PC3台以上もっているけど法人格がないのでAC 曰く、
@ITの記事やITmediaの記事などが伝えているが、Microsoftは法人向けの「Windows 7先行優待キャンペーン」を2月20日より開始した。
これはWindows Vista Businessおよびソフトウェア・アシュアランス(SA)を購入した顧客にWindows 7 Enterprise(cf.Windows 7は6エディション構成と正式発表)へのアップグレード権を与えるものである。期間は6月30日までで、対象は3台以上のPCを購入・保有している法人。
また通常、SAは製品購入後90日以内に購入することが条件だが、今回のキャンペーンでは、その期間が過ぎていても優待価格で購入できるようだ。キャンペーンのページによると、2008年8月以降Vista Business/XP Professional購入の場合12000円、それ以前は28500円でSAが購入できる。(編集者注:オープンプライスのため参考価格)
Windows 7 β、一般公開終了。そして……でVistaからWindows 7への無償アップグレード権について触れられていたが、法人向けにはSAの拡張という形で、新規購入だけではなく購入済みの顧客に対するサービスも提供された点が興味深い。このキャンペーンは6月に終了するので、7月以降は法人に限定されない、個人向けのキャンペーンの展開も期待できる(かな?)。XP/Vista (できればHomeも)を既に購入済みの一般ユーザへアップグレード権を提供するSAを期待、したいが、望みは薄いだろうなぁ…
Windows 7での「全部入り」エディションは、個人向けが「Ultimate」、法人向けが「Enterprise」となり、機能的には変わらないとのことなので、実質的に上位エディションへのアップグレード権を割安な価格で確保できるというのが、このキャンペーンのもうひとつのキモのようだ。
ちなみに、SAは「PC(ソフトウェアライセンス)の購入時から、契約期間内にそのソフトの最新版が出た場合に無償でアップグレードできる権利を買うプログラム」であり、その名のとおり、一種の「保険商品」。企業にとってはソフトウェア投資の予算化がしやすいという点でメリットもあるのだが、マイクロソフトによれば「あまり認知されていなかった」そうで、今回のキャンペーンでSAの知名度を上げたいという狙いもある。
個人向けにSAが提供される可能性は低いと思うが、例えばVista(2007年1月30日一般発売)の時には約3カ月前から、新規PC(XP)の購入者向けにVistaへのアップグレードを割引するキャンペーンが展開されていた。Vistaの登場時よりは歓迎ムードのような気もする「7」だが、マーケティング的には今後どんな施策を打つのか興味深い。