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15355 story

ビル・ゲイツのマネジメントスタイル 44

ストーリー by mhatta
なんだかかっこいいな 部門より

pinbou 曰く、

本家/.の記事より。ベテラン・エンジニアで小説家としても知られるTom Evslinが、かつてのマイクロソフト時代の思い出をブログで綴っている。彼は1992年から1994年にかけてマイクロソフトに在籍しており、Microsoft Exchangeなどサーバ製品の開発に従事していた。

そんなわけできみは自分の製品プランをbillg(ゲイツ)、steveb(スティーヴ・バルマー)、mikemap(マイク・メイプルズ)の前でプレゼンすることになる。Billgはたいてい目を閉じて、椅子を前後に揺すっている。寝ているのかもしれないし、何か別のことを考えているのかもしれない。あるいはきみが言っていることをすべて熱心に聞いているのかもしれない。問題は、これらすべてがあり得ることで、しかも今回がどれかはきみには分からないということだ。
もちろん、たとえきみが長い時間をかけて作ったPowerPointのスライドをbillgは見ていないと知っていても、きみは彼が熱心に聞いているかのようにプレゼンしなければならない。プレゼンの最中billgは、「こいつは私がマイクロソフトで聞いた中で一番馬鹿げたアイデアだな」とか言う。本心からそう言っているように見えるのだ。しかし、彼はその手のことを言うものだときみは事前に知っているのだから、実際に言われてもうろたえてはいけない。そもそもうろたえているように見せる余裕なんかないのだ。覚えておきたまえ、billgはいじめっ子なのである。
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  • 技あり (スコア:3, 参考になる)

    by saab9000 (31344) on 2007年05月07日 16時11分 (#1153580) ホームページ 日記
    >>たいてい目を閉じて、椅子を前後に揺すっている。
    仕事中に眠たいのを誤魔化す私の得意技です。
    停止してしまうと再起動に時間がかかる時があります‥
  • PowerPointのスライドを (スコア:3, おもしろおかしい)

    by shoji12 (14093) on 2007年05月07日 19時18分 (#1153698)
    PowerPointで作ってないじゃないか。
    そんなことでは先が思いやられるよ。
    全くどこまでVBに似せりゃ気が済むんだ。
  • きっと (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2007年05月07日 15時38分 (#1153562)
    円グラフで説明出来ると思うよ
  • by Anonymous Coward on 2007年05月07日 15時17分 (#1153556)
    初めて英語のサイトまで行って読んじまったじゃないか。
    • by ymitsu (31883) on 2007年05月08日 5時20分 (#1154048)
      僕がMicrosoftのtomevにいた時のこと、ゲイツは社員をいじめることによってごっつい管理をしていた。会話のときでさえも。ちなみにMSの人は、ゲイツには皆emailの名前で知られてた。僕が直接ゲイツにレポートすることはなかったんだけど、僕はそこにいた時に長いことマイク・メイプルズの所で働いてて、マイクがゲイツにレポートするんだ。マイクはプロダクトにすべての責任を負ってて、そしてboopの一部だった。boopってのはゲイツ+上役を代表するもので(まあモノホンの上役はそこにはそんなに長くいないけど)、スティーブとマイクがいた。重大な決定はちょいちょいboopによってなされていた。

      MSには当時1万人の社員がいたけど、かなりフラットな組織だったと思う。要するに、ゲイツにレビューする時とかboopに問題を伝える時とかに、僕だろうと別のプロダクトマネージャーだろうとにかかわらず、同じ時間を公平に持つことができるって意味だ。ゲイツにプレゼンし、そしてそれを乗り切ることは、会社における技術的な成功の鍵だった。ゲイツはやる気を沸かせるようなポジティブなフィードバックをほとんどしない。彼はアメよりも効果的なムチを使うのだ。たとえそのアメが、一時的にせよかなりの効果をもたらすほどの物だったとしても、ムチを使う。

      そんなわけできみは自分の製品プランをbillg(ゲイツ)、steveb(スティーヴ・バルマー)、mikemap(マイク・メイプルズ)の前でプレゼンするとしよう。Billgはたいてい目を閉じて、椅子を前後に揺すっている。寝ているのかもしれないし、何か別のことを考えているのかもしれない。あるいはきみが言っていることをすべて熱心に聞いているのかもしれない。問題は、これらすべてがあり得ることで、しかも今回がどれかはきみには分からないということだ。
      もちろん、たとえきみが長い時間をかけて作ったPowerPointのスライドをbillgは見ていないと知っていても、きみは彼が熱心に聞いているかのようにプレゼンしなければならない。プレゼンの最中billgは、「こいつは僕がマイクロソフトで聞いた中で一番馬鹿げたアイデアだな」とか言う。本心からそう言っているように見えるのだ。しかし、彼はその手のことを言うものだときみは事前に知っているのだから、実際に言われてもうろたえてはいけない。そもそもうろたえているように見せる余裕なんかないのだ。覚えておきたまえ、billgはいじめっ子なのである。

      「何か同意できない点はありますか、ゲイツ?」君は強引に尋ねる。ゲイツは君に答える。ユーザーインターフェイスのプランについてかも知れないし、製品の位置づけについてかも知れないし、問題点に関してあなたが取っている技術的アプローチについてかも知れないし、あなたの敵(ライバル製品だ)に関する評価についてかもしれない。君が自らのひどい過ちに気づけば(君には彼が超天才に見えているだろう)、すぐにもそれを認めて行動開始するが吉だ。もし彼が間違っていたら(…よくあることなんだ)、君は譲歩できない。もし君がすべて自らの責任で行動したのなら、「ゲイツの言うとおりにしたから間違えちゃったんだよママン」とか言っても、君はちょうど今と同じくらいに非難されるだろう。この時がMSのマネージャーにとっての決定的瞬間だ。

