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14059 story

訃報:「ウルトラマン」シリーズの実相寺監督 34

ストーリー by GetSet
またも寂しい話 部門より

Takahiro_Chou 曰く

「ウルトラマン」シリーズなどで有名な映画監督の実相寺昭雄氏が11/29の夜、他界されたとの事。(読売新聞日経新聞朝日新聞)  なお、Wikipediaの「実相寺昭雄」の項目も既に更新済み。

ちなみに、遺作となる「シルバー假面」は既に完成しており、11/20に完成試写会が行われている。その際に監督ご本人も姿をみせたとの事なので、急な死であったと思われる。(上記の読売新聞の記事を参照)
何はともあれ、光の国に旅立たれた実相寺監督が、M78星雲でも御活躍される事を、心より祈念する。

「ウルトラQ」「ウルトラマン」の主題歌を手がけた作曲家の宮内国郎氏も、11月27日に亡くなられている。(参考:asahi.comの記事)

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  • 光の国? (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年12月01日 14時26分 (#1068255)
    怪獣墓場の間違いじゃないの?
    • Re:光の国? (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2006年12月01日 16時44分 (#1068321)
      草葉の陰じゃなく、電話機の陰からこちらを見てる気がする

      #ちがったかな?
      親コメント
    • by oltio (3848) on 2006年12月01日 14時39分 (#1068265) 日記
      これを荒らしとはして欲しくないなぁ。怪獣墓場も充分に趣きある場所ですよ。実相寺監督の回だし。
      親コメント
    • by frigate (10771) on 2006年12月01日 15時20分 (#1068282)
      >怪獣墓場の間違いじゃないの?

      つまりシーボーズかあるいは<b>ジャミラ</b>になって帰ってこいってのか‥‥‥。

      //犠牲者はいつもこうだ。言葉だけは美しいけれど‥‥‥。
      親コメント
      • Re:光の国? (スコア:5, 参考になる)

        by SigZ (37) on 2006年12月01日 15時55分 (#1068297)
        実相寺監督には「ウルトラマンに感情移入したことはなくて、いつも怪獣をどうみせるかを考えていた」というエピソードがあるんですよ。
        だから光の国よりも怪獣墓場のほうがふさわしいって意味なんじゃないかと。

        # 別コメントにもありますが、ウルトラマン第35話「怪獣墓場」は実相寺監督の作品です。
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      本当はM87
  • 盗まれた町 (スコア:3, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2006年12月01日 17時57分 (#1068362)
    ちゃぶ台を間に語り合うモロボシ・ダンとメトロン星人、のエピソードがすぐ浮かびます。ベタですが。 個人的には、ちゃぶ台交渉決裂後の、夕暮れの工場地帯で戦うウルトラセブンvsメトロン星人のシーンがお気に入りです。 実相寺監督はどのシリーズでも「3、4番手の先発投手(しかもナックルボーラー)」的な役割を担っていたように感じます。そんなところが好きでした。 そうそう、アンヌ隊員を一番魅力的に撮った監督だった気もします。
    • Re:盗まれた町 (スコア:1, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2006年12月01日 18時12分 (#1068376)
      『SF/ボディ・スナッチャー』ですな。なつかしい。

      …メトロン星人? ちゃぶ台? そんなシーンあったっけ?
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      「狙われた町」ですね。
      これに対する返球で、さらにナックルボールの「狙われない町」もあります。
  • 監督を偲んで (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年12月01日 20時58分 (#1068459)
    ・とりあえずディスプレイは下から見上げるようにしてみました。
    →暗くてみづらい。あと首が痛い
    ・ディスプレイの前(というか自分の前)に電話機を置いてみました。
    →一部見えないっていうか邪魔すぎ
    ・カレーのスプーンで変身しようとしてみました。
    →何か周りから残念な人を見る目で見られました。

