
企業設立の「仮想世界」のほとんどは失敗する 92
ストーリー by mhatta
居心地の良さ次第なんだろうな 部門より
居心地の良さ次第なんだろうな 部門より
pinbou 曰く、
本家/.の記事より。インターネットコンサルティング会社のGartnerが行った調査によれば、Second Lifeのようないわゆる「仮想世界」のうち企業が商用目的で立ち上げたもので成功するのは10分の1に過ぎず、ほとんどは設立から18ヶ月以内に失敗に終わるそうだ(InformationWeekの記事)。GartnerのアナリストであるSteve Prentice氏によれば、「企業はいくつかの厳しい教訓を学んだ。企業は、仮想世界の設立とはウェブページからウェブ「プレイス」、場への移行であることを理解する必要がある。仮想空間において存在感を発揮するには、物理的なリアルさではなく人々を巻き込むことが重要なのだ。グラフィックスのリアルさや物理的な挙動の追求は、仮想世界が多くの参加者を獲得し、彼らによって評価されない限り、ほとんど意味を持たない」。とはいえ、現在の有様を見ると、10分の1でも多すぎるような気がしないでもないが…。
だって自分で閾値を上げているだけだもの (スコア:5, すばらしい洞察)
何ができるのかが問題 (スコア:5, すばらしい洞察)
美麗でリアルなグラフィックや、高度な物理演算を高速にできたとしても、
「で、これで何すればいいの?」で終わる。
多くのコンシューマユーザにとっては、仮想世界は手段でしかない。
これは、仮想世界が3Dでも2Dでも同じこと。
じゃあ手段に対しての目的は何があるかというと、ゲームぐらいしかない。
それも、MOやMMORPG、FPSぐらい。
これら以外の画期的な「目的」が思いついたら、多分それだけで商売になる。
# 日本でのセカンドライフのように、ユーザの目的として「儲かる」なんてものが出てきたら
# 破綻は確実なのですよ。儲かる、つまり金銭的利益の対価として何を与えるのかと。
# ユーザ全員の目的が金銭なら、金銭の対価は金銭しか存在しないじゃん。
セカンドライフでは「仮想世界で物を作る」という魅力がクリエイター魂を刺激して、
テクスチャのアップロードなどでちょこちょこお金を抜いて利益を生み出したけど、
それは結局、イラストSNSや、ブログや、YouTubeなどなどでも満たされうる「目的」
なわけで、「3Dで動く」に魅力を感じなければ別の媒体にユーザは流れてしまう。
それならば、めんどくさい3Dモデリングに時間をかけてちまちま造る、それで以上でも
以下でもない完結してしまう「仮想世界」よりも、ゲームしつつキャラやアバターの
着せかえをしたり、それをイラストにしたり、MAD動画作ってみたり、そういう
「広がり方」をしたほうがお手軽だし、自由度が高いし、楽しい。
って、こんなことわざわざ調査しなくてもわかりきってたことな気がするのですが、なんで今更。
ちゃんと調査した、ということに意味があるのかな。
Re:何ができるのかが問題 (スコア:3, 参考になる)
ちゃんと調査した、ということに意味があるのかな。
直観と現実が違ったらどうしますかね。
ちなみに、元記事には
> In selecting a virtual-world route, organizations have three choices: They can enter an existing one, such as Second Life or There.com; create their own public world; or build an internal, private world.
「Second LifeやThere.comにいくか、公開でやるか、プライベートでやるか」とあって、Second Lifeは勝ち組(どころか、先頭)で、失敗したなんてどこにも書いてないと思うのですが。なんでみんな「Second Lifeは失敗した」という論調で始めるかな。
どっちかというと、ドワンゴgkbrな気がするのですが。
Re:何ができるのかが問題 (スコア:2, すばらしい洞察)
日本では・・・
ということでしょう。
海外のことは本家に任せて、ここでは日本での話題で良いとは思いますが、
いちいち日本ではって書かないとダメかなぁ・・・
Re:何ができるのかが問題 (スコア:1)
では聞くが、Second Lifeは成功しているとでも思っていますか?
