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14082 story

NASA、2024年までに月の極に有人基地建設へ 42

ストーリー by mhatta
無慈悲な女王のふところに 部門より

月極駐車場 曰く、

National Geographics他の記事によると、NASAは月面に恒久的有人基地を建設し、2024年にはスタッフを常駐させる計画を発表した。建設地点は、温度変化が穏やかで常時発電のための太陽光が得られる月の極に置く計画だという。この月探検計画のテーマとしてNASAは国際協力や火星への更なる探検への前哨等6つのテーマを掲げている。しかしながら、第一のテーマとして「Human Civilization」を挙げ宣伝用の「Why The Moon?」ポスター(PDF)にも、ツィオルコフスキーの「地球は人類の揺り籠だが、我々が永遠に揺り籠に留まることは無いであろう」を引用しているのが、なんともフロンティア精神の国アメリカらしく思われる。

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  • 月極で有人の基地なら (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Zepto (5428) on 2006年12月05日 15時23分 (#1069795)
    既に日本のあちこちにあるぞ。
    で、そちらのはツキいくらなんですか?
  • 月では (スコア:3, 興味深い)

    by Swind (32241) on 2006年12月05日 17時32分 (#1069911)
    大地震が頻発しているという問題ってのがあったような。
    これに関しては解決の目処が立ったのだろうか。
    • Re:月では (スコア:4, 参考になる)

      by T.Sawamoto (4142) on 2006年12月05日 17時52分 (#1069934)
      『大地震』というのは聞いたことがありません。
      月震は発生するとかなり長く揺れ続けるそうですが、そのことでしょうか?

      JAXA月探査情報ステーション : 月の地震(月震) [moon.jaxa.jp]
      月震でいちばん大きなものは「浅発月震」と呼ばれるものです。これは比較的浅いところ(深さ300~400km)で起きると考えられていますが、わずか20例ほ どしか観測例がないため、詳しいことは全くわかっていません。大きさは最大でマグニチュード3~4程度と考えられていますが、これも月面にいる人に被害 が及ぶほど大きなものではありません。
      Wikipedia : 月震 [wikipedia.org]
      まず月震は揺れのピークに達するまでの時間が長く数十分もかかることがある。 揺れがおさまるまでの時間も長く数時間も揺れが続くこともある。
      親コメント
  • まず作るのは・・・ (スコア:2, おもしろおかしい)

    by hamhoge (8978) on 2006年12月05日 15時22分 (#1069793)
    駐車場でしょ。
  • by Anonymous Coward on 2006年12月05日 22時21分 (#1070133)
    読売新聞の記事 [yomiuri.co.jp]によると
    基地の最も有力な候補地は、月の南極に広がるクレーター「シャクルトン」の縁にある高台で、長時間の日照があり、太陽光発電で基地運用に必要な電力が得られる。逆に、日の当たらないクレーター内には水が凍ったまま蓄えられている可能性もあるという。
    という場所のようです。某第6大陸もそんな感じだったっけな?
    あってるかは知らないけど、Wikipedia [wikipedia.org]にも色々と詳しめな解説が。
  • 対抗して (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年12月05日 15時05分 (#1069780)
    日本からは結婚式場を作りに行かなくては。
    • by witch (3127) on 2006年12月05日 16時04分 (#1069830) 日記
      どっかの資産家の令嬢に「第六大陸」を読ませて洗脳しないと。
      (民間ロケット会社の設立とどっちが先だっけ?)
      親コメント
      • Re:対抗して (スコア:1, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2006年12月05日 17時00分 (#1069881)
        ココは是非やんごとなき方に……。
        アニメ雑誌と共に送ればたぶんok?

        ごめん。さすがにAC
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          ええと、どうつっこんでいいのか分らんので既に既婚の黒田清子元内親王殿下 [wikipedia.org]のwikipedia記事でも。

          あ~~、「アニメ雑誌と共に送れば」という「やんごとなき方」が清子元内親王殿下以外だとしたら
          誰でしょう?
  • by Anonymous Coward on 2006年12月05日 16時13分 (#1069838)
  • by 130R (31126) on 2006年12月05日 17時20分 (#1069897) 日記
    いよいよ月面でインベーダーと宇宙開発用ロボットの戦争が始まるわけですね
    世界最後の日の夜明けも近いでしょう
  • by jjking (17556) on 2006年12月05日 19時16分 (#1070002) ホームページ 日記
    大気がほとんど無いからそのままの形で降って来るんでしょ?
    何か有効な対策は考えられているのだろうか?
    それとも、確率は低いから無視とか。
    • by Takeshima (20459) on 2006年12月06日 21時17分 (#1070748)
      月の極の地球側寄りに建設する事で「直撃」リスクだけは気休め程度に軽く……。
      どちらかというと宇宙線対策として地下建設かなあと思います。
      # National Geographics の記事未読なので見当違い言ってたらごめんなさい
      --
      Someday, somehow, gonna make it alright but not right now.
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      基地を一番深いクレーターよりも深い場所に作ったらだめかな
  • アメリカらしい (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年12月05日 20時59分 (#1070081)
    ロシア人の言葉の引用を評して、フロンティア精神の国アメリカらしい、とはこれいかに。
    • by Anonymous Coward on 2006年12月05日 21時34分 (#1070104)
      1. 他人の金で自分の夢を実現しようと言うあつかましさが実にアメリカ人らしい
      2. ツィオルコフスキー [wikipedia.org](露)⇒ゴダード [wikipedia.org](米)⇒フォン・ブラウン [wikipedia.org](独)⇒米・ソというロケットの開発史からみて、ツィオルコフスキーではじめるのは宇宙開拓記の序文としてふさわしい
      3. 世界史的に言えば、ロシアはアメリカ以上に「フロンティア」的な国だ(モスクワからアラスカまで駆け抜けた進行力はアメリカの西進性より早い。国内部の「フロンティア」を消滅させなかったが)
      親コメント
      • by YuiTad (29703) on 2006年12月06日 7時19分 (#1070266) 日記
        ツィオルコフスキー(露)⇒ゴダード(米)⇒フォン・ブラウン(独)⇒米・ソ

