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16873 story

ワイズノットが民事再生手続開始 64

ストーリー by yoosee
オープンソースの問題なのか単なるビジネスの失敗なのか 部門より

Anonymous Coward 曰く、

オープンソースサポートを用いたサービス事業のベンチャー、ワイズノットが民事再生手続きを開始したそうだ。 ITproの記事では「優秀な人材獲得のための採用コスト及び研修費の増加,事業所数の急激な増加に伴う費用やオープンソース市場における予想以上に激化した競争に対応すべく行った設備投資等の増加を収益によって吸収しきれなくなった」ことが原因としている。

私は毎年2回のオープンソースカンファレンスにて社長の講演を聴いてきたことがあるが、毎年100%を超える成長とのことで非常に経営に自信を持っていられたと思っていた。「競争が予想以上に激しくなったため」とのことだが、これはOSSサポート業界にとって良いニュースか、それとも悪いニュースであろうか。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 事業の広げすぎでは? (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2007年12月15日 23時49分 (#1266282)
    競争が予想以上に激しくなったためを理由にあげてますが、収益を考えずに事業を広げすぎたようにみえます。
    頑張っているなあと思っていたのですが残念です。
    • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 3時42分 (#1266344)
      そうですね、ワイズノットが潰れるご時世だからウチも…なんて考える人は少ない。
      よって

      >OSSサポート業界にとって良いニュースか、それとも悪いニュースであろうか。

      は、殆ど影響が無いというのが実際の所だと思いますが、
      仮に本当に純粋に「競争が予想以上に激しくなった」としても、競争が激しいのは
      活気があるという事なので歓迎出来ることだし、タレコミの元記事にもあるように

      >2007年9月にオープンソース・ソリューション事業を分社化したワイズノットソリューションテクノロジーズについては,
      >ワイズノットの民事再生手続とは関係なく,事業を継続するとしている。

      という事なので、OSSサポート事業自体は需要が裏付けられている事が解るので問題ありません。
      結局、ワイズノットに直接関係していて影響を受ける人以外、「あらそう」程度の事でしょう。
      名前は前から存じていたので、感慨深いものがあるのは事実ですが、それ以上は無いです。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 16時38分 (#1266472)
      確かに、これだけ会社を乱立させたら統制を取るだけでも大変でしょう。オープンソースビジネスとか市場動向とかじゃなくて、経営者としての力量の問題なんじゃないかい?

      WiseKnotへようこそ! http://www.wiseknot.co.jp/ [wiseknot.co.jp]
      株式会社ワイズノットソリューションテクノロジーズ http://st.wiseknot.co.jp/ [wiseknot.co.jp]
      OSRI 株式会社オープンソース総合研究所 - TOPページ http://www.osri.co.jp/ [osri.co.jp]
      オープンソース・ファーム - http://www.osfirm.co.jp/ [osfirm.co.jp]
      株式会社プロセス・マネジメント - 会社概要 http://www.pmj.co.jp/ [pmj.co.jp]
      株式会社ワイズノットヒューマンキャピタル(ここは社長が違いますね。) http://www.wiseknothc.co.jp/ [wiseknothc.co.jp]

      おまけ:
      arashi.info - あらし.いんふぉ。 - 社長ブログ http://www.arashi.info/ [arashi.info]


      それぞれの会社の Webサイトを見た感想ですが、なんかまとまりがない気がします。去年から更新されていないページもあるし。
      ただ、ワイズノットソリューションテクノロジーズについては、しっかりとまとまっています。今回の件があるので事前に優秀なコアメンバーはこちらに移しているのでは、と勘繰ってしまいます。
      親コメント
    • Re:事業の広げすぎでは? (スコア:2, すばらしい洞察)

