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陸域観測衛星「だいち」,観測データの一部を非公開に 61

ストーリー by mhatta
地球規模なら覗きもOK? 部門より

KAMUI曰く、"河北新報の記事によると、文部科学省宇宙航空研究開発機構(JAXA)の運用する陸域観測衛星「だいち」(ALOS)の観測データの一部を非公開とする方針を決めた。

「だいち」は高分解能の陸域観測データを全地球的規模で収集する人工衛星で「地図作成」や「地域観測」「災害状況把握」「資源調査」更に「将来的な地球観測技術の開発」を目指して運用されている。
2月にはフィリピン・レイテ島で発生した大規模地滑りの観測を行なって関係機関にデータを提供しているが,その観測精度が非常に高い事から,データを無制限に公開する事で日本の安全保障に問題が起きる懸念や,同様の理由等で公開を望まない国との関係を悪化させる可能性があるとしている。9月の本格運用までに関係省庁と共に判断規準を定めるとの事。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • Google Earth (スコア:2, 興味深い)

    by Daichi_K (3005) on 2006年05月08日 12時04分 (#934729) 日記
    GoogleがGoogle Earthに使いたい。とかの要請にはどうなんだろうか。とか思った。

    あれ、アメリカ国内は結構な高精度で表示するからなぁ。
    個人的には日本の精度向上にお願いしたいなぁとか。
    • Re:Google Earth (スコア:3, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2006年05月08日 12時21分 (#934744)
      >アメリカ国内は結構な高精度で表示
      もちろん,ホワイトハウスにはぼかしが入っているとか
      一部の施設の解像度が低いままとか
      ご存じの上での発言でございますよね?
      親コメント
      • Re:Google Earth (スコア:2, おもしろおかしい)

        by Elbereth (17793) on 2006年05月08日 13時14分 (#934789)
        >もちろん,ホワイトハウスにはぼかしが入っているとか

        whitehouse.comがアダルトサイトだからぼかしが(違

        #今確認したらアダルトじゃなくなってるし。いつの間に変わったんだろ。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2006年05月08日 19時57分 (#935048)
          「(アダルトサイトとして運営していたが)トラフィックが少なかったので、政治を扱うサイトに変更する」と、whitehouse.comの持ち主が新聞かウェブの記事中述べていたのを思い出しました。

          ちゃんとビジネスしているなぁと思った記憶があります。
          親コメント
      • Re:Google Earth (スコア:2, 興味深い)

        by Helion (8785) on 2006年05月08日 14時21分 (#934827) 日記
        >もちろん,ホワイトハウスにはぼかしが入っているとか

        興味深いなと思い 見てみました [google.com]が…これぼかし入ってるのかな。

        親コメント
        • by Anonymous Coward
          対空ミサイル等の設備があからさまにならないように
          修正が加えられているそうですが,どこがどうだか
          私はわかりません
          • by Anonymous Coward
            よくみると不自然に塗りつぶされているのがわかります。
      • by Daichi_K (3005) on 2006年05月08日 12時24分 (#934747) 日記
        承知の上での発言で御座います。

        日本の場合元々解像度が低いせいか防衛施設にぼかしは入ってたどうかは未確認ですけど。
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      >アメリカ国内は結構な高精度で表示するからなぁ。

      航空写真以外なら、日本もアメリカもさほど解像度は変わらない
      気もするんですが。
      #例えばどこのことでしょう?
      • Re:Google Earth (スコア:2, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2006年05月08日 15時12分 (#934853)
        実際に見ましたか?
        茂木 [google.com]より鈴鹿 [google.com]の方が高解像度であるとか

        高解像度エリアは米国内外を問わず順次拡大中です
        私が最近気付いたのはニュルブルックリンク [google.com]
        これなら旧コースも楽勝で辿れます
        次はスパ [google.com]の高解像度化を切に希望
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          話がすれ違ってるというか、

