

        親コメント
      • by TarZ (28055) on 2006年04月14日 13時38分 (#921524) 日記
        MPEG2でも、25Mbps Iフレームのみ(フレーム間圧縮なし)というのができたかと。
        PC用のビデオキャプチャ機器ではよくあります。
        DVD/HDDビデオムービーでこれができる製品があるかどうかは知りませんが、一応
        規格上はできるということで。
        親コメント
    • スキューバーは (スコア:2, 参考になる)

      by uxi (5376) on 2006年04月14日 17時05分 (#921654)
      安全のため血中窒素濃度の管理が不可欠です。
      水中に長く滞在すれば滞在する程、深く潜れば潜る程、
      血中窒素濃度は増加します。
      血中窒素濃度がある程度増加すると、浮上の際の減圧で、
      血中に溶けきれなくなった窒素が気泡となって現れるようになります。
      この気泡が血管に詰まってしまうのが、いわゆる潜水病って奴なんですが、
      これは非常に危険です。絶対に避けなければなりません。命に関わります。

      このため、ファンダイブでは、余程浅い海に潜った場合でも、
      通常は1回の潜水で1時間以上潜るような事はまずありません。

      また、水上に出てもしばらくは血中窒素濃度が下がらないため、
      安全のため1~数時間程度、水上で休憩を取り、
      血中窒素濃度を下げる必要があります。

      従って、休憩時間にハウジングの開閉が不可能でない限りは、
      テープでも記録時間に問題が生じる事はないと思われます。
      --
      uxi
      親コメント
    • Re:何の中上級者? (スコア:1, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2006年04月14日 12時40分 (#921471)
      IEEE1934という謎の規格について
      親コメント
  •  本当に私的理由で申し訳ないですが、如何にDVD式とかHDD式とか
    が便利であっても、移行できない理由が……

     車でサーキットを走る時、車載ビデオとしてDVカメラを使って
    いるのですが、サーキットだとそこそこ衝撃がかかります。そんな
    衝撃がかかるビデオにDVD式だと如何な衝撃吸収装置があっても
    ヘッドが飛ぶだろうし、HDD式にも不安があります。
     テープでも飛ばないわけじゃないですが、まだ安心な方だと
    思うんですが……
    --

    -----
    スケーター12号〜(┌  ┌  ┌  ´Д`)┘
  • by maimi09 (20395) on 2006年04月14日 12時53分 (#921483) ホームページ 日記
    たとえばS-VHSは30MHzの帯域を持っているので高画質が期待できる。
    30MHzをフルに生かしてデジタル信号を記録しようとしたとき(その気になれば)30MB/Secぐらいの転送レートは確保できそうなきもするけど。

    HDD録画じゃ、せいぜい広くて10MB/Sec程度だろうし、DVDとなればもっと狭い帯域しかもっていないのだが・・・
    ほとんどの人達がその程度のバンド幅で実現できる画質に満足しているのだろう。

    一般家庭では・・・

    • 必ずしもHDTVのような高画質を必要としてない

    • せいぜいTV番組の録画したのを数回ほど見て消す

    • 高画質を要求するような映像創作なんてしていない

    • テープだと頭出しに時間がかかる


    などの要因で、テープは不利な条件にあるのではないかしら。

    VHSテープもデータ用のフォーマットを用意しておけば、「数百時間の番組を2時間でバックアップ」なんていう芸当もありえるかもしれないけど、すぐ消してしまう使い方がもし主流ならばバックアップ需要がないかもしれない。

    --
    大槻昌弥(♀) http://www.ne.jp/asahi/pursuits/ootsuki/
    • >S-VHSは(中略)デジタル信号を記録しようとしたとき

      つ【D-VHS】
      ほぼ同じテープを使用し、HSモードで28.2Mbpsです。

      参考:D-VHSの概要 [vhs-std.com]
      親コメント
      • D-VHSだと、240分テープ(STD、14.1Mbps)なら、
        HSモード(28.2Mbps)で2時間録画、
        LS7モード(2Mbps)なら28時間録画できますね。
        480分テープを使えば、56時間録画もできる。

