階段を駆け登る水滴 23
ストーリー by mhatta
粘菌みたいだな 部門より
粘菌みたいだな 部門より
oddmake曰く、"BBC記事およびLiveScience記事経由、オレゴン大学の物理学者Heiner Linkeらのグループは、階段状に整形された構造の上に水滴をのせ、ライデンフロスト効果を利用して蒸気の力で運動させることができたとPhysical Review Lettersに発表した。水滴の駆動力は12度の傾斜の階段を登らせるほどあるそうだ。Linke博士の解説ページでは、実際に運動している様子の動画も公開されている。応用的な用途として、コンピュータのチップ冷却用に発熱だけで駆動し外部からのエネルギーを必要しない冷却ポンプがあるとLinke博士らは考えている。"
かわいい。 (スコア:4, 興味深い)
常々、フライパンに油を引く前、温度を調べるために水滴をぴぴっとはじいて確かめるときの水玉の挙動がかわいいなと思っていました。むぅ、スローモーションで見るとこんなにもぷよぷよしているとは。
> 応用的な用途として、コンピュータのチップ冷却用に
> 発熱だけで駆動し外部からのエネルギーを必要しない
> 冷却ポンプがあるとLinke博士らは考えている。
ちょっと疑問を持ちました。自ら対流を起こすぐらい熱を持っているポンプ内の水滴が、チップの冷却に適するのでしょうか。また推進力が弱すぎるので、マシンの傾斜によってで水流が止まるポンプができあがるような。
効率が悪い気が…… (スコア:2, 参考になる)
通常水が蒸発する時間よりも長い時間を掛けて蒸発する。
言い換えると、水と高温部が直接接触していないから熱伝導効率が悪い。
また、水蒸気が発生する=100℃なわけだから、高温部は少なくとも100℃以上じゃないといけない。
100℃以上に耐える変態チップと、水冷しなきゃならなくてなおかつ、ポンプとか使えない特殊な場所用?
なんか状況が特殊すぎるなぁ。
個人的には銃身の冷却に使えば、自己循環でメンテナンスフリーの機関銃が作れないかなぁと思った。
Re:効率が悪い気が…… (スコア:5, 参考になる)
作動液体を水よりも沸点が低い物にするとか, 密閉した容器内で低圧にするとか, 解決方法はいろいろありますよ. さらに気化する際に大量の気化熱(少なくとも水滴を持ち上げる分の仕事量は必要です)を奪いますから, 思ったよりも効率は悪くないでしょうし, なにしろ一粒分の水滴が階段を登ったら次の水滴を新たに落とせばよいだけの話です.
一般的にはこのタイプの機構は気胞ポンプ/エアリフトポンプ [media-yoshida.co.jp]というもので, もっとも身近な例としては魚の水槽の底面/投げ込みフィルタで多く使われています. 今回の物ではエアポンプの代わりに気化蒸気を使う点がユニークです.
まあ, 今回の機構が実用的かと言えば, 確かに疑問符付きですけどね.
Re:効率が悪い気が…… (スコア:3, 参考になる)
また、指摘の通り熱伝導効率は悪そうですが、これは階段部を冷やすと言う意味ではなくて、ポンプの代わりにライデンフロスト効果を使うという意味ではないでしょうか。(つまり、熱の伝達は別の部分でやる。)
Re:宇宙空間とか (スコア:1)
適当な用途が思い浮かばない (スコア:2, 興味深い)
教えてえらい人。
Re:適当な用途が思い浮かばない (スコア:2, 興味深い)
従って、その毛細管現象が上手く機能できないような状況ではヒートパイプは使えないことになるわけで、そういうところでこの技術が使えるかもね? ということかと。
また、この技術だと階段状のヒータ(放熱器)をまんべんなく加熱しておく必要があって、そういう用途では既存のヒートパイプが有効に使えそうだったりするわけで、そこら辺興味があるところですね。
--- Toshiboumi bugbird Ohta
Re:適当な用途が思い浮かばない (スコア:1)
高温部を下に配置することにより,冷却により液化した冷媒が 重力で高温部に移動するって仕組みでしょう.
毛細管を利用するのはむしろ,重力に頼れない環境のような 特殊な用途向け [nasda.go.jp]だと思ってました.
