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14006 story

ブルース・ペレンス吠える、「Novellの行為は裏切り」 34

ストーリー by kazekiri
元気そうだな 部門より

jonykatz 曰く、

オープンソースの定義作者でも有名なブルース・ペレンス氏だが、 ITmediaの記事によれば、NovellとMicrosoftの特許契約についての抗議する NovellのCEO宛の公開書簡を自身のサイトに掲載しているようだ。 ITmediaから抜粋すると、契約については、Novellがdistroとして販売している個々のソフトウェアの作者と 世界中のユーザーに対する裏切りとし、「MicrosoftがNovellを買収したことは分かっている。Novellが 今後政治的局面でMicrosoft側に立ち、Linuxを代表して、オープンソースの阻害あるいは終焉を招く可能性さえあるソフトウェア特許保護の強化を 訴えるのは確実だ。これは容認できない」などと書き、フリーソフトウェアコミュニティーの側に立つように姿勢の転換を求めている。

この公開書簡には賛同署名を付けられるようになっており、1000件以上の署名が寄せられてい。SCO騒動以降は目立った活動がなさそうな ペレンス氏であるが、ここぞという時にはやはり出てくるようだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2006年11月24日 21時21分 (#1064100)
    「裏切り」と呼ばれたり、「フリーソフトウェアコミュニティーの側に立つように姿勢の転換」を高圧的に求められたり...
    オープンとかフリーと名のつく陣営に一時でも関わると、以後それ以外の事をする場合にこういう攻撃に合うのが怖い。
    #今回のように弁明が有るのにそれすら無視されて...
    数人が先鋭的ならそれも仕方ないと思うが既に「1000件以上の署名」らしい。

    最初からオープンとかフリーに近づかないなら安全ですけどね。
    • by Anonymous Coward on 2006年11月25日 0時40分 (#1064188)
      >オープンとかフリーと名のつく陣営に一時でも関わると、以後それ以外の事をする場合にこういう攻撃に合うのが怖い。

      この手の原理主義者の思想は、オープンであることの強制であり、フリーであることの強制ですからね。
      オープンはともかく、ちっともフリーではない。フリーダムから逃げるフリーは無い。
      親コメント
      • 「原理主義」的「宗教」的な言動をする人 *も* いますが,どうして原理主義的になり易いのか,も,考える価値はあると思います。

        > フリーダムから逃げるフリーは無い。

        フリーダムに逃げるフリーはどうでしょうね?

        --
        "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
        親コメント
      • 彼らにとって見れば「民主主義の国に暮らしている間は、
        民主主義から降りる自由は無い」位のノリなんでしょうかね。
        どこまでも複製・混入の可能な物に一旦かかわった以上は‥ってか。
    • by Anonymous Coward on 2006年11月24日 21時36分 (#1064108)
      >数人が先鋭的ならそれも仕方ないと思うが既に「1000件以上の署名」らしい。

      いやいや、あなたOSS界隈の人間の数を過小評価してますよ。
      私なら1000万は署名を集めないと多数派とは思えませんね:-p
      「1000件以上の署名」?1万人に1人以下じゃないですか?そんなの誤差、誤差ですよw:-p
      親コメント
    • そういうひとたちだけじゃないですよ.
      メディアで取り上げるオープンソースなんてごく一部です.
    • ハッカー倫理ってやつです
  • by Anonymous Coward on 2006年11月24日 20時11分 (#1064067)
    今回の件がなくとも勝手に終焉に向かうだろうよ。

    オープンソースだからってビジネスの世界で特別扱いはされませんよ。

    #どうせ終焉するわきゃないのでAC
    • by Anonymous Coward on 2006年11月24日 22時02分 (#1064120)
      ビジネスの土俵に対して義理人情の土俵から意見を言ったところで意味がないような気がします
      意見を聞いてもらいたいなら相手の土俵に上がるか、こちらの土俵に引っ張ってくる必要があるわけで
      それが出来ないなら、子供が喚いているのと大差ないと思うのですよ・・・