          > 航空写真以外なら、

          というのを読み飛ばしちゃダメですよ。

          Google Maps の高解像度画像はほとんど、衛星じゃなくて航空写真ですね。
          • by Anonymous Coward
            >Google Maps の高解像度画像はほとんど、衛星じゃなくて航空写真ですね。

            うぅむ、そうだったのか…。
            その割には、北朝鮮の寧辺核施設 [google.com]とかも高解像度ですが。コレは例外のヤツかな…。

            たしかに、東京とか拡大してビルのパースを見ると、比較的近距離から広角レンズで撮影したようなパースになってますね。視点中央部から放射状のパースになってる。
            フロリ [google.com]
            • Re:Google Earth (スコア:2, 興味深い)

              by phason (22006) <mail@molecularscience.jp> on 2006年05月08日 17時28分 (#934950) 日記
              >その割には、北朝鮮の寧辺核施設とかも高解像度ですが。

              普通に買える商用衛星の解像度は最高で1m前後.
              #クイックバードが一番条件のいい場所を頑張って撮って60cm
              #ぐらいだったか?
              #ちなみに,クイックバードなどが高度4-500kmなのに対し,通常の
              #偵察衛星は200kmぐらいのところを飛んでいるのでさらに解像度は上がり,
              #10-20cm程度の解像度といわれています.

              ですので,自動車がなんとなく四角い箱のように見える程度なら
              衛星でいけます.
              #ただ,解像度が高いほど値段も高いので,重要な都市部以外は
              #低解像度ということも多いでしょうけど.

              最高解像度の,それこそ人の頭と服が区別できるとか,建物や自動車の
              窓まで見えるとか,人の手まで一応見えるとか,ああいうのは
              ほぼ確実に航空写真です.
              親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年05月08日 12時16分 (#934741)
    研究開発から本格的な宇宙利用に踏み出すことができない日本の体制に問題があるのではないでしょうか。研究開発と利用を切り離すことができないゆえ、本来なら使用目的に応じて異なる衛星に搭載すべき水準の異なる技術をまとめて一つの衛星に搭載したことが原因なのでしょう。
    日本の宇宙利用が遅々として進まない原因は文科省(=JAXA)そのものです。宇宙開発のように未開の領域に踏み込むような研究開発とその運営には意気込み、熱意も必要です。しかし定期的な人事ローテーション制度下では、必ずしもそのような熱意を持つ人材を望むことはできません。これは私が実際に宇宙開発に従事する役人と話す機会があって感じたことです。
    JAXAはNASAとパートナーシップを組んでいるつもりでしょうが、NASAの立場に立てば独力で有人飛行をする気概 (予算を増やそうと真剣に努力する気概も含む)がずっとなかったJAXA(NASDA)よりも、宇宙服の開発だけでなく、有人宇宙飛行に必要な技術開発を全て独力で実現させた中国の方が、対等なパートナーとして魅力があります。実際中国とのパートナーシップの可能性についてNASA、米国議会の議員が言及しています。
    宇宙開発を文科省から完全に切り離さない限り、日本の宇宙開発は停滞したままになり、中国、インドは言うに及ばず、キャッチアップを図っている他の国々の後塵も拝するようになるのは時間の問題です。
    さらには宇宙開発だけでなく、日本が科学技術の先端に立つようになった今日、他の科学技術においても文科省そのもの(役人の事なかれ主義)が日本の科学技術発展の障害となるのではないでしょうか。
    • by oshu (25681) on 2006年05月08日 18時48分 (#935003)
       おっしゃっていることのパーツ部分には一般的に支持された内容もあるようですが、敢えて問題点を指定すると、全体として実のあることは一切おっしゃっていないようです。
       以下にその理由を説明します。

       まず第一に最初のほうで『本来なら使用目的に応じて異なる衛星に搭載すべき水準の異なる技術をまとめて一つの衛星に搭載したことが原因』などとサラリと言ってますが、その後にその理由が続くかと思いきや、その説明は一切なしです。