       君は言う。「ゲイツ、昨日10億ドル稼いだそうだね。フォーチュン誌の表紙も飾ったよね。どんなアプリケーションだろうと土日があればVBでコーディングできるくらいすげえ天才だよね多分。でも、君の言うことは間違ってるよ。」

      しかし君はなんらポジティブなフィードバックをもらえない。ゲイツは君を冷たく一瞥し、「行きたまえ」という。そしたら君はこうするんだ。出て行かず、自らの論点に関してなおも議論をふっかけるんだ。それをずっと続けるんだ。こうして、君はまた大きなテストにパスすることになる…君がまともな人物かどうかのね。

      このテストにおいて、烈火の勢いでゲイツにのたまった人もいた。ゲイツがMSで何をしてるかってのは、実際こういうことなんだ。彼ほどの天才なら、人がプレゼンしてる内容の真否を理解するのに時間はさほど必要ない(論理があからさまに混乱してる場合を除いて)。だからわれわれをテストしたのだ。君は、自分が何かテストされてそうだと気づいた時から、自分が何をしてるか・何をプレゼンしてるかについて長い目で、激しく、考えに考えた。君は何が起ころうともタフにハッタリを効かることが必要だった。そして君は後日、今までの二倍働いて、プレゼンしたハッタリを確実なものにして確実にパスするようにした。

      このアプローチには二つの問題点がある。ひとつは、いじめっ子ゲイツたんに立ち向かう際、繊細で紳士的な人(賢い人の中にはそういう人も多いと思うけど)が胃痛とか病気になったりするということだ。MSは貢献者になり得たにもかかわらず、このような熱気に耐えられなかった人を何人も失っている。もうひとつの問題点は、下々の者がこのようなゲイツの態度を見習ってしまうということだ。新卒採用者が「無作法な経営者になれば俺もゲイツのように天才で金持ちになれるんじゃね?」とか考えてしまったりすることほど馬鹿げたことはない。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        ×僕がMicrosoftのtomevにいた時
        ○僕がMicrosoftのtomevだった時
        tomevとかbillgってのはメアドの名前か。
  • by superfox (31908) on 2007年05月07日 15時59分 (#1153570)
    > 1992年から1994年にかけてマイクロソフトに在籍

    この頃はまだ PowerPoint は無かったと思うんだ。

    # っていう突っ込みが元ネタにあったんだ。
  • Billg is a bully. (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2007年05月07日 15時59分 (#1153572)
    > 覚えておきたまえ、billgはいじめっ子なのである。

    ...; remember: he's a bully. を洒落っ気を出して訳すと

    「ビル・ゲイツはいびる奴なんだよ。」とか
    「ビル・ゲイツは威張り(a bully)なんだよ。」とか になるだろうか

    --
    いびる=いじめる がbookshelfの新明解国語辞典に載ってたので通じない方言ではなかったと初めて知った…
  • by Anonymous Coward on 2007年05月07日 15時14分 (#1153555)
    モヒカン族、と。
  • by Anonymous Coward on 2007年05月07日 16時02分 (#1153574)
    ある意味安心した。 BASICの時代じゃなくなってもビルがマイクロソフトの製品作りにコミットしていたとは。
    • by Anonymous Coward
      いや、responsibility はあるかもしれないが、コミットしていたかどうかは…。
      「コメントは」していたようですが。
  • by Anonymous Coward on 2007年05月07日 17時28分 (#1153639)
    こういうバトル的プレゼンってかっこいいよね。
    大人の真剣勝負って感じで。
    • by Anonymous Coward on 2007年05月07日 17時41分 (#1153648)
      ゆうしゃのこうげき!
      ゆうしゃはプレゼンをとなえた
      しかしbillgにはとどかなかった

      てきのこうげき!
      billgはねむっている
      stevebはおどっている
      mikemapはようすをうかがっている
      親コメント
    • by miishika (12648) on 2007年05月07日 19時11分 (#1153693) 日記
      日本IBMがThinkPadを作ろうとして、本国にお伺いをたてに行った時、
      プレゼンテーションに使うOHPの一枚目に、赤で「×」を書かれたと
      いう話を聞いたことがあります。「真剣勝負」というより「赤子の
      手をひねる」と言った方があてはまっていますが。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年05月07日 20時23分 (#1153719)
    はじめてのBillGレビューのこと - The Joel on Software Translation Project [joelonsoftware.com]
    Excel Basicの話です。/.Jでも過去に紹介された記事です。

    ちなみに原文はMy First BillG Review) [joelonsoftware.com]。
  • うちあわせは喫茶店が基本じゃん?
    誰だろう、紙芝居なんか流行らせたのは。アホくさ。

    これってゲイツさんのマネジメントスタイルじゃなくて、リスニングスタイルの話でしょ?
  • by Anonymous Coward on 2007年05月07日 22時16分 (#1153804)
    でこのいじめっ子は実質もう居ないわけですよね。
    「いじめっ子隠居ばんざーい」って声はあったんでしょうか。
    そこが天才いじめっこってどうだったのよ?ってことでしょ。
    MSにとって居た方がよかったのか居なくなってよかったのか。
  • by Anonymous Coward on 2007年05月08日 8時07分 (#1154073)
    ネタ元のブログでも触れられてるけど、この手の手法の欠点は
    優秀な人が嫌気さして出てっちゃう可能性があることだよね。
    駄目駄目な人をふるい落とすのには有効だろうけどさ。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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