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法廷

「記憶をスキャンする」システム、その是非は? 55

ストーリー by hylom
脳の中を読まれる日も近い? 部門より

pinbou 曰く、

本家/.の記事より。

インドのマハラシュトラ州裁判所は今年6月、元婚約者殺害の容疑で逮捕されたインド女性の審理において、神経科学者Champadi Raman Mukundan博士が開発した「脳電位振動シグネチャー」(Brain Electrical Oscillations Signature、BEOS)テストの結果を証拠として採用し、女性に終身刑を言い渡した(International Herald Tribuneの記事)。

このBEOSとは、犯行の様子を被験者に聞かせ、それによって犯人しか知り得ない「経験的知識」が脳内に蘇ってくるかこないかを脳スキャナを用いて検出するというものらしい。Mukundan氏によればこのテストは非常に正確であり、被験者が実際に行為を行ったのか、単に目撃しただけなのかをも見分けることができると言う。他の専門家の反応は「魅惑的だ」から「ばかばかしい」「非良心的だ」までさまざまで、またMukudan氏の研究は専門論文誌に掲載されておらず、他の専門家によるピアレビューを受けていないことも問題視されている。

それにしても、目撃者の記憶があまり当てにならないことが判っているというのに、本当にこのテストは信頼できるものなのだろうか? 仮に信頼できるものだとして、私たちは自分の記憶に対するプライバシー権を主張できるのだろうか、それとも犯罪者を確実に捕らえるという社会的要請のほうが重視されるのだろうか?

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  • by acc (36768) on 2008年09月16日 19時52分 (#1421342)
    偽の記憶、 虚偽記憶 [wikipedia.org]にはどう反応するんでしょうね。
    あらかじめ犯人に仕立てたい人を催眠誘導しておくとか?
  • お国柄? (スコア:4, すばらしい洞察)

    by x-rebuttal (33869) on 2008年09月16日 21時32分 (#1421385)
    容疑者が女性だったからこんな適当な判定でも終身刑にされちゃうんじゃない?
    インドっていまだにそういう風潮があるでしょ

    日本の場合でも未婚・中年男・アキバ系とそろった所なら、
    こんな似非科学じみた判定の結果でも刑を下されちゃう気がするな。
    • by Sakura Avalon (12557) on 2008年09月16日 22時03分 (#1421399)
      未婚中年アキバ系「私が死刑?!そんなバカな、こんなに真っ当に生きてるのに。毎日酸素水に水素水、クラスター水まで飲んで健康に気を使っているし、トルマリンブレスレットも身につけてるんですよ。間違いだ!」
      裁判官「残念かも知れないが間違いはありえない。私はいつもマイナスイオン・ドライヤーで頭をリフレッシュしてるからね。」

      #大丈夫、過去の事例では2000年程前に死刑の3日後に生き返った大工がいたという記録もあるから望みは捨てずにおきなさい。
      親コメント
      • by user2ch (31474) on 2008年09月17日 11時17分 (#1421557)
        >「私が死刑?!そんなバカな、こんなに真っ当に生きてるのに。毎日酸素水に水素水、
        >クラスター水まで飲んで健康に気を使っているし、トルマリンブレスレットも身につけてるんですよ。間違いだ!」

        それはどう見てもアキバ系でなくオバハン系だよ。
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        親父が大工だっただけで奴はただのニートだったんじゃね?
        • by yasuchiyo (11756) on 2008年09月17日 7時38分 (#1421518) 日記
          その親父が、本当の父親かどうか怪しいって話じゃありませんでしたか?
          親コメント
        • by Anonymous Coward
          最新の研究によれば今現在立川で釈尊とニート生活を送っているそうです。

          # あ、でも収入あるからニートじゃないのか?
          • by Anonymous Coward
            「NEET」ではないけど「ニート」でしょ。
      • by Anonymous Coward
        大工でしたっけ? 大工の息子では?
        • by Sakura Avalon (12557) on 2008年09月17日 22時22分 (#1421918)
          親に付いて、しばらく大工仕事 [yahoo.co.jp]をやってるそうなんですよ。聖書の記述では今ひとつ曖昧なものの、牧師さんらはそのように解釈して説教しています。その後はご存じニートというか吟遊詩人というか。