      昨日まで敵でも利益があるなら今日から味方、逆に今日まで味方でも損が出るなら明日から敵
      ビジネスってのは、そういうもんでしょう。
      オープンソース業界はビジネスだけで成り立ってるわけでは無いと言われたとしても
      相手は企業なわけで営利追及の義務があるんですから、何かを捨てるならそれに見合うだけの物を
      提示しないと相手にもされないと思います。

      欧米の外資と仕事すると驚くほどドライなんですよね、尤も日系やアジア系の外資は
      義理人情を要求するけど、提供はしてくれないので、行き着くところは一緒なんですが・・・

      親コメント
      • by yusasa (1159) on 2006年11月25日 11時07分 (#1064276)
        「こちらの土俵」として観て,「裏切りだ」と言っているんではないですかね?

        # Novell が,open source の「土俵」で今でも必須なプレイヤーかどうかは別問題として。

        --
        "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
        親コメント

    • この程度で終焉するなら
      今回の件がなくとも勝手に終焉に向かうだろうよ。

      同意します。
      というかブルース・ペレンス氏の今回の喝でSuSEのコミュニティが壊れるというか分裂する事の方が被害大きくないですか? >> Linux陣営
      • by Anonymous Coward on 2006年11月24日 21時06分 (#1064092)
        うーん、どうだろう。でも否定はしない。

        となると、
        >SCO騒動以降は目立った活動がなさそうなペレンス氏であるが、ここぞという時にはやはり出てくるようだ。

        この文が皮肉っぽく見えてしまう
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年11月24日 20時38分 (#1064075)
    オプソでも特許に抵触してれば訴えられることもあるだろうし、GPL違反にはFSFの指弾が飛ぶんだから、その点は問題ないと思うが。NovellがSUSEをMSに売ったみたいなスタンスで感情的になってるのかね。

    相互運用性については個人的には賛成だけど、逐一Windows側が動かなきゃちっとも動かせんような所だし、そこをカバーするようなオプソが食われるのが嫌なんかね。

    オプソのうまい汁を吸ってがっちり特許保護なんて考えは正にも逆にも今更できる訳もなかろうものだし、別に頭に血を登らせるようなものでもないんじゃないのか?

    • by Anonymous Coward on 2006年11月24日 22時11分 (#1064126)
      NovellもMicrosoftに対して言うことはきちんと言ってるみたい [itmedia.co.jp]。
      > NovellとMicrosoftとの提携は、LinuxがMicrosoftの知的財産を侵害していることを認めたものでは決してない
      これを出来レースもしくは茶番だと断ずるのは自由だけど、もう少しなりゆきを見てからでも遅くはないんじゃないか。でないといたずらに混乱が広がるんじゃないかと思う。

      ちなみに、Sambaチームも「強く抗議」してるみたい。私が知る限りOTPだけが提携解消を要請 [opentechpress.jp]と報じていて、他は提携に強い懸念表明 [mycom.co.jp]とか、単純に異議 [itmedia.co.jp]になってる。

      余談だけど、
      > NovellがSUSEをMSに売った
      比喩なのはわかるんだけど、なんというかこう、理性が飛んじゃってる感が強く出ていて凄い表現だと思った。
      親コメント
      • >Sambaチームも「強く抗議」
        この抗議はオープンソースが云々とは別物でしょ。
        MSとSUSEが手を組んだら、Sambaよりも便利で互換性の高い
        Windowsファイル共有とユーザ管理ソフトができちゃうからな"だけ"であって。
        • by Anonymous Coward on 2006年11月25日 3時03分 (#1064223)
          > この抗議はオープンソースが云々とは別物でしょ。

          いいえ。

          > MSとSUSEが手を組んだら、Sambaよりも便利で互換性の高い
          > Windowsファイル共有とユーザ管理ソフトができちゃうからな"だけ"であって。

          それは自由ソフトウェアなんですか?
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2006年11月26日 1時07分 (#1064684)
            >それは自由ソフトウェアなんですか?