      by miishika (12648) on 2007年12月16日 2時25分 (#1266331) 日記
      収益をあげられなかった時に「競争が予想以上に激しくなったため」と株主に説明する
      経営者に限って、部下が同じことを言うと「そんなの当たり前だろ」と返しているような
      気がします。
      親コメント
    • 頑張る方向を間違ってたんでしょう。
      • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 1時54分 (#1266327)
        オープンソースを活用して収益なんてのは幻想なんだなあ、と近頃感じてます。
        やっぱり手堅く収益を上げるような事業の回し方をしないとダメですね。
        OSSは数多のツール•手段の一つにすぎなくて、それだけを中心にして
        事業にできるなんて考えたらおしまいです。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2007年12月17日 9時53分 (#1266767)
          OSSはコスト削減にはならないということですね。

          よく目にする謳い文句に、「OSSは無料で使えるからコストが安い」
          というものと、「Windows技術者はたくさんいるが、OSS技術者は
          数が少ないので高報酬が期待できる」というもの。

          つまり、「OSS技術者は給与は高いが、労働内容はキツイ。残業
          休日出勤多数。そのため離職・転職率が極めて高い」というのと、
          「ソフトだけの導入コストは安いが、導入するための人件費、
          運用コストは高くつく」という結果になっただけですね。

          せっかくOSS技術者を育てても、優秀な者はすぐ転職していってしまうので、
          企業としては長期的に確保するのが難しくなります。
          そのために人材派遣会社に頼るのですが、派遣会社にたくさんマージンが
          取られるので技術者の給与は高く望めません。
          そのためまた離職するという悪循環。

          よく、WindowsかLinuxか、という白黒どちらかのみということが
          話題になりがちですが、実際には適材適所なんですよね。
          WindowsのActiveDirectoryでアカウント、ユーザ管理をしつつ、
          Linuxのメールサーバを連携。
          WWWサーバはApacheで運用して、データベースはMySQL。
          ファイルサーバはBSDを使ったアプライアンスマシン。
          というように。

          OSSだけしかサポートできないサービスなんて、実際の需要はほとんどありません。
          結局はWindowsもこなせないと、ダメなんです。
          周囲にも結構いるのですが、「Windowsは嫌いだから、Windowsの仕事はやりたくない」
          「Linuxがいい。Linuxにしよう」「Windowsでやると苦労しそう」という言い訳を
          する技術者。
          彼らは自分の能力を狭い殻にギュウギュウに押し込んでいて、まったくもったいない。
          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 9時06分 (#1266372)
          >OSSは数多のツール•手段の一つにすぎなくて、それだけを中心にして
          >事業にできるなんて考えたらおしまい

          xxxだけを中心にして仕事してる会社は無数にあるわけで、
          xxxでは良くてFOSSでは駄目と
          言える理由を併記してくれないと
          議論としていまいちなんだけど、どう?
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 11時51分 (#1266411)
            元ACではないですが
            我々のようにオープンソースやフリーソフトに日々触れている側だとアレですが
            直接的に触れていない人にとっては元々無料や仕様が公開されているものに対して
            お金を払うってのは頭では理解してもなんとなく抵抗があるんじゃないでしょうかね
            修理や保守の技術料のような物質以外に対価を払い渋る顧客って多いじゃないですか
            親コメント
            • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 12時06分 (#1266417)
              すると、オープンソースを「ウリ」にしなければいいのかな。
              技術的にやってることは同じだけど、
              つまり例えば基盤はFOSS限定でWinなんざ知らぬってことでもいいが、
              それを声高に唱えなければ。

              FOSSも、使ったらそのことを声高に唱える義務まであるライセンスの奴は(たしか)無いよね。
              「契約書のすみっこに小さい字で書く」のが契約というものにおいて常にOKなのならば、
              GPLものやBSDものを使って云々っていう話もまた
              契約書のすみっこでいいということになる。

              #昨今の「うちはRails使ってます」と宣伝してWebアプリを公開してる会社、の気持がわからないのでAC
              #人材募集の文脈なら納得するが、商品(無料含む)を宣伝する文脈ではどーでもいいだろそれ。
              #CMSみたいにそのイロがサイトに現れるわけでもないのに。

