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変なモノ

gooが話し言葉検索を実験中。効果は? 38

ストーリー by hylom
Google Suggest対抗? 部門より

schiavona 曰く

goo(NTTレゾナント)では、よくネットサービスの実験を行っているが、今度は、話し言葉でWikipedia記事を検索するものを公開した(ニュースリリースgoo Wikipedia (ウィキペディア) 記事検索)。日常会話のような文章を検索ボックスに入力すれば、その意味解析を行い、適切と思われる検索結果を表示してくれるというものだ。

よくありそうなサービスなのだが、改めて、こういったものは、どのくらい意味があるのだろうか? 例には「札幌のおいしいラーメン屋は?」などとあるが、Googleで同じ文字列を入れても有意な結果が出やすいと感じる(gooは自信度24%で「情報公開市民センター」だそうだ)。慣れていないユーザーは検索結果が多いと混乱してしまうので、できるだけ絞ってみせるぞ、といったあたりに良さがあるのだろうか。皆さんは自然語入力の意義や、類似サービスの機能についてどう思います?

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  • Microsoft、自然言語サーチエンジンのPowerset買収で合意 [impress.co.jp]

    MicrosoftはPowersetを買収した理由が、その人材にあることを指摘している。今回の買収を発表したLive Searchの公式ブログでは、Powersetの共同創業者でCTOであるBarney Pell氏を、「ビジョナリーであり、とてつもないエバンジェリスト」と賞賛した。さらに、Tim Converse、Chad Walters、Scott Prevost、Lorenzo Thione、Ron Kaplanの名前を挙げ、こうした検索技術エンジニアと計算言語学者たちの魅力を挙げた。


    「欲しかったのはFastの人材、技術、ビジョン」――Microsoft担当者が明かす買収提案の“舞台裏” [computerworld.jp]

    Spataro氏は、Microsoftがエンタープライズ検索を提供する“手段”としてFastを買収したのは、「すぐれた検索技術と、それを多くのユーザーに利用してほしいと願う(Fast社員の)情熱、そして検索によって“User Revolution”を起こしたいとする崇高なビジョンを持っている企業だと確信したため」だという。


    テンプレかよ!まあ、実際それが正しくて、お互いのメリットになると判断したからでしょうけどね。

    「MSがグーグルに勝てないのは技術のせいではない」--ファストのCEO [zdnet.com]

    --Microsoftが提供しているLive Searchをどう見ているか。

     コンシューマー向けのサーチについては、技術そのものよりもユーザーの概念が重要になってくる。多くのユーザーがGoogleを利用しているのは、「Googleがいい」という概念が定着しているからだ。MicrosoftがGoogleに勝てないのは、技術そのものよりもユーザーのこうした概念から来ている。Microsoftはサーチの企業というよりソフトウェア企業として知られており、コンシューマー指向の企業ではない。ソフトウェア製品を開発するスキルとコンシューマーサービスを提供するスキルは若干違うのではないか。その点がMicrosoftの課題なのだと思う。

    --Microsoftに買収されることでFastにとっての一番のメリットは何か。

     われわれのビジョンが実現可能となることだ。大企業の一部になることで、官僚的な部分は出てくるかもしれないが、市場到達力やブランド力は十分利用できることになる。
  • 教えてgooとか2chとか (スコア:2, すばらしい洞察)

    by 7743.J (13353) on 2008年07月02日 23時37分 (#1375356)
    既に多くのコメントでも言われている通り、私も自然言語検索については懐疑的です。
    どーしても自然言語で聞きたい曖昧な(?)質問は、教えてgooとか2chで聞けば良いと思うのですが、、、
    • by kei100 (5854) on 2008年07月03日 2時43分 (#1375452)
      将来的に音声インタフェースが当たり前になったら重要度は変わるんじゃないですかね。

      似たような事を趣味でやってますけど、多分直近ではそこら辺じゃないかなぁ。
      音声「おいしい店が知りたい」でGPSで現在地を把握、周囲の飲食店を検索とか。

      # ま、自作だと都合上キーワードベースに落ち込むわけですが。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      だから、教えてgooはウイルスサポートじゃないので電話しないでくださいと何度言えば・・・
  • 「ニュートン」だそうです。
    微分積分学や力学だけでなく、コンピュータも得意だったとは!
  • 上位から、プリシラかオーロラ姫かパートナーデジモンらしいです。
    これは期待していいんでしょうか。
  • 検索:Googleを買収するにはいくら必要?