        「数百時間を2時間でバックアップ」は容量的に無理にしても、
        2Mbpsの録画データを28Mbpsでの高速読み取り・高速書き出しなんかができれば、
        DVD-R の3倍速程度というそれなりな速度で、長大なデータをバックアップできるわけで、
        結構便利だと思うのですが、

        残念ながらそういう機能を持った機種は無いんですよね…
        どっちかというとi.LINKのプロトコル上の問題かな。
        リアルタイムより高速な映像データ転送を考えて無さそう。

        親コメント
        • >どっちかというとi.LINKのプロトコル上の問題かな。
          >リアルタイムより高速な映像データ転送を考えて無さそう。

          i.LINK = IEEE1394ですから、マスストレージも扱える規格です。
          まあ、D-VHSにはマスストレージ用のプロトコルは実装されていないでしょうが。
          親コメント
  • by sumeshi0206 (12305) on 2006年04月14日 12時54分 (#921485) 日記
    去年末ビデオカメラの購入しようと思って色々見たんですが、
    ・DVDは片面30分しか記録できない。
    ・HDDは高いけど画質が悪そうだしまだこなれてない(ビクターからしか出てない)
    ・パナからSDに記録できるのもあったけど本体価格高すぎ。
    反面、テープは本体が安いわりに3CCDなどついてて、メディアも安いし、振動なども気を使わなくていいです。枯れた技術なので安心感あります。
    使うときは先頭から最後まで使い切るようにしてます。テープは安いので2,3本持って行って、子供の成長記録なので大抵上書きせずに永久保存版です。
    PCへの取り込みもたった60分ですから苦に感じません。 みなさんの書き込み見て思ったんですが
    ちょこちょこ撮るならDVD
    子供とかだらだら撮るならテープ
    がおすすめの気がしました。
    HDDはもう少し複数社で競争して値段や機能がこなれてからのほうが良さそうに思います。
    • >ちょこちょこ撮るならDVD
      >子供とかだらだら撮るならテープ

      DVDだと、ちょこちょこみれる、ってのも重要なんだと思う。

      たとえば、撮影に使った機材をそのままテレビにつないで、自分でナレーションしながら見せるような使い方をする人は、DVDのランダムアクセスはすごく魅力的なんだろう。

      後々編集するか、ってのは重要なんだと思う。
      パソコンで編集することに意義を見いだせる人には、多少使い勝手が悪くても、データ量が多い(不可逆な圧縮がかかってない)ことなんかが正義だけれども、最終的にテレビに映ればいい人には、テレビできれいに見れれば良いんだろうし。

      デジカメでも、RAWデータを書き出すカメラが欲しい人と、カメラでがちがちに補正されたjpegな画像が良い人といるしね。

      DVDカムがよく売れるようになってきたって事は、みんなパソコンで編集なんかしない、って事だと思う。
      親コメント
  • ハリウッドでは. (スコア:2, 参考になる)

    by eggman (17167) on 2006年04月15日 0時39分 (#921892) ホームページ 日記
    「いえいえ、ディスクレコーダーは使わず、全部VTRで収録しています。ハリウッドではディスクレコーダーは、まだま安全性の面で認められていない、テープの信頼性が未だにハリウッドを支えているんです。」
    映画テレビ技術 2005年9月 パナビジョン社訪問記:パナビジョンとソニーが共同開発したデジタルシネマ用カメラ「Genesis」 より

    だそうです。
    やっぱり、信頼性ならテープの方が、まだ勝っていると思います。

    でも、まだVTRを使った撮影そのも少ないのに…支えてるっていうのは言いすぎな気がしますが…。パブ記事風味だしね。
  • by Anonymous Coward on 2006年04月14日 11時21分 (#921397)
    上級者の方なら湿度の管理など気をくばっていらっしゃるでしょうから問題ないと思いますが、わたしのようにヘタレカメラマンの場合、湿度、温度などでテープがちぎれてしまったことが随分ありました。
    DVDやらHDDもいいかげんに扱えば、あっけなくデータがとんでしまいますけども、まだテープよりはナーバスにならなくていいかな--ということでテープからはいちはやく卒業いたしました。
    • by FTNS (17738) on 2006年04月15日 0時56分 (#921901)
      某社のDigital 8を6年程使っていたのですが、最近
      テープを入れようとすると、エラーが出てテープが
      入らなくなってしましました。