          #吟遊詩人≒遊び人。
          親コメント
  • 遠藤事件のようだ。 (スコア:3, すばらしい洞察)

    by tarosuke (2403) <webmaster@tarosuke.net> on 2008年09月16日 19時21分 (#1421325) 日記
    「ピコグラム単位の血液を検出できる独自の方法」というのがまかり通っちゃったという(最終的には最高裁で再審理...だったかな?)。何にしても、第三者による検証がなされていない手法を証拠として採用できるならどんな捏造だってできるわな。
    • by Anonymous Coward
      赤血球一個で30pgほどだそうですが。
      • by Anonymous Coward on 2008年09月17日 12時46分 (#1421601)
        ここ [nifty.com]によれば、件の方法ってのは顕微沈降反応法というもの(四の1より)だそうで、
        ここ [iwate-med.ac.jp]によれば、ヘモグロビンをピコグラム単位で見つける方法(5.3.3より)のようです。
        ヘモグロビンは1 pgで15 amol(9,000,000個)くらいあります。

        この方法が人血証明の方法として使われ続けているのかは知らないけれど、前者のリンク先を読む限り、この方法が間違っていたというわけではなく、正しいとしても証拠として不十分だった、という解釈を最高裁はした様に見えます。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年09月16日 19時38分 (#1421333)
    検査方法はポリグラフ検査に類似でしょうか。
    少なくとも日本では、ポリグラフ検査が単純に被疑者被告人に不利な証拠にはならないようです。学説整理の1 [infoseek.co.jp]、続き [infoseek.co.jp]のような。
    私は、自分に不利な自白を強要されないという憲法の規定をここにも適用してもらいたい、つまり、こんなのが証拠として採用されるような制度は否定したいですね。
    • 私は、自分に不利な自白を強要されないという憲法の規定をここにも適用してもらいたい
      ならば、被疑者の同意があれば、証拠として採用されてもいい、とすべきなのでは?
      もっとも、これらの機械の信頼性がどの程度か疑問ですけどね。そのあたりは裁判官の自由心証に委ねられるってことになるんじゃなかろうか。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      >自分に不利な自白を強要されない
      ...「自白」の意味がよく判らないけど、指紋やDNA、その他の身体的特徴の採取も入るの?

      まあポリグラフも今回の奴も、自白の強要に使っちゃまずいとは思うけどね。
  • ゲーム脳 (スコア:3, すばらしい洞察)

    by IZUMI162i6 (27633) <izumi@puni.moe> on 2008年09月16日 20時17分 (#1421348) ホームページ
    そこで類似のシチュエーションのゲームをやらせて「経験的知識」を植え付けるとか。

    精度がどの程度なのかが気になりますね。
    --
    ◆IZUMI162i6 [mailto]
    • by Anonymous Coward
      ソリッド・スネークを作るんですね、わかります。
  • 脳指紋 (スコア:3, 参考になる)

    by bunny-wheat (25840) on 2008年09月16日 22時53分 (#1421419) 日記
    >犯行の様子を被験者に聞かせ、それによって犯人しか知り得ない「経験的知識」が脳内に蘇ってくるかこないかを脳スキャナを用いて検出する

    アメリカで研究されてるらしい「脳指紋」と同じ技術でしょうか?

    参照)脳波測定でテロリストを見分ける? - WIRED VISION [wiredvision.jp]
    Wikipedia(英語版)のBrain fingerprinting [wikipedia.org]
    --
    『月面兎兵器ミーナ』2007年1月13日から放送開始
  • by ef (25263) on 2008年09月17日 6時55分 (#1421509)
    記憶しているけど真実じゃないこともありますよね。

    、たとえば夢とか。
    • by Anonymous Coward
      夢の場合、脳みその記憶域に夢フラグが立ってて
      あとで夢だってことがわかるようになってたりしてね。
  • 別ソース (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2008年09月17日 0時35分 (#1421452)
    THE TIMES OF INDIAの記事 [indiatimes.com]。BEOSテストが行われたすぐ後っぽい。
    6段落目からBEOSで何が分かったか、が書いてあるんですが、よくもまあいろんなことが分かるものです。

    9段落目の最後、有効性を認める専門家も"The technique needs to be corroborated with other evidence,"って言ってるところが重要な気がする。
    この事件も嘘発見器を併用していますし。