    結論:実相寺監督は偉大だ。
  • 1980年代終盤から1990年代初頭で、アダルトビデオがよく分からない市民権を得ようかと、一部で盛り上がりつつあったとき。

    通常のビデオの数倍もの製作費をかけて、実相寺ブランドのAVが発売された。その中で初だったことも有って印象深いのが此れ。
    http://www.allmedia.jp/web/shop/detail.php?code=AV2-No.89288 [allmedia.jp]
    三つの作品がこれをふくめて公開され、大赤字だったという話も聞くが、ウルトラ実相寺というのは凄かったと、素直に思った。
    捻くれた冥福を祈ってみたいという人は、復刻版のDVDよりも、そのまんまのビデオ版を見つけて見よう。R.I.P.
  • by Anonymous Coward on 2006年12月01日 14時27分 (#1068257)
    シルバー仮面 [silverkamen.com]」(三部作の第1部)もこれからですし、
    ユメ十夜 [yume-juya.jp]」(オムニバスの第1夜)も。
    それだけ精力的に撮られていたので何か他にもありそうに思えます。

    とはいえ、地上波のテレビのゴールデン枠な映画番組じゃ、追悼特集って無理だろうなぁ。
    • by Sakura Avalon (12557) on 2006年12月01日 20時02分 (#1068428)
      CATVかスカパーになりますが、「ファミリー劇場 [fami-geki.com]」でちょうど今週からTV版「シルバー仮面 [fami-geki.com]」が始まっています。第1話・第2話が実相寺監督です。これを書いてる時点ですでに1・2話は放映済になってますけど…。(リピート放映無しの帯番組なので。)
      訃報を聞いた時には、監督が亡くなられた日に監督作(しかもちょうど該当エピソード)が放映されていたという偶然にビックリしました。

      #私は映画版の事は頭から抜けてて、ただ懐かしく思ってたまたま1・2話の録画予約を入れていました。
      #そこで見直してみましたが…やっぱり記憶にあった昔のイメージ通りすごく暗い展開でした。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年12月01日 20時08分 (#1068431)
    クラシックBGMに大人の恋愛を子供番組で平然とやっちゃう偉大な人ですた。
    この精神年齢が高い子供番組を大人になっても引きずっちゃった連中が元祖オタクとなった説。

    どれだけ本来「子供番組?あり得ねー」な際だった映像作家だったかというのは
    マン、セブンと同時期の監督映画4本http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=113518&ct= [allcinema.net]を観ればわかります。
    最近TSUTAYAでもレンタルされてます。
    観れば知らない人はこの機会が回顧ではなく再発見となるでしょう。
  • アンヌ隊員のblog (スコア:2, 参考になる)

    by cloudy (1160) on 2006年12月02日 0時06分 (#1068521)
    ひし美ゆり子さんが「シルバー假面」の試写会の様子 [goo.ne.jp]を書いています。
    でもあの試写会で実相寺監督とも固い握手が出来たし、
    冬木透先生や寺田農さんにも久々にお会い出来たし行って良かった。
    来年レイトショウで1/6に舞台挨拶やる予定で〜す。
    監督は試写会には出られていたようですね。
  • と、勝手に思い込んでいるわけだが、どうだろうか。
    実相寺監督といえば、

    ベータカプセルと間違えて、カレーのスプーンをかざすハヤタ隊員。
    怪獣を背負うつもりで重さに耐えられずヘシャけるウルトラマン。

    など、こーゆー「印象に残るシーン」が思い浮かぶ。
    実相寺さんが監督した回のウルトラマンは、スペシウム光線を発射せずに話が終わってしまうパターンが多い。しかしそれでも魅せてしまう卓越した演出力。ウルトラマンの世界観に深みを齎したといえるのではないかと。

    ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンの美術感や世界観は「匠の仕事」だと思う。美術監督の成田亨氏と並んで、日本特撮の金字塔を作った実相寺監督の功績はやはり偉大だと思うのだが。

    余談だが、ディズニーランドのアトラクションの「カリブの海賊」の美術は成田亨氏のご担当らしい。一見の価値があるのでは。
    --
    TaddyHatty,
  • by imaic (31975) on 2006年12月05日 11時45分 (#1069663) 日記
    ウルトラマンをアートの目線で見直そうという展示会「オブジェクツ・サブジェクツ<イマジネイション オブ ウルトラ>」 [mainichi-msn.co.jp]が、8日から東京都渋谷区のパルコミュージアムで開かれる。
  • by Anonymous Coward on 2006年12月01日 14時40分 (#1068267)
    ひとつを実相寺に,もうひとつを宮内にやろう.
    • ゾフィーが死んじゃうっ
      • by prankster (12979) on 2006年12月01日 15時09分 (#1068278)
        二つ持って来たのだから、ゾフィー自身の分と合わせて命は三つ。二つ与えてもゾフィーは無事なはずです。
        私、本編でもウルトラマンとハヤタに一つずつ与えたものと受け止めていましたけど違いますかね?
        # 二つ持ってたうちの一つは自分が事故に遭ったとき用の予備とか。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2006年12月01日 19時41分 (#1068418)
          わたしもそうだと思っていました。
          マンのために命を二つも持って来た優しい兄貴であるゾフィーも
          地球人ハヤタについては結構冷たい態度で、普通のウルトラ一族が持つ
          地球人への感覚を良く伝えており、それによってマンの地球人を思う気持ちの
          特殊性を強調していたように記憶しています。

