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13202 story

ディーゼルエンジン最速記録更新 81

ストーリー by kazekiri
ディーゼルでこんなに出るのか 部門より

watanabe_aki曰く、"1997年にThrustSSC号を使用し地上の乗り物で初めて音速を超えた世界最速(1,227 km/h)の男で英国空軍パイロットのAndy Green氏が、此の度ディーゼルエンジンの最速記録を達成したと各メディアが報道しています。英国で有名な黄色い重機専門会社JCBが作ったJCB Dieselmax号は1973年以来破られていないディーゼル車の最速記録(378km/h)を破り、新記録(510km/h)を達成したそうです。"

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  • 関連ストーリー (スコア:4, 参考になる)

    by kei100 (5854) on 2006年08月22日 17時10分 (#1002200)
  • 昔の乗物関係の図鑑や書籍の記述では
    車輪に動力を伝える車両では、摩擦係数の関係で?300km/h以上の速度を出そうとすると車輪と地面の摩擦が極端に悪くなって著しく効率が悪くなり、350km/h以上の速度は出せなくなる。と言う記述が多くあったと記憶しているのですが、
    この数十年間で車輪を使った動力系や駆動系(タイヤなど含む)の関係で画期的なブレークスルーがあったのでしょうか?
    それとも、当時の理論に誤りがあったのでしょうか?

    # 非常に気になるのでちょっとオフトピかもしれないけど教えて君します(^^;
    • F1などの世界では、
      タイヤの素材(コンパウンド)による摩擦係数の向上などもありますが、
      空気力学から車体形状を設計して、
      高速走行時に、車体を地面に押し付ける力(ダウン・フォース)を得られるようにしているそうです。
      押し付ける力が強ければ、同じ摩擦係数でも、より大きな力を伝えることができます。

      何で見たのか忘れましたが、200Km/h以上の速度で、
      F1カーはトンネルの天井を逆さまになって走行できるそうです。

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      • ホンダのサイトに、F1マシンの「カタログ」 [honda.co.jp]があり、
        ダウンフォースなどについて、詳しく解説されています。
        F1マシンがいかにモンスターであるか、よくわかります。

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      • F1は空力による加重が1tを優に超えるので逆さまになっても走れますね。
        車体の重量は900kg程度。レギュレーションで最低重量(数字は失念)が規定されていて各チームそれに肉薄するほど重量は削ってきます。
        車載カメラの映像をよく観察すると、加速するにつれ加重がかかり各ウィングがしなります。ブレーキング時に一気に加重が抜けるので判りやすいです。
        数百kgもの加重を見た目には細い(薄い)支柱で支えているのを目の当たりにすると素人はハラハラしてしまいます。

        #最近はしなりも考慮したり、積極的にしならせる設計/製造を行ってるらしく、レギュレーションに抵触するか否かが議論されたこともありました。(空力部品は可動してはならない為)

        また、レーシングカーは車体下面もグラウンドエフェクトを利用することによって路面方向への加重を発生させますが、一般車の場合にはエンジン下部やプロペラシャフト、排気管(マフラー)などが露出しているのでこれらが逆に揚力を発生させてしまい高速走行時の走行安定性に悪影響を及ぼします。

        #タレコミのディーゼルカーを見て、空力導入前のF1みたいだなぁ・・・なんて思いました。
        #蛇足 : グラウンドエフェクト(地面効果)というのは元々航空業界の言葉だったりします。
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        • by Anonymous Coward on 2006年08月22日 20時34分 (#1002326)
          >車体の重量は900kg程度。レギュレーションで最低重量(数字は失念)が規定されていて
          >各チームそれに肉薄するほど重量は削ってきます。

          ドライバー込みでも重量は600kgですよ。
          更に言えば、バラストと呼ばれる錘を加えて重量のバランスを整えての
          重量が600kgなので、「肉薄」どころかもっと軽いです。
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      • by Anonymous Coward on 2006年08月22日 18時42分 (#1002250)
        >高速走行時に、車体を地面に押し付ける力(ダウン・フォース)を得られるようにしているそうです

        ちなみに、現在のF1では、ダウンフォースが大きくなりすぎないように、制限されています。

        具体的には、車体下面の形状は真っ平らでなければなりません。
        かつては、車体下面の空力形状の工夫により、極めて強いダウンフォースを発生することができていました。
        それこそ、天井に逆さまに張り付いて走れるほどの…。

