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どうなるOS/2のオープンソース化 86

ストーリー by yoosee
生まれ変わることができるか 部門より

masakun 曰く、

「IBM OS/2の終焉をめぐる動き」ストーリーにありますように、今月末日をもってIBMによるOS/2の公式サポートが終了します。昨年秋にIBM CEOであるSam Palmisano氏に送られた、11,000名余りの署名を含むOS/2のオープンソース化の嘆願書についてはまだ何も回答はありませんが、嘆願キャンペーンを企画したOS2World.comはこのほど、続報を報道してくれそうな新聞や雑誌媒体に関する情報収集を開始しました。どんなメディアならばこのオープンソース化に関心を持つでしょうか。

ところでIBM OS/2には「IBMだけの権利関係じゃ済まない無い」コンポーネントが多数あり、前述の嘆願書(pdf)でも「MicrosoftやMicrografxのようなサードパーティがライセンスを所有するものを除いて、IBMが公開をコントロールできるソースコードに限ってお願いしたい」とありました。とはいえ設計の古いOS/2コードに起因するさまざまな問題が現行のeComStationをとりまいているため、現代的なアーキテクチャでOS/2とワークプレイスシェル(WPS)を再デザインしなおそうというVoyager Projectが目下進行中です。WPSがOS/2カーネルに非依存のようなので、現在カーネルの選定から行われています。

さてassemblerで書かれているというプレゼンテーションマネージャ(PM)のソースの一部でも公開されれば、こうした開発にも弾みがつくのでしょうか。

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  • by kfsh (12364) on 2006年12月26日 8時36分 (#1082454) ホームページ 日記
    単にサポートを終了したからオープンにしろ的な要求はどうだろう。
    それによるIBMの利益が説明されていない。

    キャンペーンの頁には色々書いてあるが、内容的にはもしかしたら誰かが利益を受けるかもしれない程度の内容だ。
    えーと、、、
    誰かがOS/2をハックしてOPENの物やエミュレーターを作ったり、セキュティの穴をふさぐと言っているがそんな保証はどこにも無い。
    IBMがオープンソースソフトウェアをサポートしている事は、自社の財産を投げ出す理由にはならない。
    OS/2非常に愛されるようにかかれていますけど、稼動中のシステムがどれだけあるか書かれていない。

    IBMの不利益だって考えないといけない。
    ソースを開示したことによりセキュリティホールが露見したらどうするの? IBMはオープンだから無保証という立場は取れないでしょう。
    それの対応担当者のコストはどうするの? 訴えられる危険性だってある。
    当然、誰かが直してくれると言うのは希望でしかない。
    ソースの公開だって、単にディスクの中身をインターネットに垂れ流すだけではすまないでしょう。
    個人的なフリーソフト開発者じゃないのだから、ソースをきちんと公開するだけでかなりのコストが掛かりますよ。

    OS/2を使いつづけたいなら、IBMへサポートの継続をお願いするのは一番現実的でしょう。
    IBMもサポート料金と言う利益を得るのだから。
    • by Anonymous Coward on 2006年12月26日 9時47分 (#1082488)
      > それによるIBMの利益が説明されていない

      IBMは最近オープンソース界隈への貢献をアピールすることで自社利益を出している面があるので
      OS2 の OSS化によってIBMがそれなりの利益を得る可能性はある。また後述しているが、サポート
      打ち切りにともなう既存顧客のケアをどうするかという問題をOSS化で逃げる手は無いではない。

      > ソースを開示したことによりセキュリティホールが露見したらどうするの?

      どのみちサポート切れてるんだよ。ソースも公開されていない、保守もされていないものにセキュ
      リティホールが見付かるより改変可能なソースがあるだけ何倍もましだと思う。

      サポート継続を願ったところで、サポート体制の維持って相当なコストがかかるわけで、収益と
      つり合わなければ企業としてはやれない。だからこそ IBM も打ち切りを決めてるんでしょ。

      そう言った意味でも「サポートは無いけどオープンソースだから好きに直してね」と言うのは
      戦略としてあり得ると思う。もちろんIBMがそういうスタンスを取るかどうかは別問題だけど。
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      • by masakun (31656) on 2006年12月26日 10時57分 (#1082539) 日記
        OS/2の保守は続いています。日記にも書きましたが、新しいFixPak 6が提供される動きがあります。

        そしてIBM Software - OS/2Warp [ibm.com]によると、

        IBM plans to provide special bid defect support from IBM Global Services (IGS) Integrated Technology Services (ITS) for a limited number of OS/2 components.