            見ている方向が違うからってことだと思うのだが、
            企業側からすれば、自由かどうかなんてちっとも関係ない。

            ちょっとでもお金を払えば、責任有るサポートが受けられるか。
            と、言うことがとっても重要。
            構築する側も運用する側もね。
            「お金を払ってMSにサポートを依頼はしていたんですが、直りません」
            と言えるのは便利な言葉です。

            MSが有償でSamba(ライク)なソフトを作成して、Linuxも含めた
            管理を実現します。って言ったらSambaの企業向けニーズは
            減少するでしょうな。

            「企業向け?そんなの関係ないね」って方には関係なくてごめん
            親コメント
          • ごくわずかの金銭を支払うだけで自由に入手できます。
        • by Anonymous Coward on 2006年11月25日 9時56分 (#1064258)
          便利で互換性の高いものが出来ちゃうとして、MSがLinux側に対して作ったソフトをソース非公開なり有償にすれば、開発を継続するのはMSしかない。Linuxプラットフォームの進化に追従して開発の継続が要求される。放りっぱなしなら結局スルーされるだけ。特許でそこを縛れば別のプロトコル使った通信をするソフトを作るだけ。SuSEにできてopensuseにできないことがでかくなれば、結局SuSEから離れる人間は離れてforkするでしょ。そんなにおいしいビジネスにならんと思う。

          MSがオープンソースでファイル共有を出してくれば、Sambaはその存在意義を揺るがされるけれども、ライセンス次第ではSambaに乗っかる形か、Sambaが乗っかる形、もしくはそのまま継続して開発を続けられる。結果オープンソースの基盤は強化される。ディストロやユーザの利便性は高まる。でもMSの旨みは薄いから、そのうち力を抜く。これもおいしいビジネスにはならないと思う。

          MSのさじ加減一つといったところだけど、SFUとか見ても微妙なものしか出さないからあんまりこの点でMSは本気出さないんじゃないかと思うんだよね。そういった意味ではオープンソースが云々といった話だと思うけど、大金投入した狙いの本筋とは違う気がする。

          …という形で煽ってみるけど、企業活動に口出しするならやっぱり相応の金を出さないと。政治的クレーム連発してNovellの株を下げるのが本筋なのかっていうのは頭冷やして考えた方がいいよね。

          親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年11月24日 21時28分 (#1064105)
      ターゲットは開発者じゃなくてユーザーでは?

      「全ての linux ユーザーはうちの特許料を払う必要がある」みたいな攻撃仕掛けるつもりなんじゃないっすか? 特許なら完全に独自に実装されたものでも攻撃できるのだし、そんな論理を展開する味方としての Novell てのがまず一点。

      次に Novell とは特許のライセンス契約を結んでいるので「suse のユーザーは特許料を支払済み」て宣伝して、linux を駆逐できないならそのユーザーを、自分の息のかかったディストロに誘導。なんてことでも目論でんじゃないの?
      親コメント
      • 本当にLinuxが特許を侵害しているのなら問題無い行動でしょう。
        知的財産という眼に見えないものは簡単に罪悪感も無く侵害されてしまうものです。
        それを守ろうという態度は企業として当然でしょう。
        • Re:SCO のときと同様に (スコア:1, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward on 2006年11月25日 2時09分 (#1064215)
          この話は、どの特許を侵害してるのかMicrosoftが一切明らかにしていない点がキモ。
          侵害されてると主張だけするのは明らかに問題あり。
          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年11月24日 21時13分 (#1064095)
    ブルース・ペレンスはさすがにマイナーでしょう。部門名でもあるとおり最近、OSS活動で派手なことをしたわけではないし。
    まあ、MSもたんなる一企業なんだしcopyleftの精神に沿うものなら企業が参加してもいいんじゃないだろうか。

    http://cruel.org/freeware/hacker.html [cruel.org]
    > Q: マイクロソフトを憎み、非難する必要があるのでしょうか?
    >
    >  いえ、その必要はありません。マイクロソフトが胸くそ悪くないということは
    > ないのですが、マイクロソフトが存在するずっと前からハッカー文化は存在した
    > のですし、マイクロソフトが過去のものになるときも、なおハッカー文化は存在
    > するのです。マイクロソフトを憎むのに費やすエネルギーがあるのなら、あなた
    > の技能を愛ずるのに使った方がいいに違いありません。よいコードを書きなさい
    > ――それこそがあなたのカルマを汚すことなく本当に十分にマイクロソフトを叩
    > くことになるのです。
    • オープンソース、コピーレフト、ハッカーと、
      持ち出すものがバラバラで何が言いたいのか。