       次に『文科省』云々といった結論部分は完全な論理の飛躍であって、文中のどこにも文科省が批判されるべき論拠が示されていません。強いて言えば『文科省(=JAXA)』がその論拠なのかもしれませんが、同一視するかどうかはAC氏の論理の核心であって、文章のテーマを論じるに当たってそのテーマ自体を前提とすると言う、とんでもない論理転倒が行われています。

       また文章中段の中国ヨイショの部分は、文章全体の論理展開の中で実は何の役割も果たしていません。文章中で持ち出す必然性がなく、完全に浮いているのです。

       更に言うと、このAC氏の文章を最後まで熟読した上で、文意と、スレタイの『陸域観測衛星「だいち」,観測データの一部を非公開に』、AC氏の文のタイトル『宇宙開発に限ったことでなくなるかも・・・』の3つを改めて眺めてみてください。相互の関連性の結び付けに苦労することでしょう。

       一見何か実のあることを語っている文章に見えるかもしれませんが、全体として通してみると、実は意味のあることは何も語っていません。

       こうした詭弁は左巻きの人の論理によく見られるものです。

      #人の意見を正面から批判するので、責任持って(?)ID。
      --
      敢えて言おう。カスである!と。
      親コメント
      • だいたい、「実際に宇宙開発に従事する役人と話す機会」があった人間が

        >未開の領域に踏み込むような研究開発とその運営には
        > 意気込み、熱意も必要です。しかし定期的な人事ロー
        > テーション制度下では、必ずしもそのような熱意を持つ
        > 人材を望むことはできません。

        とレポートしてるのに対して、最低限
        >全体として実のあることは一切おっしゃっていない
        って言うか?
        スレドでトピック対象領域で実際の現場当事者に会ってる人間が何人居るんだよ。

        スレタイと少しずれたところで、スレドってそんな上等だったか?あ?

        根本的に読み方がおかしいのであって、

        > 『文科省(=JAXA)』がその論拠なのかもしれません
        > が、同一視するかどうかはAC氏の論理の核心であっ
        > て、文章のテーマを論じるに当たってそのテーマ自体を
        > 前提とすると言う、とんでもない論理転倒が行われてい
        > ます。

        と言うが、「テーマ自体を前提」というのはおかしくないんだよ。
        「これは私が実際に宇宙開発に従事する役人と話す機会があって感じたこと」
        とちゃんと書いてあるじゃないか。
        「これは」の前提は全て「役人と話す機会」なんだよ。
        だから当然
        >文科省が批判されるべき論拠
        はその、「役人と話す機会」にある。
        しかしその具体的内容が示されていないのは確かだ。
        従ってそれを前提の論旨の展開がそれなりの説得力しか無いのも確か。
        しかし、硬直した官僚体制、今時これを前提とした話が、根拠がないと
        話しちゃいけないって言う方が非常識じゃないのか。
        しかも一応「実際に宇宙開発に従事する役人」本人会ってるっていうのに。
        会話が不明であるがゆえに説得力に欠ける、通俗的な官僚批判程度の価値しか無くなっちゃってるが、文の構成は破綻してないんだよ。

        たいたいよぉ、真面目に読めよ。
        JAXAが「定期的な人事ローテーション制度」であったのを知ってたのかよ。
        その知識一片だけでも
        >意味のあることは何も語っていません
        じゃねえだろうが。
        そういう硬直した官僚制度への懸念がもたらす結論が
        >他の国々の後塵も拝するようになるのは時間の問題
        というわけだ。
        文全体としてまとまだよ。

        そして実際、
        >JAXAはNASAとパートナーシップを組んでいるつもり
        であっても実績のある
        >中国とのパートナーシップの可能性についてNASA、米国議会の議員が言及
        と、日本が取り残される可能性を言ってるわけだ。

