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GPLv3の最終草案が公開 29

ストーリー by GetSet
いよいよか、まだまだか 部門より

JonMoo 曰く、

ITProの記事によれば、 とうとうGPLv3の最終草案が公開 されたとのことである。
記事に第3版からの変更点が書かれているが、 それによれば、Apache 2.0のライセンスと互換となったこと、 ソフトウエアの個人的改変やデータセンターでの利用に関する条件を明確化、 米国の消費者保護規則に関する部分を明快な基準に変更と いった点である。また、3月28日以降に差別的な特許契約条件を結んだ ディストリビュータは、GPLv3にもとづくソフトウエア配布を行えない 可能性があるとのことだ。
このままいけば6月29日に正式版を発行とのことだが、この長かった 策定プロセスもやっと終わりを向かえつつある。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2007年06月02日 9時50分 (#1166756)
    ってのがひっかかりますなぁ。

    でもまずは各国のローカライズされたライセンス文書を用意するのが先だと思うけど。
    参考訳ではなくて。

    ネイティブdえない場合誤った解釈をする可能性が高いわけで。
    • Re:Apacheライセンス互換 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by oldwave (20436) on 2007年06月02日 10時17分 (#1166764) ホームページ 日記

      オフィシャルな各国語版をリリースする労力/費用が効果に見合うかどうか、個人的には疑問ですね。

      各国の法律はそれぞれに異なるので、単なる翻訳では済まず、各国の法律に合わせた修正をしないといけないですよね。その修正が妥当かどうか公開の場で議論し、その議論の経過をFSFに理解できるように英語でレポートし続ける必要もあるでしょう。FSF側にも各国の事情を正しく理解してもらう必要もありますし、そこに変なバイアスがかからないようにするのも大変そうです。

      そこまでするなら、日本FSFみたいな組織を作り、日本FSF版のGPLを作って、日本発のフリーソフトウェアは日本FSF版GPLと本家FSF版GPLのダブルライセンスでリリースするようにするとかが良さそうな気がします。(それはそれで別種のどろどろした問題を生みそうですが。。)

      だから「参考訳」に留めておく方が結局無理がないように思います。

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      • 各国化 (スコア:2, 参考になる)

        by fiercewinds (22740) on 2007年06月02日 11時41分 (#1166795) 日記
        真面目にローカライズしているクリエイティブ・コモンズという例もあるわけだしね。

        FSFも頑張って対応して貰いたいな。
        親コメント
      • 参考訳にしたところでその国の法律に従わなければなりません。
        また、訳がないからこそ問い合わせなどが増えたりするわけで。

        ドキュメントを作るのは手間をなくすため、というのがわからないとは思えないのですがね。

        つまり、今まで灰色のまま利用してきただけですね。
      • これ、GPLに限った話じゃありませんが、そのほかのライセンスはどうやってきたのでしょう?
        • by Anonymous Coward on 2007年06月03日 6時39分 (#1167094)
          GPLほど長大な文言や微妙な概念(伝染条項とか)を持ってるライセンスは滅多に無いから、
          現地の法律との突合せのチェックもそんなに困難ではない、ということでは?

          あとGPLほど著名&普及してなければ、「法律に合わないの?じゃイラネ」で済ましても実害(の総量)は多くないだろう。
          つまり検証そのものをしてもらえる機会が少ない。
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        • by saitoh (10803) on 2007年06月03日 21時57分 (#1167282)
          たとえば,ソフトウェアじゃないけど,The Open GroupのUNIX(R)の使用に関するライセンスだと,
          • ライセンス条件は英語版に従う
          • 揉めたら英国の裁判所で解決する
          なんて契約になってたと.
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  • by Anonymous Coward on 2007年06月02日 12時18分 (#1166820)
    GPLv4では、ライセンス自体を機械実行可能な形式でお願いします。
  • by Anonymous Coward on 2007年06月02日 15時28分 (#1166912)
    > 終わりを向かえつつある。
    終わりを「迎え」つつある、ですね。
    • 終わり「に」向かいつつある、かもよ。
      • GPLv3を使う人がどれだけいるんでしょうかね。
        こんな不自由なライセンスを好き好んで使うのは、無償ソフト大好き!なミーハーか、GNU儲くらいでしょう。
        • 世間には,RELASE NOTESも読まずに「新しいバージョン」=「バグフィックスされたり新機能が入ってて,古いバージョンより良いに違いない」と盲目的に信じてる人ってけっこういますからねぇ.

