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ボーカロイド楽曲、日本の音楽シーンを爆走中 ? 100

ストーリー by reo
MMD 以外ではあまり vocaloid にハマれないのであった 部門より

KAMUI 曰く

音声合成ソフト『初音ミク』を使用した supercell のメジャーデビューアルバム『supercell feat. 初音ミク』がオリコン邦楽アルバムチャート2009 年 3 月第 3 週 (3月16日付) で 4 位となっている事を asahi.comの記事が伝えています。

昨年 8 月に発売された livetune のアルバム『Re:package』は初登場 5 位でしたがそれを越えての登場で、ニコニコ動画での supercell 関連動画の再生数もまた伸びている様です。また、今月は livetune のセカンドアルバム『Re:MIKUS』と、昨年 6 月にマキシシングル『歌に形はないけれど』と『夕日坂』を出した dorikoのファーストアルバム『unformed』が 25 日に控えています。

次は 3 位と 2 位ですね (をぃ)

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  • by TarZ (28055) on 2009年03月16日 11時00分 (#1531507) 日記

    VOCALOIDについては、技術的には興味深いものがあったし、CVシリーズについても(個人的には)妙な偏見は持たずに「普通に、音楽制作の1つの道具(楽器)として定着するんじゃないかな」とは思ってはいましたが、ここまで伸びるとは正直予想していませんでした。クリプトン自身もそう考えているでしょう。

    これ以前もDTMブームはありましたが、自作の曲がネット等で発表されるケースは少なく、たまにいても感想コメントがポツリポツリとつく程度でした。
    VOCALOIDについても、アニソンのカバー曲がいくつか出るくらいかな、と思っていたのですが、予想よりはるかにオリジナル曲が多く、国内にこんなにたくさんの才能が埋もれていたことにびっくりです。

    niconico動画のような作者とリスナーを結びつける場ができたことなどインフラ面で進歩があったこと、「誰かが高品質の作品を作って注目を浴びる」→「面白そうだ、と才能が集まる」のサイクルがうまく回ったことも大きかったと思います。

  • 大手プロモーターのスターシステムに乗らなくても、多くの人々の心にアートを届けることができることを実証した点で、VOCALOIDの成功は測り知れない福音を芸術世界にもたらしていると思います。スターシステムは、プロモーションコストを節約できる代償として、おびただしい数のスター候補生に報われない苦労を強いてしまいます。しかしネットが普及したおかげで、スター候補生たちが血みどろの予選会を戦わなくても、大人数でいきなり決勝戦を戦えるようになりました。歌謡界では、ちょうどそこへVOCALOIDというぴったりとはまるピースが現れ、世界を一変させました。ロングテールは、アーティストの機会損失も救える、ということではないでしょうか。

    相対的には、大儲けするスターも出にくくなった、という意味で、夢がなくなったともいえるかもしれません。しかし、今まで表現したくてたまらなかった人々の情熱が浪費されにくくなったことの方がずっと大きいと、私は思います。勝ち組・負け組の格差が小さくなり、偏在した富が広い世界を潤す、という効果もあります。

    ネットと技術と情熱の融合がもたらした新しい潮流。さまざまな世界に拡がっていって欲しいものです。

  • 今の所、ポップスやテクノ系でも、皆にウケそうな系統のがCD化されてるけど、今後はもっと多様なジャンルの曲が出てくるといいですね。

    ニコニコ動画で最底辺Pあたりまで漁ると、本当に色々な種類の音楽が出ています。まるで音楽のゆりかご。賑やかな時代になったもんだ。

    あと、面白い動きとしては、

    • 何かの曲のアレンジが大量に作られる祭りが発生したり(Get Wildとかのぼり棒とかわりばしおんな。とか)
    • ランキング動画の形式で特定のテーマの曲が集められる

    等々、今まで普通の音楽販売では(ユーロビート等を除いて)あまり見られなかったコラボレーションが出てきてることですね。
    こういう方向でアルバムが出るようになると面白いかな。今の所ちっともマス向けじゃないけど。

  • by Anonymous Coward on 2009年03月16日 14時08分 (#1531639)
    テクノ大ブームの後、シンセサイザーを初めとした電子楽器が広く一般化し、ジャンルとしてもテクノという分野が確立され、打ち込みという技術も音楽の一スタイルとし定着しました。
    と同時にアコースティックの良さも再認識され、どちらか一方が他方を淘汰するということではなく並存して今に至ります。

    ボーカロイド等の人工音声もそのときと同じように、最初は使いこなせる一部のアーチストだけが使うのでしょうけど、そのうち音源として普通に使われるようになると思います。
    が、さて、人間の肉声はその良さを再認識させてくれるだけの力を示すことができるのでしょうか。
    元の肉声が想像できないほど加工されるのも珍しくない今、音源が肉声である意味はあるのでしょうか?