      ブルースペレンスはオープンソースの人だけど
      コピーレフトの人という訳では無いし
      ハッカーかどうかは知らない。
      • by Anonymous Coward on 2006年11月25日 3時22分 (#1064224)
        #1064095> ブルース・ペレンスはさすがにマイナーでしょう。

        いや、むしろオープンソースの顔役でしょ。OSD(オープンソースの定義)を作った張本人だし。
        ESRの方が目立ってはいたけど。

        #1064113> ハッカーかどうかは知らない。

        元Debian ProjectのリーダーにしてElectric Fenceの作者。
        親コメント
    • >copyleftの精神に沿うものなら企業が参加してもいいんじゃないだろうか。

      精神に沿う?

      正にその体制を(特許あたりを切り口にして)突き崩そうとしている…
      のではないか?という嫌疑が、騒ぎの理由ではないかと。

      「いやならLinux使わなければいいじゃん」という結論は、
      ペレンスサイドじゃなくMSサイドが
      (最終的に)望んでる結論ではなかろうか?
  • by Anonymous Coward on 2006年11月25日 3時25分 (#1064225)
    結局のところフリーソフトウェアが掲げた「ねがい」に対する裏切りなのだな。
    商用ソフトウェアの立場をなくしていくGPLと言うライセンスと
    「ソフトウェアはみな共有されるべきだ」という主張をもとに集まったという
    自分達が漠として持っていた幻想がNovelの一件で揺らいだということ。

    ところが関連ストーリーで指摘されているとおり
    Novelがやったことは少なくとも「GPL違反」の名で糾弾できる行為ではない。
    あの行為を咎めるだけの条項は現行のGPLにはない。
    だからこのおっさんにしてもガキみたいな論拠しか提示できない。

    ここのシュッシュな編集者にしても確固たるねがいがあるから反発のプロパガンダをかますが
    その論拠はコメントひとつで反証されてしまうほど稚拙になる。
    なぜって、彼らにとって反発する根拠はこどもじみた「ねがい」だからなんだろう。

    すくなくとも自分は彼らのことを反中のアフォに対するように
    論の稚拙さだけで切って捨てる気にはなれないのだが
    ペレンスにしても八田某にしても名も影響力もあるのを自覚してるなら
    もうちょっとわきまえてくれたらな、と思うぞ。
    GPLという仕組みが正しく使われれば商用ソフトウェアの世界は狭まってゆく、というのは
    間違いだった、という現実をNovelの件は突き付けた。今度の件に事実はそこしかないと思う。
    あくまでねがいに忠実に行ってリーナスのような反発者を増やすか
    金儲けのためにフリーソフトウェアを利用したい層に対する自らの姿勢を見直すか
    ガキみたいなことだけをネットサヨよろしく騒ぎたててそこらじゅうからそっぽ向かれるか
    そこんとこをじっくりと現実をみつめつつ考えなきゃ。
    • > Novelがやったことは少なくとも「GPL違反」の名で糾弾できる行為ではない。

      こと特許の話なのでGPLの7.にかかる懸念が出るのはまぁ当然。もし合意した許諾にGPLのソフトウェアに関係するものが含まれるのなら非難は免れない。
      Novellからは火消しのコメントも出てるらしい [novell.com]のでしばらくは静かに見守るのがよろしかろうが。
  • by Anonymous Coward on 2006年11月25日 10時31分 (#1064268)
    そもそも、こいつらの始めた「オープンソース」なんてのは「フリーソフトウェア」への裏切りじゃねーか。
    リチャードがそのことを批判しても「ライセンス的に合法」とか言ってたくせに、自分たちが同じことをやられると感情論で非難かよ。
  • by Anonymous Coward on 2006年11月25日 0時52分 (#1064194)
    魂を売った裏切り者め!

    エレキギターを抱えたボブ・ディラン(吉田拓郎?)なんぞ引っ込め!

    みたいな。

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人生unstable -- あるハッカー

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