    結果:Yahoo!がダメだからって、うちに手を出すのか?(1件)
    --

    ----------------------------------------
    You can't always get what you want...
  • by masahikoi (1183) on 2008年07月02日 22時12分 (#1375278)
    音声入力との組み合わせなら、有効性が高いですよね。
    私見ですが、このテストは音声端末+完全な初心者(「シリコンバレーでスパゲティ」を「サンノゼ イタリアンフード」と言い換えられない人)をターゲットにするような技術の、長期的な基礎実験なのではないかと思います。

    /*
    「ハロー、コンピューター」
    「……」
    「? ハロー、コンピューター?」
    */
    • by awajiya (2498) on 2008年07月02日 23時39分 (#1375357) ホームページ
      でも彼等の言ってるのは英語だから,“Where is the restaurant that is served the spaghetti and the meatballs in silicon valley?” と “San Jose Italian food” の間には,言い換えってほどの差異はなくて,むしろ冠詞や動詞 (と時制) や前置詞がない上に文法的間違いが紛れ込まない分,リテラシの低い|ボキャブラリの少ない人にも優しい……ってことになりませんか.

      # たぶん私が何気に書いた英語例文↑も間違っていると思うから,仮に英文の自然言語検索に掛けても妥当な結果は出ないでしょう.なにぶんリテラシ低い|ボキャブラリ少ないもんで.
      親コメント
      • by masahikoi (1183) on 2008年07月03日 23時12分 (#1376121)
        例の場合のキモは「シリコンバレー」→「サンノゼ」、「スパゲティ」→「イタリアンフード」という判定にあると思います。つまり、質問の意図を「通称シリコンバレーと呼ばれている地域一体のどこかでスパゲティを出す店を探している」と判断し、「キーワード:イタリアンフード」「場所:サンノゼ」で「お店やサービスを検索」 [google.com]してくれるという風に。
        この例ではシリコンバレーがサンノゼやオークランドのあたりをさす俗称であることや、スパゲティがイタリア料理である事を知らない人は正しい検索が出来ません。また、音声入力の場合「Italian food, near San-Jose in States」(国の指定を省くとコスタリカのサンホセ近辺になります)という入力を上記のクエリーに変換しなければいけませんから、音声前提の場合どのみち言語解析必須でしょう。

        /* あとやっぱり音声 UI を実装するなら HAL9000 や K.I.T.T. みたいにスムースに会話したいじゃないですか */
        親コメント
  • 今回のような知識ベースのやつは、単に検索オプションが増えただけ
    のような感じがする。

    これまで「○○」の定義について調べたかったら「○○とは?」とし
    て調べるという事はみなさんやってたでしょう。

    単純にそれを拡張した感じにみえる。

    やっぱり自然言語検索と名のる技術の中では、GETA使ってできるよう
    な連想検索の方が効果的だと思う。

    ニュース記事をコピーして丸ごと入れても、その文章に近い検索結果
    が得られるし、長い文書を入力すると、興味のあるものが結構ひっか
    かります。

    http://imagine.bookmap.info/index.jsp [bookmap.info]

    図書館の本を連想検索できるってのもある。
    http://webcatplus.nii.ac.jp/ [nii.ac.jp]
  • by Anonymous Coward on 2008年07月02日 19時01分 (#1375149)
    (チョイスが個人的な趣味で申し訳ないですが)「伊坂幸太郎の出身大学は?」と聞いたら、正解の“東北大学”より先に“創価大学”が出てきたのが非常に気になります。

    もちろん、Wikipediaの伊坂幸太郎氏の記事 [wikipedia.org]に創価大学の文字はひとつも出てこないのですが……。
  • by Anonymous Coward on 2008年07月02日 19時15分 (#1375161)
    確か以前、Googleの幹部だったかが、ユーザはわざわざ自然言語を入力して検索しようなどという面倒なことはしないから自分たちはそういう検索には対応しないというようなことを言っていたのを覚えています。
    これはまさにそのとおりだと思います。わざわざ質問形式で言葉を入力するより「札幌 お勧め ラーメン屋」などと入力したほうが早いし、既にそれで多くの人たちが慣れてしまっているのではないでしょうか。

    自然言語検索の技術自体はすごいと思うし、そのほうが高い検索結果を得られる場合もあるかもしれないが、個人的には今後も流行ることはないと思う。
    • これでしょうか。

      検索サイトの舞台裏--グーグル幹部が明かす改善手法 [cnet.com]

      「検索に関する学習カーブは非常に速い」とMayer氏は述べる。「『シリコンバレーでスパゲッティとミートボールを食べられるのはどこ』と入力していた人が、『イタリアンフード サンノゼ』と入力するようになるのは、あっという間だ」(Mayer氏)
      同じく、人間に機械が合わせるよりは、人間が機械に合わせた方が良いこともありますもんね。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年07月02日 21時14分 (#1375232)
        ソースです。これでした。

        グーグル研究部門トップNorvigが自然言語検索をクサす [techcrunch.com]
        親コメント
      • あくまでも、現時点で一般のWeb検索に限って言えばMayer氏の指摘はもっともだと思います。
        しかし、マイクロソフトはソフトウェア会社(XBOXなどハードも売ってはいるけど)です。
        言語翻訳・要約に音声認識・合成、文字認識という電話やゲームに対面的要素を取り入れたら
        面白くなりそうな基礎技術をリサーチしてきたのは、ウェブで無機的に情報を探す状況に
        留める気が無いからだと思います。