    #円熟味を増した後年に作られた名曲を、全盛期の若かりし頃の声で聞きたいと思うアーチストもいるよなー
    #サンプリング合成でもいいから聞きたいよなー
    #それって肉声?合成?
  • DOMINO [hmcbest.com]など優れた無料のシーケンサーもありますし、フリーのDAW [wikipedia.org]も存在します。
    またVST [wikipedia.org]という規格のプラグインがあるため、ソフトウェア上だけで環境が構築できるんですよ。

    無料のサンプリングやVSTはネット上には大量に存在して、
    商用のデモ版(2Gbyteのサンプリング音源とか)などもあるために、初期投資無しでもDTMを始める事ができます。
    全て無料で行うならPCの知識と試行錯誤が必要となりますが・・・
    (個人的には商用のDAWを買った方が一通り揃っているし安定性もあるし書籍等もあるので良いと思いますが)
    また(著作権的にどうなってるか知りませんが)古い名音源を再現したVST等も存在します。
    ちなみに今月号のDTMマガジン [dtmm.co.jp]に巡音ルカのデモ版が付いてるはずです。
    要するに一昔前の立派なDTM環境以上のモノを無料で作れる訳です。

    素人の初心者の作った曲であってもニコニコ動画等で聴いてもらえ、コメントまで貰えたりします。
    また、各種掲示板等で聞けば自分の作品に対して(酷評であったりもしますが)技術的な回答も得ることが出来ます。

    現在のDTMは手軽に始められる上に周辺環境が凄く整っているのです。

    よくまとまっているDTM初心者のFAQ@2ch [ojaru.jp]を貼っておきます。
    興味を持たれた方はこれを機会に是非どうぞ。

    • by Anonymous Coward on 2009年03月16日 22時43分 (#1531927)

      Ubuntu Studio [wikipedia.org]はクリエイティブな環境を、OSインストールだけで実現するべく
      Debianから派生したUbuntuからさらに派生したディストリビューションです。
      音楽関係では、シーケンサーやソフトウェアシンセサイザーなどが組み込まれています。

      Windows環境にやたらいろんなソフトを入れたり消したりするのが嫌な人
      1GHz程度の古いPCを、嫁や子供の音楽スタジオとして再生してみたい人
      そういう人に触れてみてほしいと思います。

      今やほとんどのオンボードサウンドはLinuxで動作可能ですし
      ノイズが少ないUSB-AUDIOなども利用できます。

      ただ、音楽の知識と、英語力と、コンピュータースキルのうち
      二つくらいが欠けている人が使いこなすのは難しいとは思う。
      なにしろ、日本語での具体的な記事は、市販ソフトに果てしなく遠く及ばない。
      若さや情熱、時として執念で乗り越えられるとも思います。

      こういうソフトには、もっととっつきやすい入門版や
      入門記事やチュートリアルがあってほしいと思っています。

      #肝心のボーカロイドはwineで動くと言われていますけど、試していません。

      親コメント
  • 読売記事 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2009年03月16日 10時43分 (#1531500)

    ネット発、卒業歌人気…アイドル"初音ミク"の「桜ノ雨」 [yomiuri.co.jp]

    最近マスメディアで好評なのが居心地が悪い(ぉ

    2007年に取り上げられたとき:
    http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20071015_tbs_vocaloid2/ [gigazine.net]

    • Re:読売記事 (スコア:3, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2009年03月16日 10時53分 (#1531504)

      持ち上げるフェーズに入っただけじゃないかな。
      食い散らかす素材としてしか見てないだろう。
      隙あらば、キモヲタ扱いされるのはいつものことだ。

      親コメント
  • 購買層 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2009年03月16日 11時07分 (#1531511)
    テレビやラジオで流れない曲が売れるようになったというのがすごいですね。
    でも、今までの音楽とは購買層が全く違うんでしょうね。
    • Re:購買層 (スコア:4, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2009年03月16日 11時10分 (#1531514)

      だれもCD買わなくなって、「メジャーな音楽シーン」ってものが
      崩壊しかかってるから、半分インディーズチャートみたいになってるのな。

      だからチャートの上位に食い込んでも実数は大したことなかったり。
      上が崩れただけなのよ。

      親コメント
    • Re:購買層 (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2009年03月16日 12時36分 (#1531563)