         より精確には、

        ツィオルコフスキー(露)→ソ連ロケット研究グループ→コロリョフ→ツィオルコフスキー死亡→本格的な液体燃料ロケット実験開始→収容所→カチューシャロケット砲→釈放→V2号捕獲→ボストーク→N2ロケットによる月旅行計画(中止)→……
               オーベルト(独/ルーマニア)→ドイツ宇宙旅行協会→フォン・ブラウン→ペーネミュンデ→V2号→米に→…→アポロ計画→……(オーベルトはフォン・ブラウンらの開発にかかわれず、長命で戦後は、一時在住していたイタリア政府の以来でUFO解析、宇宙人説に肯定的な結論。もともと神秘主義者)
               ゴダード(米)→…ロズウェルで液体ロケット研究→米惑星間協会からの接触、こたえず孤高を保つ→戦後死亡。本格的なロケット開発の流れには乗れず。
        --
         YuiTad
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    • by YuiTad (29703) on 2006年12月06日 6時55分 (#1070263) 日記
       ツイオルコフスキーは、国籍はロシア(→ソ連)だけど、血筋的にはポーランド民族です。
       てえことは、こだわってカタカナ表記をすると、「ツィオルコフスキー」ではなくて「ツィオルコフスキイ」。
       なお、この事実は、1930年代の「英国惑星間協会」誌へのポーランド系の研究者からの投稿により明らかとなっていたのですが、本国のソ連では長くロシア人の英雄として扱われており、ペレストロイカなどを経てようやく、公知の事実となりました。
      --
       YuiTad
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年12月05日 14時51分 (#1069768)
    ポスターのフレーズ、ぐっと来るな
  • by Anonymous Coward on 2006年12月05日 14時59分 (#1069774)
    リモートでいいんじゃない?
    • いつまでも地球に居るわけにはいかんのだから、余力のあるうちに外へ出る準備をしておくべきだろう。
      親コメント
    • そうだな。少なくとも建設中にずーっと人がいるのはナンセンスだな。
      <戯れ言>
      まずはアンカー付きの面ファスナーの長ーいシートを送りつけてだな、こいつを設置する。んで、表面が面ファスナーのコンテナでロボットや施設の部品なんかを送りつける。面ファスナーで軟着陸のハードルを下げてやるわけだ。ロボット達が作るのはリニアカタパルト。人が行くのはリニアカタパルトが完成して物資の搬入と搬出が容易になってからでも遅くはあるまい。
      </戯れ言>
      親コメント
      • >ロボット達が作るのはリニアカタパルト。

        それはひょっとして日本製のジェイアール式マグレブ?

        今ちょっと計算したら月の第一宇宙速度は1.7km/s足らず、ってことは時速6000キロくらいか(合ってるよね)。目標は現状の10倍…たいへんだぁ。

        • 大気がないのとか台車の大きさに制限が少ないとか重力が小さいとかの理由で地上で同じモノを作るのに比べたら相当楽なんじゃないかなー。カタパルトがなかったら降りるのにも上がるのにも結構な量の推進剤が必要になるから拠点作るなら必要になるし、太陽系内の他の場所に推進剤なしで加速してやれるというのもでかい。
          # 月軌道エレベーターじゃ能力足りないし。
          親コメント
    • 資源採掘とかそいういうことまで考えればいつまでも地球に閉じこもってるわけにもいかんでしょ。
    • とりあえず人が定住していれば、後々領有権を主張するときに便利。

      宇宙条約?
      そんなもん申請から1年で脱退できるヨ!
  • by Anonymous Coward on 2006年12月05日 15時22分 (#1069794)
    NASAばなる、NASAねばならぬNASAごとも
  • by Anonymous Coward on 2006年12月05日 16時16分 (#1069842)
    勝手に占拠されてしまう!
    ほっとくと権利が移ってしまうけど、とても月には訴状を遅れないよ!

    #買ってないのでAC
  • by Anonymous Coward on 2006年12月05日 18時54分 (#1069988)
    米露中でヘリウム3争奪戦するなら当然EUも入ってくる
    と思うんですがあまり聞かないですね。

    日本は政治家もそうだけどマスコミさんが宇宙開発否定的
    だからなぁ
  • by Anonymous Coward on 2006年12月05日 19時25分 (#1070008)

    俺の土地 [lunarembassy.jp]に着陸だとか基地を建設したければ事前に許可を。

  • by Anonymous Coward on 2006年12月05日 21時20分 (#1070093)
    このニュースの前触れであったか
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