      修理に出して、しばらくして帰って来ました。
      当然「**が責任を持って検査しました」との検査票
      が付いてきています。それを信じた私が甘かった...orz

      まだ見ていなかったテープをセットして、さて見るか
      ...と思ったら、こないだとは別のエラーがでるじゃ
      ありませんか。以前の故障ではテープのイジェクトを
      何度かやっていると治るという症状だったので、つい
      うっかりイジェクトを押してしまいました。

      何が起こったかはご想像の通り。テープが切れて
      しまいました。

      そのテープを添えて再度修理に出したところ、無償
      修理で帰ってきましたが、テープには
      「このテープを使用するとビデオが損傷します」
      とのカードが添えてあるだけ。伝票の備考欄に
      「申し訳ありません」と小さく印字されている
      だけ...

      たまたま忙しくて、まず繋がらない苦情窓口に電話
      する暇がなくて何もできませんでしたが、今回の事
      がなくても堕ちていたメーカーへの信頼が、地面に
      めりこんでしまいました。最初の修理後の検査って、
      何を検査したのでしょうか...

      テープ式のビデオカメラのシェアが減っているのは、
      この会社の製品が売れないのも一因でしょうね。
      --
      --- de FTNS.
      親コメント
  • テープにはHDDに比べて次のような長所もあります。
    ・メディアをわけて保存するメリット
     →1本ダメになっても他は平気
     →場合によってはダメな部分以外も使える場合がある
     HDDのクラッシュだとそうはいきません
    ・どんどん撮りだめ出来る
     →1本終わったらテープを交換すれば良い
     HDDだと容量尽きたらムーブしないといけません
    ・入手が容易
     →miniDVならコンビニで扱っている可能性あり
    あとまぁ、振動に強いとか単価が低いとか転送レートに優れる、などは他の方の言及通り。
    単に「撮って、1回か2回観る程度」ならテープでも充分なのかも。

    編集を前提に考えるとHDDへのキャプチャが必要になりますから、最初からHDDに撮っておけ、ってのはもちろんその通りですね。
    個人的には、クラッシュへの対策がしっかり取れる体制であれば、HDD化は厭いませんが、現状では上記のメリットの方がありがたいかなー。というか、HDV買ったばっかなので意見に偏重があるのかも知れませんケド(笑)。
    • メリットについては概ね同じ見解なのですが、

      > →場合によってはダメな部分以外も使える場合がある
      > HDDのクラッシュだとそうはいきません

      これについては微妙かと。

      一部がワカメになったテープを無理に読もうとして、デッキがテープを巻きこんで
      しまったことがあります。これには冷や汗をかきました。
      なんとかテープは引っ張り出しましたが、もちろんオシャカです。

      ダメになった場合には専門業者に任せたほうがよいのは、HDDもテープも同じでしょう。
      親コメント
  • テープに変わる媒体が当面HDDでなくDVD系なのは、DVDの利便性、つまり編集しない、そのまま保存媒体という点が評価されたのかな。その2点ではDVテープも同じだけど、ディスク媒体のランダムアクセスにはかなわない。

    長時間とか高画質は(市場の主流では)差別化にならないみたいだ(10Mbps以下でもMPEG-2は十分な画質があると見なされる)。

    SDカードやリムーバブルHDDも、GB単価次第で、使い捨て(ない)そのまま保存媒体主義が可能かもしれない。

    #ほんとは、これからはハイビジョンだと思うけど、上記と同じ理屈で言えば、光ディスクタイプかな。HDDの方が環境的にも良いはずだけど。
  • by bikeman (14466) on 2006年04月14日 13時54分 (#921540)
    ベータのデッキです。2番目は8ミリビデオのデッキ。
    VHSのビデオデッキもくたびれてきたので、新品が欲しいな。

    えっ? お呼びでない? こりゃまた失礼いたしました。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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