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12554 story

「あかり」 の画像初公開 25

ストーリー by yosuke
ISASらしい成果を期待 部門より

teltel曰く、"JAXA の5/22付けのプレスリリース で、今年2月にM-V 8号機で打ち上げられた 赤外線天文衛星「あかり」 の観測結果が始めて公開されている。
打ち上げ成功後、4月に望遠鏡に被せられていた蓋を外すことに成功し、その後数々の調整や整備を行って観測への準備が勧められた。その成果として、今回IC 4594とM81の画像が公開された。それぞれ非常に精度よく撮影されている。
画像の比較対象が、20年以上前に打ち上げられた世界初の赤外線天文衛星であるIRAS なのは個人的に不満だけれども、今後地上からは得られない貴重なデータを届けてくれる「あかり」でさらなる宇宙の謎に迫れることと思う。"

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  • by Anonymous Coward on 2006年05月23日 1時06分 (#944341)
    な、何と全て無修正にしてしまうとは・・・。あかりタンハァハァ
    新型赤外線天文衛星にモザイク除去機能を搭載させていたとは・・・。

    恐るべしISAS/JAXA
  • by Anonymous Coward on 2006年05月23日 9時59分 (#944486)
    コレで、彗星大量発見時代が到来するかもですね。
    IRAS-アラキ-オルコック彗星とか、IRASなんちゃら、って彗星が大量に出た時期があったものなぁ…。

    これからは、あかり-なんちゃら、って彗星がたーくさんできそうで楽しみ(笑

    #ハレー-IRAS彗星みたいに、昔の彗星の再検出みたいなコトもある模様。
  • by oshu (25681) on 2006年05月23日 23時05分 (#944811)
    赤外線カメラと言えば要冷却。
    そういえば最近冷却ガスを全喪失するトラブルを起こした衛星があったようなと思って調べてみたら「すざく」がやっちゃってました。

    ここ十年、こうした初歩的ミスが多いのが日本の宇宙開発の現状。
    いかにも低予算ゆえのテスト不足、経験不足が原因といった感じなので関係者を責めるのは心苦しいですが、何とかならんモンですかねー。

    とりあえず「あかり」タンでは対策がとられているようで、一安心か。
    http://journal.mycom.co.jp/news/2006/02/23/004.html [mycom.co.jp]

    ・・・でも他でトラブらないか、やっぱ心配。
    関係者の皆さん、がんばってください。
    --
    敢えて言おう。カスである!と。
  • by Anonymous Coward on 2006年05月23日 9時37分 (#944475)
    20年前の赤外線天文衛星との比較が云々と言いますが
    他の方もおっしゃる通り、全天走査のミッションは
    20年振りであり、最近の赤外線天文衛星は観測対象
    を点に絞ったもので役割が違います。

    しかし、今まで20年もの年月を経てようやく後継機
    が出てくるという辺りは、如何に宇宙科学(天文学)
    が停滞していたジャンルだったかを感じさせます・・。
    宇宙開発を始めとした基礎科学が各国の財政難等の
    とばっちりをもろに被っている事の証しなんでしょう。

    21世紀の今後は20世紀末に失われた20年を
    取り返すかの如く頑張ってもらいたい。
    • by johan (27535) on 2006年05月23日 11時47分 (#944540)
      赤外線の全天探査が久しぶりだからといって、天文学全体が停滞していたと言うのは違うと思います。

      この二十年といえば、ハッブル宇宙望遠鏡や、すばるをはじめとする大口径地上望遠鏡が画期的な観測成果をあげていますし、SDSS [sdss.org] のような銀河サーベイプロジェクトもありました。
      宇宙背景放射を観測した WMAP [wikipedia.org]によって、宇宙論パラメータについて相当正確な値を求めることができるようになり、宇宙年齢が137±2億年なんてこともわかりました。

      他にも色々ありますし、今世紀に限ったって天文学の分野での発展はそれなりにありますよ。 基礎科学が財政難のあおりを食らってるのは事実でしょうし、日本の衛星観測に不運が続いたってのもありますけど(2000年の astro-E 打上失敗とかすざく [isas.ac.jp]の観測装置の不具合とか) 20年間停滞してたってのは言いすぎですよ。

      親コメント
  • by sunburn (21185) on 2006年05月23日 1時50分 (#944359) 日記
    あかりタンの萌え擬人化はまだですか?
  • by tiatia (22244) on 2006年05月23日 1時52分 (#944360) 日記
    >画像の比較対象が、20年以上前に打ち上げられた世界初の赤外線天文衛星であるIRAS なのは個人的に不満だけれども

    について、どうして不満なのか教えて欲しい。
    IRASという衛星は何か問題がある衛星なのでしょうか?
    • by imasyu123 (24336) on 2006年05月23日 13時28分 (#944597)
      20年前ってのもいかがなものかと思うけど、
      >今回IC 4594とM81の画像が公開された。
      M81といわれても天文に興味ある人意外ピンと来にくいところがあるでしょう。
      同じやるなら、なぜM78にしないのか?と。

      そのほうがまだ一般ウケいいだろうし、アピールにはもってこいかも・・・
      親コメント
      • Re:同じやるなら (スコア:1, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2006年05月23日 13時45分 (#944601)
        実際のM78って銀河じゃなくてガス星雲なので(∴ウルトラマンが生活する地面も無い)、
        赤外線で高解像度撮影してもぼんやりとしか写らなそうですね。
        「今度のカメラは高解像度です!!」って宣伝で
        霧の摩周湖のサンプル写真出さないようなもんじゃないですか。
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      • by passer-by (13494) on 2006年05月23日 16時01分 (#944635) 日記
        寿命有限な装置の貴重な観測時間をウケ狙いで浪費する訳にはいかん
        という事じゃないでしょうか。
        簡単なアピールですぐに次の衛星が手に入るのならやる価値もありそうですが、そう単純な物でもなさそうですし……。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2006年05月24日 0時48分 (#944865)
        M78はオリオン座にあるので、この季節はすぐ近くに太陽があります。
        あかりは微弱な赤外線を観測するのが目的なので、太陽のような巨大な熱源(ノイズ源)に望遠鏡を向けることはありません。
        M78の場合、明け方か夕方にオリオン座が南中する春か秋が、太陽同期軌道との位置関係が良くなるので、観測はその頃に行われることになるでしょう。

        ASTRO-Fの軌道と望遠鏡の向く方向 [isas.jaxa.jp]
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      古い。技術的にせよ、方向性にせよ。
    • おそらくハッブルと並べて
      「ははは、何だたいしたことないじゃん(プゲラ」
      って言いたいんでしょ
      • by SteppingWind (2654) on 2006年05月23日 17時44分 (#944663)

        逆にハッブルの可視光領域の映像と, 今回の赤外領域の映像を並べてみれば「あかり」が狙っている物(例えば恒星系になりかけのガス雲とか)が一目瞭然になりませんかね?

        親コメント
        • そりゃそう見えるでしょうが、初画像でどうやってターゲットを決めろと
          全天観測してそういうターゲットをこれから見つけるのが目的の衛星なんですから
  • by Anonymous Coward on 2006年05月23日 2時45分 (#944381)
    比較対照が古いのは仕方ないにしても、やはり美しい画像が見られるのは嬉しい。

    しかし反射星雲IC4954 の中間赤外線画像 [isas.jaxa.jp]がなぜかクリオネに見えてしまうw
    • by Anonymous Coward
      遠赤外線画像の方は縦に引き伸ばした水道の蛇口って感じw
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