              技術フィードバックをFOSSコミュニティに還元するという点についても、
              「契約書のすみっこ」で行ってみましょうかね。
              親コメント
              • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 13時08分 (#1266431)
                それがいいんですが、そもそも「おぷそ使うので他より安く出来ますよ」って
                売り込むところが多いので、それだとどうにもならんw

                そもそも顧客が気にするのは費用対効果であって、おぷそ自体はどうでもいい。
                というか興味ない。
                親コメント
              • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 15時14分 (#1266458)
                > #昨今の「うちはRails使ってます」と宣伝してWebアプリを公開してる会社、の気持がわからないのでAC

                「Railsなら、探せばフリーで似たようなのあるんじゃない?」
                「あ、あったよ。 しかもこっちの方が良さそうだ」

                親コメント
              • >「Railsなら、探せばフリーで似たようなのあるんじゃない?」

                これ、Rails自体のこと?それともRailsで作ったアプリのこと?

                前者なら、
                それこそ皆がそうやって探して、
                その結果としてそれが有名になれば済むこと。
                Railsの後釜としてそいつが来るだけのこと。

                後者なら、
                Webアプリ(中身)を公開してくれる好事家の話は
                普段はともかく今回はあまり関係ない。
                得てしてプロプラな企業さまの話題なので。
  • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 0時21分 (#1266291)
    数年前に開発の仕事をお願いしたことがあります。
    当時は社員数も今の1/10以下で、社長自ら営業に打ち合わせに飛び回るような会社でした。

    最近よく名前を目にするようになり、大きくなったと思った矢先なので驚いています。
    • by flutist (16098) on 2007年12月16日 0時34分 (#1266297)
      まぁ「再生」手続きですし、まずは「業務内容うんぬんではなく、経営の仕方がまずかったんじゃ?」と言う視点で処理が進むと思います。営業規模の拡大と収益の増加のリアルタイムでのバランスの狂いが、許容範囲を超えたということでしょうか。ここでバランスをとれる経営陣が投入されれば、会社そのものは今後も成長できる可能性はあると思いますがどうでしょう?
      親コメント
  • by Fatalwedge (6623) <fatal@fuurai.org> on 2007年12月16日 0時46分 (#1266306) 日記
    フリーマガジンNEXTWISE [nextwise.jp]の発行元ですな。
    IT系フリーマガジン、しかもXOOPSなどオープンソースの記事が多いのでかなり珍しい存在と興味をそそられた矢先にこのニュースを知り残念です。
  • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 3時31分 (#1266343)
    ワイズノットの製品・サービスの価格は、5年前からあまり変わってなくて、
    5年前ならそんなもんかなと思ったけど、今じゃ通用しないプライシング。

    スペック不明の仮想サーバレンタルが、いまだに月額10万円近くだったり、
    オープンソースのインストール&設定料が100万円くらいだったりする。
    • by firewheel (31280) on 2007年12月16日 7時15分 (#1266355)
      まあ逆に言えば、儲かると思えば似たような企業が低品質低コストで次々と参入し、
      類似サービスが乱立するのが日本のお国柄。ちょっとくらい先行したところで
      最初の段階で差別化に失敗すれば、資本と知名度に勝る大手企業に勝ち続けるのは
      非常に難しくなるのでは。「東京めたりっく通信」なんて、今じゃ知らない/忘れた
      人の方が多いのでは?