日本で、だよ
Re:何ができるのかが問題 (スコア:4, すばらしい洞察)
この「失敗」はやっかいな失敗で、ソフトウェア、コミュニティの失敗というより、マーケティングの失敗なんですよね。なぜか知らないけど、「億万長者が出た」という大騒ぎから、大小様々な広告代理店が出入りして、それに乗るように一斉にメディアが取り上げて、その後、参加したけどつまんないと思っている人から、結局誰も加害者もいない、被害者もいないバッシングが発生。あの手のバッシングって、何を指して、誰を批判しているのか、さっぱりわかんなかった。大文字の「SEOCND LIFE」ともいうべき、バッシングされるべきセカンドライフという何かががあたかも存在していたかのような感じで。
実際、Linden Labは日本向けの営業をした訳でもないし(一時期提携話もあった気がしましたが)、SLコミュニティの人が誰かを巻き込んで騒動を起こした訳でもない。誰と誰が争っているのかわからないバッシングを一時期よく見ました。そういうバッシングほど、なぜか熱狂的だったり。
「セカンドライフは失敗した」ということにしておかないと誰か都合が悪い人がいるんじゃないかと思うくらい、すごく奇妙な感じがしています。
Re:何ができるのかが問題 (スコア:1, 参考になる)
上の投稿にもありましたが、結局のところSLのような箱庭的仮想空間でしかできないことって、実は存在しないのではないかと思うのです。
つまり、失敗と言われた売り方しかSLにはなかったのではないかと。
それに加えて、SLってそもそも日本で普及する要素が少なすぎる気がします。
Re:何ができるのかが問題 (スコア:1)
Re:何ができるのかが問題 (スコア:1)
だったら、「一部で流行っているオンラインゲーム」というくらいにしておけばいいのに、なぜか「セカンドライフは失敗だ」「セカンドライフは日本で流行らない」というのを大声で叫ぶ人がいるのが奇妙なのです(リンデンラボに対して何も言及せずに)。そりゃ、もちろん、変にメディア露出が大きかったことがあるし、企業のプッシュが大きかったこともあるでしょう。でも、リンデンラボが倒産した訳でも、開発が破綻した訳でもないのに、半端な「失敗論」だけが先行するのはいびつだと思います。だから、これは、「マーケティングの失敗」であって、「セカンドライフの失敗」とは本来別だと思うのです。ちなみに、SL自身は、2003年に開始され、今も続く、足掛け5年のサービスです。
Re:何ができるのかが問題 (スコア:3, 興味深い)
一消費者としては、アメリカでは大人気らしいけど日本への売り込みには失敗した数多の商品と同じ扱いです。遠い国での事情を考慮する必要もないのでは?
> 「一部で流行っているオンラインゲーム」
日本で成功させようとしてた人たちの中に、「一部の人」は入っていないかもしれないですけど。
Re:何ができるのかが問題 (スコア:1, フレームのもと)
広告代理店が相手だと両方の条件を満たしますから格好のターゲットでしょう。
「王様は裸だったんだ!」「金儲けばかり考える大人は汚い!」って叫んで喜んでるだけですよ。
署名スパムがウザい?アカウント作って非表示に設定すればスッキリさ。
Re:何ができるのかが問題 (スコア:2, 興味深い)
SLはリアル通貨が稼げる点のみが評価のポイントでしょう?
他の人々も指摘している通り、コミュニケーションツールやゲームとしては取るに足りない。
初期参入者や技術のある者が、初心者から搾取するような、
半ばねずみ講と大差ないビジネスモデルを、企業がこぞってプッシュするから
正常な倫理観を持ち合わせたギーク達が違和感を持ってるって所だと思いますけど。
Re:何ができるのかが問題 (スコア:1)
Re:何ができるのかが問題 (スコア:1, おもしろおかしい)
かわいい女の子になります!
……で、女の子になったはいいけど何しよう?