        これのどこが
        > 文章中段の中国ヨイショの部分は、文章全体の論理展開
        > の中で実は何の役割も果たしていません。

        >詭弁は左巻きの人の論理
        なんだ。
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    • by Anonymous Coward on 2006年05月08日 13時36分 (#934797)
      国と長年仕事してる身としては、熱意のある役人ほど迷惑な存在はありません。
      必要なのは、パートナーシップとしてお互いを認められる人。
      そこには役所も会社も関係ありません。
      結局は”人”ですよ。

      親コメント
  • by keybordist (3572) on 2006年05月08日 12時45分 (#934765) 日記
    確か、「だいち」に搭載されてるセンサーは、地下構造までみえちゃう、という話を聞いたことがあるので、

    核ミサイルのサイロとかが見られちゃ困る国とか、
    地下要塞をおおっぴろげにされちゃ困る国とか、に配慮してのことだと思いますが。

    • by Anonymous Coward on 2006年05月09日 0時28分 (#935199)
      >地下構造までみえちゃう
      それはあくまでも地質学的に見えるという意味です。
      例えば映画「ローレライ」のような可視可されたイメージではありません。
      もちろんデータをCG処理してイメージ表現させることは可能ですしプレゼン用にイメージ化しますけれども、それは手段であって目的ではありません。

      何が見えるのかというと、浅い地層の地質や断層などです。
      地表付近で薄い表土や植物に覆われていてもその下がある程度まで正確に把握できるということです。

      カンの鋭い方はすでにお気付きでしょうが、地表付近の地質が見えるということは「地表付近に存在する鉱脈も見える」ということです。

      それが何の鉱脈であるかにもよりますが、途上国の中には未発見の地下資源を先進国の巨大資本には渡したくないとの思惑が根強くあります。
      安全保障の概念は軍事問題に限りません。
      経済安全保障問題についての懸念も考慮にいれないとリモートセンシングは運用できません。

      あえて軍事的懸念について言えば、地表付近の未発見のウラン鉱脈を誰でも探せるようになったらどのような事態が起こり得るでしょうか。ちょっと考えてみてください。
      特定物質に特化した探査はデータ解析ソフト次第ですからね。
      それが廻り回って「日本に対する安全保障上の脅威」となるかもしれません。
      逆に得られたデータを元に資源外交で他国より優位に立てるかもしれません。

      人工的な地下構造物については見えるとも見えないとも一概にはいえません。
      その地下構造物の存在する地質によりますし、データ解析ソフトの仕様にも影響されます。
      それに搭載レーダーの特性により得意不得意もありますし地下の何でもが見えるわけではありません。
      レーダーの特性は公表されていますので地下構造物の偽装手段は用意できるものと思われます。
      なので地下探査技術の軍事的意味はあまり無いように思われます。
      親コメント
    • Re:見えすぎて困るもの (スコア:1, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2006年05月08日 13時04分 (#934779)
      >地下構造までみえちゃう
      徳川埋蔵金も見つけられるかも?
      親コメント
    • by maty (3877) on 2006年05月08日 13時40分 (#934798)
      地下構造が見えちゃうってことは・・・

      ・歓楽街の一部にはモザイク
      ・特定ホテルにもモザイク
      ・日光浴している人もモザイク

      健全な成人男性としてはそっちのほうが楽し・・ゲホゲホ

      #見えすぎちゃって困るの~♪
      親コメント
    • 「だいち」に積んである合成開口レーダーの波長ってミリオーダーですよね?
      あの波長で地下構造まで見えるのかなぁ?

