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16063 story

Red Hatが一般向けデスクトップLinuxに参入 37

ストーリー by mhatta
死屍累々 部門より

pinbou 曰く、

本家/.の記事より。従来はサーバ市場に注力していたRed Hatが、一般向けデスクトップLinuxの分野に本格参入するようだ。Reutersの記事によれば、デスクトップ用途やラップトップでの利用を見込んでビデオ再生などメディア対応を強化した「Global Desktop Linux」を9月にリリースすると言う。5月にインテルと共同でデスクトップLinuxを開発していると発表した際には8月リリースとのことだったが、1ヵ月遅れとなるようだ。基本的には開発途上国がターゲットで、Windows、あるいはUbuntuを主要な競争相手と想定しているらしい。1年間のセキュリティアップデート権が付く。価格は不明。

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  • by Anonymous Coward on 2007年08月05日 7時19分 (#1201028)
    1年間のセキュリティアップデート権が付く。
    ということは一年後からはアップデートできないの? そんな馬鹿な。
    • by Tatenon (20311) on 2007年08月05日 9時47分 (#1201068) 日記
      毎年お布施を払いなさいってことでしょ。

      # 1000円/年程度なら考えてやらんでもないな。
      親コメント
    •  思うに、Red Hat Linuxのサブスクリプション(アップデートパッチ提供+テクニカルサポート)って、
      10万円/年位費用が掛かる [redhat.co.jp](リンク先pdf)わけで
      WindowsのServer製品よりコストが必要なのですよ。
       5年使うと50万円なり。テクニカルサポートが付いているから割高と断言は
      出来ませんが、サブスクリプションのみの版も欲しい所。

       私個人としては、Linux応援したいのですが、企業導入を考えると、うーん意外に
      高いな、と感じます。
      親コメント
      • by annoymouse coward (11178) on 2007年08月05日 13時20分 (#1201140) 日記
        良く誤解している人がいますが,アップデートパッチのソースコードは無償で配布されていますよ.

        パッチは src.rpm 形式なので, rpmbuild コマンドを使えば 簡単にビルドできます.

        セキュリティホールさえ防げればよい,サポートは不要ということであれば,これで十分だと思います.
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          Red Hat Network のようなオンライン展開機能が使えないとなると、パッチの確認・適用が全て手動ですよ。
          デスクトップ用途にはかなり厳しいんじゃないでしょうか。
          • 誰かがソースからmakeしてrpmパッケージを用意してくれて
            Global Desktop Linux用のyumが出てくると推測する。
        • ヘビーユーザをターゲットにするならば、それでも構わないと思いますが
          素人にはオススメできないような状態では参入する意味が無いような…。

      • by Anonymous Coward
        >サブスクリプションのみの版も欲しい所。
        ならCentOSでいいじゃないですか?

        なんか勘違いしてる輩が多すぎですな。特にビジネスで
        何も考えずRHEL入れてるところ。
      • コンパイラにバグがあってもアプリケーションのコードが悪いと言い張るようなサポートレベルですから、それはそれは高くてお高い。
    • 1年間のセキュリティアップデート権が付く。
      ということは一年後からはアップデートできないの? そんな馬鹿な。

      自前でパッケージを作るなりして色々やればたぶん可能だとは思います。
      ですが、少なくともWindows(条件甘くして+アンチウィルス)の1/5以下の価格じゃないと勝負にもならないでしょうね。
      MSはなんだかんだでセキュリティパッチのサポート期間がとても長いですから・・・
      ビジネス系は10年間セキュリティパッチが出るもんなぁ(==;

      ちなみに、Vista Home Basicで25,800円、その1/5だと5~6,000円。
    • 現れるであろうクローンと有償サポートで差別化、ユーザを牽引できるかが課題だと思います
      サポートはどこかに負担が必要という認識を、ホームユーザに理解してもらうのは難しい気がします。