      意外に思われるかもしれませんが、最近の若い子はニコ動で有名になってるキャラを結構知っています。
      高校生の女の子が色々友達とニコ動やらキャラについて会話しているのを聞いたときはちょっとビックリしました。
      もう昔のマスメディアが一方向に娯楽を提供する世界じゃなくなってきてますね。

      そういう層が買ってこのランキング結果なのではと思います。

      # 逆に言うと我々が年を取ってしまったのかもしれません

      親コメント
    • 渋谷のセンター街で聞こえてきてちょっとたまげた。

      初音ミク in 渋谷センター街 [youtube.com]

      宇田川町の交番のとこね。センター街っていうか井の頭通りだけど。

      --
      [udon]
      親コメント
    • Re:購買層 (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2009年03月16日 11時10分 (#1531512)
      有線では結構耳にしますね
      牛丼食ってたらいきなり来てビビったりします

      #ガックンで勝負する剛の者はおらぬか
      親コメント
  •  VOCALOIDの技術によって、個人クリエイターが気軽に楽曲を発表できるようになったことは大変すばらしいことだと思う。
     でも、曲の完成系としては、やはり現状の技術では最終的には人間が歌ったものの方が良いと思っています。VocalLisnerのような技術があることからもわかるように、いくら進歩したとは言っても現状の技術では歌の上手い人間の方が表現力は圧倒的に上ですし。
     なので、VOCALOIDでとどまらず、マッシュアップを重ねて人間の歌い手さんにカバーしてもらいたいです。ニコニコ動画なんかではそれが当たり前なんですが、CDとして発売した場合、それが最終形だと思われてしまいそうで微妙なものがあります。

    #まあ、中にはVOCALOIDの打ち込みでもなければ発音不可能な曲もあるし、必ずしも全部がそうというわけではないんですけど。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • by nionio (37211) on 2009年03月16日 15時58分 (#1531705)

      制作の面で言いますと、ボカロは音域で無茶できるので、ボカロオリジナルを人がカバーするとどうしても無理が出ます。例えば女性Voなら概ねB3-D5に入っていれば大抵の人が無理なく歌えるようですが、ボカロ曲だと上がG5とかもっと上が結構普通に出てきますので、曲によっては4-5度下げないと人がまともな発声で歌うのは難しいと思います。ただ、単純にキーを落とすとオケ(伴奏)の華やかさが無くなったり、低域の音同士が干渉して濁ったり(ローインターバルリミット)、一筋縄ではいかないのが難しいところです。

      また、ボカロやってる人はボカロの自由度に影響されて無茶な音域で曲書いてくることがある、と知り合いの歌い手さんが仰ってました。ニコ動や同人音楽からプロに続くラインだと、プロに近い人でもたまにそんな感じのミスをしたりするんだそうで。

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      • > プロに近い人でもたまにそんな感じのミスをしたりするんだそうで。
        それは本当にミスなのかな。

        第一段落の流れを素直にそのまま解釈したら、「人の発声限界」に縛られない「本当に作りたい歌」が作れるようになったのだから、その歌い手として、作曲家の意図を表現できない歌手をチョイスすることが駄目、な気がします。

        特定の人に歌わせることが前提の曲ならミスといってもいいと思うのですが、その「プロに近い人」から見れば、「この歌手つかえねー」ということになるんじゃないでしょうか。
        どっちが正しいかというと、少なくとも現状では歌手のほうに分がある話ではあるのですが。

        親コメント
        • by nionio (37211) on 2009年03月16日 20時36分 (#1531830)

          上段はボカロ曲はカバーしづらいという話で,下段はボカロ曲もやったことのある作曲者さんが無茶な曲を書くという話です.#1531747さんの解釈で正しいです.

          親コメント
          • なにに引っかかったかというと、「無茶な音域の曲」と一方的な歌手視点で「無茶」と断じている点です。

            「特定の歌手に歌わせるための曲」という発注に対して、要求仕様を満たしていないのでミスです。
            しかし、その「特定の歌手」は、自分の能力不足については何の疑問も抱かなかったのでしょうか。

            「あーあ、また無茶な音域で歌えもしない曲を作ってきやがったよ」
            「あーあ、また音域の狭い歌唱力のない歌手を連れてきやがったよ」
            これは表裏一体ではないですかね。

            音域の足りない楽器があった場合、改良するか、代替の楽器を探すのが普通だと思います。
            私は声も楽器の一種だと思っていますので、その観点からすると、声をVOCALOIDで代替
            したほうがいいのであればそうすればいい。逆もまた真。