        しかし、ひとたびグリップを失うと猛スピードで吹っ飛び危険。よって、禁止事項となりました。

        F1は最速のように見えて、実は色々制限があってそれほど速くは無いのですよね。
        完全な空力、アクティブサス、トラクションコントロール、その他諸々の、ホントのハイテクF1マシンというモノを見てみたい気がします…。

        ちなみに、ここ10年でもっとも進化したのはタイヤとか言われてた気がします。
        このディーゼル車も、空力とタイヤの進歩が鍵だったんでしょうね。
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        • 「ダウンフォース」による「グリップ」というよりは,(別コメントで用語が出ている)「ダウンフォース」かと。
          乱暴な例えをすれば,机の上に置いてある下敷きは「剥がれ難い」。でも,一旦剥がれてしまえば…。(cf. Lotus78 のスカート)

          で,固定された翼ではなく,動力で下面の圧を下げちゃおうとしたのが,Brabham BT46B 「ファンカー」。
          # Gordon Murray もなんてものデザインしたんだかね。

          ちなみに,米国系の IndyCar や Champ Car では,ウィングカーは禁止されていなかったと。
          --
          "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
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    • 簡単に言えば空力を生かした接地力の向上と, 高速でも破損せずグリップを保ちつづけるタイアの性能向上ですね. と言ってもガソリン車の場合, 600km/h弱ぐらいまでは1930年代ぐらいまでに達成していますし, ポルシェのレコードカーは第2次大戦中に飛行機が追いつけなかったなんて伝説もあります.

      たれこみに書かれているTrustSSCぐらいになると, 空力性能と言ってもレーシングカー程度のなまっちょろい物ではなく, 車体が発生する衝撃波が地面で反射して破壊されるのをどのように防ぐかなんてレベルに達しています.

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    • by Anonymous Coward on 2006年08月22日 17時47分 (#1002215)
      動力系や駆動系じゃなくて、空力特性あたりの研究が進んだ結果なんじゃないかと素人予想。
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    • by Anonymous Coward on 2006年08月22日 17時55分 (#1002223)
      ・空力による、接地圧の向上<300km以上なら、車重以上の力が働くので理論上ひっくり返してもおちないらしい力

      で最大の向上部分は、タイヤらしいです。
      10年前のタイヤと全然違うらしい。
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    • これって俺も記憶にあるけど、グランドエフェクトやウィングの使えない電車の話だったと記憶してるよ。
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    • by Anonymous Coward on 2006年08月22日 21時16分 (#1002354)
      数年前に某教授に聞いた話では、タイヤの定量的な原理…というか、
      端的に言って「なぜタイヤの向きを変えると車が曲がるのか?」ということの
      理論的裏づけが出来るようになったのは結構新しいこと(10数年前って言っていたかな…)のようで、
      これによってタイヤの設計が大きく発展したとのことでした。
      それまでは当然、勘と経験とTry&Error。シミュレータも経験に基づいたもの。

      # 微小変形によって生まれる復元力がどうこうという話だったと思いますが、
      # あいにくその講義は半分寝てしまっていて覚えていません。
      # 詳しい方にパスorz
      親コメント
  • 「ディーゼルエンジン最速?はは、さてはディーゼル航空機を知らないな」と思いちょっと調べてみた。

    ○ユンカースJu86(ドイツ)
    ・エンジン…Jumo205(後期のモデルは普通のエンジンに変わってる)
    ・最高速度…300km/h
    ○ペトリャコフPe8(ソ連)
    ・エンジン…M40F(モデルにより色々変えられている)
    ・最高速度…400km/h(エンジンをASh82に変えたモデルでの数字なので、おそらくディーゼル機はもうちょっと遅い)

