NASA、ISSへの輸送事業を民間企業に委託 14
ストーリー by hayakawa
capra 曰く、
本家記事によると、NASAが国際宇宙ステーション(ISS)への物資およびクルー輸送に関する事業契約を民間宇宙企業2社と結んだようだ。契約金額は2社合計で35億ドルとのことで、16億ドル分がSpaceX社、残り19億ドル分がOrbital Science社となっている。
SpaceX社はこの事業契約で、再利用可能な宇宙船「ドラゴン・ラボ」とそのブースターロケット「ファルコン9」による12回の飛行を計画している。Orbital Science社は同社の宇宙船「シグナス」とそのブースターロケット「タウルス2」による8回の飛行を計画している。どちらの宇宙船も現在開発段階であり飛行実績はないが、「ファルコン9」に関してはデモ打ち上げが2009年前半に予定されているとのこと。
United Launch Allianceは? (スコア:1, 興味深い)
ここのデルタロケットとアトラスロケットは今もNASAに使われているのに、なんでわざわざ
新興宇宙開発会社に委託する必要があるのでしょうか?
新産業育成?でもNASAにそんな余裕なさそうだし、逆にコストカットのため?
Re:United Launch Allianceは? (スコア:1)
ボーイングやロッキード・マーチンという軍とのつながりの強い企業に、
打ち上げ手段を握られることへの抵抗は大きなものがあると思われます。
アトラスやデルタに完全に依存してしまうと、
「割安に打ち上げてやる代わりに、軍関係の○○の実験を割り込ませろ。」
とか何とか、圧力を受ける可能性もあるわけで、それが嫌なんでしょう。
そうならないようにするために色々打ち上げ手段を確保しているんでしょう。
いい時代になった (スコア:1)
困ったこともいろいろ起きるかもしれませんが、なんとなくわくわくします。
なんでこんなに高いのかな (スコア:0)
そんな安い手段があるなら教えて欲しい (スコア:3, 参考になる)
10トン前後は欲しいところ。
このクラスのロケットになると打ち上げコストは一機あたり4-5千万ドル以上はかかる。
#今回の委託で使われる予定のFalcon9(開発中)は3千万ドル程度の予定。
#この価格でも格安と言われる。
Re:そんな安い手段があるなら教えて欲しい (スコア:4, 参考になる)
SpaceXが16億ドルで12回打ち上げ、計20tの貨物を輸送
Orbital Scienceが19億ドルで8回打ち上げ、計20tの貨物を輸送
・一方、日本では
HTVは1基140億円、打ち上げ費用も含めると240億円ほどで、1回ごとに6tの貨物を輸送
……まあ国内にお金を落とせば多少割高でもあとで法人税や所得税として返ってくる、というのは分かるんですが。
さまざまな打ち上げロケットを整理統合するためにEELVを作ってみたはいいけど何だか割高なロケットになって、
今までデルタIIが担っていた領域だけでももう少し安くて手軽なロケットを
……という意図も多分にあったはずなんだけど、Falcon 9もTaurus 2も宣伝どおりに安くなるのかしらねー。
Re: (スコア:0)
SpaceX 8000万$/t
Orbital Science 9500万$/t
HTV 40億円/t(4000万$/t)
でHTVのが割安に見えるのは気のせいか。
シャトルも4000万$/t程度だったよーな。
Re:そんな安い手段があるなら教えて欲しい (スコア:3, すばらしい洞察)
そもそもシャトルのコストもリスクも高いしソユーズは買いたくないし、というのは分かるにしても、
ISSだってこれから20年とか30年運用が続けられるものでなし、そのためだけにロケットからそっくり新しいのを開発させましょう、
っていうのがまさしく「航空宇宙産業の国」アメリカ合衆国らしいわねー、と。
アポロの時だって製造設備や関連施設をおよそ不合理なほど全米各州に分散配置することで計画を通しているわけで……
Re: (スコア:0)
日本製 (スコア:0)
タウルス2ロケット? (スコア:0)
ラテン語読みか英語読みかという話ですが、「Taurus II」は普通「トーラスII」と表記しますね。
#でも「Cygnus」は反射的に「キグナス」と読みたくなる
Re: (スコア:0)
#スクワイエル好きな私としてはタウロスと読みたい
Re:タウルス2ロケット? (スコア:1)
フォードのトーラスって車もあるし、Pegasusは「ペガサス」だし、米国産なんだから英語読みの「トーラス」でいいんじゃないの。torusとの区別云々は屁理屈だよ。
Re: (スコア:0)