オープンソースマガジンも休刊に 155
ストーリー by GetSet
雑誌の復権は難しいか? 部門より
雑誌の復権は難しいか? 部門より
あるAnonymous Coward曰く、"オープンソースマガジンが、12月8日発売の1月号を持って休刊となるとのこと。
今年初めの「C MAGAZINE」の休刊に続き、今回のこれ。
次はSoftware Designに魔の手が迫るんでしょうか?"
あるAnonymous Coward曰く、"オープンソースマガジンが、12月8日発売の1月号を持って休刊となるとのこと。
今年初めの「C MAGAZINE」の休刊に続き、今回のこれ。
次はSoftware Designに魔の手が迫るんでしょうか?"
あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
雑誌キラー (スコア:5, おもしろおかしい)
(まるで聖悠紀だ)
まつもと ゆきひろ /;|)
OSMよ、お前もか.... (スコア:5, 参考になる)
Xen解読室の連載も消化不良のままで終わりにしたくないので、どこかで続きを再開したいと考えています。〆切が無い場所だと気合いが入らず、ずるずると更新が止まってしまいそうな自分を信用できませんが。前回の連載から、全部は読みきれないけれども、いつかは読みきるぞという方が沢山おられたようで、感謝しています。
ちなみに、遅れに遅れたLinux 2.6解読室の単行本は、この騒ぎに巻き込まれずに出すことが出来そうです。編集部の方々に、月刊誌の編集の合間の無い時間を割いて単行本化までこぎつけていただきました。
Re:OSMよ、お前もか.... (スコア:2, 興味深い)
かなり分厚い本になってしまったため、採算ラインに載せるためには、それなりの価格を付けなければならなかったようです。...というか、価格の情報ってどこに公開されているんだろう?
> OSM休刊後も、Xen解読室の続きが読めることを期待しています。
確率70%で続けます。
最初は個人のWEBサイトで始めた、普通の雑誌では扱わないような(WEB系メディアでも扱いませんが)濃いめのネタを載せ続けてくれた、OSM編集部や今は亡きLinuxJapan編集部に感謝!
Re:雑誌キラー (スコア:3, 興味深い)
/.J編集者としては、訂正や荒らし対策を除いて原則コメント書き込みもモデレートもしないことにしているんですが、今回は立場を離れた一個人ということで。
私も丁寧な連絡を頂きました。OSMが無くなってしまうのは大変残念です。「でびあん通信」は、結局私が書くようになってから4年も続いたんだなあ。もしかして最長寿の連載なのかしら。あれが(Debianにこと寄せて)自分の意見を一番好き放題に書ける場だったので、個人的にも残念でなりません。
遅筆を通り越して停止筆に近い私のお尻をたたき続けて下さったOSM編集部の皆さまに感謝すると共に、今後のご活躍をお祈りいたします。
mhatta was here
Re:雑誌キラー (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:雑誌キラー (スコア:2, すばらしい洞察)
欲しい情報がweb上で検索した結果の方が雑誌購読で得たものよりもタイムリー(必要な時に引くからね)な上に十分なのが雑誌を買わなくなる理由だと思う。
ruby関連だったらrubyマガジンの方が雑誌の連載よりも濃いとかね。
個人的に無くなって欲しくない雑誌はinterfaceとトラ技なのだけど
これはwebより濃いのだよ。
#書き方悪くてマイナスモデされそうなのでAC
#ウソです、○○なのでACのネタがまだあるのでACです
Re:雑誌キラー (スコア:3, すばらしい洞察)
例えば、先日私がHDDのモータを回そうとした時に本棚から引っぱり出した「トランジスタ技術2000年2月号 特集:実験で学ぶモータ制御回路の設計 [cqpub.co.jp]」では、本文全約180ページ中の82ページを特集に費やしています。これぐらいの分量があると、その分野のちょっとした入門ぐらいにはなります。
一方、てきとーに本棚から引っぱり出した「C MAGAZINE 2004年9月号 [cmagazine.jp]」の本文全体は150ページ弱で、「特集1 思考するコンピュータ」はそのうち34ページです。「特集2 Generic」が13ページ。この分量では、入門書の序章ぐらいでしょうか。
複数人で一つのテーマに関する特集を組むトラ技みたいな構成は、Webとの差別化に有効だと思います。連載中心では、バックナンバーを読むのが大変という点で、むしろWebの記事に劣ります。
#季刊UNIX magazine [ascii.co.jp]は、目次を見る限りでは特集中心の作りに転換したっぽい…?
