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交通

太陽電池で動く無人飛行機、82時間37分の連続飛行に成功 21

ストーリー by hylom
ラジコン化されたら面白そう 部門より

capra 曰く、

太陽電池で動く無人プロペラ飛行機Zephyrが先日82時間37分の連続飛行に成功した。今回の飛行時間は非公式だが、無人飛行機の連続飛行世界記録である30時間34分を大幅に超える記録となっている。

Zephyrは英軍事技術企業QinetiQによって開発され、超軽量カーボンファイバーで作られているため重さは32kg以下であり、手動で飛ばす設計となっているそうだ。翼は薄いアモルファスシリコン太陽電池で覆われており、これが動力源となる。また、夜間は昼間に太陽で充電したリチウム硫黄電池を使用して飛行する設計となっているとのこと(ITmedia本家記事より)。

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  • by colorless (35494) on 2008年08月28日 22時57分 (#1411716) 日記
    82時間37分連続して飛べるなら、昼間に充電した電力で、十分夜間も飛べるということでしょうから、
    半永久的に飛べる気がするのです。

    どうして、82時間37分で終わったのだろうか。

    --
    答えはある。それを見つける能力が無いだけだ。
    • by Anonymous Coward on 2008年08月29日 6時23分 (#1411824)
      地上のスタッフがバテただけなんじゃないかな
      親コメント
    • 確かに、どうしてその時間だったのかは書いてないようです。もっと飛べたなら、メーカーはそう書くでしょうから、性能の限界だったと想像します。どうして前の記録より伸びたのか、書いてないからわかりませんが。

      夜間の分を昼間に充電できるなら、スタート時に電池がほぼ空でもいけるはずですが、そうじゃなかったんでしょうか。あるいは電池の性能が低下した。はたまた単に天気が悪くなったとか…60000フィートを飛んだとのことですが。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      カウンターが溢れたとか
    • by Anonymous Coward
      対岸に着きそうになっちゃったからじゃない?
    • by Anonymous Coward
      >> 半永久的に飛べる気がするのです。

      電力供給の点からは半永久かもしれないが,実際には長期間の飛行は難しいのでは?
      機体構造は鳥人間コンテストに出てくるような脆弱な人力飛行機そのものなので
      悪天候ではひとたまりもないと思う.
    • by Anonymous Coward
      満充電状態で飛行を開始したとして昼間は飛行しつつ充電しますよね。
      但し夜に入った時点で満充電状態を保ててなかったらいつか落ちますよね。

      今のところ微妙に「昼夜の消費電力>昼間の発電量」な状態なんでしょうね。
  • by rndseed (16537) on 2008年08月29日 1時21分 (#1411782) 日記

    アニメの未来少年コナン [wikipedia.org]に登場した、ギガントが思い浮かびます。これも太陽エネルギーで半永久的に飛行可能。

    BBCの記事によればZephyrの到達高度は18km。雲に太陽が遮られることが無いとはいえ、マイナス70度で電池も含めて動作するにはヒーターが必要なのかなあ。無人機とはいえ、固定翼+プロペラ推進でここまで昇ったのも珍しいように思います。

    • by Anonymous Coward
      > 無人機とはいえ、固定翼+プロペラ推進でここまで昇ったのも珍しいように思います。

      同じく無人機のヘリオス [wikipedia.org]が、高度29km超の記録を持ってますね。
      こちらは太陽電池+燃料電池。
  • by Anonymous Coward on 2008年08月28日 16時47分 (#1411487)
    どんな電池だろう?
    • by Diffusional-Mind (4061) on 2008年08月29日 0時23分 (#1411763)
      リチウム硫黄電池というのはその名の通り、
      正極側に硫黄、負極側に金属リチウムを使用する電池です。
      電圧こそ2 V程度と、3.6 Vのリチウムイオン電池よりは低いですが、
      重量当たりの理論容量が、硫黄は1650 mAh/g、リチウムは3860 mAh/gと
      現行のリチウムイオン電池とは、文字通り桁違いの容量を有しています。
      (リチウムイオン電池は正極: 150 mAh/g程度、負極: 600 mAh/g程度)

      しかしながら、金属リチウムが原因となる発火/爆発や、硫黄が絶縁体で安定性にも乏しいこと
      など、商用利用で広く普及するには問題も山積みです。

      似たような構成の電池に、主に高温で動作させられる
      ナトリウム-硫黄電池(NaS: ナス電子)があったりします。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2008年08月28日 17時06分 (#1411500)
      コレ [mobilemag.com]のことかしら?
      リチウムイオンバッテリーよりも計量で長持ちなのが利点、だそうです。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年08月28日 17時47分 (#1411534)
    超軽量カメラ+100時間記録可能なメモリを搭載して空撮しまくり。
  • by Anonymous Coward on 2008年08月28日 20時30分 (#1411624)
    軽量化するために余計な設備は載せないはずだし。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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