QueenギタリストBrian Mayによる太陽のステレオ写真 28
ストーリー by yosuke
オープンソース天文学の一環? 部門より
オープンソース天文学の一環? 部門より
Queenのギタリストにして名誉理学博士、王立天文学会会員であり大英帝国勲章(CBE)をもつ Brian May のブログの3月16日のエントリーに太陽のステレオ写真が載っている。NASAのSTEREOのプレス発表動画をもとに、Brian自身がステレオ写真に仕立てたらしい。本人曰く「おそらく史上初」の紫外線太陽立体像は大迫力。本当に球に見える太陽からコロナが噴出している様子がはっきり見える。同じエントリー内のこちらの写真では、月食の月が太陽の前に浮いている。
NASAのSTEREOは実際に2機の衛星によって太陽を立体的に観測するミッションだが、まだキャリブレーション中であり、リリース中の動画はSTEREO-B単体で撮ったもの。ただ、Brian Mayは「フレーム間に(月が動く|太陽が自転する)」ことを「2つの視点を手に入れる」こととほぼ同一と看做し、ステレオ立体視画像に仕立てている。なお、個人的にステレオ立体視が苦手なので、どの程度の迫力なのかは未確認…。
高校生のときにこのように生きたいと思った・・・ (スコア:3, 興味深い)
宇宙工学専攻
名誉理学博士
王立天文学会会員
大英帝国勲章(CBE)
ギターは16際の頃から暖炉木材で自作
天体写真も巧い
・・・凄いです。
外国人だからしっくり来ない人は、このことがアルフィーの
高見沢さんのことだと思えば偉大さが骨身に染みます。
Re:高校生のときにこのように生きたいと思った・・・ (スコア:1)
とっくに「Queenのギタリスト」ではあるめえと思ってたら…
ポールロジャースがvo.のQueenってまだ続いてたのか。
もうしらねーよ、的な状態になってからが長いDeep Purpleといい
恩師のレスポール売っ払ってしかもデブったゲイリームーアといい
英国おじいちゃんHRバンドたちの現状見てなお
「このように生きたい」と思えるか、微妙なところ。
そのうちベンチャーズよろしく日本地方都市ドサ回りでもおっぱじめるんちゃうかと…
#/.的には完全にオフトピだな
その他には (スコア:1, 参考になる)
音響工学で博士号取得
な寺内タケシ [teraon.co.jp]という人がいますなあ。
(しかし博士論文が「ナチス・ドイツの音波拷問テクニック」ってのがアレゲだ)
Re:その他には (スコア:0)
Re:高校生のときにこのように生きたいと思った・・・ (スコア:0)
って言うかエゲレスの芸能関係ってえらくとんでもねぇ連中がいるよね(w
Re:高校生のときにこのように生きたいと思った・・・ (スコア:0)
Re:高校生のときにこのように生きたいと思った・・・ (スコア:0)
> 高見沢さんのことだと思えば偉大さが骨身に染みます。
ここはボヘミアンラプソディのような国歌級の歌を持つ人ということで、
谷村新司に一票を投じたい。
Re:高校生のときにこのように生きたいと思った・・・ (スコア:1, 参考になる)
これも国家級、というか世界規模です。
Re:高校生のときにこのように生きたいと思った・・・ (スコア:0)
ドン引きされるだけだと思うけどね。
#とくに暖炉ギターね。ドン引きどころか、
#そもそも業界に入れないと思う。
コツ (スコア:2, 参考になる)
縮小して表示すると簡単になります。
モーションステレオ法 (スコア:1)
画像は平行法 (スコア:1)
画像を見てみましたけど、輪郭付近にかなり違和感があるため、飛び出てはいるものの、あまり「球」の形に見えません。
表面中央付近は「回転≒移動」と見なせると思いますが、そもそもそういう部分には凹凸があまり無いし…
中央に手前に飛び出すプロミネンスなんかがあれば良かったのでしょうけど…
月食の月が飛び出している方はなかなか面白かったです…
Re:画像は平行法 (スコア:3, 参考になる)
撮影時間にずれがあるため光球の模様が変化してしまっていて、脳が共通点を見いだせないために、立体感がないのではないかと。
Brian May氏ご自身も と仰っていますし。
と言うわけで、STEREO本稼働に期待しましょう。
Re:画像は平行法 (スコア:1, 参考になる)
すべすべの球体ではないので目が慣れるまでしばらく見てください。
確かに歪ですが、輪郭の違和感の大部分は“光球表面から噴出しているもの”に
よることに気づくはずです。
Re:画像は平行法 (スコア:0)
んで私は平行法の人なのだが、こいつはどうもうまく立体に見えないですね。
別の人も挙げてるけど対流で表面がドロドロ動いてるからイマイチってことなのでしょうね。
>月食の月が飛び出している方
考えてみたら妙な話です。
太陽がきちんと球に見えるくらいの遠近感が出るんだとしたら、
太陽半径と太陽→月の距離の比を考えれば、
月の仮想的位置は見てる人の脳天を軽く貫いて数百メートル後ろに存在することになっちゃう。
で、これ、逆に月がちょうどいい突出のしかたをして見えるんですが、
ということは太陽の球形感はかなり圧縮されてしまってるんじゃないでしょうかね?
