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15425 story

テラヘルツ波で古典絵画の顔料を識別 21

ストーリー by kazekiri
光と電波の間 部門より

hagerin5 曰く、

情報通信研究機構と東北大学大学院農学研究科が、 古典顔料を中心に絵画や彩色彫刻の顔料、および展色材のテラヘルツ分光を行い、それらの100種類以上のテラヘルツ波スペクトルを取得 し、データベースの構築に着手したという発表をしている。テラヘルツ波は、光と電波の中間に位置する電磁波で、テラヘルツ波を用いた分光は分子そのものの性質を反映するため、X線や赤外線などの分光技術と比べ、物質固有の情報が得られやすいと期待されているとのこと。今回の発表では、古典絵画の顔料を見分けることで修復履歴を非破壊で把握する例が出されてるが、結構幅広い応用ができそうな気がする。

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  • サイエンスZERO (スコア:3, 参考になる)

    by little( (31297) on 2007年05月15日 17時23分 (#1157425) ホームページ 日記
    まだ「眞鍋かをり」だった頃のサイエンスZEROでやってました。
    驚きの透視パワー 不思議の波テラヘルツ [nhk.or.jp]


    これまで、テラヘルツ波を発する装置の開発が難しく利用が進んでいなかったが、 1990年代に、ある光を半導体などの物質に当てて、テラヘルツ波を発生させる新技術が登場し、テラヘルツ波の産業応用を目指す研究がはじまった。


    だそうです。
  • by Lurch (10536) on 2007年05月15日 13時07分 (#1157304)
    反射ではなくて透かして見るんですかね
    石に描かれた最近話題の高松塚の絵には使えないのかな......
    --

    ------------
    惑星ケイロンまであと何マイル?
  • 全然違った (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2007年05月15日 13時13分 (#1157309)
    テラワロスと空目したorz
  • 違和感 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2007年05月15日 14時07分 (#1157345)
    >光と電波の中間に位置する電磁波
    言いたいことは分かる。「可視光と通常の電波の中間」ってことなんだろう。でも、なんか違和感。
    波長から言うとマイクロ波とかサブミリ波に属するんだろうけれど、それを「テラヘルツ波」とわざわざ言う意味は何だろう?
    • Re:違和感 (スコア:5, 参考になる)

      by pee-wee (29602) on 2007年05月15日 14時46分 (#1157368)
       実際の所は普通の電磁波と少し違います。

       普通、電波とか光とか言うと、連続的な光を思い浮かべます。そう言う意味で
      は、マイクロ波とかサブミリ波になるのでしょう。

       ところが実際、今用いられているテラヘルツ波は非線形光学現象を駆使したパ
      ルスレーザーです。パルスレーザーを使うと日常ではあまり体験できない現象が
      結構起こります。連続的な光とは違うので、マイクロ波とかサブミリ波とか、赤
      外光とかとはちょっと意味合いが変わってくるのです。

      /*
       可視光のフェムト秒レーザーで起こる非線形光学現象(SHGとかスーパーコ
      ンティニウムとか)を生でみると、レーザーの色がどんどん変わったりしていて、
      『あーなんか普通の光と違うな、すげぇ違和感』
       とかいうのを実感できたりします。
      */
      親コメント
    • Re:違和感 (スコア:5, 参考になる)

      by phason (22006) <mail@molecularscience.jp> on 2007年05月15日 15時31分 (#1157386) 日記
      >それを「テラヘルツ波」とわざわざ言う意味は何だろう?

      電波・メーザーの開発で,マイクロ波以下の波数の領域ではコヒーレント光が容易に発生できるようになりました.
      その後の各種レーザーにより,可視・紫外領域でのコヒーレント光の発生も容易になりました.
      しかしながら両者の間のテラヘルツ領域でのコヒーレント光発生がなかなかできず,そのためこの領域をわざわざ
      テラヘルツ波と呼んで開発がおこなわれてきたためです.
      ある程度の分子振動等がこの辺にあるので,実際に利用価値もある(かもしれない)領域でもあります.

      #同様の発生させにくい領域の光の研究としては,極端紫外レーザーとかX線レーザーなどの短い方もあります.
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        > #同様の発生させにくい領域の光の研究としては,**極端紫外**レーザーとか....

        テラヘルツ波は、極端赤外線って言えるかも?

    • Re:違和感 (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2007年05月15日 14時20分 (#1157352)
      電波の側から見たら、サブミリ波とどう違うんだって話になるだろうけど、
      光の側から見たら、遠赤外光とどう違うんだって話になるかもしれない。
      実際には重なるけど、そのへんを総称するような名称を作ったってことかもね。

      マイクロ波、ミリ波、テラヘルツ光の関係はこんなイメージらしいです [riken.jp]。
      親コメント
    • by the.ACount (31144) on 2007年05月15日 15時09分 (#1157375)
      発生させる方法が今までと違うからじゃないですかね。
      半導体素子にレーザーを照射して電流振動を起こすというのは、サブミリ波の発振器とも遠赤外線の光源とも違って簡単に出せるのが売りとか。
      --
      the.ACount
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      波長で語るときと、周波数で語るときの違いも気になります。
      波長が短くなると、周波数に代えるのだろうか…(?_?)
  • テラヘルツという用語は、"国際電気通信条約無線規則"にはない。
    (身近な資料としては、理科年表に概略が載っている)
    業界用語か?
  • 3年前の分析展でテラヘルツ分光分析器の紹介をしていましたね。

    http://www.tochigi-nikon.co.jp/products/terahertz/index.htm

    今はどこまで進んでいるのだろう?
    値段を聞いたら、数億円って言われた記憶がありますσ(^◇^;)
typodupeerror

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