もっとも、トラ技とかはWeb上で商業的に展開する競合者がいないという点が、多くのコンピュータ関連雑誌との最大の違いかもしれません。
Re:雑誌キラー (スコア:2, おもしろおかしい)
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:雑誌キラー (スコア:2, すばらしい洞察)
# ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。 > お二方
コードネーム:ラブリーエンジェル (スコア:2, おもしろおかしい)
休刊することが決まっている雑誌に鍵って連載されるとか。
だから結果だけを見ていると
連載開始=> 休刊 => 雑誌キラー?
というふうに見えてしまうのかも。
Linux関連雑誌の状況 (スコア:5, 参考になる)
#気がつけばLinuxWorldの定期購読新規申し込みができなくなってる・・・
日経Linux (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:Linux関連雑誌の状況 (スコア:1, 興味深い)
知識を掘り下げすぎると読者が減ってしまうというジレンマなのかな…。
Re:Linuxが盛り下がってる (スコア:2, 興味深い)
てことに興味が向かってる気がしますね。
俄かブームが去っただけ (スコア:2, 興味深い)
まぁ、ブームが全然意味なかったのかと言えば、業務用途ではそれなりの地位を確立しましたし、Linuxによってオープンソースそのものの認知度も上がったのは確かなので、全くの無駄でもないでしょうね。
ただLinux自体一般家庭で使えるような代物じゃなかったのでブームに釣られた一般の人達の興味は削げた、ってだけの事でしょう。
基本的に英字表記で取っ付き難い、遊べるソフトもない、年賀状印刷やら家計簿やらやろうとしても何をどうすりゃいいのか判らない、結局周りも使ってないし自分で何とも出来ないので「やっぱWindowsでいいわ」となって終わったのでしょうね。
ブームの間に雑誌も増えましたが、ブームが終わって市場が狭くなった以上、順次淘汰されるのは仕方ない事でしょうね。
Re:Linux関連雑誌の状況 (スコア:2, 参考になる)
ざベと Software Design は別の雑誌ですよ。
技術評論社 [gihyo.co.jp]のパソコン黎明期からある雑誌の2系列です。
The BASIC : 1983年5月創刊 → 1997年8月 ざベ 休刊
プロセッサ: 1985年5月創刊 →1990年11月 Software Design に誌名変更(という名目で、実質プロセッサ廃刊でSoftware Design創刊)
次に廃刊は・・・。 (スコア:4, 参考になる)
残念 (スコア:3, 参考になる)
唯一お金を出して買う価値あり。と判断して買ってたんだけどな~。
やっぱDVD付で1580円という価格設定が難点か?
インターネットの方が、情報が早くて通信料しかかからないって利点があるけど、情報が分散していて、薄くて読むのに時間がかかって、ガセネタかどうかの判断もしなくちゃいけないのがめんどくさい。
事態は際限なく悪化する。
タレコミ文、大切なものを忘れていませんか (スコア:3, 参考になる)
# …と言おうと思ったら見つかった [opentechpress.jp]。
さぁ、次はどこがお亡くなりになるんでしょうか??? (スコア:3, 参考になる)
>追記:勘のするどい人なら気付いてると思うが、他社のLinux/OSS関連
>雑誌も同時期に休刊となる。近いうちに公になるだろう。
また、IT系の広告代理店であるf/xの、オープンソースマガジン休刊に関する記事 [fx-it.com]にも以下の記述が。
>また、一つの雑誌が消える。
>そして、休刊情報はまだ続く......。
現在残っているLinux/OSS雑誌は
・日経Linux
・LinuxWorld
・Software Design
の3誌。
日経は固そうだから次はLinuxWorldかSDか?