  • (スコア:0, 魅惑的だ) (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2008年09月16日 23時22分 (#1421428)
    Starting Score:  1  points
    モデレーション  -1
     魅惑的だ=1,ばかばかしい=1,非良心的だ=1
    Total=0
    '魅惑的だ'補正  0
    -----------------------------------------
    合計スコア:    0
  • じゃぁまずは本人から (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2008年09月17日 7時43分 (#1421519)

    神経科学者Champadi Raman Mukundan博士の脳内をスキャンし、本人が本当にそのシステムの出す結果の信憑性に対して自信を持っているかどうか記憶を探りましょうか。

  • なんだスラドか (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2008年09月17日 9時39分 (#1421536)
    >他の専門家の反応は「魅惑的だ」から「ばかばかしい」「非良心的だ」
    >「参考になる」「興味深い」「フレームのもと」までさまざまで

  • 今、ちょうど深夜アニメで脳みそを覗き見するってのをやってるんで、それが現実化したのかと思った。

    秘密(トップ・シークレット) ~The Revelation~ [ntv.co.jp]

    読み取り機に脳を接続するシーン [youtube.com] 7:15あたり
    読み取った映像を再生するシーン [youtube.com]

    他のコメントでも出てるけど、記憶は主観100%でしかも都合のいいように改変されるものだから、直接の証拠としては使えないでしょうねぇ。
    --
    # SlashDot Light [takeash.net] やってます。
    • by Anonymous Coward
      >記憶は主観100%でしかも都合のいいように改変されるものだから、直接の証拠としては使えないでしょうねぇ。
      え?お客さんの言った事は常に正しいそうですよ?
  • by Anonymous Coward on 2008年09月16日 19時30分 (#1421329)
    本人の記憶なら信頼できるんじゃないの。
    • by Anonymous Coward on 2008年09月16日 19時41分 (#1421334)
      催眠療法で、幼児期に性的虐待を受けたという記憶を「思い出させられて」、
      親が裁判にかけられたという事例はご存知ですか?

      実際には、催眠療法で「暗示を受けて」、偽の「作られた記憶」を形成されて、
      親は無実の罪で訴えられるわ、本人は受けてもいなかった虐待の「捏造記憶」でPTSDになるわ、で
      心理学療法の評判をがたおちにしたのですが。

      本人だろうが、目撃者だろうが、記憶なんてそんなもの。

      #御殿場事件・白バイ事件等、「当事者・関係者の記憶だけに基づいた証言」ってのの証拠能力について、
      #ちゃんと科学的なレビューを誰かしておかないといい加減まずいんじゃないのか?
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年09月16日 21時41分 (#1421392)
        御殿場事件や白バイ事件がぐぐっても良く分らなかったので、私はオウム騒動の時の警察庁長官狙撃事件の顛末を例にあげたいと思います。
        結局、迷宮入りですからね。
        ちなみにこの件に携わった自称"脳機能学者"とやらの催眠療法とは心理学や精神医学とは無縁のマジシャンのテクニックだったそうです。
        事実、この自称学者さんは自分がカウンセアリングを担当していた患者?の女性と結婚して心理カウンセラーの団体から猛反発を食らうなど本筋以外の所でワイドショーネタを提供してくれましたが。

        要は、科学的(医学的)に未解明な分野における鑑定結果にどの程度のウェイトを置くかでは。
        この分野は公正かつ客観的な科学的レビューが困難なのですから。
        それはオウム教祖が詐病か否かなど鑑定意見がすべて異なることを見ればわかると思います。
        この種の鑑定は参考程度にとどめておくべきではないでしょうか。
        親コメント
        • >要は、科学的(医学的)に未解明な分野における鑑定結果にどの程度のウェイトを置くかでは。

          未解明な分野を「まがい物」とするか、研究を進めるかの違いですよね
          一般人(自称知識人)、特にここのユーザーは前者が多い
    • by Ryo.F (3896) on 2008年09月16日 19時37分 (#1421332) 日記
      本人の記憶だってあてにはできない。

      ただ、

      犯人しか知り得ない「経験的知識」
      を知っていることを証明できれば、それは証拠たり得るでしょう、って話では?
      親コメント
      • この方面では、似たような話で催眠術を使って深層心理(あるいは(生前|誕生直後)の記憶)を解析するという話があったんですけど、いろいろと慎重に検証した結果、結局は施術者の誘導以外に有意な結果が認められないということになって、ボツになってるんですよね。