      (ワイズノットがどうかは知らないけれど、)そこで対抗して「自社も負けずに」と
      低コスト低品質に移行すると、技術者の待遇悪化で初期メンバーの離反を招き、
      技術者の大量流出から技術力の低下に繋がるのも、お決まりのパターンですね。

      そういえばこんな話 [drecom.jp]が出ていたけど、ひょっとしてここも同じだったのかな。
      親コメント
      • >儲かると思えば似たような企業が低品質低コストで次々と参入し、
        (中略)
        >資本と知名度に勝る大手企業に勝ち続けるのは

        つまり、
        そういう「安かろう悪かろう」なビジネスに
        「大手さまが」ばんばん参入するのが、
        日本のお国柄だと?

        ほんとにそうかどうかはよく判らないんだけど、
        もしそうだとすれば、
        日本の大手ってのは
        逆の意味で凄いな。

        良くないビジネスを回してても、
        信用に傷が付かない
        (だから次回以降また同じことが出来る)
        てことなんだから。

        いったいどこをどうやりゃそんなマジックが出来るんだ?
        • by Anonymous Coward on 2007年12月18日 9時42分 (#1267340)
          以下、長文ですが、懐かしきネットベンチャーと巨大企業の競争に
          まつわる物語です。
          お暇ならお目を拝借。

          今では皆が普通に使うようになったインターネット。
          それを日本で一般市民向けにサービスを開始した、いわゆる
          ISPとかプロバイダとか呼ばれた会社は、全て独立系のベンチャー企業
          でした。

          今ではほとんどの人は知らない、ベッコアメインターネット、
          リムネット、企業向けはIIJ、東京インターネットなど多数のISPが
          頑張ってやっていました。

          BIGLOBEや@Niftyは、当時はPC-Van, NIFTY Serveとしてインターネット
          ではなくパソコン通信として頑固に拘っていた時代です。

          後ろ盾を持たない独立系のISPたちが日々努力してユーザの獲得と
          市場拡大を行ったところで、大手の参入が始まります。
          パソコン通信サービスとして数百万のユーザを抱えるNECと富士通の参入は
          脅威とも思われましたが、まだインターネットへの疑いを捨て切れない
          両社はパソコン通信サービスとは別に、meshnet(その後BIGLOBE)や
          Infoweb(後にNIFTYと合併)という別会社を作って参入したため、
          実際には脅威ではありませんでした。

          さて、ここで参入してきたのが巨大独占企業のNTTです。
          NTTは、日本の通信インフラを独占的に所有していることもあり、
          その営業活動は制限されていました。
          しかし、ベンチャーを中心としてISPという新たな市場が生まれるのを
          みすみす見逃したくありません。

          そこで国会で「(普通の)民間企業の経営を圧迫しない範囲で参入したい」
          といって認めてもらいます。
          それがOCNというサービス。
          そこが悪夢の始まり。

          民間を圧迫しないという約束はすぐに破られます。

          当時のISPは、NTTなどからINS64, INS1500などの専用線サービスを使って
          企業などに接続してインターネットに接続中継することで営利を得ていました。
          INS64, INS1500は非常に高いため、どうしても料金は高くなります。

          しかし、NTTのOCNは、128kbpsで常時接続、29,800円という破格の料金で
          サービスを開始しました。
          毎月10万円以上もの料金を支払っていた中小企業は、一気にOCNに流れ込みます。

          すると直撃を受けたのが、中小企業向けに専用線サービスを提供していた
          東京インターネット。
          まず、ここが潰されてしまいました。

          NTTが提供する専用線サービスを使ってインターネット接続サービスを提供
          しているのに、その専用線サービスの何分の一かの料金で、専用線を卸すNTTが
          サービスを開始したのでは全く競争が成り立ちませんでした。

          幸いにもIIJは、大企業の顧客が多かったため、OCNの影響は経営を圧迫するまでは
          いきませんでした。

          さて、OCNの影響は中小企業向け専用線サービスに留まりません。

          当時、一般ユーザはモデムやISDNを使って、電話回線から接続するのが普通でした。
          1回線に1ユーザが接続されるため、ISPは待ち受けの回線を大量に確保する必要が
          ありました。
          そうしないとBUSY(話中)が発生して、ユーザが接続しにくくなります。
          急拡大する市場に合わせ、どんどん回線を増やしていかなくてはなりません。

