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米AT&T、2008年以内に公衆電話事業から撤退 55

ストーリー by mhatta
完全に無くなる日は来るのかなあ 部門より

黒電話愛好家 曰く、

Open Tech Pressの記事によると、米AT&Tは現地時間の12月3日、来年2008年中に公衆電話事業から撤退すると発表した。携帯電話をはじめとした多様な通信手段の普及で、利用が減少したためという。
AT&Tによれば、1998年には全米で260万台あった公衆電話だが、現在では半数以下の100万台程度にまで落ち込んでいるらしい。AT&Tにしても、現在運営している公衆電話は13の州の公衆電話と刑務所等に設置された電話を合わせて約6万5000台に過ぎないそうだ。
日本でも公衆電話はめっきり少なくなりましたが、一つの時代が終わろうとしているのですね。

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  • スーパーマンは (スコア:3, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2007年12月05日 9時05分 (#1260514)
    どこで変身したらいいんだ
    そしてドクターフーはどこで(ry
  • 両替機 (スコア:2, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2007年12月05日 18時07分 (#1260782)
    出張でラスベガスに行った時に、現地の人間と逢うために公衆電話を使おうとした時に小銭が無く、ホテルのフロントに「電話を掛けたいから、クォーターに崩してくれ」と頼んだら、後ろのスロットマシーンを指さされました。
    良い思い出です。

    ※あっちのスロットは現ナマで入れて現ナマで帰ってきます。
  • by Anonymous Coward on 2007年12月05日 9時46分 (#1260532)
    このAT&Tの決定にNTTも追随したいでしょうね。
    公衆電話事業で黒字が出ているようには見えないですし。

    #なくなったら困る?
    #調子がいいKDDI(au)にでも頼んでみたらどうでしょう?
  • 携帯電話の基地局に有料電話を設置して公衆電話のように運用するというのはどうだろう。そうすれば、公衆電話のための回線維持コストは大幅に削減できるはず。

    で、通話料も携帯電話+手数料くらいにすれば……。
    --
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    • by NAT33 (17123) on 2007年12月05日 10時58分 (#1260559)
      つーか、海外みたいに、SIMカードで携帯電話と同じ回線を使う固定電話にすればいいんじゃないかと思ったが。

      #ま、実際にはプリペイドに極端な規制かけてる関係で出来ないでしょうがね。
      親コメント
    • by rootbear (25827) on 2007年12月05日 12時53分 (#1260605)
      基地局と交換機の間はATMとかT1とかで接続されていて、しかも交換機との間に携帯電話網独自のノードが挟まっているので、普通の電話はどうやっても繋がりません。そもそも公衆電話のコストって回線よりも硬貨の回収とかメンテナンスの費用がよっぽど多いような気がします。
      親コメント
      • べつに公衆電話のようなサービスだからと言って、回線が携帯電話用回線であっていけない理由は特にないですよね。
        あと、定期メンテナンスが必要なのは基地局だって同じはずですし、一緒にやってしまえばコスト削減にはなるんでない?
        --
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        • by rootbear (25827) on 2007年12月05日 13時59分 (#1260650)
          いくつか技術的な問題を書きます。

          携帯電話はコードレスホンなんかとは根本的に仕組みが違っていて、交換機から基地局まで普通の電話回線が引かれてるわけではありません。基地局までの回線を共有できるような特殊な電話機を開発するくらいなら、公衆電話型携帯電話を作った方がずっと安上がりでしょう。

          それから、携帯電話網の交換機はたいてい大都市にしかありません。地方都市の基地局に設置されている公衆電話があったとして、そこから同じ町に市内通話をする場合、通話はその町から大都市にある交換機まで携帯電話網を通り、そこからNTT網に出てまた同じ町に戻ってきて相手に接続されるので、その町の電話局にある交換機に直接接続されている公衆電話と比べて回線コストはずっと高くなるでしょう。
          親コメント
          • というか、そのものずばり公衆電話型携帯電話を作ればいいんじゃないの、という話です。元コメントでは「公衆電話のように運用する」と言ってるだけで、回線はもちろん電話機も携帯電話向けのシステムをそのまま使うことを想定してました。

            基地局に置けばいいとしたのは、電波状況で通話品質が左右される危険性が少ないこと、設備を共有することで設置コスト、メンテナンスコスト削減できるのではと思ったからです。
            もちろん、従来の公衆電話サービスに比べて通話料金が高くなるのはしょうがないですな。これも元コメントで「通話料も携帯電話+手数料」って話を出してます。
            どのみちコスト的に維持できないとなれば撤退か値上げしかないわけで、技術的にはそんなにありえない選択肢ではないと思います。

            #むしろ問題は、基地局が公衆電話として使える場所にあるかどうか……。
            #ビルの屋上とかに公衆電話があっても誰も使えないし。
            --
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            • 前のコメントで書いたように、既存の公衆電話の回線を携帯電話に置き換えてもコストは削減されません。設備の共有についても、都市部のビルの屋上に設置された基地局には公衆電話を設置するスペースなんてありませんし(そもそも普通の人が近づけない)、郊外の基地局は人里離れた丘の上のような不便な場所が多く需要が見込めません。