            現状、「作曲家が自分の楽曲を意図したとおりに歌える歌手を探す」局面のほうが少なく、
            また、探してもいるかどうかさえわからないので、「無茶な曲」にはなるのでしょう。
            しかしながら、今まで存在しなかった声の代替になりうる(可能性がある)VOCALOIDの出現で、
            音域の狭い歌い手は淘汰される方に向かっているとも言えなくはありません。
            今でも一般の人は歌えないであろう高音を要求する歌はいくらでもあります。
            いつかは、どんな人間にも歌うことのできない歌が主流になるかもしれません。
            それは既に歌ではない何かと呼ぶべきなのかも知れませんが。

            繰り返しますが、要求仕様を満たしていないのでミスです。
            しかし、ミスだ、で終わらしていい話だとも思いません。
            特に、前段の「VOCALOID楽曲は人が歌うことを考慮していない」話から続くのであればなおさら。

            親コメント
            • starfighterさんは遙か未来を見ている、あるいは抽象化のし過ぎなのだと思います。私にとっては、曲は完成して提供しなければ意味がない。これは商業ベースでもそうでなくても同じでしょう。目標は実際に聴ける音として音楽を作ることですから。

              > しかし、その「特定の歌手」は、自分の能力不足については何の疑問も抱かなかったのでしょうか。

              制作期間という短期的な視点なら、疑問など持っていたら制作が進みません。その歌手さんは意地で対処したと仰っていました。長期的な視点なら、誰に言われずとも能力を伸ばすために常に努力しているでしょう。

              >「あーあ、また無茶な音域で歌えもしない曲を作ってきやがったよ」
              >「あーあ、また音域の狭い歌唱力のない歌手を連れてきやがったよ」
              > これは表裏一体ではないですかね。

              いいえ。作曲という作業、歌唱という作業について、より前段階にあたる作曲の方が変更コストは圧倒的に低いです。録りまでいって歌手さんが歌えないとなったら、メロディ+アレンジをやりなおすにしても他の人を探すにしても、そのコストは莫大になります。歌手の能力不足と批判するのはそりゃ簡単ですが、能力が伸びるのを待っていたら曲は永遠に完成しませんし、声質や歌唱法といった個性まで含めれば予定の制作期間内に代替が見つかる可能性は低く、さらに予算も時間も有限です。無限に完成を待ったり、無尽蔵の予算をつぎ込むのでなければ、それはリスナーを含めた関係者全員にとってマイナスです。そのコストを払って/払わせてでも自分のメロディを歌ってほしいなら、私はもう何も言いませんが。

              なお実際には制作そのものを延期/中止するという判断もありますが、上位レイヤの話ですので置いておきます。

              > 音域の足りない楽器があった場合、改良するか、代替の楽器を探すのが普通だと思います。

              代替が見つかる可能性、あるいは、代替で満足できる可能性は低いと思われます。ボカロも含めた歌い手の個性は調整とか単純な置き換えでなんとかなるものではないです。声も楽器の一種というのは同意ですが、仮に楽器であるとしても、全て改造の難しい一品物と考えていただくのが妥当かと。トレーニングの効果がでるのは普通数ヶ月先の話です。

              > しかしながら、今まで存在しなかった声の代替になりうる(可能性がある)VOCALOIDの出現で、
              > 音域の狭い歌い手は淘汰される方に向かっているとも言えなくはありません。

              歌うこと=メロディをなぞること と定義するなら淘汰されるかもしれませんね。

              > 特に、前段の「VOCALOID楽曲は人が歌うことを考慮していない」話から続くのであればなおさら。

              #1531830で書いたとおり、直接には続きません。

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              • 何度か返信をいただいて、nionioさんと私とで認識自体はほとんど差がないように感じています。
                立ち位置の違いで、分析と結論が違う方向を向いている。

                抽象化しすぎというのはそのとおりです。ひたすら抽象化して、かなり極論を向いています。
                プロとして意地でどうにかした歌い手さんも、人には歌えない曲をもってきたセミプロの人も知らないので、抽象的に語るしかありません。

                逆に私から見れば、nionioさんの見解は、今の音楽制作のありかたや音楽業界の現実に引っ張られすぎているように見えています。
                作曲の変更コストのほうが安い話はまさにそう。上流でfixしたほうが安いに決まってます。
                作曲よりもさらに上流、曲を企画する段階で違う歌手を選べって話です。録りまでいって初めて歌えないことに気づくなんで話じゃなくて。
                私と違って、話の前提として、歌手が決まってから企画が始まるんでしょう。だから、歌手を変えるコストが膨大なんて話になる。