      赤外線ほど波長が短くはないので、複数枚撮って情報処理して解像度上げるなどすれば地下の浅いところにある某かは見えるかもしれませんが、正確な地下構造が把握できるという次元にはならないと思いますけど
      …見えたとしてもせいぜいピンぼけでぶれまくった写真程度じゃないかなぁ?
      親コメント
    • 地下構造みせるよりは服の中身見がみえちゃうほうが一般男性にはウケがいいよね。 多分。
  • by libitina (23445) on 2006年05月08日 21時11分 (#935082)
    適切な設備があれば、衛星からのデータの受信自体はできるはず。
    非公開にできるということは通信内容は暗号化されていると考えられる。

    きっとWinny等で複号化のための情報が流れるに違いない。

    #受信のためにどの程度の設備が必要なんだろう。
  • 拒む相手 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2006年05月08日 11時27分 (#934702)
    データ公開を拒む相手というのは、我が国の防衛庁なども含まれるのでしょうか。
    でなければ、事実上の軍事衛星だと文句つけてくる国も当然現れそうな。
    別に軍事目的の衛星も公式に運用している以上、あまり心配する必要はないかもしれませんが。
    • by mocchino (13752) on 2006年05月08日 11時42分 (#934711)
      自国の衛星で使ったデータを自国の機関に対し公開を拒むというのは普通無いかと(特に防衛関係ならなおのこと)

      まぁ他国の情報を一般or該当国以外の国に公開とか、そう言うことはしないってだけだと思います

      アメリカの扱いがどうなるか位じゃないですかねぇ~
      親コメント
      • Re:拒む相手 (スコア:2, 興味深い)

        by Takahiro_Chou (21972) on 2006年05月08日 22時23分 (#935125) 日記
        > 自国の衛星で使ったデータを自国の機関に対し公開を拒むというのは
        > 普通無いかと(特に防衛関係ならなおのこと)

        でも、日本の御役所のアレっぷりを考えると、めんどくせー手続きやら何やらで、自国の他の機関にも非公開にしたのと実質的に変わらん、って事になるかも……と、言うのは冗談にすぎません。
        と言うか冗談ですんでくれ。
        親コメント
    • by clubx (27914) on 2006年05月08日 12時10分 (#934735)
      仮想敵国のミサイル命中精度をあげるために使われたのでは
      敵に塩を送る以上の話になるね。
      親コメント
      • Re:拒む相手 (スコア:2, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2006年05月08日 12時23分 (#934745)
        >仮想敵国のミサイル命中精度をあげるために使われたのでは
        >敵に塩を送る以上の話になるね。

        とはいえ、弾道弾ならgoogle earth程度の精度で十分ですね。
        だいちのデータを使うとしたら、標高情報を利用した巡航ミサイルの航路でしょうか。
        でも、仮想敵国にそんな高度なミサイル持ってる国無いし…。

        結局、すでに他国の民間衛星で取得できる程度のデータを秘匿するだけであり、実際には出し惜しみしても何も得る物は無いのではないか、と思うんですけどね…。
        情報収集衛星の軌道要素を公開されて浮き足立ったアホ官僚と同じレベルの話のような気がします。事なかれ主義+無知というか。
        親コメント
        • by clubx (27914) on 2006年05月08日 14時57分 (#934847)
          google earthって信用できないですよ。
          昔の写真だモノ。
          親コメント
        • by kudo3104 (17505) on 2006年05月08日 23時10分 (#935155) 日記
          衛星データは地球全体を網羅します。
          A国のデータを、A国に敵対するB国が入手すると困る、っつー話では。

          # テロ組織とか

          親コメント
        • by Anonymous Coward
          >だいちのデータを使うとしたら、標高情報を利用した巡航ミサイルの航路でしょうか。

          でも、仮想敵国にそんな高度なミサイル持ってる国無いし…。仮想的国って露の国では?
          であればあると思うのですけどね。
          #他にも潜在的敵国の米の国とか韓の国とか。

          まあ、それ以前に巡航ミサイルに標高データが必須だったのは、過去のミサイルはおバカで言われたコースを言われた高度で飛ぶしか出来なかっただけですから、そろそろ巡航ミサイルもそれなりに自律制御するようになるだろうから標高情報は必須情報では無くなるでしょうし、やっぱ隠しても無意味だと思うってのは同意。