つまりほぼ平板にしか見えない。
Re:画像は平行法 (スコア:1, 参考になる)
だから太陽に立体感がほとんどありません。
この時間差しだいで太陽との遠近感がいくらでも変わるので、
実感に合わないだけでしょう。
素直に3Dコーナー (スコア:1)
立体視が出来ない人は、L版にプリントアウトして100円ショップで虫眼鏡2つ買ってきて目の間隔
で並べつつ焦点を合わせれば出来るよ。
左右の移動距離を視差に置き換えるということは立体感があるほど時間差があるという事
でこれに科学的意味はなかろうし、じゃ感覚的に面白いかというと黒い丸が浮いてるだけで。
下でわかるのは太陽はコロナの毛玉というか・・。
(わかったこと。大学院専攻でもロック調で語ると「変な天ちゃん」にしか見えない。)
同じSTEREOのサイトでもちゃんと3Dコーナーhttp://stereo.gsfc.nasa.gov/gallery/3dimages/3dimages.shtml [nasa.gov]があるわけで素直にこっちを見れば良いかと。こっちは青赤のやつね。
Re:素直に3Dコーナー (スコア:1)
ただ、このステレオ画像公開の目的は科学的意味じゃなくて、一般の人に太陽物理学の面白さを知ってもらい、一緒に楽しんでもらおうということですね。
太陽を白色可視光でなく、紫外光(X線や水素輝線でもよいですが)で見ると、単なる球ではなくて、コロナやフレアの立体構造をもつ変動天体だということを実感してもらえるのではないでしょうか。
Brian May は、最近、宇宙の始まりから現在、将来に関する一般向けの科学解説書を共著で出版しました。
カラーの写真が多くてとても綺麗です。
Re:素直に3Dコーナー (スコア:0)
こちらの太陽画像も、時間差による3D画像では?
贅沢だ (スコア:0)
時間をずらせば近いのは作れるがフレアは無理だろう
立体で見る必要性ってどうなんだろうかと思う
ステレオ写真撮ってミソ (スコア:3, 参考になる)
PhotoShop なり Gimp なりで水平出して並べれば簡単に出来上がり。
一枚のときとはまるで異なる光景が飛びこんできますし、
撮影時には気がつかなかった様々なものが見えてくることすらあります。
視差が大きいほど派手に飛び出すと思いきや、
不自然さも際立つので最初は肩幅くらいからはじめて色々試してみるといい。
時間差による雲の流れや太陽光のゆらぎ等、なかなか完璧な作品とはならないけれど、
惜しげも無く撮り捨てることが可能なデジカメ時代、是非トライしてみてほしい。
Re:ステレオ写真撮ってミソ (スコア:0)
安価&フィルター径が52mm(旧型は49mm)なら大抵のに付くんで、興味のある人は試して見るのも良いかと。
Re:ステレオ写真撮ってミソ (スコア:1)
板状の遠近感しか出ないのはソースとなるオブジェクトが2Dで、仮想カメラから一定の距離ごとに便宜上レイヤーを仮定してその上に乗っけてるだけだから。
いわばアニメのセルを分厚くしたものに絵を描いて重ねているだけ。そりゃ、両眼で眺めたら板状の遠近感になるでしょうよ。
3Dレンダリング技術が普及する前のコンテンツだから、これを2つの視点から撮影したと仮定して、オブジェクトをずらした2つの画像を用意しているにすぎない。
#とはいえ、視差を利用するだけだとフォーカスによる遠近感が表現できないから、インチキ立体映像には違いないんだけどね。
Re:ステレオ写真撮ってミソ (スコア:0)
Re:ステレオ写真撮ってミソ (スコア:0)
「高卒程度」「春厨」などの言葉を使う貴方の幼稚さが気になりました。
Re:ステレオ写真撮ってミソ (スコア:0)
>ファミコンの飛び出せシリーズや
>X68000のファンタジーゾーンと同じですね
ちがうってば・・・
#スルー力修行中
Re:贅沢だ (スコア:1)
日本の「ひのとり」や「ようこう」では、太陽フレアの立体構造を調べるには、たまたま縁で発生したものを観測するしかなかったわけです。磁力線に閉じ込められたプラズマが加熱されて、磁力線交差部分から放出される、という現象がありありと観察され、磁力線のつなぎ替え(magnetic reconnection)という現象が太陽フレアにおいて重要な役割を果たしていることが実証されたわけです。
これを、射影でなく、立体的に観測できると実にいろいろなことが分ってくるだろうと楽しみです。