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HRP-2、メイドロボに転身? 21

ストーリー by mhatta
ガンタンク? 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

1月10日、エプロンを着たHRP-2による家事のデモが披露された。これは、21世紀COEプログラムの一環である、実世界情報システムプロジェクトの最終成果デモンストレーションにて公開されたものだ。なお、HRP-2以外の研究成果の紹介を含め、多くの動画をRobotWatchの記事で見ることができる。

このデモでは、2体のHRP-2が登場している。一台は通常型だが、もう一台は下半身が見慣れない台車に変更されている。このバージョンは、開発元の東大稲葉研究室のWebページでも公開されていないので、完成したばかりのものだろうか? なお、2台とも特注(?)のエプロンと手袋、そして通常と異なるカメラを装備しているようだ。

デモの詳細はRobotWatchの記事に譲るとして、皆さんはこのデモを見てどのように感じただろうか? 現実が俺様の夢にまた一歩近づいた!と思っている方もいるだろうし(どんな夢かはともかく)、あるいは、ちんたらした動きにまだ未来は遠いと感じただろうか。(つづく)

個人的には、このようなロボットの家庭への進出を阻む壁は、その安全性にあると思う。 一足先に家庭やスーパーなどに進出した三菱重工のwakamaruや富士通のenonなどは、腕の力を弱くするなど、安全性を高めるために苦労しているようだ。 そもそもヒューマノイドは本質的に不安定(電源が落ちると床に倒れこんでしまう)な上、家事ができるほどの力があれば、人に怪我をさせてしまうこともあるだろう。 HRP-2の場合は動作中には近づかないという取り決めになっているようだ。

ともあれ、HRP-2シリーズが今後どのように発展していくのかはとても楽しみだ。新型のHRP-3の登場も間近ということで、ロボットファン諸氏は注目してほしい。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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