          …というのは半分は冗談としても,もし「v3は害悪だからv2を使うべし」みたいなv3に対してネガティブな論調が広がるようなことでもあれば話は別ですが,おそらく「オレはv3嫌いだからv2のままでいくよ.皆がどうするかは知らんけどね」みたいな反応が多そうな気がするので,ジワジワとv3の感染が広がっていくんじゃないでしょうか.
        • >こんな不自由

          そこでApacheライセンス互換(という釣り餌をつけたの)ですよ!

          それにしても、ほんとどうやってんだろ?
          互換といっても相互互換じゃなく片道切符だとか?
          • by Yoh2 (6924) <yoh2@d2.dion.ne.jp> on 2007年06月03日 13時41分 (#1167141) 日記
            GPLの「互換」はもともと片道切符ですよ。
            例えば、宣伝条項なしのBSDライセンスはGPL互換と言われていますが、
            ○ BSDライセンス→GPL
            × GPL→BSDライセンス
            ですし。
            で、宣伝条項ありのBSDライセンスは、宣伝条項が引っかかってGPLで配布し直せないから、GPL非互換、と。

            ライセンスの矛盾状況 [gnu.org]を見たところ、Apacheライセンス2.0はGPL2とも非互換みたいですね。

            Apache ソフトウェアライセンスがGPLと矛盾するのは、GPLが要求しない特定の必要条件を課すからです。その必要条件とは、GPLには無い特許終了に関する主張です (私たちは、このような特許終了に関する主張が本質的に良くないものだとは思いませんが、いずれにせよこれらはGNU GPLとは矛盾します)。

            だそうで。
            詳しくは調べていないのですが、GPL3では特許条項が含まれるので、そこをうまいこと調整してApacheライセンスからの移行を可能としたのでしょう。
            --
            巧妙に潜伏したバグは心霊現象と区別が付かない。
            親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年06月03日 19時48分 (#1167204)
    GPLって何人たりとも使用の制限を受けず、またソースに対するアクセスを保証される
    (アクセスを保証品しなければいけない?)ものだと思っていたんですが、

    >差別的な特許契約条件を結んだ ディストリビュータは、GPLv3にもとづくソフトウエア配布を行えない

    ってのはそもそもの理念と相容れるものなのでしょうか?

    #nihonLinux のライセンスが頭をよぎる・・・
  • by Anonymous Coward on 2007年06月05日 7時54分 (#1168101)
    Cnetの記事 [cnet.com]を読んでいて、GPL3Draft4のリリースノート [fsf.org]に
    Novell is not prohibited from distributing this software because the patent protection they arranged with Microsoft last November can be turned against Microsoft to the community's benefit.
    とあるのを見つけた。
    Draft4の変更点(PDFファイル) [fsf.org]に
    Unfortunately for Microsoft, those coupons bear no expiration date, and paragraph 6 has no cut-off date.
    とあるほか、Richard Stallman の談話 [fsf.org]にも
    Microsoft made a few mistakes in the Novell-Microsoft deal, and GPLv3 is designed to turn them against Microsoft, extending that limited patent protection to the whole community.
    とあり、どうやら「GPL下での利用を許諾されたということは、他人に配布することも認められたということ」「配布を正当に許可された人が配布したものは、正当に利用できる」といった理屈を元に、それを明文化しようということらしい。
    GPLは「強力な」ライセンスだと言われるが、Stallman の「they don't get a “next time”」という発言が、その強力さを象徴しているような気がする。
    --
    Linuxユーザ全員がMSから特許訴訟されないことが保証されるなら、インパクトあると思ったんだけどなぁ。
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