          ところが、NTTが回線提供を渋り始めます。
          彼らの言い訳は、そのエリアにある交換機の限界で回線がこれ以上増やせられない
          というものでした。
          回線増強がユーザの増強に全く追いつかなくなったため、プロバイダによっては
          入会制限を行うところも出たくらいです。
          また、NTTが回線提供を渋る地域ではサービスを提供しないでエリアを絞ったり
          していたところもあります(IIJなど)。

          BUSYで繋がりにくいプロバイダにユーザは不満をつのらせます。
          ネットでは悪評がたちまち広がります。

          そんな中、限界に達したはずの交換機がある地域であっても着々と回線を
          増強し続け、ユーザを急増させていたプロバイダがありました。
          それがOCNです。

          繋がりにくいという悪評が付いてしまったBtoCなプロバイダはユーザを激減させます。

          独立系、BtoCなプロバイダのユーザを巻き取っていく形で、最も後発ながら
          OCNは大手プロバイダとしてのし上がります。

          独立系プロバイダは、これまでの一般ユーザ向けの接続サービスから、
          ホスティングやハウジングという新たなビジネスを模索し、そこに
          シフトしていくしかありませんでした。

          ホスティングならば、OCNに取られてしまった中小企業から、サーバの
          接続というサービスを取り返すことができました。
          独立系・ベンチャーのプロバイダは独自でサーバ運用のノウハウを持っていましたが、
          大手プロバイダは大規模サーバの運用は行っていたものの、一般ユーザが細かく使う
          個別のサーバ運用のノウハウはありません。
          ここで独立系のフットワークの良さで市場を広げます。

          しかし、ホスティングという市場が大きくなるにつれ、再び大手の参入が相次ぎます。
          潰れかけのISPを吸収したり、ホスティング用のアプライアンスやソフトを導入する
          ことで、参入するようになったのです。

          なお、独立系で最後まで頑張っていたIIJでさえ、力尽きてNTTの傘下になりました。

          このように、独立系ベンチャーが開拓した市場を次々と奪っていく形で大手が
          伸びていくのが日本です。
          新しいサービスは、ベンチャー企業が始めて、それが成功したら大手が
          その資金力・体力にまかせて参入していくのがパターンです。

          夢のない資本主義日本ですね。

          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2007年12月17日 13時42分 (#1266913)
          いったいどこをどうやりゃそんなマジックが出来るんだ?
          つ【富○通】【○芝】【NE○】…

          幾らでも思い浮かぶぞw
          親コメント
        • 日本に限ったことではないでしょう。
          価格競争するには、企業の規模と体力が必要というだけです。

          安かろう悪かろうが悪いというわけでもなくて、ほとんどの人はそんなに高級なものを求めてないんですよ。ほどほどの物を買うのには、ほどほどの金額しか出せないでしょ。
          小さな会社は、高いコストを払ってでも必要とされるモノを提供していかないと疲れるだけです。
  • by Anonymous Coward on 2007年12月17日 0時24分 (#1266647)
    増井雄一郎 [masuidrive.jp]氏が自身のblogで就職したと書かれてましたが、大丈夫でしょうか。彼が関わった [srad.jp]ところはあちこち大変ですね。
  • 転職サイトで (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2007年12月15日 23時56分 (#1266286)
    常に人材募集していたのを見ると、よっぽどブラックな会社化と思っていたけど 人材派遣が主流だったんですね。
    • Re:転職サイトで (スコア:5, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2007年12月16日 0時37分 (#1266300)
      優秀な人材獲得のための採用コスト
        → 若くて安く使える素人さんを大量採用
      研修費の増加
        → 取り合えず3ヶ月で詰め込み研修
      予想以上に激化した競争
        → PHP案件安い、派遣業界は基本的に投売り