Re:何ができるのかが問題 (スコア:1)
「HTML勉強して流行のホームページというものをに作ってみたけど、次は何すればいいの?」
って感じだったのが"Web2.0"的な変化でいろいろ可能性が広がったわけで
仮想世界の場合も「こんな面白いことが出来るんだゼ」っていう目的を見つけられれば・・・ってところでしょうかね。
吹きすさぶ風の音 (スコア:4, 興味深い)
動かなかったり、落ちたり。そうでなくても派手な場所は重い。
人のいない時に行くと、風の音が寂しさを助長してつらい。
(だいたいイベントがいつあるのか、初心者には分かりづらい)
(PCのスペックなど諸々敷居が高い)
(風の音を聞いてゴーストタウンの雰囲気を味わい、有名どころ
を一通り回ったら去る)
#セカンドライフの件
#あくまで私個人の感想
世界は二つもいらない (スコア:3, すばらしい洞察)
というのが正直な感想.現実世界のあれこれに対応するだけでも大変なのに,
仮想世界における自分なんてものまで気にしなきゃならなくなると
もう正直言ってお手上げです.面倒臭い.
むしろ現実世界のしがらみと完全に分断されたゲームの中の
世界に没入するのは楽しそうだとは思う.
そこに現実世界でのあれこれを持ち込むのは個々のプレイヤーの自由.
だけどせっかく仮想世界に入っても,そこが常に現実世界のなにかの
メタファーとしてのオブジェクトやルールで満たされていると,萎える.
そういうわけで,ギャルゲーやってる間くらい
現実世界と分断された幸せな2Dの世界で生暖かく過ごしたい.
#結論がめちゃくちゃだな
屍体メモ [windy.cx]
Re:世界は二つもいらない(オフトピ気味) (スコア:3, 興味深い)
現実世界と分断された幸せな2Dの世界で生暖かく過ごしたい.
そーなんだよね。
俺なんか、ギャルゲやるときって、仕事で疲れて帰ってきて、
寝るまでの10分・15分ぐらいの間。
自分のペースで進められるし、毎日嫌と言うほどしている
人との関わりも気にしなくていいし。
もしかしたら、「癒し産業」と根本的には変わらないのかもなぁ。
#ai sp@ce [itmedia.co.jp]は
#うまくいくんだろうか…??
Re:世界は二つもいらない(オフトピ気味) (スコア:2, すばらしい洞察)
>>現実世界と分断された幸せな2Dの世界で生暖かく過ごしたい.
>そーなんだよね。
>俺なんか、ギャルゲやるときって、仕事で疲れて帰ってきて、
>寝るまでの10分・15分ぐらいの間。
私などは、寝る方を選んでしまい、積みゲーが溜まってしまいます。
貴殿のどんなに疲れていても、2D世界の逢瀬を欠かさないストイックな生き方、
私のようなものからしたら生暖かく過ごしているなんてとんでもない事ですよ。
Re:世界は二つもいらない (スコア:1, おもしろおかしい)
と、生者と死者の二つの世界を股にかけるLivingdead氏に言われましても。
#氏のコメントにはIDいじりするのがお約束だと思ってるAC
Re:世界は二つもいらない (スコア:1)
ベンチャーなんだから失敗して当たり前 (スコア:3, すばらしい洞察)
これってベンチャービジネスと同じで成功率が低いのは当たり前じゃないかと。
ブラウザの3D版 (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:ブラウザの3D版 (スコア:1)
Virtual Reality Modeling Language [wikipedia.org]
あるんだが、囲い込みできないので使われないとかいうことでしょうかネ?
スタージョンの法則 (スコア:2, 興味深い)
成功するのは10分の1ってのは、つまるところ「どんなものも、その90%はカスである。」 [wikipedia.org]ということなんでしょう。
Re:マーフィーの法則(Re:スタージョンの法則 (スコア:1, すばらしい洞察)
仮想世界まで完璧に企業支配下っていうのもね。 (スコア:1)
それでも「これでもか」と企業を全面に出されると萎えるよね。そりゃ失敗もするわ。
Re:仮想世界まで完璧に企業支配下っていうのもね。 (スコア:4, すばらしい洞察)
比較的遊ぶ目的がハッキリしてるMMO系のゲームだって、時の流れの流行り廃りに向きあうためにコミュニティの充実だとか定期的なアップデートやイベント開催が必要なご時世だし、CGMの方向性に持っていくにしたって、何かしら起爆剤めいた動きとそれを盛り上げるための運営側の努力があって初めて成長するものだろうし。
こういうことって、別にネット上のサービスに限らない普通の商品開発にも共通することだと思うんだけど、なんでそれが出来ないのだろうか。
計画をレビューするお偉方なんかは、こういうのは未知の分野だってことで思考停止しちゃうのかねぇ。
Re:仮想世界まで完璧に企業支配下っていうのもね。 (スコア:1, 興味深い)
ぶっちゃけ、企業が仮想世界で商業活動を行う利点って何だろ?