        # 催眠術自体の有用性について否定をしてるわけじゃない 為念

        だから、私的にはこれも同じような類いのものでしかないのじゃないかと… ゆえに、それで刑事的審理の証拠として採用するのは、祈祷師や呪術師の類いに裁判をやらせるようなものだと思いますがね。
        --
        --- Toshiboumi bugbird Ohta
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年09月16日 20時48分 (#1421365)
        >ただ、
        >> 犯人しか知り得ない「経験的知識」
        >を知っていることを証明できれば、それは証拠たり得るでしょう、って話では?

        ええっと、ネタor釣りですよね?

        「 犯人しか知り得ない「経験的知識」」ってのは、容疑者尋問前に警察が知りえている
        (かつ、マスコミにタレこんでないこと)ことという情報なので、誘導尋問が可能だし、
        「 犯人しか知り得ない「経験的知識」」にそった新証拠発見(今までな・ぜ・か・調査し忘れていた鴨居にナイフ発見!とか)
        も警察が演出可能なものです。

        >> 犯人しか知り得ない「経験的知識」

        それを証明できるのは警察だけで、反証できるのは警察だけです。
        それって証拠としての客観性はありえるのでしょうか。

        #って言い逃れで裁判員から逃れたいのでAC.
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2008年09月16日 22時29分 (#1421412)
          >#って言い逃れで裁判員から逃れたいのでAC.
          同じ思いの皆様へ。

          裁 判 員 読 本
          http://www.ne.jp/asahi/kojima/law/trail/index.htm

          「秘密の暴露」は、関係者のみが知っていて広く一般に公表されていない情報のことです。
          警察の持つ捜査情報には、鑑識活動により収集されたものだけでなく、目撃証言も入ります。
          目撃者が誰であるかも含めて。
          防犯カメラの映像など第三者に管理権があるものも含まれます。

          鴨居にナイフ発見!は今みたいに科学捜査が行われていない時代の話しですし。
          捜査が職人芸の時代ならともかく、組織捜査の時代では自白の強要や証拠の捏造はそう簡単にはいかなくなりました。
          それよりもむしろ科学捜査でも検死や交通鑑識の能力不足が冤罪や迷宮入りを生む原因になっていることのほうが問題ではないでしょうか。
          科学の仮面をかぶっているだけ余計にタチが悪いと思いますが。

          行政解剖は自治体の予算不足。
          法医学は人気ないから慢性的な人手不足。
          交通鑑識にも法医学のように法科学教室的な活動ができれば事故原因解明による類似事故防止対策の研究につながるのだけど、司法の場で責任を取らされるのを嫌がり、第三者的な鑑定すら受けようとしない大学教授が多い協力不足の現状ではどうしようもないでしょうが。
          親コメント
          • Re: (スコア:0, 参考になる)

            by Anonymous Coward
            > 組織捜査の時代では自白の強要や証拠の捏造はそう簡単にはいかなくなりました。

            証拠なんて御用裁判官のコンボで簡単にねつ造できるし、あり得ないことも
            正しいとされてしまうことは高知白バイ事件で実証済みといっていいんじゃないで
            しょうか。この事件なんて

            > 交通鑑識の能力不足

            なんて生易しいもんじゃないでしょう。
            警官の言うことは間違っているとは言えなくて一般人の目撃者の証言は正しいと
            は言えないから警官の証言のほうが正しいというのはどういう論法なんだか..
            組織自体が腐るのはともかくそれを正す方法がないというのはかなり萎えるんですが。
            明日は我が身と思うとかなり怖いものがあります。

            というわけでこれ以上警察に科学っぽいおもちゃを与えるのはさらにカオスを
            有無だけなので反対です。
            • >警官の言うことは間違っているとは言えなくて一般人の目撃者の証言は正しいと
              >は言えないから警官の証言のほうが正しいというのはどういう論法なんだか..

