二酸化硫黄に包まれていた火星 36
ストーリー by yosuke
小惑星衝突の話はオフトピックだから別の場所でやってね 部門より
小惑星衝突の話はオフトピックだから別の場所でやってね 部門より
sciencewatch 曰く、
Harvard大のプレスリリースより。初期の火星は二酸化硫黄を含む大気で覆われていたとする論文がScienceに掲載されている。
火星表面の液体の痕跡は初期の火星が比較的暖かかったことを示している。しかし、地球で見られるケイ酸塩岩や石灰岩のような、温暖であったという他の証拠が火星では見られない。
Harvard大のItay HalevyとDaniel Schrag、MITのMaria Zuberらの仮説によれば、現在の地球のように二酸化炭素によって温められたのではなく、高濃度の二酸化硫黄に覆われていたとすれば矛盾がないということだ。二酸化硫黄は強い温室効果ガスであり、また炭酸塩鉱物の形成も妨げるということである。
火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:1)
あげられるが、原始火星がすでに二酸化硫黄に包まれていたとすれば、
たとえば地球の微生物なら生きられても、知的生命体の存在は許容し
得ない環境だったのではないかと思う。
痕跡すら発見されていない火星の微生物について憶測を述べるのは
自由ですけどね。:-p
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:5, すばらしい洞察)
二酸化硫黄があれば二酸化硫黄に適応する生物が発生するなり生き残るなりしてもおかしくはないはずで、知的生命体がいない原因をそこに求めるのはあまりに人間中心主義的なように思える。むしろ、磁場、重力が弱く、大気や水が大量に失われた結果(つまり環境が激変したわけ)、知的生命体が発生するほどの長くは生物圏を維持できなかった。というあたりなんじゃないかと思う。
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:2, 参考になる)
これには同意。
地球上にも硫化水素に適応したバクテリアが存在するし。
ただし、炭素が少ない環境では生体を作り、維持することが難しいのではないかなと思う。
炭素が生体高分子の骨格となれたのはその電子構造にあるからで、他の同属元素と比べた場合に
sp/sp2/sp3の各混成起動が安定していることが大きい。
O、S、SiにHが加わったところで、安定して長期間存在しうる高分子体は(SiO2)nだけでは。
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:3, おもしろおかしい)
売るほどあるわよ
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:0)
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:1)
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:1)
温度を別にすれば, 極冠なんかはドライアイスの塊ですしね.
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:1)
大絶滅で空いたニッチがないと、旧種が邪魔で根本的に新しい種が出て来れないんだよ。
the.ACount
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:0)
激変した後の数億年で、水を使わない生命が沸いた、という可能性は
十分低そうだということでしょうか?
水ベースで考えるのは、科学的にOKなんでしょうか?それとも人間中心主義なのでしょうか?
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:2, 興味深い)
溶媒としてあったものが大事なんですが (スコア:1)
それで地球の場合、生成されたアミノ酸が宇宙線によって破壊されないように保護するための役割しかありません。むしろ熱水噴出孔付近での粘土鋳型 [mypress.jp]が最初の細胞組織を生み出すのに役立ったのではないかと考えられています。
そのため火星に水が存在していたとしても、生物が誕生する条件が整っていたかは定かではありません。これは二酸化硫黄に耐性がある生物が誕生する前提以前の話です。
# 火星人は僕独りでいいと思っているID
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:0)
…という前提から外れるモノを生命と呼ばない、と定義するならば、ですね。
もちろん、発見された時点で初めて大慌てで定義を書き換えれば済むことではありますが。
Re: 火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:1, すばらしい洞察)
#歳がばれる・・・
Re: 火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:0)
#10時から2時の方向にコメントが伸びています
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:1, おもしろおかしい)
> あげられるが
四日市ぜんそくは、「マーズフォーミング」を狙った火星人の攻撃だったのだよ!
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:0)
地球の外が起因である事象について、法律や保険会社はどういう対策取ってるんだろう。
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:0)
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:2, 参考になる)
というか「硫黄細菌」でぐぐってみれば, それこそ地球の古生代から現在のドブ川まで [yahoo.co.jp]存在していますからね. 今の人類の先祖も多分この類.
ただ, この系統の生物のエネルギ収集効率が悪いのは確かなんで, 酸化性雰囲気ではどうしてもニッチに追いやられてしまいますけど.
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:0)
細菌は確かに知られてたが細菌どまりとも言われてた
でももっと大きく複雑な生物も熱水鉱床などから発見されだした
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:1)
えっ何かいましたっけ? ちなみにハオリムシやシロウリガイなんかは全て共生している硫黄細菌に依存していますけど.
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:0)
微生物という言葉にだまされて小さいと思っていたら思考の罠にはまるぞ
Re:火星人は誕生し得ない環境だったのかも (スコア:0)
これは、酸化性雰囲気になり、かつそれベースの生命(=ライバル)が沸いて出れば、
という話ですよね。
地球はそうなったけど、他所はどうなんでしょう。
とりあえず今回話題の火星は?
地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:1, おもしろおかしい)
なるほど。まともな人も"今では"火星人を信じていないのですね。
とすれば、地球外生命体が一番有望視されていた火星でこういう
状況なら、広い宇宙内には知的生命がありふれているというET探しに
夢中になっている人たちの見方は、星の数を頼みにした楽観論なので
しょうね。:-p
# いつまで続くやら
Re:地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:1, 興味深い)
過去形ではなく、今でもいるんじゃないかと考えている人はそれなりにいます。
もちろん知的生命体ではありませんが。
>星の数を頼みにした楽観論なのでしょうね。
まったくもっておっしゃる通りで、現在の宇宙論での推測(宇宙は平坦で開いており、従って
その大きさは無限)からすれば無限個の惑星があり、従って無限の数の知的生命体が存在しな
ければなりませんので。
#ただし、因果の地平線以内の領域は当然有限体積ですので、存在確率は有限となります。
#まあ、広いんでそれなりにいるでしょうが。
ただ、そのうちわれわれが生きている間程度(数十から数百年)の間にコンタクトできるほど
近くに通信可能な知的生命体がいるに違いない、と思っているほど楽観的な人はほぼゼロかと
思われます。
#少なくとも研究してるか方々の大部分は、「まず無理だろうけどこれで見つかるといいよね」
#というスタンスでしたので。
Re:地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:1)
Re:地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:0)
政治家さんがUFOいるってマジで話してるんだけど、つか、
こういう人たち、どう理解すりゃいいの?(笑)
Re:地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:0)
火星から船飛ばすぐらいならすぐわかるだろ?
Re:地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:0)
そりゃ未確認飛行物体⊇国籍不明機ですから立派な国防の研究分野といえる
以前図演でゴジラ来襲時どうするかなんてこともやってたから
大臣発言を受けて自衛隊はたとえありえないことでも対策してますよー国民保護法よろしくね
ってことでしょう。
それと町っちーのムー発言は別だよ
Re:地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:0)
Re:地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:0)
Re:地球外生命が有望視されていた火星でさえこの有様 (スコア:0)
あなたの文章でいきなり、「地球外生命体」を主語にすり替えている理由を聞いてみたい。
Re:部門名 (スコア:0)