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北海道警察と愛知県警察からそれぞれ2度目の捜査資料Winny流出 84

ストーリー by mhatta
仏の顔も 部門より

Anonymous Coward 曰く、

19日の読売新聞の記事によると、稚内署刑事課の巡査長が、暴力団組員とその家族、知人約400人分の氏名、住所、犯歴などの捜査資料をWinnyネットワークに流出させたそうだ。巡査長は音楽ソフトを共有するためにWinnyを使っていたのだという。また、23日の朝日新聞の記事によると、春日井署地域課の警部補が、愛知署刑事課に勤務していた当時に作成した捜査資料(犯歴の照会書と回答書、恐喝事件の被害届など)少なくとも5人分を同じくWinnyネットワークに流出させたそうだ。警部補は仕事に使っていた私物PCを息子に譲り、息子がWinnyを使ったため流出したという。
ひとつ興味深いのは、愛知県警のケースについて朝日新聞では、「ファイルの履歴などからネットへの流出は05年8月以降とみられる」とされている点。1年半以上も経過してから発見されたということなのだろうか。
北海道警察は2004年3月にも捜査資料を流出させており、プライバシーを侵害された市民が賠償請求訴訟を起こしたものの原告敗訴が確定していた。また、愛知県警察も2005年6月に捜査資料を流出させている。
愛知県警察の警部補の息子が何を共有していたかは明らかにされていないが、北海道警察の巡査長がやっていたという音楽ソフトの共有(ダウンロードして他のWinnyユーザーにもそれを提供することは「ファイル共有」と呼ばれる)は、著作権法違反行為ではないのだろうか?

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