        ということで、2007年以降もサポートが限定的になりますが継続されることが発表されています。とはいえOS/2 Warp4 および OS/2 Warp Server for e-business の営業活動終了の発表 [ibm.com]にあるとおり、OS/2の継続メンテナンスのパーツナンバーは昨年暮れに廃止されているので、個人ユーザーとしては eComStation 頼みになるのが現状です。とはいえこれとて現行のOS/2の仕様に起因する問題が解消されるわけでもないのはタレコミに書いたとおりです(WPSのバグ、新しいハードウェアへの対応やUnicodeの問題など)。

        かといってosFreeプロジェクトをみるまでもなくWPSを一からハックするのは困難を極めるので、個人ユーザーからOS/2が遠のく前にIBMにいちかばちかのお願いに出ているという状況です。「サポートが切れたから公開してほしい」というより、「わたしたちはOS/2がいまだに好きなんだ」というメッセージをIBMに伝えるタイミングを逃したくないというのが、OS/2コミュニティの心情かと思います。

        # 最後の一文は他人事みたいな書き方だけどIDで
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      • ところがどっこい。
        クローズドソースだったものをオープンソースにするのには少なくとも結構な人件費がかかるよ。
        他者権利ソースの洗い出しとオープンソース化交渉、場合によってはそこで権利買い取り費用が派生する。買い取りが不可能な場合はその部位を取り除いて代替コード開発か、ダミーコードの挿入が必要となる。
        たとえばNetscape Navigator/CommunicatorからMozillaとしてソースコード公開になるまでどれだけ苦労されたのか、想像するととても気軽にオープンソースにしてくれとは言えない…
        そういう意味では、コミュニティで寄付募って費用捻出でもしない限り難しいでしょうねえ。
        --
        # rm -rf ./.
        親コメント
      • >IBMは最近オープンソース界隈への貢献をアピールすることで
        >自社利益を出している面があるので
        >OS2 の OSS化によってIBMがそれなりの利益を得る可能性はある。

        Linuxみたいな現在進行形で今後も展開が期待できるビジネスなら、
        その可能性は大きいだろうけど、
        OS2みたいな今後の展開が期待できない過去のビジネスでは、
        可能性はないんじゃない?
  • by Anonymous Coward on 2006年12月26日 2時05分 (#1082409)
    OS/2のカーネル自体はMSと別れた時点で目新しいところなど全く存在しなかった。 OS/2 2.0以降、OS/2の目玉はSOMであり、その上に築かれたWPSやOpenDocであるはずだった。
    しかしAppleやNovellがOpenDocから去り、それと前後してIBMがSOM3.0の開発の中止を宣言した時点でOS/2は完全に死んだと思ってる。Open32ってそりゃなんですかって感じ。
    いまさらSOMやWPSの全コードが見られるようになっても歴史的遺物でしかない。.Net Framework上にデスクトップ環境を構築したほうがまだましなくらいだ。つーかさ、いまからIDLベースの環境立ち上げてなにがうれしいんだか。
    • by masakun (31656) on 2006年12月26日 3時14分 (#1082430) 日記
      別にOS/2カーネルをどうこうしようというお話ではありませんが(^-^;

      Voyager Projectというアイデアの端緒は、OS/2をマイクロカーネルアーキテクチャに移行させるべく進められたOS/2 Warp (PowerPC Edition) [prodigy.net]プロジェクトにさかのぼること。そして1990年代後期に発表されたMacOS Xカーネル(Darwin)のソースコードとドキュメントの公開を受けて、IBMのマイクロカーネルとの共通点を感じたOS/2コミュニティの一部が注目しはじめ、ついに昨年夏に開催されたDevelopers Workshop 2005 [netlabs.org]で、Darwin上でプレゼンテーションマネージャ(PM)とワークプレイスシェル(WPS)が動かせればいいのではないかというアイデアが初めて紹介されました(略)。今年春にスイスで開催されたDevelopers Workshop 2006 [netlabs.org]では、オブジェクトモデルやマルチメディアサブシステム、OpenGLベースのウィンドウマネージャを含めたVoyagerの中核コンポーネントのプロトタイプについてプレゼンされました。

      要するに今ある既存のコードを流用してワークプレイスシェル(WPS)と既存のOS/2アプリが動く環境をオープンソースで作ろうというのがVoyager Projectの趣旨でして、その辺がご理解いただけない方には無用の長物と思われても説明のしようがありません。今後の進展ではさらなる進歩もありうるかもしれませんが、とりあえずは互換環境の構築が目指されているわけです。

      >Open32ってそりゃなんですかって感じ。

      ほんとですね~☆ただInnotek社 [innotek.de]がJava 1.4やOpenOffice.org for WindowsをOS/2へ移植するのに使っているのはOdin [netlabs.org]というオープンソース技術なのですけどね。これを使えばWin32アプリをOS/2へ移植する手間が減り、そこそこのパフォーマンスが出ます(Warp4.0で利用する場合には最低FixPak 13以降の適用が必要)。

      p.s. OS/2のOEM版であるeComStationは来年も提供されます。eComStation 2.0がリリース予定で、現在βテスト中です。
      ですから「売らないならオープンソース化しろ」 [srad.jp]なんて誰も言っておりません。