      最近この手の会社をよくみるんだけど、やってることは団塊の世代と変わらないのね
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 9時47分 (#1266382)
        中の人ですか?元中の人に聞いた限り、全くその通りな感じなので(笑)
        ど素人をアルバイト店員並の給料で雇ってもね...安くてもコード書けなきゃ無駄金でしかないのにねぇ。
        親コメント
        • Re:転職サイトで (スコア:1, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward on 2007年12月16日 10時29分 (#1266396)
          人月で押し込めればラッキーとでも思ってるんでしょ。
          そういう会社は今後生き残れないと思うよ。
          というか、生き残って欲しくない。
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            >そういう会社は今後生き残れないと思うよ。
            酷使する経営者と、酷使される社畜。
            どちらが先に死に絶えると思う?

            #オレの願望は前者。
            • by Anonymous Coward
              酷使されることに従順な社畜が死に絶えてくれないと、酷使する経営者は生き続けます。
  •  一番、需要があるのはMicrosoft関連。
     無償サポートインシデントを消費すると、1件あたり4200円(税込み)取られる。
     その価格なら利益出せるって企業ないの?
    • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 10時25分 (#1266392)
      大手になれば、MSとそれなりの契約しているので1件4,200円って事はないでしょう。
      ・自社(および世間一般の)ノウハウを検索
      ・無ければ企業間同士の契約でMSに質問
      とすれば、4,200円以下で対応(≠解決)出来ると思われる。
      もっとも、解決できなくても金払うことを了承してくれる人がどれだけいるか。

      が、Windows以外の問題も絡めばやっかいだよ。
      常駐のアンチウィルスが原因とか日常茶飯事。
      それを個別案件ごとに切り分けて対応なんてできないよ。
      昨今のメーカーPCサポートだって、標準以外のソフトがインストールされていれば即「対応外」
      添付ソフト(ライティングソフト)すら「自社製品でないのでどうしようもありません」
      結局「リカバリしてください」がオチ。

      # サポートインシデントでも日本法人のFAQに無い話はアメリカ行きだから、解決まで1カ月はザラ
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    • by Sukoya (33993) on 2007年12月16日 12時01分 (#1266416) 日記
      大手の企業は自社内でOSやミドルウェアのTipsや障害情報を共有するデータベースとソレを管理するサポート部隊を持っているでありますよ。
      そこに聞けば、各部署の情報を一括してゲイツ社やオラクル等に問いあわせしてくれるという仕組みで。

      その手の障害情報やTipsの共有管理をする部隊が居ない、もしくはマトモに機能していない会社は死あるのみ。

      で、こういう基盤系の会社は居なきゃ困るけど、企業から独立しては縄張りの壁が高すぎて情報共有も出来んのでありましょう。
      もう、どんな志が有っても、世間的には基盤系は派遣会社扱いなのか……
      そして、派遣法改正……
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      • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 12時10分 (#1266419)
        >共有管理をする部隊が居ない、もしくはマトモに機能していない会社は死あるのみ。

        と思いたいのは山々なんだけど、
        実際は死ぬまで結構時間がかかったりするのよ。
        元手が一杯あったのか、のらりくらりするのがうまいのか、
        とにかく技術はクソなのに生き延びる企業が。

        いっぽうで良い企業も長生きとは限らない。

        そんなわけで、企業(の技術)のよしあしと、企業の存続とは、
        さすがに負の相関ってことは無いだろうけど、
        正の相関も結構弱かったりする。

        そのへん残念ではあります。

        #株価ニュースを見るたび暗鬱となるのでAC
        #なんで株主どもはああいう「しょうもない理由」で売り買いをするのだ?衆愚そのものじゃねーか?
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        • >#なんで株主どもはああいう「しょうもない理由」で売り買いをするのだ?衆愚そのものじゃねーか?