          • by Anonymous Coward
            まあ、それ以前に巡航ミサイルに標高データが必須だったのは、過去のミサイルは おバカで言われたコースを言われた高度で飛ぶしか出来なかっただけですから、そ ろそろ巡航ミサイルもそれなりに自律制御するようになるだろうから標高情報は必 須情報では無くなるでしょうし、やっぱ隠しても無意味だと思うってのは同意。

            いや…さすがに巡航ミサイルに標高を含んだ地形データを入れないと まともに飛んでいかないと思うのですが…。

            いくらミサイルとしては低速な巡航ミサイルでも、突然目の前に障害 物が現われたら避けきれないですよ。 山間部の谷を縫うように飛ぶ場合は、そんなことしょっちゅう起こる でしょうし。

            # 自律っていっても、基本は地形データに従って最適な経路を計算す るだけじゃないの?

            • by SteppingWind (2654) on 2006年05月08日 20時56分 (#935074)

              今ならGPSを使うという手もあるでしょうが, 予備として地形データの照合は持っているでしょうね.

              いずれにせよ, 巡行ミサイルの高精度のタネは移動中の自己位置測定によるフィードバック補正制御ですから, 何らかの位置照合は必要なわけで.

              親コメント
            • Re:拒む相手 (スコア:1, 参考になる)

              by Anonymous Coward on 2006年05月09日 10時44分 (#935339)
              一応専門なので軽く説明
              ミサイルや自動車などの自由度が制限されているものを
              単純なフィードバック制御で目標に持っていくことは
              難しいです。

              以下例は自動車になりますが、自動車の場合制御できる
              のは前進後進速度(正確には加速度)と舵の角度だけです。
              その場で180度回転しようとしても、フィードバック制御
              だけではお手上げですが、適切な軌道(Uターンするよう
              な)を作成することにより、最終的にその場に180度回転
              することができ、結果として2入力で3自由度(x、y、
              θ)を制御することができます。

              基本的にはミサイルも同じく自由度が制限されているので、
              軌道を作成されないで目標にきちんと誘導するのは難しいです。
              親コメント
            • by Anonymous Coward
              実はそれほど高度な制御はイランって考えも。
              実際使われているのも、狭隘な低高度を飛ばすなんてのはほぼ無いので結局はそれなりの緯度・軽度と自分の高度のみをチェックすればほとんど事足りますから。
              でもって、高度600m程度確保すれば、地上レーダーもそれなりにかわせる上そこまでの高さがある建築物なんか先ず無いって事になります。
              それに突然目の前に所が異物が現れることは先ず無く、ずっとそこに有るのですから対処方法は幾らでも。
              んな事しなくても、中間航法は現在の航空機の自動操縦レベルで事足りる筈ですし。

              ってより、その辺りは必ず地面にへばりついていない自動車の方が難しいですよ。

              • >でもって、高度600m程度確保すれば、地上レーダーもそれなりにかわせる上そこまでの高さがある建築物なんか先ず無いって事になります。

                その位の高度でトマホーク並みの速度や大きさと仮定すると旧式のレーダーは躱せたとしても、最近の地上レーダーやルックダウン機能のあるレーダが付いている航空機には簡単にバレてしまうのではないかと…(;´Д`)

                要は防空システムに対処させる時間をあたえなければいいのですが、亜音速で高度600mと言うと、余程の悪天候でもない限り、近接防空システムが十分対処できるような(汗)

                巡航ミサイルくらいの大きさの物を飛ばして防空システムに対処させないためには電波高度計かなにかで十数メートルの地上高を維持してグラウンドクラッターに紛れ込むか、高高度を超音速で飛ばして急降下して襲撃するかのどっちかに行き着くような…(汗)

                # それでもレーダの条件次第では早い段階で見破られることもある気がする。
                親コメント
    • by Anonymous Coward
      事実上の軍事衛星だと文句つけてくる国も当然現れそうな。
      そもそも地図というもの自体が軍事的にも重要なものである以上、厳密に区別してもしょうがないわけで。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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