                音楽として成立したものができたとして、妥協の産物の価値はどれほどでしょうか。
                「人が歌うこと」にどれほどの価値があるのでしょうか。
                とにかく何か形にしないと食えないとか、売れればなんでもいいとか、そいういう話なんでしょうか。

                広告代理店が売り出す、メロディをなぞることすらできていないように思える自称歌手など、よく調整されたVOCALOIDに置き換えられても大して変わらないどころか、その方がマシだとも思えます。
                そして、そんな歌手の歌が粗製乱造されている「日本の音楽シーン」において、歌手の個性といわれても、「一部にはそういう人もいますね」としか思えません。
                そして、VOCALOID楽曲が売れているというこのタレコミが意味するところは、まさにそいういうことなんじゃないですか。
                歌を人間が歌う必要があるのか?
                遥か未来の話ではなくて、今まさに突きつけられている現実だと私は思っているのですが。

                最後になりましたが、プロの歌手、作曲家、真剣に音楽制作に携わるその他の人々を否定したり貶したりするつもりは全くないことを書いておきます。
                本当の意味で、すべての歌手が機械に置き換え可能になるのは遥か未来だと思います。一部の才能ある歌手はどうやっても置き換えられず、その時は永遠に来ないかもしれません。また、民謡童謡がそうだったように、人の口から歌が消えることはないと思います。
                今の日本の音楽業界を外から見るとモドキが幅を利かせているように見えるのでなおさら、本物にはがんばってほしいと思います。

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    • 人に歌わせる利点・背景がないからVOCALOIDで売れてるのでは?
      カラオケレベルのniconicoの歌い手や
      低年齢なのに愛だの恋だの人生だのって歌われるより
      変なノイズがのらないだけVOCALOIDにやらせる方がベターだと思う。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2009年03月16日 17時22分 (#1531750)
      曲の完成形がボーカロイドなのか人間の歌声なのかはクリエイター自身が決めることであって、
      とやかく言う必要は無いと思いますけどね。
      むしろ、人間の歌声が完成形だと考えるなら、自分で歌うなり上手い人を探してプロデュースするなりすればいい。
      それを動画投稿サイトにアップして世に問えば良いんですよ、俺はやっぱり人間が歌うべきだと考えるからお前ら
      このカバー曲を聞け!って。賛同してくれる人が増えれば人間に歌わせる人も出てくるんじゃないかと思います。
      そういうことが出来るのがJASRACフリー楽曲の醍醐味なんじゃないですかね?
      親コメント
  • DTMマガジンの付録を試して、あのキャラクターがパッケージだけと
    知ったときのガッカリ感が懐かしいです。めっちゃ硬派なDTMソフトでした。

    #日曜日の朝だったので、とりあえず子供と一緒にプリキュア5を歌わせといた。

    • by Anonymous Coward on 2009年03月16日 18時52分 (#1531783)
      最近は踊ったり漫才したりスキーしたりフリークライミングしたりしてますよ
      親コメント
      • #MikuMikuDanceはオフトピだよな、と思ったら部門名が(笑)

        MMDはあれはあれで、VOCALOIDと関係ない方面のモデルが大量に作られ、映画が作れそうなくらい、山ほどの怪しいアクセサリ(なんか大道具も多いが)が作られ、とんでもない方向に走ってますね。
        3DCGに革命を起こしつつあるのかもしれない。

        実際にMikuMikuDanceを起動して、モデルに動きをつけて、リアルタイムに表示させると結構感動します。「おお、お手軽に動く動く!」と。3DCGがパソコンでできるようになった頃に固定小数点でちまちま座標を入れてたあたりとのギャップが・・・

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  • vicaloidの歌が好きで聞いてますけど・・・
    メジャーデビューは、私としてもうれしいけれど(聴くだけの人ですが)
    個人的に思うのは、この人たちほんと自分の好き勝手やってるなぁ^^;
    自分の思いのたけをこんなに外に出せるっていいなぁ・・・
    自分の勝手な思い込みかもしれませんが
    だから、どんどん聞かせてね^^;
    (ここ10年くらい音楽聴かなくなってたのをvocaloidというか
    マスターたちに音楽聴くのを復活させてくれてくれたので、
    感謝しています。でもFMとかしゃべり主体を何とかしてくれ!)
    --
    Minder
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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