              警察に科学っぽいおもちゃを与えることが問題なのではなくて、
              ご自身がおっしゃるように、御用裁判官の存在が問題なのではないでしょうか?
              御用裁判官が問題の根源であり、警察が科学的であろうとなかろうと事態は変わらないような気がするのですが。
              親コメント
        • 羹に懲りて膾を吹く。

          警察を始め、権力の行動は、常にチェックされなければなりません。
          問題は、チェックできる仕組みになっているかどうかでしょうね。

          #って言い逃れで裁判員から逃れたいのでAC.
          それは結論が逆でしょう。警察を信用しないあなたこそ、裁判員となって警察権力の行動をチェックすべきです。
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            >> #って言い逃れで裁判員から逃れたいのでAC.

            >それは結論が逆でしょう。警察を信用しないあなたこそ、裁判員となって警察権力の行動をチェックすべきです。

            ん、普通はそういう感想抱くんですけど、裁判員の採用時に「警察の捜査は信頼できますか?」でNoと言うと
            公平性に期待が持てないということで検察側?から裁判員の採用への拒絶ができるらしいんです。
            #ソース見つけられませんでした。スマソ。でも有名な話なので見つけるのはたやすいかと。

            つまり、日本の陪審^H^H裁判員制度は「警察の証拠は有無を言わず納得する」人しか
            警察の捜査を可否できる人しかなれないと。
            #今の刑事裁判とオナジデスネー
            • 裁判員の採用時に「警察の捜査は信頼できますか?」でNoと言うと公平性に期待が持てないということで検察側?から裁判員の採用への拒絶ができるらしいんです。
              「信頼できます」って答えとけばいいのでは?
              …と思ったら、嘘を吐くと罰金なのね→裁判員法第110条および第111条。しかも、質問に対しては簡単には陳述を拒否できない、と。こりゃ困ったね。
              でもまあ、「信頼できます」ではなくて、「信頼できる場合も信頼できない場合もあります」なら嘘じゃないから良いんじゃないかな。それで拒絶されればそれまでだ。

              警察の捜査を可否できる人しかなれないと。
              意味不明。「可否できる」とは?
              親コメント
        • by Anonymous Coward
          >「 犯人しか知り得ない「経験的知識」」ってのは、容疑者尋問前に警察が知りえている
          >(かつ、マスコミにタレこんでないこと)ことという情報なので、誘導尋問が可能だし、
          >「 犯人しか知り得ない「経験的知識」」にそった新証拠発見
          >(今までな・ぜ・か・調査し忘れていた鴨居にナイフ発見!とか)
          >も警察が演出可能なものです。

          死体をどこに遺棄したか、とかも?

          #まあこれも警察が先に見つけてて隠してたっていうのもあるかもしれませんが、
          #世間にばれたときのリスクを考えるとあまり得策じゃなさそうです。
    • by Anonymous Coward on 2008年09月16日 19時41分 (#1421335)
      > 犯行の様子を被験者に聞かせ、それによって犯人しか知り得ない「経験的知識」が
      > 脳内に蘇ってくるかこないかを脳スキャナを用いて検出するというものらしい

      > 被験者が実際に行為を行ったのか、単に目撃しただけなのかをも見分けることが
      > できると言う。

      とあるので、これは「容疑者に対して」行われるテストだと思われます。

      ※ 元記事に下記部分が記述された意図は分かりませんでした。

      > 目撃者の記憶があまり当てにならないことが判っているというのに、
      > 本当にこのテストは信頼できるものなのだろうか?
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年09月17日 4時02分 (#1421498)
    E・E・スミス著、銀河パトロール隊で、主人公キムボール・キニスンがアリシアで高等訓練を受けた後、ラデリックスで行った、犯罪者にそれまでの犯罪の統合的映像を思い出させ、映像化するって言うのをちょっと思い出した。まあ、これはSFだし、スペオペだからっていう話もあるだろうけど、なんとなく思い出した。

    それだけなのでAC
  • by Anonymous Coward on 2008年09月17日 10時25分 (#1421542)
    そしたらコピーロボットが実現できそう。

    IT技術者が最も欲しがるアイテム、コピーロボット。
    欲しいなぁ。
    • by Anonymous Coward
      「このファイルをコピーしてくれ」
      「カシコマリマシタ」
  • by Anonymous Coward on 2008年09月17日 23時31分 (#1421952)
    「アガスティアの葉」 を使う方が早くて確実じゃね?
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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。

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