Re:さぁ、次はどこがお亡くなりになるんでしょうか??? (スコア:3, 参考になる)
818 名前: login:Penguin  Mail: sage 投稿日: 2006/10/06(金) 05:42:51 ID: Kv1V3uNp
>>817
Linux Worldも12月発売号で休刊。
ついでに同じIDGのJava Worldも休刊。
そしてIDG主催の来年のLinux Worldも中止に。
元読者として (スコア:2, すばらしい洞察)
買ってました。
たしかに回線が貧弱だったころは付録のCDには
だいぶお世話になったんですが、内容的には同じ
ような特集を周期的に繰り返しているように感じ
られて、買いはするものの、斜め読みしてそのまま
放置することが多くなってました。
最近は、付録のCDもほとんど使ってません。
ISOイメージとか、すぐに落とせますからね。
今年の春先、退職したのを機に買うのをやめたの
ですが、やめても困らないことに気がつきました。
実はSoftware Designも同じような感じです。
なんで、どなたかの「次はSD?」というのも
ちょっと納得しました。
#過去講読してた雑誌がことごとく休刊するAC
#最初は「ざべ」だったかな。
Re:元読者として (スコア:3, すばらしい洞察)
毎回この手の記事のたびに同じことをかかれる方がいますが
この手の紙媒体は、毎回新しい読者を対象に
その導入部を担うことがひとつの存在意義となってるので
既存の読者のその指摘はやや的外れと思います。
(つまんないと思うことは否定しませんが。)
アイディア不足によるマンネリではなく、
宿命的義務による重要なお仕事みたいなものですから。
むしろ「入門は以前掲載したからどんどん深く」では
新しい読者は全く入り込めなくなりますよ。
同様に、この手の記事のたびにネットによる紙媒体の駆逐を
是として当然のように語る人も見かけますが、
よほど暇人でない限り、現在困ってない/興味のない関連分野
を目にすることは能動媒体であるネットでは難しいことなので、
「別記事が見たくて買ったけど、ついでに読んで興味をもった」
とう広報・周知の能力と役割は薄れてないように思います。
紙媒体の廃れる分野って、新しい人の流入が厳しくなるので
最終的には構成員の固定化・老朽化による衰退が待ってるだけ、
ってのは言いすぎですかね?
Re:元読者として (スコア:2, すばらしい洞察)
今なら初回特典コンパイラがついて580円!とか
ループ記事ばかりになるなら、有る意味潔いかも(笑
代替となるメディアはあるのだろうか? (スコア:2, 興味深い)
決定的な代替メディアって無いように思うんですよね。
LinuxやOSS関連を時々扱うようなWebはあっても
恒常的に扱うものってありましたっけ?
そういう代替メディアが表れないままに消え行くのは
経営的には止むを得ないとはいえ
技術の伝播という意味ではマイナスですよね。
このままでは技術力の衰退を招くのではと心配です。
これで学研の科学とか誠文堂の子供の科学まで廃刊になったら
科学の芽が生えてこないようで本当に怖いかと。
まぁ、子供の科学は比較的安価なんで心配ないと思いますが。
#子供の科学についてきたペーパープレーンが大好きでした。
SFマガジンだろ (スコア:2, 興味深い)
Re:代替となるメディアはあるのだろうか? (スコア:2, 興味深い)
子供のころに科学への興味を持たずに、どうして大学で科学への興味が持てようか。
>趣味でハンダこてで電子回路を自作するような人がほとんどいなくなっても、日本の技術は
消えてないのと同じで、行くところに行けば、そういった教育は適切に行われて、適切に
育ってます。
ホントかな?
後発の中韓に遅れをとってる分野もあるんじゃない?
>仕事と趣味は異ります。
そう思ったら、より稼げる文系に走るのが合理的だと思うわけですが。
それとも、技術者が儲かるとでも?
#そもそも、元コメントはオタク向け雑誌と子供を対象とした雑誌を混同して議論しようとしてるのが間違ってるような。
#だからオタク向け雑誌が一つや二つなくなったところで技術が廃れるとは思わない点には同意。
Re:代替となるメディアはあるのだろうか? (スコア:2, すばらしい洞察)
この傾向が進むと、社会全体に対して、いずれ手痛いしっぺ返しが来るのではないかと。
#元元コメントは、なんと言うか文系の視点でしか物を見ていないような気がします。
Re:代替となるメディアはあるのだろうか? (スコア:2, すばらしい洞察)
高校時代、そっちに興味が無い人間がそんな学部、学科に進学するわけがない。
Re:代替となるメディアはあるのだろうか? (スコア:2, 興味深い)
bitがなくなるちょっと前から情報処理学会会誌が今の路線に舵をきった感じでしたが、bitがなくなってからしばらくして、その傾向が一気に顕著になりました。 ただ、全盛期のbitと比べると連載が弱くて、特集に頼りがちな感はあります。
最近のたれこみは下手 (スコア:2, 参考になる)
雑誌「UNIX USER」が誌名を「オープンソースマガジン」に変更 [srad.jp]
皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています (スコア:1)
Jazz Life (スコア:3, 興味深い)
何の告知もなく、発売日に書店に並ばなくなって
どうしたのか、と2chではちょっとした話題になってました。
理由は出版社の立東社がつぶれたということでした。
Jazz Life自体は黒字だったけど、
どちらかというとメインの出版物であるグラビア写真集等が
不振だったらしいです。
JazzLifeがなくなっていた間には
「Net Jazz Life」(現「netJazzTime」 http://homepage2.nifty.com/dangozaka/netjltop.htm)
なんてサイトが、Jazz Lifeを受け継ぐ有志を自称する感じで
出現したりしました。
その後、三栄書房から、ほぼ、全く同じ内容で復活しました。
http://www.sun-a.com/teiki/detail.cgi?i=14
多少、広告のページが増えたし、
楽器メーカーや楽器店がより積極的に広告を出すようになった気がします。
まぁ、正確には休刊したわけでもないのですが、
復活した前例がまったく無いわけではないということで、
参考までに。
〜三軒廻るより一軒で据わりこめ〜
Re:皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています (スコア:2, 興味深い)
復刊とはちと意味が違う気もするが、気にしない。
http://www.ascii.co.jp/pb/ant/msx/ [ascii.co.jp]
Re:皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています (スコア:1)
#本当に復刊した時は、正直見てはならない物を見てしまった気分だったが。
#モノとしてもかなり別物だったし。
Re:皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています (スコア:1)
if the kid?