    …げげえ、ディーゼル航空機の記録も抜いている!?
    たしかに「ディーゼルエンジン最速」だよ。難癖つけようとしてスマン。
  • ちなみに (スコア:2, 興味深い)

    by Ambitious Coward (31380) on 2006年08月22日 19時41分 (#1002301)
    芝刈り機の最速は80mph、約130km/h。
    この世界もかなりアレゲ。
    http://www.abc4.com/local_news/local_headlines/story.aspx?content_id=D... [abc4.com]
  • by kazuhix (21600) on 2006年08月22日 20時05分 (#1002318) 日記
     F1みたいなウイングは最高速チャレンジには空気抵抗が大きすぎる。加速(縦横)の変化の少ない最高速チャレンジでは地面に押し付ける力は空飛ばない程度にしか要らんよ、勘違いなきよう。
    BARホンダの元F1マシンで塩湖最高速トライしたとき、ウイングはほとんど全部取っ払って、垂直翼をつけてたように思う。
    --
    ヽ( )`ω´( )ノ
    • >加速(縦横)の変化の少ない最高速チャレンジでは地面に押し付ける力は空飛ばない程度にしか要らんよ

      まったくです。
      ダウンフォースを稼ぐパーツは「コーナリングスピードを上げ安定性を増す」ためにあるので、
      加速度0で直進するには邪魔なのですね。

      むしろ、最高速のコーナリングスピードを競うチャレンジ競技があればいいのだが:P
      #グリーンランドの氷河あたりのダウンヒルで
      --
      ---- 何ぃ!ザシャー
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  • 2段過給 (スコア:2, 参考になる)

    by sorya (25160) on 2006年08月22日 20時46分 (#1002336)
    ツインはツインでも、2機のターボをこういう使い方する人達が居るとは思いもしませんでした。
    スロットルバルブのない、ジーゼルだからこそなせる業かも…

    コンプレッサ直列
    http://www.jcbdieselmax.com/downloads/dl_800_1014_b6b8.jpg [jcbdieselmax.com]
    • Re:2段過給 (スコア:3, 参考になる)

      by toworu (27387) on 2006年08月22日 21時05分 (#1002347)
      ディーゼルで2段過給は、それほど珍しくなくて、日本の90式戦車
      も2段過給です。

      ガソリンエンジンでも、航空機エンジンでは、2段過給は普通です。
      昔のレースカー [i-love-alfaromeo.com]にもあったみたいですね。
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    • by copper (2040) on 2006年08月22日 22時26分 (#1002405) 日記
      FD3Sはご存じない?

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      • by sorya (25160) on 2006年08月22日 23時47分 (#1002460)
        風量を2段階に切り替える、いわゆるシーケンシャルターボとは意味が違いますので、面倒でもリンク先の図を見てみて下さい。
        # 高過給圧にするために、プライマリタービンで加圧したものを、セカンダリタービンで再加圧している
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        • by copper (2040) on 2006年08月23日 1時55分 (#1002567) 日記
          なんか勘違いしていたようで失礼しました。

          なんなので、余談。

          空気圧力式複合支持船型の船へ、先々月末に乗せてもらいました。
          約40000SHPのガスタービン2基と約5000SHPのディーゼルが4基載っているのですが、そのディーゼル担当の人に「35000SHPのディーゼルを作ったらどのくらい大きいのか」聞いてみました。

          曰く「ん~、1000t位かな」

          いやぁ、絶句しました。というか、「はぁ」位しか言えませんでした。
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  • 2回走って、認定なんて、ていねいな処理だ。
  • by celibidache (14043) on 2006年08月22日 17時54分 (#1002221)
    JCBって、エンジンも作っていたんだ…
    って、違うJCBなのね
  •  1973年以来誰も挑戦していなかった(記録していなかった)のではなかろうかw

     こういうスカラー的な記録更新は日本メーカーの得意分野のような気がするけど、どっか挑戦しないかな?

    • >>1973年以来誰も挑戦していなかった(記録していなかった)のではなかろうかw

      ここ10年、超高圧インジェクション技術で、
      ディーゼルエンジンの性能が飛躍的に向上し、
      記録の更新が望めるようになったからでしょう。

      #それまでのディーゼルは、形だけの排ガス規制を満たすのみで、70年代から殆ど進歩してませんでしたし。

      親コメント
    • 今までのディーゼルのイメージでは排ガス排ガス五月蝿い人々がたくさんいそう…

      昔よりクリーンにできるとはいえこの辺の意識改革も必要で


      そんな悪いイメージを払拭するようなマシンを日本メーカーが作って最高速トライしてくれればなぁ(´ρ`)
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年08月22日 17時19分 (#1002203)
    美しい響きだ…
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