      # Win2K+bblean [sourceforge.net]なデスクトップに満足しつつあるけどID
      親コメント
  • どっかのオープンソース財団が募金を募って、それで全権利を買い取るって形で進めるほうがうまくいく気がするのだが。
  • やっぱネトランかなぁ (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年12月26日 9時40分 (#1082484)
    かつての有料OSを無料でGET!!の嘆願キャンペーン
    って感じで特集やってもらったら、なんとかなるかも。
  • by Anonymous Coward on 2006年12月26日 2時24分 (#1082416)
    IBMに特許やライセンスの料金込みで1000万$で売ってください、と持ちかければ売ってくれるかもしれない
    • この手の活動主旨は「ただでよこせ」です。
      お金も、オープンソースからの貢献も何も最初から出ていないのがその証しです。
      • ユーザ「オープンソースにしてけれ」
        IBM「おk」 or 「じゃ~万ドルで」 or 「無理」

        でいいじゃん。
        金のことはIBMが言うべき。
        その辺はIBMの権利なんだしさ。
  • by Anonymous Coward on 2006年12月26日 9時37分 (#1082482)
    下手に殺すよりは、誰かが使ってくれるかもしれませんし、
    あまりにも古いPCの延命に使えそうな気がするけど

    #オフトピ:公取曰く来年4月からWindowsとMS-officeの抱合せ販売ができなくなるらしい。値段見たら即死ですね。
    #確実にオープンソース系に風が吹いてる感じですけどどうなるんでしょうね ワクワク
    • あまりにも古いPCを延命することが一概にいいとはいえないですよ。
      むしろメンテナンスにおいて現行のPCより余計にコストがかかることもある。
      PCはよくて10年も使えば消耗部品が故障するものだから
      そろそろ前世紀のPCは保守がつらくなってきているんじゃないですかね。
      延命できるようなスキルのある人自身は新しいPCを使うだけの
      財力があるだろうし、そうでない人にとっては「まだ使えるから!」とか
      言われて、何かWindowsに似てないこともないけどよく分からないシステムを
      古いPCに入れて押し付けられても困るでしょう。

      「WindowsとOfficeの抱き合わせ」ができなくなることが
      自体は代替となるOSSへの追い風にはなりえますが、
      その代替OSSを普及させるための体制はいまだに全くといって
      いいほど整っていないので、追い風を利用できるのは
      かなり限定された状況になるでしょう。
      例えばOfficeの代替となりうるとすればOOoですが、
      技術的にはOOoはOfficeとほぼ同等になってはいるでしょうが、
      社会的にOfficeを置き換えるだけの準備は全くありません。
      そもそも値段が即死モノなら、旧バージョンのOfficeが引き続き
      使われるだけでしょうしね。
      親コメント
    • これ [nikkei.co.jp]によると「来春の新指針(ガイドライン)導入をめざす。」となっているので、具体的には何も決まっていない模様。
      --
      羊の皮を被った山羊
      親コメント
    • > #オフトピ:公取曰く来年4月からWindowsとMS-officeの抱合せ販売が
      > できなくなるらしい。

      マジですか?
      ソースを教えてくれませんか。
  • by Anonymous Coward on 2006年12月26日 10時21分 (#1082508)

    1年前の出荷終了のストーリー [srad.jp]で出た#855441 [srad.jp]がすべて。サポートを終了するプロダクトに対して、営利企業がこれ以上追加費用を投入するとは思えない。

    どうせなら「VMwareにOS/2をサポートしてくれ」と嘆願する方がまだ現実的だと思う。

    # Ver2か3の頃にOS/2対応の非公式パッチがあったはずだけど、
    # その後も結局サポートされず終い<VMware

    • by Anonymous Coward on 2006年12月26日 17時18分 (#1082745)
      ># Ver2か3の頃にOS/2対応の非公式パッチがあったはずだけど、
      ># その後も結局サポートされず終い<VMware

      公式には非サポートですが、エディタで .vmx を開いて
      guestOS = "os2experimental"
      で Ver 4に限っては動作します。(最新の VMware WS 5.5や6βでも)
      Ver3はConnectはインストールに失敗しますがwithout WIN-OS2パッ
      ケージはインストールでき動作しました。
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    • by masakun (31656) on 2006年12月26日 13時58分 (#1082630) 日記
      >1年前の出荷終了のストーリーで出た#855441がすべて。サポートを終了するプロダクトに対して、
      >営利企業がこれ以上追加費用を投入するとは思えない。

      #855441 はタレコミで引用させてもらったのですが、追加費用を投入するみたいな話はどこに出ていましたか?
      「つか、WPSみたいのホスイ>>悪魔だろうがペンギンだろうがゲイツ様でもいいので(w」というところは共通項かも
      しれませんが(^0^;

      それからOS/2がゲストOSとして公式にサポートされているものにMicrosoft Virtual PC 2004 [microsoft.com]や
      Parallels Workstation 2.2 [parallels.com]がすでにあるのですけど、なぜVMwareにも嘆願しなきゃ
      ならんのでしょう?
      親コメント
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