「3Dで見れる」って程度ならカタログサイトのVRMLのが手っ取り早く見れる訳だし。
実際、SLに参加している大企業なんぞは「話題にもなっているみたいだから、少々山師に付き合ってみるか。成功すればめっけもの、そうでなくとも宣伝の足しにはなるだろ」なんてレベルでしか見ていないんでは?
企業支配より、残存率を知りたいな (スコア:2, 興味深い)
Googleは、その逆を狙ったんだろうね。
ところで、色々と湧いて来ては消えて行くってのが多いWeb上のサービスなんだが、
成功するのは10分の1...といっているけど、ほんとに10%も残るんですか?
グラフィックスや挙動のリアルさが不足 (スコア:1, 興味深い)
「こんなにリアルなのに失敗した!」などと言われる失敗例がありましたっけ?
リアルにしようとしすぎて (スコア:2, すばらしい洞察)
結果的に「おも~,やってらんねぇ」って敬遠されるってこともあるかと.
そういう場合はむしろ「こんなにリアル(にしようとした)だから失敗した!」ってことで.
屍体メモ [windy.cx]
Re:グラフィックスや挙動のリアルさが不足 (スコア:1)
考えつくだけですが...
1.PCの要求スペックの上昇
2.操作性の問題
3.多人数が集合した時のサーバへの負荷
4.開発費の上昇
リアルさを追求すればするほど、上記は困難な要因になるでしょう
特にリアルを追求すればするほど、操作性は改善しないと辛いと思います
モーションコントロールカメラ&音声入力でも付けると良いのかな?
少なくとも移動以外の表現はできそう
でも、周囲からみてるとかなり滑稽かも(笑)
Re:グラフィックスや挙動のリアルさが不足 (スコア:4, 参考になる)
・ 飛行・テレポートできないので移動が面倒
・ INする時間帯にはいつも夜
・ 東京を再現したばかりに人が少ないことが気になってしかたがない。
# Second Life住人がよその話を聞いての意見ですよ。
Re:グラフィックスや挙動のリアルさが不足 (スコア:1)
それはかったるい、仮想空間なんだから移動は簡略化した方が良いと思うんだけど
Re:グラフィックスや挙動のリアルさが不足 (スコア:1)
セカンドライフ以外の仮想世界でテレポート出来ない物があるって事ですね
移動するのがうざったくて、仮想世界を使うのだろうに
移動手段を簡略化しないでどうしようというのだろう>その仮想世界
Re:グラフィックスや挙動のリアルさが不足 (スコア:1)
結局、釣り竿を入手して釣り糸たれてゲーム内通貨を稼いで家建てる謎ゲー、
というレベルで終わってしまいそうな悪寒。
#家は建てましたよ、えぇ。スズキが釣れん。。。
セカンドライフの失敗は (スコア:1, おもしろおかしい)
実需がないんだから、とりあえず需要を作らなくちゃ。
Re:セカンドライフの失敗は (スコア:2, 参考になる)
等価交換 + H系 + カジノ
で流行って人が集まり、そして
土地バブルが発生して膨大な金額が動いた
ことで話題になって一応の成功を収めたと思います。
その後、話題になったことにより
現実社会とのすり合わせを行う必要が出てきて
規制が強化されはじめて廃れていき、
日本で積極的に展開されるようになったころには
すでに魅力の無いものになってしまっていた。。。
と感じているのですが。
マクロの基本は検索置換(by y.mikome)
Re:セカンドライフの失敗は (スコア:3, 参考になる)
・ 土地は需要に応じて供給されるためバブルにはならない。
・ カジノは金銭がやりとりされる回数が多いので集計では多く出るが実態はそれほどでもなかった。
・ 児童ポルノは禁止されたが、そうでないポルノは相変わらず。
・ 利子を配当することを約束して金銭を集める行為は禁止されたが、
RMTを含めその他の「銀行っぽい業務」は相変わらず。
Re:セカンドライフの失敗は (スコア:1, 興味深い)
日本で盛んに宣伝されてたころは「金を儲けてやろう」という人ばかりで、 SecondLifeで楽しもうとか人を楽しませてやろうという人は見当たらなかったかな。