        ある程度、リッチなクライアントがあれば、ウェブは結果が文字でまとめて取り出せるので、
        「ラーメン 渋谷」で入力した結果を適宜スキップして、欲しいところだけ探せます。
        おっしゃる通り、「人間が機械に合わせる」事に同意できるのだから現時点での商業的には
        それ以上を加える必要は感じないかもしれません。
        自然言語検索がデジタルデバイドの解消程度のゴールだとしたら、それよりユーザー教育を
        したほうが効率的というのはOSの操作一つをとって見ても歴史が証明していることですね。

        しかしgoogle自体、返してる結果は向上してますが、基本的なUIはaltavistaからほぼ変わらず、
        Youtubeへのリンクを混ぜ合わせたり、swfを拾ったりと機能拡張によって検索結果が複雑に
        なってきています。今までの検索が少し人間が工夫したり、ハズレを許容できたのはなぜか?
        ウェブで拾えるメディア、拾えると期待する情報が狭かったからで、人間の要求が高度になると
        単語だけでは検索者の意図を汲み取れないために、冗長的な自然言語、少なくとも検索語+目的
        で探さないといけなくなる必要性が生じるかも知れません。
        そういえば、何か言葉の定義を知りたいときは「○○とは?」とすると良いというテクニックが
        どこかの雑誌等で紹介されているのを何度か目にしました。「スラッシュドット OR slashdot.jp」
        よりも「スラッシュドットの日本サイト」でないとゴミが多くなる可能性もゼロじゃないです。

        でも、それだけじゃなく、MSはもっとその先の未来やウェブ以外の分野を見据えていると思います。
        NTT系のgooが研究をしてるのも、今のウェブで失敗しても良いという楽観的プランBがあるからと思います。
        (とはいえ、それにしてはgooの場合、Wikipediaがソースとか…志と予算が足りない気がしますが。)
        もちろん、本当にそんなの必要な時代が来るのか?って言われると一朝一夕ではいかないでしょう。
        ただ、たまごっちやアイボ、ファービーのようなオモチャが海の向こうで良く売れています。
        要件は満たしていないのが明らかでも手を出す動機は、未来の到来を諦めていないという事。
        今使うのにダメだという視野しか持たなかったら、将来永劫生まれてくる事は無いはずです。
        基礎技術の研究なしに、突然ブレイクスルーもゼロとは言いませんが博打要素が強すぎです。
        それよりも、目先のソロバン勘定を優先しないで済む体力のある企業が、一見役に立たない
        遠い未来のために研究してくれるのだから、それはそれで別に良い事じゃないかなと思います。

        googleも、否定的な事を言いつつ裏ではバッチリ研究している(あるいは買収するための貯金
        買収に適した企業の検索)のではないでしょうかね。
        製品化見込みが無いから興味が無いと言っているだけで。
        もし、本気で保守的に自然言語検索はカスだとか思っているとしたらガッカリですね。
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        でもそれって学習能力を備えた民族の話ですよね。
    • by hishakuan (32621) on 2008年07月02日 20時11分 (#1375190) 日記
      私も自然言語で検索するのは面倒だと思うけど、自然言語を検索するときは結構ありますね。
      「Aが動かないのですが」、「~なのでしょうか」みたいな。
      商品のカタログやショップを避けるのに便利です。
      検索が自然言語に対応するようになるとこういう手法は通用しなくなるんでしょうか。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年07月02日 20時19分 (#1375195)

    聞いてみました。 [goo.ne.jp]

    "ゆきち" さん、 "ウィリアム・シェイ" さん、 "YOU" さんたちが頑張っているようです。

  • by Anonymous Coward on 2008年07月02日 20時39分 (#1375206)

    こうした単語レベルで回答してくれる話し言葉検索を使えば、クロスワードを自動で解くプログラムが作れるかもしれない…そんな行為に意味があるかはさておき。

  • by Anonymous Coward on 2008年07月02日 20時42分 (#1375211)
    人類、宇宙、すべての答えって入力してがっかりした

    やっぱりGoogleを使おう
  • by Anonymous Coward on 2008年07月02日 20時51分 (#1375216)
    回答はこう [goo.ne.jp]でした。

    #別の方法を使ってるってこと?
  • by Anonymous Coward on 2008年07月03日 0時35分 (#1375397)
    >皆さんは自然語入力の意義や、類似サービスの機能についてどう思います?

    田舎者が好む

    か抜き言葉みたいなものか?
  • by Anonymous Coward on 2008年07月03日 9時54分 (#1375554)
    横浜で人気のソープランドはここ [goo.ne.jp]らしいっす。
    大学でそんなサービスやってるんだ。知らなかったなぁ。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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