          最近のウルトラ戦士はみんな地球人思いになりましたが。
          親コメント
  • by ubilog (26513) on 2006年12月01日 23時02分 (#1068499)
    佐々木守さんも他界されたんですね。
    今年は、何かの呪いのようにウルトラマン関係者が
    お亡くなりになっているような…。

    ウルトラマン伝説展、見に行きました。
    ご冥福をお祈りいたします
  • by Mistbow (12027) on 2006年12月01日 23時31分 (#1068512)
     ウルトラマンといえば、横浜にある放送ライブラリー [bpcj.or.jp]で「ウルトラマン伝説展  The Legend of Ultraman」という催しが始まっているようです。
     歴代ウルトラマンの各第一話などが上映されているのだとか。
  • by Anonymous Coward on 2006年12月01日 15時21分 (#1068283)
    編集合戦になっていつになっても解除されないからやめてほしいんだけど
  • by Anonymous Coward on 2006年12月01日 15時33分 (#1068286)
    つい某漫画の原住民の名前の方が先に出てくる...

    ウルトラマンはやはり思い入れのある作品だけに、こういう知らせはちょっと寂しい思いもあります。
    ご冥福お祈り致します。
    • by Anonymous Coward
      先を越された;

      ウルトラマンのリアルタイム世代じゃないから件のジッソー君と帝都物語から
      実相寺監督を知りました。

      ウブメの夏で久々にジッソー君らしい演出が見れてうれしかったんですけど。
      やっとマニア的人気から一般的に評価されはじめたばかりなのに残念です。
  • by Anonymous Coward on 2006年12月01日 17時34分 (#1068345)
    晩年の実相寺監督の傑作というと、
    やはりウルトラマンマックスの第24話「狙われない街」 [sirmiles.com]でしょうね。
    • 非凡な演出だけあって賛否両論わかれた話でしたけど、昨日録ってあったのを見直して、撮影直前まで「体調を崩して」いた実相寺昭雄と言う人間が残した非常にプライベートなメッセージ映像だったのかと再びショックを受けました。

      寺田農演じるメトロン星人を主人公が追跡する中流れる、葬式をイメージするような陰鬱なお経と木魚と鐘の音、
      メトロン星人がちゃぶ台で詠んだ「いつまでも、あるとおもうな、仇桜」と言う句、
      メトロン星人を40年前に助けた職人?の息子でもある刑事がメトロン星人が帰ったことを知ったときの「俺も一緒に(メトロン星に)連れて行ってほしかったな」と言う嘆き、
      フィルムエフェクトを使った未来への不安感を煽るような終わりかた…等など。

      自分が異端であるが故の苦悩と老いた自分にイメージされてしまった現代人の姿と彼らが作る「未来」への危惧…元の脚本を実相寺監督がかなり書き直しただけあるな。とついつい感慨深く思ってしまうのですが。
      親コメント
      • ウルトラセブン 第8話 「狙われた街」
        の最後のナレーションと対比するとまた感慨深いですね。
         
        「大丈夫、これはずっと未来のお話です。
         我々はまだ、星人に狙われるほどお互いを信頼していませんから。」
         
        個人的にはセブン 43話 「第四惑星の悪夢」が大好きなんですけど、
        実相寺監督の作品はどれも強いメッセージ性が印象的でした。
         
        改めて、ご冥福をお祈りします。
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      傑作かなあ。
      「狙われない街」に限らないけど、実相寺監督のウルトラシリーズの監督作品て奇をてらった演出で作品世界を破壊をしているものが多いんで正直好きじゃない。
  • by Anonymous Coward on 2006年12月01日 20時29分 (#1068441)
    ウルトラQの主題歌って何?
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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