Re:皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています (スコア:1, おもしろおかしい)
世間では復刊ではなく雑誌コード流用と呼んでいるようですが。
Re:皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています (スコア:1)
休刊だから復刊したらまた配達してくれるの?
Re:皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています (スコア:2, 参考になる)
#その昔の日経Macの休刊ではそうでした。
Re:あの悪名高いUnixUserでしょ (スコア:4, 参考になる)
Re:あの悪名高いUnixUserでしょ (スコア:3, 参考になる)
当時は雑誌に CD を付録で付けるには、2ヶ月位のタイムラグがあったから、FreeBSD のリリースと同時に、雑誌の付録にリリース版を付けて書店に出せるのはおかしいと思ったんだ。あれ、販促目的の確信犯だよね。ミスじゃない。
当時はブロードバンド回線なんて普及してなくて、無償のソフトをおまけに付けて、それが目当てで買う人も多かったよね。まあ、ちゃんとチェックしてないので、「ショベルウェア」つまり、ショベルカーですくって集めたような物だと揶揄されてたけど、UnixUser の件は極めつけだったな。
Re:あの悪名高いUnixUserでしょ (スコア:1, 参考になる)
終幕としてはあまりに惨め過ぎる。
# それでも1年近く持ったんだねぇ。
Re:あの悪名高いUnixUserでしょ(荒らしでいいぞ!こんなres) (スコア:4, おもしろおかしい)
Re:あの悪名高いUnixUserでしょ(荒らしでいいぞ!こんなres) (スコア:5, おもしろおかしい)
特集: 2007年問題 「スルーカが不足する!」
- スルーカを鍛えるための7つの習慣
- スルーカの足りない客との付き合い方
- 「ゆとり教育」とスルーカの関係
- スルーカ不足のマネジメントスキル
連載:
- スルーカ西方見聞録: 京都議定書と米政府
- ギークスルーカ: 2060年のスルーカを読み解く
- スルーカことはじめ: カインとアベルに見る人間の業とスルーカ
広告:
- できるスルーカDS: ゲームによりスルーカを増大! α波アップで「あの」ゲーム脳の大学教授(医学博士)も絶賛!
Re:あの悪名高いUnixUserでしょ(荒らしでいいぞ!こんなres) (スコア:1, おもしろおかしい)
休刊といえば (スコア:3, 参考になる)
合格情報処理 [gakkenpc.net]も、現在発売中の11月号をもって休刊だそうです。
#今年の春試験受けるのに願書貰いに行くのを忘れてて買ったのが最初で最後22年も続いていたなんて知りませんでした…
Re:休刊といえば (スコア:3, 参考になる)
Windows Developerマガジンも、12月2日発売予定の2007年1月号を最後に休刊だそうです(定期購読者向けの通知葉書が届きました)。
#Webサイトには現時点ではまだ告知が出てないのか、該当する情報は見つかりませんでした。
Vistaとか.Net Framework 3.0とか、これからしばらくネタには困らなさそうだと(勝手に)思ってたんで、少し意外に思いました。
Re:DOS/V スペシャル (スコア:3, すばらしい洞察)
只でさえ、ブッコ抜き系だらけのコンピュータ雑誌コーナーが、
正真正銘のブッコ抜き雑誌コーナーになってしまうぞ。
#まあ、遅くとも1年ちょっとで、そうなりそうだけど。
Re:次の*nix系雑誌創刊予測 (スコア:2, おもしろおかしい)
I think I can