          そりゃ売買する判断が「上がる/下がると思う」じゃなくて「みんなが上がる/下がると思うだろう」だからだよ。そして投機するなら株価は動いた方が儲かるので、くっだらない理由でも売買される。というわけ。
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          • >「みんなが上がる/下がると思うだろう」だから

            たしかに世間でもそう言われているけど、

            それは理由というよりは、結果では?
            つまり結果の原因をそう判断するしかないからでは?

            それ以外にこれといった合理的な理由なんて見つからないから、そう言われてるんだ。
            結局は「分けが判らない」の言い換えでしかないよ。

            で、判るかどうかと、勝手に想像したモデルで結果的に儲けれるかどうかとは、別の問題。
        • >#なんで株主どもはああいう「しょうもない理由」で売り買いをするのだ?衆愚そのものじゃねーか?

          #ならば愚衆どもに知恵を授けてみせよ!

          まあ、一般的な大衆にとって正しいとされる投資法が確立しているにもかかわらず、
          お金のことをちゃんと教育できない学校と、
          手数料が減るので乗り気でない証券会社と、
          その程度のことさえ勉強しない愚衆が大量に存在する以上、
          我々の財産は、どんどん外国に持ち逃げされるわけでして。

          頼むから、効率的市場仮説くらい勉強してから投資を始めてくれ。
          勉強した上で独自路線を取るのはかまわんけどね。
    •  私が4200円のサポート料金払ったインシデントは以下。FAQに付け加えてくれ。
      私の問題
      「スクリーンセーバ、電源管理の両方が動かない。いつまでたっても、画面はついたまま。デバイスマネージャ見ても、何もトラブってない」

      MSKKのサポートの回答
      「マウスやキーボードがハブにくっついてる場合、取り外して、PCに直結してください」

       見事に直った。どうやらUSBハブが信号が不安定で、そのブレをPC側は入力と検知してしまったらしい。
      ポインタは触らなければ動かないし、キーボードも誤入力がないので、これが原因とは思わなかった。
       所要時間は10分だった。優秀なサポートだったと思うが、この程度で4200円取れるなら、代行できる会社があるんじゃないかと思った。

       google検索は試してみたけれども、解決策が出てこなかった。
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      • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 16時23分 (#1266470)
        > 所要時間は10分だった。優秀なサポートだったと思うが、この程度で4200円取れるなら、代行できる会社があるんじゃないかと思った。

        > google検索は試してみたけれども、解決策が出てこなかった。

        比較すべきはその「10分」ではなくて、「Google検索や試行錯誤にかかった時間」と「4200円」ではないですかね。しかも問題が解決したわけだし。

        加えて、ここに書いたことでそのうち検索にもヒットするようになるし、他のOSでも生じそうな問題だったわけで、あなたの4200円ですが私達にも充分な価値があったと思われます。
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      • by Anonymous Coward on 2007年12月16日 14時58分 (#1266453)
        この手の問題って結構難解だと思いますよ。
        (エラーメッセージとか何も出ず一見正常に動いている)

        たった4200円、たった10分で問題箇所を見事に的中してもらえるなんて正直凄い。
        親コメント
        • MS社内からだけ見ることが出来る
          特別のダイアログ(を見れるバックドア)が
          Windowsに仕込んである
          っていう話かと思ったよ。

          というか、ほんとにそうだったりしない?
      • まさにこういう人(コスト意識に謎の歪みがある)が多いので、ワイズノットは
        うまく行かなかったのかもしれませんね・・・。
      • とりあえず中途半端に増設したハードを疑うのは基本じゃないかと...
    • Windowsがオープンソースであればともかく、クローズドソースで仕様から今後の修正スケジュールから全ての情報や権限をMicrosoftが握っている都合上、Microsoftの言い値より安く設定するのは不可能ですよ。

      FAQレベルであれば答えられるでしょうが、それなら単にgoogleで検索することの代理にしかならないですし。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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