      Windowsプレインストール機だって、それが本体価格に含まれているという認識も併せて、ですが。

      #デスクトップLinuxの普及で起動やスリープ周りの高速化の更なる発展を期待したいところ
    • 通常のアップデートはなし?
      そんな馬鹿な
  • by Anonymous Coward on 2007年08月05日 6時57分 (#1201024)
    参入って言うけど、昔もデスクトップ向けに作ってましたよね。再参入ってのが正しい表現かと。

    現状、大手のバックアップがついているのはopenSUSEだけなので、よいことだとおもいます。ただ、発展途上国向けなのが気になります。Linuxである以上、どこでも通用するのがメリットですから。

    • by Anonymous Coward on 2007年08月05日 7時29分 (#1201032)
      何度目の正直なんだろう
      しかし途上国をナメすぎてる?
      親コメント
    • なんか最近Linux界隈、迷走していません?
      元気が無いっていうか、勢いが衰えてきた感じがするんですが…
      • by Anonymous Coward on 2007年08月05日 10時40分 (#1201086)
        Red Hat的には近年Linuxデスクトップ分野で元気のよいUbuntuの台頭を無視できなくなってきたということなんでしょう。

        もしUbuntuがRPMベースのディストリビューションであればRed Hatもあまり心配しなかったのかもしれませんが(UbuntuはDebianのdebベース)、最近のDELLのLinuxプレインストールモデルでも選ばれたのはUbuntuだったり、今後「初めて使ったLinuxはUbuntu」というユーザのすそ野が拡大&ブランドイメージが浸透していくと、ゆくゆくは現在Red Hatが特化している利益率の高いサーバ分野を侵食されかねないという懸念からデスクトップ再参入の道を選んだのではないかという気がします。

        メディア対応に関して言えば、既にUbuntuも外部パッケージを追加で入れれば大抵のものは再生できるようになってはいますが、Red Hatがそれらをout-of-the-boxでサポートするのであれば一定の需要はあるとは思います。ただUbuntuは最近Linux雑誌のCD-ROMにも収録されていたりするので、Red Hatが価格をいくらにしてくるかもカギになりそうですが。

        ちなみにマイクロソフトにしてみれば、Windows Mediaのライセンスを盾にRed HatにNovellやLinspireと同様の"特許"契約を迫るためのいい材料でしょう。ただGPLv3が正式版になり、SambaがGPLv3に移行すると判明した今となってはRed Hatにとってはリスクが大きすぎる話でしょうけれど。
        親コメント
        • ubuntu 良くできてますね。Redhat が焦るのも分かる。
          今まで RHEL クローンや Vine 等の rpm 系しか使ってこなかったので 使うのをためらっていたのですが試しに1台を Vine から ubuntu に 移行してみました。 最初は su ができなくって(代わりに sudo command や sudo -s を 使わなければいけない)混乱したりしましたが今まではいろんな ところから拾ってくる必要のあった *.rpm や *.tar.gz の プログラムがほとんど apt-get で入ってしまいました。 動画も今のところ IE 縛りを除けば全て再生できています。 cernlib の様なちょっとマイナーなものまで apt
  • by Anonymous Coward on 2007年08月05日 14時33分 (#1201156)
    昔Blueなんちゃらとか(いうテーマ?)を作ってた気がするんですが、
    GNOMEとKDEの外見を同じようにしてKDE開発者の怒りを買っていたような。
    実際デザイン的にもたいして優れているわけじゃなくて、
    この二の舞にならなきゃ良いんですけどね。

    それと発展途上国狙いということなら
    無償のディストロに勝つのは難しいんじゃないですかね?
    どうもその辺のターゲットというかポリシーが良くわからんですな。
  • 初めて触れたLinuxがRedHatLinuxでした。
    5.0だったと思います。

    いきなりDionのISDN64の専用線とCeleron300Aなマシン渡されて
    管理者やってねと言われたのが懐かしいです。
    秋葉原でパッケージを買って入門書やネットの情報とにらめっこしながら
    勉強してなんとか管理していました。