Re:適当な用途が思い浮かばない (スコア:1)
理由としては、
放熱器が熱源より上方になければいけないという設置上の制約が無い
液体状態の冷媒は不織布状のシートに含有され、気体状態の冷媒と分離されている状態となるので、ベーパロックなどのような循環不全を起こす問題が発生しない
重力の制約を受けている液体面からの気化/凝固よりも、シートの方がより広い気化/凝固面積を確保できる場合が多く、より良い吸/放熱効果が期待出来る
…ということで、重力循環をするヒートパイプの方がマイナーだと認識しております。
--- Toshiboumi bugbird Ohta
Re:適当な用途が思い浮かばない (スコア:0)
基本的にヒートパイプの動作は拡散と重力で成り立ってます。
従って、ヒートパイプは設置場所の形状に制限 [tsheatronics.co.jp]があります。
Re:適当な用途が思い浮かばない (スコア:1)
既存特許を回避するための、新規開発な技術情報を自説の展開のために我田引用するのはおやめなさいな。
『一般的なヒートパイプ』ってこうやって [miracle.ne.jp]作ります :)
--- Toshiboumi bugbird Ohta
Re:適当な用途が思い浮かばない (スコア:1)
手作りヒートシンク&ヒートパイプ [srad.jp]
GeForce FX5600をファンレスにすると… [srad.jp]ヒートレーンの話題
ほかにも見たような気がするけど、見つけられなかった…
Re:適当な用途が思い浮かばない (スコア:0)
究極の自動化 (スコア:2, 興味深い)
お風呂場で撥水性をよくするために、
排水溝を中心に表面張力の勾配を持たせる事で
平面に近い床材でも水滴を移動させる事ができます。
濡れ性を利用すれば斜面で移動します。
重力の表面張力が釣り合うところで止まると思いますけど
勾配が低ければ移動しますよ
界面活性剤 (スコア:1, 興味深い)
こういう現象知っている方いませんか?(オフトピック (スコア:0)
水滴を水面に落とした時に泡が浮かぶ場合がありますが、時々その泡が他の泡よりもすばやく移動して消えるような所見た事ありませんか?
コーヒーを注ぐ場合とか、お風呂で水面に水滴を垂らしてみると、時々見かける事があるのですが明らかに他に出来た泡とかとは挙動が違うのです。
素早く動いて消えてしまうので不確かではありますが、色の感じとかからすると、水滴そのものが水面を滑っていくような現象だと思うのですが・・・
# 子供の頃見たけど未だに謎なのでAC
Re:こういう現象知っている方いませんか?(オフトピック (スコア:2, 興味深い)
身近に観察する方法としては、ステンレスのキッチンシンクの底面をしっとりと濡らした状態にして、蛇口からポトリポトリと雫をたらしてやると、濡れている状態の底面の表面で「はじけた」水滴が、微細な水滴となって転がるように走るのを観察できます。
どうして、そういう事になるのかは、識者の解説希望。
--- Toshiboumi bugbird Ohta
Re:こういう現象知っている方いませんか?(オフトピック (スコア:2, 参考になる)
Re:こういう現象知っている方いませんか?(オフトピック (スコア:1)
情報どうもです。
--- Toshiboumi bugbird Ohta
Re:こういう現象知っている方いませんか?(オフトピック (スコア:0)
空気層が一体化を防いでるんだろうとは思っていたが、回転の効果もあったとはね。
読んでるうちに、水滴が段階的に縮小する現象も見た覚えがあることに気が付いた。
けっこう覚えてるもんだな。
Re:こういう現象知っている方いませんか?(オフトピック (スコア:0)
これ、何かの科学雑誌でコンテストになってたくらいの難度なんですが…
Re:こういう現象知っている方いませんか?(オフトピック (スコア:2, 興味深い)
昔あった台所洗剤のCMで、油膜が張った水面に洗剤を一滴たらすとサーッと放射状に油膜が消えるやつと同じ原理かな。
高校の恩師に「あれは洗浄力とはまったく関係ない実験です」と聞いたことを覚えてる。
んでタネのほうは忘れてしまった orz
Re:こういう現象知っている方いませんか?(オフトピック (スコア:1)
撥水的なので、界面活性剤が逆さまに泡の表面に並んでるのか
と思ってましたが、ちゃんとした理由はわかりません