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14603 story

大日本印刷「宇宙日本食向けの包装材」を開発 5

ストーリー by yosuke
なんか普通に便利そう 部門より

naocha 曰く、

nikkei BPnetの記事によれば、大日本印刷は、国内初となる宇宙日本食向けの包装材を開発し、2007年度から宇宙日本食開発を希望する食品メーカーに包装材のサンプル出荷を開始すると発表した(ニュースリリース)。
宇宙日本食宇宙航空研究開発機構(JAXA)で、2007年度から3回に分けてスペースシャトルで打ち上げ予定のISS実験棟「きぼう」組み立てミッションから利用する見通しである。なお、大日本印刷はJAXAが指定した唯一の包装材メーカーで、2002年から宇宙日本食の開発に参加しているとのこと。
今回開発された宇宙日本食向け包装材は、フリーズドライされた食品用となっており、食品は水またはお湯で戻すことにより調理される。この包装材は中身が見える透明な袋に、飲み口と、中身の食品を調理するための水またはお湯の注入口が、それぞれ取り付けられた構造となっており、袋部分は、強度が高く、気圧変化にも耐えうる構造で、ガセット形状であるため、容積効率が高くなっているなどの特長がある。

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  • by greentea (17971) on 2007年02月11日 4時15分 (#1108027) 日記
    ニュースリリース見ましたが、従来品よりも日本食に特化している点はどこなのでしょうか。

    汁物なら日本食じゃなくても使えそうですし、今までに汁物用の宇宙食容器があったなら、
    それに日本食も入りそうなきがするのですが。
    --
    1を聞いて0を知れ!
  • 空目 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2007年02月10日 11時33分 (#1107585)
    ガジェット形状と空目した

    ガセット形状=折り目が入った形状
  • 日経BP社の記事 [nikkeibp.co.jp]を見ていると、色々と工夫がしてあって、パテントもJAXAとDNPで色々握っているのかな…とか思ったりもします。

    低重力環境に特化した物で、あくまでもJAXAとの共同開発品なのでメーカが一社でも仕方ないのかもしれませんが、将来の需要を考えれば(現在の各国の経済状況と当面の見通し要素を考えると多分、2010年代の宇宙開発はEU及びロシアと中国に中心軸が移ると思います…中国は不安定要因が多すぎるのでどうなるかわかりませんが、EUは堅実だろうし、ロシアは石油などで経済的に好調なのを背景に軍備の更新を一気にやる(2/9の記述参照。'07年3月にはアーカイブに行くと思います) [kamiura.com]ようだし、石油や天然ガスなどの天然資源もまだまだ売りつづけられる状況でしょうから、それに乗っかる形で航空宇宙分野で、不安定要因が大きくなりつつあるアメリカを一気に追い抜いてしまう可能性は十分有り得ると思う。これから10年間〜20年間程度の期間のレンジでの考えですが。)派生品とか互換品とか出せれば(で、ISS規格のみならず有人機を既に開発している各国の規格の物を作れば)結構市場は出来てくると思うのですが
    …官民共同だと難しいかな…(;´Д`)
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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