何となくですけどね。
#アフィリエイトだらけの Webページは見てて楽しくないのと同じ。
仮想世界が失敗するんじゃなくて (スコア:1, すばらしい洞察)
アンリアルにはリアルじゃないことができるから価値があるのにリアルを絡めようとしたら価値が減るだけ。
MMOに関してもRMTを排除できるかどうかが世界の寿命に大きく関わる。
効率的にRMTしようとする者からすれば世界の秩序なんてどうでもいい、
もっとぶっちゃければ(自分さえ売り抜ければ)世界そものもがどうなってもいい。
Re:仮想世界が失敗するんじゃなくて (スコア:1)
リアルマネーと密接な関係を結んでしまったゲームの例。
Fury
http://www.4gamer.net/games/030/G003072/20080508027/
Re:仮想世界が失敗するんじゃなくて (スコア:1)
テーマパークだって新アトラクションとか、新イベントとか、新アイテムとか用意して、
どーにかこーにか長期運営してるんですけどね。
#もちろん、現実世界の客は無制限に強くはなりませんが。
というわけで、テーマーパークを作るつもりでないと、
ネットで世界のみんなとだの、リアルな動きだのとやったところで、
客は飽きて出て行くだけだと思うんですよね。
あ、あとLinuxで動くといいらしいですよ。よく知らんけど。
「なんとかインチキできんのか?」
Re:仮想世界が失敗するんじゃなくて (スコア:1)
TDLだと浦安市民は年間パスポート [tokyodisneyresort.co.jp]持って毎日のように練り歩いてるとか聞きますし。
#1年で9回行けば元取れるんだから、安いもんですわな。
「なんとかインチキできんのか?」
「企業が商用目的で」 (スコア:1)
# それとも、「国家が軍事目的で」作った仮想世界は大成功したのに、という話?
薄く広く (スコア:1, 興味深い)
具体的には、ポルノとギャンブルで(笑)。
良くわからなくなってきた^^; (スコア:1)
現実世界にいるよりも幸せになれる仮想世界、じゃなかったら、仮想世界に行く理由って無いんじゃないでしょうか。
単なるリアルな現実の模倣なら、現実で良いのですよ。きっと。
仮想世界にしろ現実世界にしろ、あって幸せなものと、無い方が幸せなものとがあると思うのです。
素敵な恋や友情は、どっちの世界でも欲しいですよね。
可愛いキャラやカッコいいキャラで動き回れば、現実よりもきっとはるかに得やすい。
その姿を得る為にお金なんかが必要だったりすることもあるけど、
その為の労働は現実でするのに比べれば、はるかに緩い。
現実で離れていても、近くにいるように感じられる幸せ。
何度死んでも、多少のペナルティで生き返れたり、あるいはそもそも死なない幸せ。
自分がなかなか行く事のできないような、素敵な場所にいられる幸せ。
ばったばったと敵をなぎ倒し、あるいは可愛い服を着て、なりたい自分にちょっとだけなれる幸せ。
現実と似ているけど、現実よりちょっと幸せだったり楽しかったり、素敵な感じだったり。
そんな仮想世界に、人は集まっているんじゃないかなと思います。
その代表としていま君臨してるのが、MMORPGのようなゲームの世界なんじゃないかな。
戦闘する事を楽しんでいても、その世界の住人として演じて遊んでいても、楽しい世界ですよね。
そういう幸せがある世界。
現実のお金を少し払ったとしても、楽しくて幸せな時間があったりする。
そういう世界を提供できたら、成功するんじゃないのかな。
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# スーパーマリオブラザーズだって楽しい冒険ができる仮想世界ですyp! --- ayano.czkey
# てれっててれっててー --- macohime(#cpdz)
Re:あえて2ちゃん風に (スコア:3, すばらしい洞察)
今回のレポートは、「仮想世界」が成功する割合が1/10ぐらいという話ですから
この場合「SecondLife」は、成功した「仮想世界」になるのでは?
Re:あえて2ちゃん風に (スコア:1)