    最近は自宅サーバ程度なのでVineLinuxを愛用するようになりました。

    デスクトップ用途は古いノートにVine入れて持ち歩いていたり
    メインマシンにパーテーション切ってWindows2000とデュアルブートにしたりしていましたが
    最近はそれも無くなりました。

    久しぶりにデスクトップ用途に入れてみようかなぁ・・・と思ってみました。
    とは言え最近はPCもあんまり触ってないなぁ・・・。
  • ブームは去った (スコア:0, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2007年08月05日 16時20分 (#1201187)
    ブームは去ったのに、こんなことしても遅いよ。 大量にいた Linux 初心者を取り込めなかった。 RedHat が有償になってからは、失望からか、 むしろアンチが増えたような気がする。 と書いたところで、誰も聞く耳を持たず。 じゃお前がやれとか、MS 叩きに一生懸命になる。 もはや安いとかタダというだけじゃ何のメリットも無い。 デスクトップに注力せずにやっていったほうが良いと思う。
  • by Anonymous Coward on 2007年08月05日 16時54分 (#1201206)
    ひとつにはGNOMEやKDEがそれなりに使える状態になってきたこと。
    Linuxブームの頃は正直クラッシュはするわ無駄に重いわフォントが汚いわで
    統合デスクトップ環境をまともに使い込んでみる気がしない状態だった。

    次にハードウェアへの対応がそれなりに進んできていること。
    サウンドカードひとつでごたごたするようなケースは格段に減っているし
    自動認識もずいぶんましになった。

    なので、本気でデスクトップ用途のLinuxを売り出すには
    あのブームの頃よりはよほど今の方が現実的になっている。仕切り直すにはいいタイミング。

    あと、「OSひとつにハードウェアのリソースを使われまくる理不尽」について
    わりと多くの人が当たり前に語るようになってきている事実。
    まだLinuxが「低スペック機でも使えるOS」だった頃、こういうことを言っても
    一般的なWindowsユーザーからは「はあ?」的な反応しか帰ってこなかった。
    まあVista効果と言っていいかも。

    ついでに「発展途上国をIT漬けにする」という行為が全世界的に大きな流れになっていること。
    かつての石油メジャーみたいなもので、見込める利鞘がそれなりにあると読んだのかも。

    「Linuxバブル」と呼ばれた時期が、あの頃でなく今来てれば
    それなりにおもしろかったかも知れないと思うことがある。
    ただし当時のユーザーが今同じ熱気でいたとしたら、の話だけど。
    2chのLinux板を見る限り「日本ではもうダメでしょ」が本音。
    発展途上国で得た新しいユーザーがどこまで濃く関わってくれるかが鍵だな。
    • by Anonymous Coward
      Linuxは無料くらいしか魅力が無いのに、
      わざわざ金出して買うなら、Windowsでいいや。
      • by Anonymous Coward on 2007年08月06日 8時15分 (#1201417)
        >Linuxは無料くらいしか魅力が無いのに、
        >わざわざ金出して買うなら、Windowsでいいや。

        これらのような「Linux = Red Hat」と思っている人々の存在こそがRed Hatのマーケティング上の勝利であり、また強みだったわけですが、このままデスクトップでのUbuntuの躍進を放置しつづけるとその強みを失いかねない、という危機感がおそらくRed Hatにはあるのでしょう。
        親コメント
    • >>Linuxブームの頃は正直クラッシュはするわ無駄に重いわフォントが汚いわで
      >>統合デスクトップ環境をまともに使い込んでみる気がしない状態だった。

      そういうきちんとチューニングされていないディストロを
      持ち上げてしまったメディアやユーザーも問題ありではないかと。
      アンチエイリアスが使用可能以前は
      デスクトップ環境に限らずきちんとチューンしないと
      和文フォントが変にリサイズされてガタガタで汚くなるのに
      それを無視してリリースした責任は重い
      (無視っていうかGUIが軽視されたかADが無能だったかのどちらかも)。

      別に信者ではないけど
      まともなTTFが無い頃から比較的Vine
  • 買ってみてもいいかな…。
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