              機器のメンテナンスについては、基地局は人里離れた山の上に設置されることもあり、極力メンテナンスフリーになるように設計されています。一般人に日々使われ、時には酔っ払いや不良から虐待を受けることもある公衆電話のメンテナンスと人員を共通化するというのは無茶があります。


              というわけで、公衆電話を携帯電話網で接続したところでコストは全然下がらないわけですが、携帯電話会社があれだけ儲けてるんだから公衆電話の維持にも貢献しろ、という発想なら携帯電話型公衆電話というのもありかもしれません。
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            • >設備を共有することで設置コスト、メンテナンスコスト削減できるのではと思ったからです。

              おそらく、逆にコストは高くつくと思いますけど?
        • 基地局と公衆電話の最大の違いってのは、既に指摘されていますが、やはり、料金の回収にあると思うんですけどね。

          個人的には、自販機みたいに、設置場所毎にオーナーを決めちゃって、そいつらに管理させりゃいいじゃんと思っちゃうんですが、実際には無理があるので(現実の設置場所を考えると)、やっぱコストがかかるんですよ。かといって、コストに見合った料金回収ができるわけじゃなし。

          携帯と同じ形で回収ってのも公衆電話となると難しいでしょうし、個人情報がうんぬんと嫌がる連中も多いでしょうしねw

          ついでに言うと、ユーザーが直接操作したり稼動部品多数有りの公衆電話と、ユーザーから隔離されてるうえに稼動部品なしの基地局を同列に考えるのは無理あると思いますよ。

          #個人的には公衆電話には残っててほしいですがね。あくまで携帯使えない場合の予備として。
          親コメント
      • 列車や船に設置されてる公衆電話はドコモの携帯電話のシステムを使っていて、さらにほとんどがカード専用だったはずです。
        このようにすれば料金回収も不要なので、あとは故障時のメンテだけですむのではないでしょうか。
    • 配線工事を考えると建物のオーナーから許可貰わなきゃいけないとか、基地局が高所にあったりすると工事そのものも面倒そうで、余り期待できない気も。
      設置だけを考えると、アンテナ付いた据え置き型電話もありかと思うけど、開発費の回収とか、不特定多数からの料金システムの構築を考えると、これも敷居高かそうだし……
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年12月05日 11時09分 (#1260565)
      PHSの初期のイメージがそんなかんじでしたね。
      携帯電話の基地局というか、それよりも小型の基地局を一定間隔で電話線に取り付けて、端末は自宅にいる時はホームモードで固定電話として使用し、外出時に持ち出して公衆モードで使用する。
      公衆電話専用端末は最小限度設置すれば良いという。
      結局、そのような発想は市場に受け入れられませんでしたけど。

      公衆電話の維持コストはコインの回収と機械部分のメンテナンスにかかる費用が大部分を占めています。

      親コメント
      • つまりはウィルコムがクレジットカード決済で太陽電池駆動の公衆電話を作れば万全と

        #まぁ、別にウィルコムでなくてもいいケド。
        #手回し発電機でも置いて利用者に発電してもらう?
        --
        見たような聞いたような・・・
        itinoe
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年12月05日 12時12分 (#1260583)
        PHSの初期のイメージがそんなかんじでしたね。
        携帯電話の基地局というか、それよりも小型の基地局を一定間隔で電話線に取り付けて、端末は自宅にいる時はホームモードで固定電話として使用し、外出時に持ち出して公衆モードで使用する。
        公衆電話専用端末は最小限度設置すれば良いという。
        結局、そのような発想は市場に受け入れられませんでしたけど。
        発想が受け入れられなかった、というより、「安いケータイ」を前面に出したマーケット展開をしてしまったことが原因ではないでしょうか。PHS本来の目的である上述のような発想を、もっと消費者にアピールしていれば、状況はもう少し変わっていたかもしれません。
        親コメント
    • エントランス回線(電話機⇔交換機間の回線)を無線化した公衆電話なら既にあったはず。

      あと3G携帯の基地局密度(数㎞間隔?)ではインフラとしては心もとないと思います。せめてPHSのそれ(数百m間隔)くらいは欲しいのでは。更に緊急時を考えれば、輻輳時にも優先して通話できる機構が必要ではないかと思います。移動体通信用の周波数帯を無線アクセス用に転用すると解釈され得ることも問題かも知れませんね。

      親コメント
  • 代わりに携帯用の給電プラグを設置して欲しいです。
    充電BOXなんてのもありますが大体バッテリーを切らして困っている人はすぐに使いたいわけで、
    携帯を箱に詰めて待たなきゃならないのでは用を成しません。

    携帯の通話BOXなら店の中などで大声で通話している人の対策にも良いのではないかと思いますが。
  • 細かいつっこみで悪いが (スコア:0, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2007年12月05日 9時41分 (#1260531)
    「2008年中に」などとすべきでは?
    「以内」というのは「3年以内に」のように使う。「以内」の意味が違わない?
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級

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