FreeBSD 6.1-RELEASE登場 22
ストーリー by Acanthopanax
2番目の6 部門より
2番目の6 部門より
k_f曰く、"6-stableを追いかけている人や、FreeBSDのメーリングリストを購読中の人ならお気づきだろうが、FreeBSD 6.1-RELEASEが公開された。リリースノート(i386版)を見る限り、マイナーバージョンなりの堅実な改良・修正が多いように思われる。ATIチップセットのサポートが入ったことは、当該マザーボードユーザには朗報か。WPAサポートも充実しつつある。
なおこれと前後して、ports collectionのGnomeは2.14にバージョンアップしている。ここのところ恒例だったgnome_upgrade.shは不要だが、うまくやるにはUPDATINGを参照のこと。ただし、6.1-RELEASEでのサポートはあくまで2.12だそうだ。"
またtag曰く、"ぱっと見で 6.0 との違いは、(1)ここ6か月間に起きた ipfw、pf、ipsec、nfs、sendmail を中心としたセキュリティホールの修正、(2)USBとPS/2のキーボードがブート時に共存可能になったこと、(3)イーサ用、SAS、SATA用の新しいデバイスドライバが追加されたこと、というところでしょうか。"
make update (スコア:3, 参考になる)
*default release=cvs tag=RELENG_6_1
として
make update
make buildworld buildkenel
make installkernel installworld
reboot
としたら新しくなりました。6.0からのアップです。
急いでやったのでカーネル定義ファイルも比較しないでやったのですがそのまま使えたみたい。
実際にはauditというグループが無いと怒られたので
/etc/group に audit:*:77:
を追加していますが。
FreeBSD 6.1-RELEASE Announcementを読むとメール形式になっていて
Date: Fri, 08 May 2006 18:40:04 -0700
と金曜日なのに気が付いてdateのバグかなと一瞬あせったけどそういうわけではなかったので一安心。
#マニュアルはちゃんと読みましょう
mergemaster (スコア:3, 参考になる)
mergemasterを実行しましょう! (スコア:2, 参考になる)
1. make.confのSUPFILEで指定しているファイルを
開き、次の行のRELENG_6_0をRELENG_6_1に
書き換えます。
*default release=cvs tag=RELENG_6_0
2. rootにて次を実行します。
make update buildworld buildkernel && \
mergemaster -p && mergemaster && \
make installkernel installworld && reboot
3. 再起動後にportsが新しいライブラリーを使うように
次を実行します。
portsnap fetch update && portupgrade -cCrRaf
1の手順がよくわからない人はFreeBSD Cvsup [freebsd.org]
のドキュメントを見るとよいと思います。
3が実行できない場合はportsnap fetch extractを
実行するか、portupgradeのports or packagesを
インストールしてください。
ちなみに、正しいmake worldのやり方はここに
書いてあります。自分のやったのはこれを簡略化した
やり方ですので、真似するのは自己責任でお願いします。
FreeBSD ハンドブック Worldの再構築 [freebsd.org]
Re:mergemasterを実行しましょう! (スコア:4, 参考になる)
# 2. `make buildworld'
# 3. `make buildkernel KERNCONF=YOUR_KERNEL_HERE' (default is GENERIC).
# 4. `make installkernel KERNCONF=YOUR_KERNEL_HERE' (default is GENERIC).
# 5. `reboot' (in single user mode: boot -s from the loader prompt).
# 6. `mergemaster -p'
# 7. `make installworld'
# 8. `make delete-old'
# 9. `mergemaster'
# 10. `reboot'
# 11. `make delete-old-libs' (in case no 3rd party program uses them anymore)
Re:mergemasterを実行しましょう! (スコア:3, 参考になる)
Re:mergemasterを実行しましょう! (スコア:2, 参考になる)
おいどんは (スコア:1, 興味深い)
いや、バージョンアップのやり方を知らないだけです。
現行FreeBSD4.7 Release・・・・・
Re:おいどんは (スコア:1, 参考になる)
ついでにファイルシステムの作り直しも出来ますしね。
Re:おいどんは (スコア:0)
Re:mergemasterを実行しましょう! (スコア:1, 参考になる)
RTFM (スコア:1, 興味深い)
先の発言によりマニュアルを眺めていないという前提は既にあるはずで、
こういうのを初心者が安易に真似してしまうことを、貴殿はどう考えますか?
portupgradeに関しては、-navrを実行し、どのPortがアップデート対象か、を見極め、
リスクを判断してから実際の行動に移るべきではないでしょうか?
# ナンダカンダ言っても、本来参考になるのは
# この手合いの高価が明示されない場当たり対処的書き込みではなく
# 正しい情報が掲載されたマニュアルです。
Re:RTFM (スコア:2, 興味深い)
初心者がよく分らないままに致命的なコマンドを使い、
万一マシンがトンでしまったとしても、
それは、「よく分らないコマンドを打ち込む前は、
マニュアルかぐぐる様にお伺いするべきだ」とゆう、
ありがたい教訓を、その初心者にもたらすだけです。
トンだのが、例えば共有のマシン等であったとしても、
「そのようなマシンを、初心者に触らせてはいけない」
とゆう、これまたありがたい教訓を、
管理部門にもたらすだけです。
こうしてみれば、元コメント氏の書き込みは、
何等、悪影響をもたらすものではないと思います。
# 大体、初心者なんて、マニュアル読ませても、
# 変な頁から、変な記述を掘り出してくるばかりですよ:)
Re:RTFM (スコア:0)
マニュアル≒RTFMと考えるとは、もしや同僚ではあるまいな?
RTFMとは?
Request Tracker FAQ Manager
http://bestpractical.com/rtfm/ [bestpractical.com]
#本当に同僚が見てたら怖いのでAC
Re:RTFM (スコア:0)
新ロゴも登場 (スコア:3, 参考になる)
部門名の解説求む (スコア:2)
Re:部門名の解説求む (スコア:1)
#ネタ(?)にマジレス(?)
Re:部門名の解説求む (スコア:0)
チラ裏 (スコア:1)
yp
PowerPC版のリリース (スコア:0)
そこまで需要が無いから力を入れにくいのか。
それとも、BSD系でPowerPC版はNetBSDがあるからでしょうか。
Re:PowerPC版のリリース (スコア:1)
あれ, ありませんか? Announceに流れた内容では
と書いてあったんですけど.Re:PowerPC版のリリース (スコア:2, 参考になる)
Tier 1になるまえのsparc64対応がこんな感じだったような記憶がありますが、ときどきsnapshotでISOイメージが作られるので、これをインストールして後はanon CVSで-currentを追いかけるという感じだったと思います。
FreeBSD/ppcの開発アクティビティですが、freebsd-ppc ML [freebsd.org]の流量を見る限りでは(armほどではないにしろ)低調な雰囲気です。Intel Macが普及したらTier 2のまま終わってしまうかも……